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庭・植栽

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外構におすすめの常緑の低木8選!選ぶ前に知っておきたい3つのポイント

「大きな木をたくさん植えるのは手入れが不安。でも、コンクリートやフェンスだけだとどこか冷たい印象になる…」 そんな絶妙なスキマを埋めてくれるのが、常緑の低木です。 足元にひとつ緑があるだけで、雰囲気って驚くほど変わりますよね。 ただ、いざ「どの木にしよう?」と選ぶ前に、ぜひ確認しておきたい3つのポイントがあります。 ご自分で苗を選んで庭づくりを楽しみたい方は、このポイントを整理しておくと失敗しにくくなります。 一方で、夏の熱ダメージ対策や将来の育ち方など少し難しい判断も関わってくるので、「自分ではよく分からない」という方は、プロへ提案をお願いしてしまうのも手です。 この記事では、自分で選ぶ際に確認しておきたい3つのポイントをはじめ、場所別のおすすめ常緑低木8選をご紹介します。 この記事でわかること 常緑の低木を植えるメリット 樹種を選ぶ前に知っておきたい3つのポイント 場所や日当たりに合わせて選べるおすすめの低木8選 なぜ「常緑の低木」を植えるの?印象が変わる3つの理由 常緑の低木を植えると、次の3つの変化が生まれます。 冬も寂しくならず、1年中「家の顔」を明るく保てる 落葉樹は冬になると葉が落ちて幹だけになり、外観が一気に寂しくなります。 常緑の低木は一年を通じて緑を保つので、季節によって雰囲気が大きく変わりません。 「冬になると急に殺風景になる」というお悩みを解消できるのが、常緑の低木を選ぶ大きな理由の一つです。 落ち葉掃除が最小限で済む、足元を整える手軽さがある 常緑でも葉の入れ替えで少量の落ち葉は出ますが、落葉樹と比べると、掃除の手間はかなり少なくなります。 足元に常緑の低木を置くと、一年を通して整った印象を保ちやすくなります。 「手入れゼロ」ではありませんが、手間が減ります。 「ちょうどいい目隠し」が一年中続く、圧迫感のない高さ 落葉樹で目隠しをすると、冬に葉が落ちて室内が見えやすくなってしまいます。 常緑の低木は葉が落ちにくいので、目隠しの高さや密度を年間を通して保ちやすくなります。 フェンスと組み合わせることで、圧迫感を抑えながら一年中プライバシーを確保できるのもいいところです。 なお、この記事で紹介するのは、常緑で1m前後に収まる低木です。 2〜3mを超える高木をシンボルツリーとして検討している方は、以下の記事も参考にしてみてください。 低木を選ぶ前に知っておきたい3つのポイント 「どの木がいいかな」と考える前に、知っておきたいポイントが3つあります。 ポイント①日当たり:日当たりと夏の暑さに注意する 最初に、植える場所に日が当たる時間を確認します。 夏の午前10時から午後3時ごろに直射日光が当たるかどうか、ぜひ現地で確認してみてください。 例えば、同じローズマリーでも、南向きで日当たりのよい場所では旺盛に育ち、年3〜4回の剪定が必要になります。 一方、北側の半日陰では成長が穏やかで、年1〜2回ほどで済みます。 ちなみに、近年、日照時間と同じくらい注意したいのが「夏にどれだけ地面が熱を持つか」です。 実はお客様との打ち合わせで、私たち達匠から低木を積極的におすすめする機会は最近減っています。 猛暑で枯れてしまうことが増えたからです。 低木は高木に比べて根が浅いので、地面の熱や乾燥のダメージを直接受けてしまいます。 とくに気をつけていただきたいのが、高木の足元に低木を植えて、まわりに割栗石(わりぐりいし)を敷く組み合わせです。 見た目がよく雑草も抑えられるので、達匠でもよく使う仕上げですが、夏場は石が熱を持ち、そばの低木に大きな負担がかかってしまいます。 かといって「割栗石はやめたほうがいい」というわけではありません。 乾燥に強い樹種を合わせる、株元に腐葉土を敷いて熱を和らげる、夏場の水やりを意識するといった対策もあります。 ポイント②植えるスペース:3〜5年後の大きさを想定しておく 低木を選ぶときは、「将来どれくらいの大きさになるか」を想像しておかなければいけません。 ホームセンターなどで売られている苗は小さいので、植えるときはどうしても空間がスカスカに感じてしまいますよね。 だからといって、寂しいからとあれこれ植えてしまうと、数年後には枝が重なり合ってごった返してしまいます。 「最初はちょっと寂しいかな」と思うくらい、余裕を持ったスペースで植えておくのが、コツです。 ポイント③役割:目隠しか縁取りか、植える目的を決める 「ここに低木を植えたい」と思ったとき、まずはその木に何を一番期待しているかを考えてみてください。 たとえば、「道路からの視線を遮りたい(目隠し)」「アプローチの足元を華やかにしたい(縁取り)」「玄関を開けたときにいい香りがしてほしい」といった感じです。 ただ、目隠しになるなら何でもいいわけではないですよね? だからこそ、「暗くならないように明るい斑入りの葉にしよう」とか「かっこよく引き締めたいから濃い緑にしよう」といった、見た目の役割も一緒に考えるのがポイントです。 また、小さなお子さんがいるご家庭では、「触っても安全か」も大切なポイントになりますよね。 葉先が鋭い木やトゲのある木は、子どもが走り回るお庭側に植えるとケガの原因になってしまいます。 ここまで「日当たりやスペース、目的」のお話しをしてきましたが、「自分ではよくわからない」という部分もきっとありますよね。 そんなときは、そのまま私たち外構業者に伝えてみてください。 「北側に目隠しになる木が欲しいけれど、どれがいいか分からない」といったご相談でも、プロからぴったりの木をご提案できます。 外構で使える常緑の低木8選! 場所や条件に合わせて選べるよう、8種類の低木をご紹介します。 まずは8種類の違いを比較表にまとめました。気になる樹種は、そのあとの解説で詳しく確認してみてください。 樹種名 向く場所 日当たり 主な役割 手入れ頻度の目安 ローズマリー 玄関・アプローチ 日向 香り・縁取り 年1〜2回程度 アベリア アプローチ〜境界 日向〜半日陰 縁取り・花 年2〜3回 ジンチョウゲ 玄関まわり 日向〜半日陰 香り 年1回程度 オタフクナンテン 玄関・花壇の縁取り 日向〜半日陰 足元・紅葉 ほとんど不要 ニューサイラン アプローチ脇・駐車場まわり 日向〜半日陰 アクセント ほとんど不要 シルバープリペット 境界・フェンス際 日向〜半日陰 目隠し・生垣 年2回 アオキ 北側・日陰 日陰 グラウンドカバー 年1回程度 マホニアコンフューサ 北側・日陰〜半日陰 半日陰〜日陰 グラウンドカバー 年1回程度 ローズマリー:アプローチや縁取りに映える、香りも楽しめる ローズマリーと一口に言っても、実は「上に伸びるタイプ」「横に広がるタイプ」「その中間」の3つがあります。 上に伸びるタイプ(立性):アプローチ脇などに縦のラインを作りたいときにぴったりです。(例:マリンブルーなど) 横に広がるタイプ(ほふく性):斜面や縁石の際から、這うように流して使うとおしゃれに仕上がります。(例:プロストラータスなど) 中間タイプ(半ほふく性):足元をすっきりと縁取るのにおすすめです。 どのタイプも触れるといい香りがしますし、虫除け効果も期待できます。 手入れも年1〜2回、軽く刈り込む程度で済みます。 ただ、乾燥には強い反面、ジメジメした水はけの悪い土だと根腐れを起こしやすいので、植える場所の土質は少し気にしてあげたいですね。 アベリア:花壇の縁どりや駐車場まわりに使いやすい アベリアの一番の魅力は、5〜11月という長い期間、可愛らしい花を楽しめることです。 一般的には40〜60cmくらいに丸く抑えて使うことが多いのですが、実は放っておくと1.5〜2mくらいまで大きく育つ木でもあります。 よく「手入れがいらない木」として紹介されますが、もし低いままキープしたいなら、年に2〜3回はチョキチョキと刈り込む必要がある、ということは知っておいていただきたいポイントです。 また、日当たりがいいほど花がたくさん咲きます。 葉っぱに模様が入った「斑入りアベリア」を選ぶと、花がない時期でもお庭が明るくなりますよ。 ジンチョウゲ:玄関まわりや通り道を、甘い香りで上品な雰囲気に ジンチョウゲは、まだ寒い2〜3月ごろに強い香りの花を咲かせて、春の訪れを感じさせてくれる木です。 樹高も50〜80cm程度であまり大きくならないので、扱いやすいのが良いところです。 ただ、一つだけ気をつけていただきたいのが「場所の移動が苦手」という性質。 「とりあえずここに植えて、あとで移植しよう」と思って動かすと枯れてしまうリスクが高いので、最初に「ここ!」という場所をしっかり決めてあげる必要があります。 オタフクナンテン:足元を低くまとめ、冬は赤く色づいて表情が変わる オタフクナンテンは、達匠でも実際によくご提案している低木です。 30〜60cm程度の低い位置でまとまってくれて、成長もゆっくりなので、とにかくお手入れが楽なんです。 一番の魅力は、常緑なのに冬になると葉が赤く紅葉するところ。 緑一色で寂しくなりがちな冬のお庭に、きれいな彩りを添えてくれます。 花や実もほとんど落ちないので、お掃除の手間もほぼかかりません。 日当たりがいい場所ほど、冬の赤色が鮮やかに出ます。 ニューサイラン:シャープな葉が立ち上がり、足元に一点のアクセントをつくる ニューサイランは、正確に言うと木ではなく「常緑の多年草」に分類されるのですが、外構では低木と同じように足元を飾るのによく使うので、ここでもご紹介しますね。 剣のように細長い葉っぱがスッと立ち上がる姿が特徴で、「ちょっとモダンに引き締めたいな」というときにすごく重宝します。 似た雰囲気で「ドラセナ」という木もあるのですが、ドラセナは年数が経つと茎が上へ上へと伸びてしまって、最初のイメージから少し変わってしまいます。 その点、ニューサイランは植えたときのシルエットを長く保ってくれるので、達匠でもよくご提案しています。 銅色や赤っぽい葉の品種を選ぶと、おしゃれな雰囲気になりますよ。 シルバープリペット:明るくおしゃれな斑入り葉が魅力!成長力には注意 シルバープリペットは、白と緑の模様(斑)が入った葉っぱがとても爽やかで、お庭を明るく見せてくれる人気の木です。 刈り込みにも強いので、お好みの形に整えやすいのも良いところです。 ただ、一つ気をつけたいのが「成長がものすごく早い」ということ。 放っておくと2〜3mまで一気に伸びてしまいます。 「足元にちょこんと植えよう」と思って選ぶと、あっという間に大きくなって後悔してしまうことも少なくありません。達匠でも「低い足元用」としてはあまり使わないようにしています。 もし取り入れるなら、「軽やかな生垣」や、少し高さを出して目隠し代わりに使うのがおすすめです。 マホニアコンフューサ:日陰の足元を洗練されたおしゃれな印象に マホニアコンフューサは、細長い葉っぱが放射状に茂って、日当たりが悪い場所でもシャープで洗練された印象を作ってくれる木です。 達匠でも、どうしても日陰になってしまうような場所でよく活躍してくれます。 日陰に強いのはもちろん、寒さにも強いので、岐阜や愛知県、三重県北勢エリアの冬の冷え込みでも安心して植えられます。 樹高も50〜80cmほどで扱いやすいです。 「蜂が来やすいのでは?」という意見もたまに聞きますが、私たちの印象としては、そこまで神経質になるほどではないかなと感じています。 アオキ:北側や日陰でも葉色のきれいな緑をキープできる アオキは、昔から日陰に強い木としておなじみです。 家の北側など、まったく日が当たらない場所でも、ツヤのあるきれいな緑色を保ってくれます。 ただ、大きくなると樹高は1〜2m、幅も1〜1.5mほどになります。 「3年後、ここにこれくらいの大きさになっても大丈夫かな?」と、植える前にスペースの余裕を確認しておくのがポイントです。 先ほどシルバープリペットを「大きくなるので低木には向かない」とお伝えしましたが、アオキも同じくらい大きくなります。 しかし、アオキは成長のスピードがとてもゆっくりなので、シルバープリペットのようにしょっちゅう刈り込みに追われることはありません。 よくある質問 費用・移植・シンボルツリーとの違いなど、植える前に気になる3つの疑問をまとめました。 Q. 費用の目安は? A. 苗代と植栽工事費込みで、1本あたり数千〜数万円が目安です。 流通量が多いローズマリーやアベリアは比較的安めで、ジンチョウゲのように希少性の高い樹種は高くなりやすいです。 複数本をまとめて植えると、1本あたりの費用が下がることもあります。 「苗代だけ見て安い」と判断すると、工事費込みの総額が想定より上がることがあります。 外構工事の全体像のなかで、まずは見積もりを取って確認してみましょう。 Q. 植えたあとに移植や撤去はできる? A. 樹種と植えてからの年数によって変わります。 ジンチョウゲは移植を強く嫌うので、植えた場所から動かさない前提で考えたほうがいいでしょう。 アオキ・アベリア・オタフクナンテンなら、植えて1〜2年以内の小さなうちなら冬の間に動かすことは可能です。 ただ、何年も経って大きく育って根が張った木を動かすと、どうしても枯れやすくなってしまいます。 「とりあえず植えて、あとで変えよう」ではなく、最初から動かさない前提で場所を決めておくのが一番失敗しません。 Q. 常緑の低木はシンボルツリーの代わりになる? A. 低木単体をシンボルツリーとして使うのは難しいです。 シンボルツリーには、一般的に家の正面で目を引く樹高2m以上の中高木が使われます。 低木の樹高は多くが0.5〜1.5m程度で、単体では視線の高さに届きません。 そのため、「低木だけで存在感を出そう」とするのではなく、シンボルツリー(高木)と低木を組み合わせて、「主役と脇役」として庭をつくるのがおすすめです。 まとめ:常緑の低木で、1年中きれいな外構をつくろう 常緑の低木は、冬でもお庭の表情を明るく保ち、少ない手間でおしゃれにしてくれます。 ご自身で植えてみたい方は、日当たりや目的、数年後の大きさをイメージしておくことといいです。 この記事のポイント まずは、日当たりやスペースはどうか?を確認しよう 目隠しにしたいなら、無理に木だけで隠そうとせず、フェンスと組み合わせる よくわからなくても、そのままプロに相談して大丈夫 おすすめの常緑低木8選 ローズマリー アベリア ジンチョウゲ オタフクナンテン ニューサイラン シルバープリペット アオキ マホニアコンフューサ もし「我が家の環境に合う木がわからない」「プロに提案してほしい、お任せしたい」と思ったら、そのまま外構業者へ相談してみるのもいいと思います。 失敗が少なくなるでしょう。 達匠は外構と造園を一体で自社施工しており、植栽の配置から庭全体のデザインまで、まとめてご相談いただけます。

シンボルツリーにアオダモはなぜ人気?デメリットを知っても選ばれる理由

自然な佇まいと軽やかな枝ぶりで、シンボルツリーとして絶大な人気を誇る「アオダモ」。 新築やリフォームの外構で検討している方も多いのではないでしょうか。 とはいえ、「落ち葉の掃除に追われないかな」「冬場に葉が落ちて寂しく見えないかな」と、本当に後悔しないか不安になりますよね。 アオダモは落葉樹です。 秋になれば葉が落ち、冬は枝だけの姿になります。 この記事では、岐阜県を中心に累計5,000件以上の外構を手がけてきた達匠が、アオダモの魅力はもちろん、いい面ばかりだけでなく、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、落葉樹ならではのデメリットや落ち葉掃除の現実まで包み隠さずお伝えします。 この記事でわかること アオダモがどんな落葉樹か、幹や花・紅葉の特徴 植える前に知っておきたい4つのデメリット デメリットを踏まえてもアオダモが選ばれる理由 達匠の施工事例で見る、実際に植えたときの雰囲気 アオダモを選ぶか見送るか、自分で判断するための基準 アオダモはどんな木?シンボルツリーとして知っておきたい特徴 まずはアオダモが「どんな木か」という前提知識を整理しましょう。 外見の特徴や季節ごとの変化を知っておくことで、イメージが湧きやすくなります。 青みがかった幹と、向こうが透けて見える軽やかな枝ぶり アオダモはモクセイ科トネリコ属の落葉樹です。 幹の樹皮は青みを帯びた灰褐色をしており、枝を切って水に浸けると樹皮の浸出液が青くなることから「アオダモ」という名前がついたと言われています。 庭木としてよく選ばれるのは、根元から複数の細い幹が立ち上がる「株立ち」と呼ばれる樹形。 枝葉が密集しすぎず、向こう側がふんわり透けて見えるような軽やかさがあります。 ちなみに、アオダモは野球のバットに使われるほど、材に粘りとしなやかさがある木でもあります。 自然の山では12mほどまで大きくなりますが、住宅の庭に植える場合は、剪定によってご自宅に合わせた高さで管理するのが一般的です。 春の白い花から秋の紅葉まで、季節ごとの変化を楽しめる 落葉樹の大きな魅力は、季節の移り変わりを感じられることです。 4月から5月にかけては、柔らかな黄緑色の新芽が吹き出し、同時に白くてふわふわとした小さな花を咲かせます。 夏には涼しげな緑の葉が茂り、秋(10〜11月頃)になると黄色から橙色に色づいていきます。 秋の紅葉というと真っ赤なモミジを想像するかもしれませんが、アオダモは落ち着いた黄色や橙色に色づく木です。 その年の気候や植えられた環境によって色づき方は変わりますが、岐阜のような地域でも紅葉自体は楽しめます。 「真っ赤な紅葉」を主目的に選ぶと少しイメージと違うかもしれませんが、この黄色から橙色への変化を含めて、季節ごとに違う顔を見せてくれる点は間違いなくこの木の魅力です。 植えてから後悔しないために。アオダモの4つのデメリット アオダモは人気の木ですが、すべてのお庭に合うわけではありません。 ここでは、シンボルツリーに選ぶ前に必ず知っておいていただきたい3つのデメリットをお伝えします。 冬は葉が落ちて枝だけになり、玄関まわりが寂しくなる アオダモは落葉樹である以上、11月頃から3月頃にかけては葉がすべて落ち、枝だけの姿になります。 春や夏の青々とした写真だけを見て「おしゃれだから」と決めてしまうと、冬を迎えたときに「外から丸見えになってしまった」「玄関まわりがなんだかさみしい」と感じるかもしれません。 ただ、葉があるうちは和モダンやナチュラルな印象が強いアオダモですが、葉が落ちた冬にはまた違った表情を見せます。 繊細な枝先だけになったシルエットは、どことなく洋風で、クリスマスイルミネーションが似合いそうな洗練された雰囲気を持っています。 ただの寂しい枯れ木になるわけではなく、冬ならではの美しい姿を楽しめるのもアオダモの魅力です。 「冬の玄関がこの木の枝だけの姿になっても好きだと思えるか」を、ぜひ一度想像してみてください。 成長がゆっくりなので、最初の数年は細く頼りなく見える アオダモは、落葉樹の中でも成長のスピードがのんびりしています。 1年間に伸びる長さは20〜30cm程度です。 そのため、費用を抑えようと背の低い小さな苗木を植えると、最初の数年間は幹がヒョロヒョロとしていて、「なんだかショボく見える……」と心配になるかもしれません。 実際に、植えてから5年くらいはほとんど背丈が変わらないように感じることもあります。 ただ、ゆっくりと成長を続け、10年後には樹高3〜4m程度の立派なシンボルツリーへと育っていきます。 もし植えてすぐの段階からある程度の見栄えを求めるなら、最初から1.5m〜2m程度のしっかりした大きさの苗木を選ぶのがいいでしょう。 落葉樹のため、秋以降は落ち葉掃除の手間がかかる 秋になれば必ず落ち葉が出ます。 落葉樹の中では比較的葉が小さく量も少なめですが、それでも掃除ゼロというわけにはいきません。 ただし、落ち葉掃除の手間は、木の周りの地面をどうするかによって変わります。 地面の種類ごとの掃除のしやすさをまとめました。 コンクリート・タイル:ほうきや送風機でサッと集めやすく、掃除がいちばん楽です。 大きめの砂利:落ち葉が入り込みにくく、比較的ほうきで掃きやすい素材です。 細かい砂利:落ち葉が隙間に入り込んでしまうため、手で拾い集める必要があります。 芝生・人工芝:葉が紛れて目立ちにくい反面、草の中から拾い出すのに少し根気がいります。 落ち葉が気になるなら、木の周りを掃除しやすい地面にしておくといいですね。 (ちなみに、アオダモの葉は小さめなので、細かい砂利だとどうしても隙間に入り込みやすいです…!) 足元を細かい砂利にしたい方、植えてから数年の細く頼りない姿を待てない方、強い西日を避けられない場所に植える方には、正直なところアオダモはおすすめしにくいです。 もし、やはり落葉樹は心配という方は、無理に選ばず常緑樹も検討してみてください。 他の落葉樹と比較したい方や、一年中グリーンを保ちたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。 人気が高まった影響で、苗木の価格が上がっている アオダモは、ここ数年で価格が上がっている木です。 理由は2つ。 ひとつは、シンボルツリーとしての人気が急激に高まったこと。 もうひとつは、成長がゆっくりで、庭に植えられるサイズまで育つのに長い時間がかかることです。 育つのに時間がかかる木は、それだけ市場に出回る量も限られます。 先ほどお伝えしたように、植えてすぐの見栄えを求めるなら大きめの苗木を選ぶことになりますが、予算との兼ね合いで考えましょう。 デメリットがあってもアオダモがシンボルツリーに選ばれる理由 それでもやはり、アオダモはシンボルツリーとしてかなり人気です。 その理由はどこにあるのでしょうか。 剪定や水やりの手入れが少なく、忙しくても管理しやすい アオダモが選ばれる理由として、「手入れが楽」なことが挙げられます。 アオダモには主に以下の4つの管理メリットがあります。 剪定頻度が少ない:成長がのんびりしているので、2〜3年に1回の透かし剪定で十分に形を保てます。 水やりの手間が少ない:一度しっかり根付けば、水やりの手間がかかりません。 半日陰でも育つ:日向だけでなく半日陰でも育つため、植えられる場所の幅が広いです。 病害虫が比較的つきにくい:絶対に虫がつかないわけではありませんが、こまめに薬をまいて対策に追われるような木ではありません。 ただし、ごくまれにアブラムシや毛虫がついたり、幹の中を食い荒らすテッポウムシによって大きな被害(枯死につながる場合もある)を受けるリスクはゼロではありません。 達匠でも、「成長が遅く管理が楽な木がいい」というお客様が多いので、よくご提案するシンボルツリーです。 和風にも洋風にも自然になじみ、外構のデザインを選ばない もう一つの理由は、どんなデザインの家にも不思議と似合う汎用性の高さ。 細い幹と透け感のある軽やかな枝ぶりは、モダンな洋風建築にも、しっとりとした和風の住宅にも自然と溶け込みます。 庭に一本あるだけで、雑木林のような心地よい雰囲気を演出してくれるため、デザイン面での使い勝手がいいのです。 ナチュラルな雑木の雰囲気が好きな方にはピッタリです。 達匠の施工事例で見る、アオダモを庭に植えたときの雰囲気 では、実際にアオダモを庭に植えるとどんな雰囲気になるのでしょうか。 達匠が手がけた、岐阜市・本巣市・愛知県一宮市での施工事例をご紹介します。 夜のライトアップで壁面に浮かび上がる、枝葉のシルエット 2020年に施工した事例(LIXILエクステリアコンテスト2020入賞)です。 黒のGルーフで全体を引き締め、タイルと自然石を組み合わせた重厚感のある門壁の前に、シンボルツリーとしてアオダモを配置しました。 アオダモの透けるような枝ぶりは、夜のライトアップでもっとも真価を発揮します。 下からスポットライトで照らすと、枝葉のシルエットが壁面に浮かび上がり、まるで一枚のアート作品のような幻想的な空間を作ってくれます。 モノトーンの外構に温かみを添える、柔らかい緑のアクセント こちらは2024年の施工事例です。 黒のカーポート、グレーの門柱、白のデザインパネルというスタイリッシュなモノトーン外構の足元に、アオダモの緑を添えました。 コンクリートや金属など硬い素材だけでまとめると冷たい印象になりがちですが、アオダモの柔らかい緑が少し入るだけで、外構全体に自然な温かみが生まれます。 主役としてだけでなく、外構を引き立てるアクセントにもなる木です。 針葉樹のフィリフェラと組み合わせた、一宮市の植栽スペース 2024年に一宮市で施工した事例(LIXILエクステリアコンテスト2024 ファサード部門 銀賞受賞)です。 ホテルライクな外構で、本磨きの自然石を使った植栽スペースに、アオダモとフィリフェラを組み合わせて植えました。 針葉樹であるフィリフェラの明るい黄緑色と、アオダモの軽やかで透けるような枝ぶりが対比になり、植栽スペースに奥行きが生まれています。 石張りの門壁を背景に、株立ちの枝を伸ばす一本 こちらは2024年に岐阜市で施工した事例です。 自然石を張った塗り壁の門壁の前に、株立ちのシンボルツリーを配置しました。 夜はライトアップによって門壁に美しい陰影が浮かび上がり、その手前で細い幹を伸ばす姿がアクセントになっています。 和と北欧が調和する庭に添えられた、玄関脇の一本 こちらは2024年に本巣市で施工した、和と北欧のエッセンスが融合する「ジャパンディスタイル」の事例です。 タイルアプローチと木製の玄関ドアのそば、割栗石を敷いた足元にシンボルツリーを一本立てました。 黒で統一したアイアンの手摺やポールライトとのコントラストが、木の柔らかい緑を際立たせています。 割栗石の足元で、夜にシルエットが際立つシンボルツリー こちらは2026年3月に一宮市で施工した事例です。 モノトーンで統一されたモダンな庭の一角、割栗石を敷いた足元にシンボルツリーを植えました。 夜になるとライトアップによって石とシンボルツリーのシルエットが浮かび上がり、空間に気品を添えています。 夜のライトアップの様子をもっと見たい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。 よくある質問:アオダモを植える前に確認しておきたいこと 最後に、アオダモを植える前に知っておきたい疑問にお答えします。 Q. 日当たりが少ない場所でも育つ? A. 育ちます。 アオダモは半日陰でも育つため、「日当たりがあまりよくないかも」という場所にも植えられます。 むしろ気をつけていただきたいのは、日当たりが「強すぎる」場所です。 岐阜や愛知の夏は非常に暑くなります。 南西向きなどで午後の強い西日がガンガン当たる場所に植えると、真夏に葉が茶色く焼けてチリチリになる「葉焼け」を起こしてしまうことがあります。 可能であれば、強い西日を避けられる場所に植えるのが安心です。 Q. 目隠しには向いている? A. あまり向いていません。 アオダモは落葉樹のため、冬には枝だけになり、視線がスカスカに抜けてしまいます。 もし窓の前など目隠しが絶対に必要な場所なら、木に頼らずフェンスや塀を立てるか、一年中葉がついている常緑樹(ソヨゴなど)を選ぶことをおすすめします。 Q. 植え付けはいつが良い? A. 葉がすべて落ちて木が休眠している時期、11月から2月頃がベストです。 木が眠っている間に植え付けることで、ダメージを最小限に抑えられます。 ただし、地面が凍ってしまうような真冬は避けてあげてください。 Q. 費用の目安は? A. 1.5m〜2mの苗木で2万〜8万円程度(材料費のみ)が目安です。 際には、ここに土壌改良や支柱などの植え付け工事費が加わります。 庭全体の外構工事とあわせてご依頼いただくと、費用は抑えやすくなります。 ご自宅の状況や植え付け費用も含めた正確な金額を知りたい場合は、外構業者に直接相談してみてください。 まとめ:やっぱりアオダモはシンボルツリーにおすすめ! アオダモは、美しい新緑から秋の黄葉、そして冬の枝だけの姿まで、季節の移り変わりをダイレクトに教えてくれる木です。 冬の落葉や掃除の手間といったデメリットは確かにありますが、足元を掃除しやすいコンクリートにする、目隠しはフェンスに任せるなど、外構の設計次第で無理なくカバーすることができます。 この記事のポイントを振り返ります。 この記事のポイント 冬は枝だけになるため冬の景色を考慮する 落ち葉掃除は足元の素材でカバーできる 黄色から橙色へ色づく紅葉を楽しめる 剪定は2〜3年に1回で管理が楽 目隠しはフェンスに任せる設計がおすすめ ご自宅の庭の条件に合うかどうか、なんとなくイメージは湧いたでしょうか? 「うちの庭の場合はどうだろう」と気になった方は、ぜひ一度、達匠にお気軽にご相談ください。

完璧な木はない!シンボルツリーで後悔しないために決める3つのこと

シンボルツリーを決めるときに、「大きくなりすぎて手に負えなくなったらどうしよう」「落ち葉などでご近所に迷惑をかけないかな」と、植えてから後悔しないか不安で決められないという方もいるのではないでしょうか。 あるいは、すでに植えた木について同じように悩んでいる方もいるかもしれません。 実際、達匠へのご相談でも、「手入れがいらなくて、虫もつかなくて、できれば常緑がいい」というご要望をよくいただきます。 私たち達匠は、岐阜県岐阜市を拠点に累計5,000件以上の施工を手がけてきました。 シンボルツリーの後悔には共通点があります。 それは、自分たちの「庭との付き合い方(スタンス)」に合わない木を選んでしまっていること。 そこで今回は、植えてから気づきやすい後悔のパターンや、現場の経験から「ちょっと注意点を知っておいてもらいたい木」についてまとめました。 この記事でわかること 植えてから気づきやすい後悔のパターン なぜ後悔が起きるのか 後悔しないためにはどうすればいい? 事前に知っておいてもらいたい、注意点がある木 すでに後悔している場合はどうする? シンボルツリーで後悔する人は意外と多い!植えてから気づく3つの失敗パターン シンボルツリーの失敗は、見た目よりも、植えたあとの「手入れの手間」や「敷地環境とのミスマッチ」で起こることがほとんどです。 よくあるのは、次の3つです。 落ち葉や枝が敷地をはみ出して、ご近所トラブルになる 落ち葉が風に乗って隣の家の駐車スペースや庭に落ちてしまい、苦情につながることがあります。 また、枝が隣の敷地にはみ出したり、根が地中で伸びていったりすることも。 これらは、植えるときに境界線から十分な距離を取っておくことで防げます。 少し硬い話になりますが、2023年に施行された改正民法では、隣の土地にはみ出してきた枝について、一定の条件を満たせば「はみ出された側」が自分で切り取れるようになりました。 植える前に、落ち葉や枝がどこまで伸びるかまで考えておきたいところです。 日当たりや気候が合わず、枯れたり育たなかったりする せっかく木を植えても、日当たりや地域の気候が合っていないと枯れたり育たなかったりします。 見た目が気に入るかどうかだけでなく、その場所で無理なく育つかも、植える前に見ておきましょう。 日当たり:植える場所が日なたか、日陰・半日陰かを確認しましょう。日照を好む木を日当たりの弱い場所に植えると、間延びしたり葉が落ちやすくなります。 気候:夏の暑さと冬の寒さ、両方に耐えられる木かを確認しましょう。 水はけ:土の水はけも見ておきましょう。オリーブのように、水はけの悪い土を嫌う木もあります。 風当たり:風が強い場所かどうかも確認を。強風地では、一本立ちより株立ちのほうが管理しやすい場合があります。 木が大きくなりすぎて、10年後に管理が手に負えなくなる シンボルツリーは、植えた「今」だけでなく、10年後・20年後を想像することがとても大切です。 木は生き物なので、当然大きくなります。 木が育つほど、剪定の手間そのものも増えていきます。 ここで大事なのは、「手間ひまをかけて庭を育てるのが好き」なのか、「なるべく手入れに追われず綺麗を保ちたい」のか、という皆さんのスタンスです。 庭いじりが好きなら、成長が早い木を選んで休日に少しずつハサミを入れる時間も、素晴らしいリフレッシュになります。 しかし、「手入れはなるべくラクにしたい」という方なら話は別です。将来自分では手が回らなくなって業者に頼むことになり、その費用もかかり続けるかもしれません。 庭の維持そのものが、将来負担になっていかないか。それとも、楽しめる趣味になりそうか。今のうちに、自分たちの「庭との付き合い方」を一度考えてみてください。 なぜ後悔が起きる?失敗の本当の原因 ここまで後悔のパターンを見てきましたが、ご相談を受ける中で感じるのは、多くの方が木を選ぶ前につまずいているということです。 失敗が起きる理由は、大きく分けて2つあります。 「手入れ不要・虫なし・常緑」3つとも完璧に求めてしまう 「手入れがいらなくて、虫もつかなくて、できれば常緑がいい」。 これは、シンボルツリーを検討される方が思い描きやすい3つの条件です。 お気持ちはとてもよくわかります。 しかし、正直にお伝えすると、この3条件をすべて同時に満たす木は、ほとんど存在しません。 たとえば、常緑樹の多くは成長が旺盛で、放っておくとどんどん大きくなり「暴走」しやすい傾向があります。 一方で、成長がゆっくりで手入れが楽な木を探すと、その多くは落葉樹に行き着きます。 シンボルツリーで人気で、達匠でよくご提案する「アオダモ」も、完ぺきではありません。 ちなみに、「常緑樹なら落ち葉は出ない」と思われがちですが、常緑樹でも新しい葉と古い葉が入れ替わる時期には少量の落ち葉が出る場合があります。 見た目より先に「自分たちのスタンス」を決める だからこそ、「これだけは譲れない」「ここは妥協してもいい」という優先度を決めておくことが、失敗を防ぐコツです。 どこまでなら手入れできるか(週末の庭いじりを楽しみたいか、業者に費用を払ってでもラクしたいか) 常緑と落葉、どうしても譲れないのはどちらか(落ち葉の掃除はできるか、ご近所へ迷惑にならないか) そもそも植えるスペースに余裕はあるか(木が大きくなったとき、隣の敷地や通路の邪魔にならないか) このように、「自分たちは庭とどう付き合っていきたいか」を先に考えておけば、「それならこの木が合いますね」と自然に絞り込まれていきます。 逆に、自分たちのスタンスを決めないまま、見た目だけで「この木がいい!」と先に決めてしまうと、手入れや場所の問題が後から出てきて、後悔につながってしまいます。 シンボルツリーで後悔しないために、知っておいてほしい注意点がある木 達匠では、基本的に「この木はダメ」と否定することはありません。 お客様からご希望があれば、「どうすればうまくいくか」を一緒に考えますし、その人にとって良ければ全部正解だと思っています。 ただ、いくつかの木については、後から後悔しないよう、知っておいてもらいたい注意点はあります。 金木犀:主役の位置だと、ずんぐりした樹形が目立ちやすい 香りの良さで人気の金木犀ですが、放っておくと「ずんぐりむっくり」とした、少しボワンとした樹形になりやすい特徴があります。 そのため、家の顔としてスポットライトを当てるようなメインの場所には、少し扱いにくい面があります。 「どうしても植えたい」というご希望にはお応えしていますが、配置には少し工夫が必要です。 桂:自然な樹形が整いにくく、ご自宅での管理が難しい 桂の木は、ハート型の葉っぱが個性的で可愛らしい木です。 ただ、自然な樹形がきれいに整いにくく、ご自宅での管理が少し難しい面があります。 達匠でも積極的に「植えましょう」とご提案することはあまりありません。 ソテツ:葉が硬く鋭いため、小さな子どものいる家庭には向かない リゾート感のあるソテツですが、葉が硬く、先端が鋭くて痛いため注意が必要です。 とくに小さなお子様がいるご家庭では、怪我のリスクがあるので、積極的なご提案は控えています。 オリーブ:枝が横に広がるため、狭い場所に植えると樹形が崩れる 達匠でもよくご提案する人気のオリーブですが、枝が「横へ横へ」と広がりやすい木です。 狭い場所に植えてしまうと、本来残したい枝まで泣く泣く切り落とすことになり、オリーブらしい自然な形が崩れてしまいます。 スペースにしっかり余裕がある場所に植えて、のびのびと枝を伸ばしてあげるのが美しく保つコツです。 ユーカリ:成長がとても早く、植えた翌年から剪定に追われやすい ユーカリは、ミモザなどと並んで「暴走しやすい」「姿形が乱れやすい」木の代表格です。 成長スピードが非常に早いので、年に何度も剪定を強いられます。 また、すぐ伸びるからと言って知識なしに切れば切るほど樹形が崩れていくので、注意が必要です。 さらに、「根の張りが浅い」ことに加え「幹が柔らかく脆い」性質もあるでの、台風などの強風で枝折れを起こしたり、根元から倒れてしまうこともあります。 すでに植えたシンボルツリーで後悔している場合の対処法は? もし、すでに木を植えてしまってから「失敗したかも」と悩んでいる場合でも、やり直すことは可能です。 現状を変えるための3つの選択肢をご紹介します。 まずは剪定で、樹形とボリュームをリセットできないか検討する 大きくなりすぎたり樹形が乱れたりしている場合、まずは剪定でコントロールできないかを検討します。 たとえば成長が早い木なら、思い切ってバッサリと短く切ってしまうのも一つの手です。 そこからまた新しい芽が出てきて、ちょうどいいボリュームを作り直すことができます。 ただし、剪定にはリスクも伴います。 木の種類によって「切っていい時期」「切るべき箇所」「正しい切り方」が決まっていて、これを間違えると不自然な樹形のまま二度と戻らなくなってしまいます。 自分で手を入れるのが難しいと感じたら、取り返しがつかなくなる前に専門業者へ相談するのがベターです。 まだ小さな木なら、条件に合う別の木に植え替える 植えてから1〜2年以内のまだ小さな木であれば、冬の休眠期(12月〜3月頃)を利用して、別の場所へ移植したり、新しい木へ植え替えたりできます。 「もう少し様子を見よう」と放置してしまうと、どんどん根が深く広く張り巡らされ、抜根(ばっこん)に重機が必要になったり撤去費用がかかってしまいます。 樹高が低く根が浅いうちこそ、負担も費用も最小限でやり直せる絶好のタイミングです。 植え替えで二度目の失敗を防ぐためには、以下の2つを意識してみてください。 1回目の失敗原因を特定する:「成長が早すぎた」「日当たりが悪かった」など、何が合わなかったのかを整理します。 「やってみて分かった限界」を一番の基準にする:「剪定が追いつかないから次は成長が遅い木にする」「落ち葉掃除がしんどいから常緑にする」など、今回身にしみたリアルな気づきを最優先にして選び直しましょう。見た目はその次で大丈夫です。 「せっかく植えたから…」と無理して維持し続けるよりも、小さいうちに自分たちの生活に合った木へバトンタッチしてあげるほうが、この先を考えるとラクです。 思い切って木を撤去し、手入れの少ない外構に作り替える 思い切って「もう木はいらない」と判断するのも、選択肢の一つです。 木を撤去した後のスペースは、タイルや砂利を敷いたり、目隠しのフェンスやデザインウォールを作ったりすることで、手入れのいらないすっきりとした外構に生まれ変わります。 達匠では、撤去作業から新しい外構の設計・施工まで一貫して対応していますので、「木をなくした後の空間をどう活かすか」も含めてご提案できます。 シンボルツリーの後悔や選び方に関するよくある質問 シンボルツリーについてよくいただく質問をまとめました。 Q:シマトネリコはやめたほうがいいと聞きますが、実際はどうですか? たしかに成長が早く、地植えにすると1年で1〜2メートル伸びることもあるので、毎年のこまめな剪定は欠かせません。 しかし、敷地が十分に広く、定期的なお手入れを楽しめる(または業者に頼む費用を許容できる)のであれば、小さな葉が風に揺れるとても美しい木です。 達匠でも、条件が合うお客様にはよくご提案しています。 Q:後悔しないためには、どの木を選べばいいですか? 達匠でよくご提案するのは、ソヨゴ(常緑・成長が緩やか)やアオダモ(落葉・成長がのんびり)などです。 ただ、先ほどもお伝えした通り「手入れ不要・虫なし・常緑」をすべて満たす完璧な木はほぼありません。 だからこそ、自分たちは庭とどう付き合っていきたいか、どこまでなら手をかけられそうかを先に考えてみてください。 Q:撤去や植え替えを考えたら、まず何をすればいいですか? まずは、外構業者に現状を見てもらうのが一番確実です。 木の大きさ、根の張り方、搬出経路などの現場状況を確認することで、具体的な選択肢や費用をお伝えできます。 まずは「今の状況でどんな選択肢があるか」をプロに相談してみてください。 まとめ:自分たちの「庭との付き合い方」に合った木を選ぼう シンボルツリー選びに、「誰にとっても正しい正解」はありません。 もし庭いじりが好きで、「週末に手をかける時間も楽しみたい」「最初は余白を残して、自分たちで育てながらお庭を作っていきたい」という方なら、ある程度手間がかかる木を選ぶのも素敵な選択です。 ただ、「手入れに追われないか心配…」「なるべく楽に綺麗を保ちたい」と感じるなら、無理は禁物。 見た目の好みだけで決めず、成長がゆっくりな木を選ぶなど、自分たちのスタンスに合わせてあげるのが一番です。 そして、もしすでに植えた木で悩んでいる場合も、無理して抱え込む必要はありません。 小さいうちの植え替えや剪定、あるいは木を撤去して手入れの少ない空間に整えるなど、やり直しの選択肢はいくらでもあります。 この記事のポイント 庭いじりを楽しみたいなら手間がかかる木もアリ:余白を残して育てていく時間もひとつの楽しみ方 心配なら無理はしない:見た目の好みだけでなく「かけられる手間」に合わせて選ぶ 今の木で後悔していてもやり直せる:植え替え・剪定・撤去など暮らしに合わせた解決策がある 「我が家の暮らしにはどんな木が合うんだろう?」「今の木をどうにかしたい…」とお悩みでしたら、ぜひ一度達匠にご相談ください。 私たちは岐阜・愛知・三重(北勢)エリアで、現地をしっかり拝見した上で、お客様それぞれの「庭との付き合い方」に合わせたベストな解決策をご提案します。

手入れのいらない目隠し庭木4選|実際によく提案する木と選び方のポイント

手入れのいらない庭木で目隠しをしたい。 外からの視線が気になりながら、「どんな木を選べば管理が楽で、ちゃんと隠れるのか」と迷われている方は多いです。 ただ正直に言うと、完全に手入れ不要なシンボルツリーというものはなかなかありません。 多くの常緑樹は成長が旺盛すぎて、植えて数年後に手に負えなくなることもあります。 それでも、他の木と比べて管理の手間が少ない木も確かにあります。 この記事では、岐阜・愛知エリアで累計5,000件超の施工実績を持つ達匠が、実際によく提案している「手入れが楽で目隠しになる庭木」をご紹介します。 この記事でわかること 「手入れが楽」と「目隠しになる」を両立させるための2つの選び方 達匠がよく提案する常緑樹4選の特徴と、それぞれの管理のコツ シマトネリコ・キンモクセイなど人気樹種の正直な評価 苗選びのポイント 目隠し効果が出るまでの期間 費用の目安 「手入れの楽さ」と「目隠し効果」を両立する庭木の選び方は? シンボルツリーで目隠しをしたいなら、2つの軸で選ぶ必要があります。 「手入れが楽かどうか」と「実際に目隠しになるかどうか」。 この2つは別の問題で、どちらか一方だけで選ぶと思ったような結果にならないことが多いです。 なお、手入れゼロを目指すならフェンスなども選択肢に入ります。 今回はシンボルツリーで目隠しをしたい方向けに、管理の手間が少ない樹種を絞ってご紹介します。 「手入れの楽さ」を見極める3つのチェックポイント 「常緑樹を選べば手入れが楽」と考える方は多いですが、これは半分正しくて半分不十分です。 常緑樹でも、成長が旺盛すぎて管理が追いつかなくなる木はたくさんあります。 オリーブ・ユーカリ・ミモザなどがその代表例で、実際に「バンバン大きくなりすぎて手に負えなくなってしまった」ということも珍しくありません。 ご自身にとって「本当に手入れが楽な木」を見極めるには、次の3つを確認してみてください。 ① 「落ち葉の掃除」をどこまで許容できるか 庭木の手入れとして真っ先に思い浮かぶのが「秋の落ち葉掃除」です。 「落ち葉の掃除だけは絶対に避けたい」「一年中しっかり目隠しをしたい」という場合は、冬に葉が落ちない常緑樹を選ぶことになります。 一方で、「冬はカーテンを閉めるから視線は気にならない」「落ち葉を掃くくらいなら構わない」と割り切れるなら、落葉樹も選択肢に入ります。 ② 成長スピードが遅いか 常緑・落葉を問わず、手入れの楽さを一番大きく左右するのがこの「成長スピード」。 成長スピードは、そのまま「伸びた枝を切る剪定(せんてい)」の頻度に直結します。 年間1〜2メートルも伸びる木(シマトネリコ等)は、適度に剪定しないと樹形が乱れ、手間がかさみます。 手入れが楽な樹種を選ぶ際は、年間20〜30cm程度の成長速度を目安に考えるとよいでしょう。 ③ 病害虫に強いか 虫や病気が出やすい木は、それだけ予防や駆除のために薬剤をまく手間が増えてしまいます。 よく「日当たりが良いと手入れが楽になる」という話が出ますが、日当たりは「その木がその場所の環境に合っているか」という問題です。 合わない場所に植えると木が弱り、結果として管理の手間が増えることはあります。 木そのものの手入れの楽さとは少し分けて考えるといいでしょう。 ちゃんと目隠しになるかは「高さ」と「葉の密度」次第 目隠し効果を左右する要素は、木の高さと、葉の密度(どれだけ視線を遮れるか)の2つです。 必要な高さの目安 通行人・近隣道路からの視線:1.5m〜2m程度 2階や道路より敷地が低い場合など:3m以上必要になることもある つまり、いくら手入れが楽な木でも「最終的にどこまで育つか(目隠しに必要な高さに届くか)」を確認せずに選んでしまうと、本来の目的を果たせなくなってしまいます。 達匠でよくご提案する「手入れが楽で目隠しになる庭木」4選 すべてパーフェクトな木というのはなかなかないのが実際のところですが、達匠が現場でよく提案する、「手入れ」の観点でバランスがいいおすすめの樹種は以下の4種です。 まず4種の特性を一覧で紹介しますね。 樹種 成長速度 目隠し到達高 管理頻度 日当たり ソヨゴ 遅い(年20〜30cm) 1〜5m(剪定で調整) ほぼ不要 日向〜半日陰OK オリーブ 品種による(一部速め) 3〜10m(品種選びが重要) 年1〜2回+ゾウムシ対策 日向必須 ハイノキ 遅い(年20〜30cm) 2〜4m ほぼ不要 半日陰〜日陰 常緑ヤマボウシ 普通(年30cm) 1〜6m 基本不要 日向〜半日陰 たとえば、この4種の中でもハイノキは「半日陰〜日陰」を好みます。 「日向でよく育つ木」「日陰の方がきれいな葉を保てる木」など、木によって育ちやすい環境が全然違います。 この「日当たり」も、手入れを楽にするための大切なチェックポイントです。 それでは、各樹種の詳細について見ていきましょう。 ソヨゴ:葉が密で自然な目隠しになる常緑樹 項目 内容 常緑/落葉 常緑 成長速度 遅い(年20〜30cm) 目隠し適性 高(葉が密) 手入れ頻度 年1回未満(間引き程度) ソヨゴはモチノキ科の常緑高木で、達匠がよく提案するシンボルツリーの一つです。 成長速度は年20〜30cmととても遅く、自然な樹形をそのまま楽しめます。 剪定はほとんど不要で、混み合った枝や枯れ枝を間引く程度で十分です。 病害虫の心配も少なく、日向から半日陰まで対応できる適応力の高さも魅力。 雌株は秋から冬に赤い実をつけます(実を楽しみたい場合は雌株と雄株を近くに配置してみてください)。 葉が小さく繊細でナチュラルな印象があり、シンプルでモダンな外構にも、和風の外構にもなじみます。 成長が遅い分、一度植えたら長く美しい形が保たれる一方で、目隠し効果が早くほしい場合は「最初からある程度高さのある苗」を選ぶのがポイントです。 また、1本だけでは目隠しとしてやや物足りなく感じる場合があります。 複数本を並べて植えたり、他の樹種と組み合わせたりして全体のボリュームを出すのがおすすめです。 オリーブ:高さと透け感で洋風外構に似合う 項目 内容 常緑/落葉 常緑 成長速度 品種により差あり(一部速め) 目隠し適性 中〜高(品種選びが重要) 手入れ頻度 年1〜2回+ゾウムシ対策 オリーブは地中海原産の常緑高木で、シルバーグリーンの葉が洋風外構に映えることから、達匠でもよく提案する樹種です。 品種によって樹高が3〜10m程度と幅があり、目隠し目的なら高木品種を選びましょう。 品種にもよりますが、剪定で樹形をコントロールしながら高さを確保できます。 乾燥に強く、水はけの良い場所を好みます。日当たりは必須です。 地中海風やナチュラルモダンなど、おしゃれな外構づくりを目指す方に人気が高く、光と風を通す透け感が魅力です。 気をつけておきたいのは病害虫。 オリーブにはオリーブアナアキゾウムシという天敵がいます。 幼虫が幹の内部を食害して木を弱らせるため、4月・6月・8月の年3回を目安に薬剤での予防が必要です。 他の3種と比べると病害虫リスクがある点は、あらかじめ知っておいていただきたいポイントです。 ハイノキ:日陰でも育ち、透け感のある繊細な樹形 項目 内容 常緑/落葉 常緑 成長速度 遅い(年20〜30cm) 目隠し適性 中(2〜4m・透け感あり) 手入れ頻度 ほぼ不要 ハイノキは常緑高木で、細い枝と小さな葉が作り出す繊細で涼しげな樹形が特徴です。 最大の特徴は、直射日光を嫌い、日陰〜半日陰を好むこと。 「北側の玄関」「家と家の間の日陰になるスペース」など、他の木が育ちにくい場所の目隠しやシンボルツリーとして重宝します。 成長がとても遅いため剪定はほとんど必要なく、自然な樹形を長く楽しめます。 初夏には白い小さな花を咲かせます。 知っておきたいのは、枝葉に透け感があるため、「壁のように完全に視線を遮る」ほどの強い目隠し効果はないことです。 シルエットをぼかしてやわらかく視線を遮りたい場所に向いています。 また、日差しが強すぎる場所(西日が強く当たる場所など)に植えると葉焼けを起こして弱ってしまうため、植える場所をしっかり選ぶ必要があります。 成長が遅くて手入れが楽なので、北側など日当たりが悪い場所の目隠しに困ったら、ハイノキをよくご提案しています。 常緑ヤマボウシ:高さと密度があり、しっかり視線を遮りたい場所に 項目 内容 常緑/落葉 半常緑(寒冷地では一部落葉) 成長速度 普通(年30cm) 目隠し適性 高(1〜6m) 手入れ頻度 基本不要(年1回程度、軽く整える) 常緑ヤマボウシは半常緑の高木で、5〜6月に白または薄ピンクの花を咲かせる観賞価値も備えています。 樹高は1〜6m程度で、ある程度の高さが必要な目隠し場所に向いています。 剪定はほぼ不要で、「植えた時3mの苗が6年後もほぼ3mのまま」という実例があるほど、成長が穏やかです。 一年中緑が美しく、和風・洋風どちらの庭にも合います。 注意点として、「ヤマボウシ」で検索すると落葉品種と常緑品種が混在しています。 落葉品種を選ぶと冬に葉が落ちて目隠しとしての役割を果たせなくなります。 常緑を選ぶ場合は「常緑ヤマボウシ」です。 ある程度の高さが必要な場面で選びやすい樹種で、花が咲くので華やかさも加わります。 達匠が実際によく提案している樹種の一つです。 目隠しをするために、植える前に確認したい3つのポイント 木を選んだら次は植え方です。 苗の大きさ、フェンスとの併用、費用という、植える前に押さえておきたい3つのポイントをお伝えします。 小さい苗を選ぶと目隠し効果が出るまでに数年かかる 手入れが楽な木ほど、成長が遅いので、目隠し効果が出るまでに時間がかかります。 たとえばソヨゴの成長速度は年20〜30cmです。 高さ0.5mの苗を植えて1.5mになるまでには、約3〜5年かかる計算になります。 なるべく費用を抑えようと小さい苗を選ぶと、しばらく目隠しとして機能しない期間が続きます。 植えた日から目隠ししたい場合は、最初から目的の高さ(1.5〜2m)に近い苗を選びましょう。 庭木だけで不安な場所は「目隠しフェンス」と組み合わせる 苗が目的の高さに育つまでの数年間や、庭木だけでは隙間が空いてしまう場所には、フェンスとの併用がおすすめです。 苗が育つまでの期間だけ、低めのフェンスを一時的に組み合わせる 庭木だけでは隙間が生じる場所を、部分的にフェンスで補う 庭木かフェンスかを二択で考えている方が多いですが、実際にはこのように組み合わせて使う方法もあります。 最初から目隠しになる大きさの苗を選ぶと、費用は5〜12万円が目安 当然ながら、苗は大きくなるほど費用も高くなります。 目安として、高さ1m未満の苗と、目隠しに十分な高さ1.5〜2mの苗では、価格が数倍違うこともあります。 植栽工事の費用としては、2m前後の木を1本植える場合で5〜12万円程度(植え付け工事費込み)が一つの目安です。 なお、安さを優先して小さい苗を選んだ結果、期待した目隠しにならずあとから植え直しになっては、かえって費用がかさんでしまいます。 もちろん、「小さい苗から自分で育てていくのが楽しい」という方もいれば、「最初から目隠しとして完成した形がほしい」という方もいます。 どちらが正解ということはなく、最初からすべてを完成させず、お庭に「余白」を残しておくのも一つの楽しみ方だと思います。 ただ、もし「手入れの心配なく、最初からプロにお任せしたい」という場合は、ご希望の目隠しの高さとご予算のバランスを一緒に考えますので、どうぞお気軽にご相談ください。 手入れのいらない木でよくある質問 Q. シマトネリコは目隠しに向いていますか? シマトネリコはよく選ばれる人気樹種で、達匠でも提案することがある木です。 常緑で目隠し効果も十分にあります。 ただ、成長が早いので「手入れを楽にしたい」という目的とは少し合わなくなってしまいます。 年間1〜2メートルも成長することがある木で、適度に剪定をしないと大きくなりすぎてしまいます。 一方、目隠し効果を早く出したい方には向いている木です。 ただ「手入れの手間を最小にしたい」というご希望なら、ソヨゴやハイノキの方が向いている場合があります。 Q. キンモクセイは目隠しに向いていますか? キンモクセイは香りの良さから庭木の候補として挙がることが多く、葉が密で目隠し効果自体はしっかりあります。 ただ達匠では、キンモクセイをシンボルツリーとしてスポットライトを当てて提案することは積極的にはしていません。 理由は樹形です。 成長とともに「ずんぐりむっくり」とした形になりやすく、見栄えを重視する場合は注意が必要です。 剪定後にも樹形が乱れやすいという特性もあります。 剪定は花後(10〜11月)と芽吹き前(2〜3月)の年2回が基本です。 もちろん、「香りを楽しみたい・目隠しにも使いたい」というご要望があれば、選択肢の一つとしてご提案することは可能です。 Q. 北側・日陰でも育つ木はありますか? 4選の中で、半日陰に対応できる樹種はハイノキ・ソヨゴ・常緑ヤマボウシの3種です。 ハイノキ<:半日陰〜日陰。むしろ直射日光を嫌うため、北側など日当たりの悪い場所に一番向く樹種 ソヨゴ:日向〜半日陰OK(直射日光もOK)。4選の中で日照の融通がきく樹種 常緑ヤマボウシ:日向〜半日陰。半日陰での育成実例もある 一方、オリーブは日向必須です。 半日陰では生育が悪化し、成長もほとんど期待できません。 北側でも使える樹種は限られています。 達匠では、そういった点も考慮して樹種をご提案させていただいています。 Q. 剪定はどのくらいの頻度で必要ですか? 「手入れが楽な木」として選んだ樹種でも、剪定はゼロではありません。 ただ、頻度は確実に少なくなります。 樹種 剪定頻度 適期 ソヨゴ ほぼ不要(間引き程度) 5〜6月(軽く整える程度) ハイノキ ほぼ不要(間引き程度) 花後(5〜6月) 常緑ヤマボウシ 基本不要(軽く整える程度) 花後(6〜7月) オリーブ 年1〜2回 春〜夏(成長期前後) 年1〜2回の樹種でも、成長速度が遅いので1回あたりの作業量は少なめです。 「剪定の回数」より「1回の手間」が少ないことが、この4種を選ぶ理由の一つでもあります。 まとめ:手入れと敷地条件を踏まえて、外構のプロに相談しよう 手入れがいらない目隠しを作りたいなら、「常緑かどうか」だけでなく「いかに成長が遅いか(=剪定しなくていいか)」にこだわって木を選んでみてください。 達匠では、ソヨゴ・オリーブ・ハイノキ・常緑ヤマボウシなどをよくご提案します。 この記事のポイント 常緑+成長が遅い樹種を選ぶ シマトネリコのように人気でも成長が早い木は目的に応じて選ぶ 目隠し効果を早く出すには、最初から高さのある苗を選ぶ 庭木だけで不安な場所は、フェンスとの併用も検討する ただし、同じ木でも植える場所の広さや日当たりによって、育ちやすさはまったく違います。 「うちの庭のこの場所には、どの木が一番合うだろう」というのは、日照条件などを現地で実際に見てみないと判断できないのが本当のところです。 岐阜・愛知エリアでの外構・植栽については、累計5,000件超の実績を持つ達匠にご相談ください。 どの木をどこに植えるべきかを現地でご提案します。 まだイメージが固まっていない段階でも、まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

虫がつきにくいシンボルツリー5選!外構のプロが選ぶ木と虫を防ぐポイント

シンボルツリーを選ぶなら、「虫がつかず、手入れが楽で、冬も葉が落ちない常緑樹がいい」。 外構のご相談をいただく際にも、こういったご希望はとても多いです。 ただ正直に言うと、実は「虫がつかない・手入れが楽・常緑」の3つが完全に揃う木というものは、なかなかありません。 常緑で見栄えのする木ほど成長が旺盛で、放っておくと管理が大変になりやすいからです。 とはいえ、「比較的虫がつきにくい木」なら、ちゃんとあります。 この記事では、岐阜・愛知エリアで累計5,000件以上の外構を手がけてきた達匠が、現場でよくご提案している樹種をもとに、虫がつきにくい木と、逆に虫が多くて後悔しやすい木を正直にご紹介します。 この記事でわかること 比較的虫がつきにくいシンボルツリー5種の特徴と注意点 虫が多くて後悔しやすい木と、その理由 「常緑・手入れ楽・虫なし」の3拍子が揃う木が実際には少ない理由 植えた後の管理で虫を抑えるポイント 「完全に虫がつかない木」はないが、比較的つきにくい木はある 結論から言うと、木を植える以上、程度の差こそあれ虫はやってきます。 一般に言われるとおり、完全に虫をゼロにする魔法の木はありません。 ただ、もともと「比較的虫がつきにくい木」はあります。   先ほど「常緑・手入れ楽・虫なしの3拍子が揃う木は現場ではほとんど存在しない」とお伝えしました。 「落ち葉掃除がないから、常緑樹は手入れが楽」と思われがちですが、実は成長が早い木も多く、放置するとあっという間に枝葉が茂って風通しが悪くなり、かえって虫の温床になりやすいからです。 だからといって「諦めてください」と言いたいわけではありません。 虫がつくという現実を知っていただいた上で、「じゃあ、リスクの低い木をどう選べばいいか」を正直にお伝えするのが、この記事の目的です。 達匠でよくご提案する、虫がつきにくいシンボルツリー5選 虫への強さ、成長の安定感、そして管理のしやすさ。 この3つのバランスを見たとき、比較的虫がつきにくいと判断できるシンボルツリーが5種類あります。 達匠が現場でよくご提案する3種(シマトネリコ・ソヨゴ・オリーブ)と、虫への耐性で広く評価されている2種(常緑ヤマボウシ・ハイノキ)です。 達匠がご提案しやすいシンボルツリーの条件は「常緑樹で、樹形が整いやすいこと」ですが、これらの木はその条件も満たしてくれます。 私たちが樹種をご提案するとき、実は次の3つのポイントを見ています。 その木が本来持っている病害虫への強さ 成長のスピードと樹形の安定感(放置すると虫の温床になりやすいため) 管理のしやすさ(続けられない手入れは意味がありません) この3点で5種を評価すると、以下のようになります。 樹種 ①病害虫への耐性 ②成長の安定性 ③管理しやすさ こんな人に シマトネリコ ○ △ ○ 存在感が欲しい・剪定を続けられる人 ソヨゴ ◎ ◎ ◎ 手入れを少なくしたい・組み合わせ前提 オリーブ ○ ○ △ おしゃれ重視・管理知識がある人 常緑ヤマボウシ ○ ○ ○ 季節感も欲しい人 ハイノキ ◎ ◎ ◎ 虫と管理の手間を両立したい人 ここからは、それぞれの木の特徴と注意点について、順番に詳しく見ていきましょう。 なお、見た目やデザインとの相性でじっくり比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。 シマトネリコ:虫には強いが成長が早い。「毎年の剪定」を前提に選ぶ木 シマトネリコは、細かい葉と繊細な枝ぶりが涼しげで、和風にも洋風にも合わせやすい人気の木です。 達匠でも、常緑樹の定番としてよくご提案しています。 比較的病害虫に強く目立った被害は少ないものの、新芽を食べるイモムシやハマキムシがつくことはあります。 また、成長のスピードが非常に速く、日当たりの良い場所だと1年で1〜2メートル伸びることもあります。 毎年の剪定が欠かせないので、「手入れがいらない木」ではなく「手入れがしやすい木」と考えるのが正解です。 刈り込みには強いので、適期である3月や9〜10月に定期的に手を入れられる方なら扱いやすいはずです。 ちなみに、夜にスポットライトを当てるととても雰囲気が出ますよ。 シンボルツリーのライトアップについては以下の記事で紹介しています。 ソヨゴ:病害虫に強く成長も遅い。単体より下草と組み合わせて植えるのがおすすめ ソヨゴは、秋に赤い実をつける、可愛らしい常緑樹です。 半日陰でも育つ丈夫さがあり、先ほどの3つのポイントで見たときに、もっともバランスが良い木の一つです。 病害虫に強く、カイガラムシがつくことはあるものの被害は少なめです。 成長も緩やかで1年に20〜30cm程度しか伸びず、樹形が崩れにくく安定しています。 剪定の手間があまりかからず、手入れを少なくしたい方にはぴったりです。 ただ、現場の本音を少しだけ。 ソヨゴは単体で植えるとボリュームが出にくく、少し寂しい印象になることがあります。 優秀な木だからこそ、他の下草や植栽と組み合わせるのがおすすめです。 オリーブ:基本は虫に強いが、幹に入る「アナアキゾウムシ」の確認が必須 オリーブは、地中海風のおしゃれな雰囲気で、根強い人気があります。 基本的には病害虫に強いのですが、一つだけ例外的に厄介な天敵がいます。 それが「オリーブアナアキゾウムシ」。 成虫は体長15mmほどの黒褐色で、樹皮と色が似ていて見落としやすく、幹に産んだ卵から孵った幼虫が内部を食い荒らします。 幹まわりのオガクズ状の木くずや幹表面のボコボコが発見のサインで、4〜10月は特に要注意です。 月1回は根元を観察し、見つけ次第取り除いて株元を清潔に保つことが大切です。 「虫がつきにくい」とよく紹介されますが、この虫の存在を知らずに放置すると、幹の中を食い荒らされてある日突然木が枯れてしまうことがあります。 こうしたリスクを知った上で、月に1回の観察を続けられる方には、十分おすすめできる木です。 常緑ヤマボウシ:比較的虫に強く季節感もある。購入時は品種名の確認を 常緑ヤマボウシは、初夏に白い花を咲かせ、秋には赤い実をつけ、ほんのり紅葉もします。 1本で季節の移ろいを感じられるのが魅力です。 病害虫に比較的強く、アブラムシがつく程度で済むことが多いです。 成長のスピードはやや早めですが、シマトネリコほど暴走せず、樹形が比較的整いやすいのが特徴です。毎年の剪定(年1〜2回、厳寒期を除く)で十分コントロールでき、管理しやすい部類に入ります。 ここで注意点として、一般的な「ヤマボウシ」は冬に葉が落ちる落葉樹です。 常緑のものが欲しい場合は、必ず「常緑ヤマボウシ(ホンコンエンシスなど)」と品種名を確認してください。 ハイノキ:虫に強く管理もほぼ不要。西日を避けた半日陰に植える ハイノキは、細い幹がスッと立ち上がる、繊細で軽やかな樹形が特徴です。 春(4〜5月)には甘い香りのする白い花を咲かせます。 狭い場所でも圧迫感が出ず、モダンな住宅によく似合います。 深刻な害虫被害の報告が少なく、虫への強さは最高レベルです。 また、成長のスピードが極めて遅いので、放置しても樹形がほとんど崩れません。 剪定もほぼ不要で、ソヨゴと並んでもっとも管理が楽な木です。 ただし、強い西日や乾燥には弱いため、半日陰の場所に向いています。 また、成長が遅い分、立派なボリュームになるまでには時間がかかります。 条件さえ合えば、虫と管理の手間を両立できる「知る人ぞ知る」優秀な木です。 逆に、虫が多くつきやすいシンボルツリーとその理由 逆に、シンボルツリーの候補としてよく名前が挙がるものの、実は虫がつきやすい傾向がある木もあります。 知らずに植えて後悔するより、特徴を理解した上で選ぶかどうかを決めていただきたいので、正直にご紹介します。 サクラ:美しい花と引き換えに、チャドクガなどの毛虫対策が必要になる 春の美しい花は本当に魅力的ですが、毛虫(チャドクガなど)やアブラムシが発生しやすい木です。 特にチャドクガは毒針毛を持っており、触れると激しいかゆみが出ます。 さらに、サクラは湿気のある土を好むので、幹や根の周りにシロアリが寄ってきやすいという厄介なリスクもあります。 また、大木になりやすいので、手が届かない高い場所で虫が発生すると、ご自身での駆除や薬剤散布がとても大変になります。 周囲に毛虫が落ちるなど、近隣トラブルになることもあります。 花の美しさと虫対策の手間、この両方を天秤にかけて判断したい木です。 モミジ・カエデ:アブラムシによる「すす病」と、秋の落ち葉掃除が必須 秋の紅葉が美しいモミジやカエデですが、アブラムシがつきやすいのが難点です。 アブラムシの排泄物が原因で「すす病」になり、葉が黒く汚れてしまうことがあります。 ただ、アブラムシ自体は市販のスプレー剤で簡単に予防・駆除できるため、そこまで神経質になる必要はありません。 本当に警戒すべきは、夏場に発生する「イラガ(毒毛虫)」と、幹を食い荒らす「テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)」。 とくにイラガは触れると激痛が走るため、見つけたらすぐに駆除する必要があります。 また、落葉樹なので虫対策に加えて、秋から冬にかけての落ち葉掃除も必要です。 とはいえ家庭用のサイズなら数日おきにサッと掃く程度で済みます。 虫への注意ポイントさえ知っていれば、紅葉の美しさを存分に楽しめる木です。 落ち葉の量や紅葉についてもっと知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。 ここで紹介した木も、選んではいけないわけではありません。 虫がつきやすい傾向を知った上で、次にお伝えする管理方法を実践すれば、リスクは大きく下げられます。 それでも不安な場合は、達匠にお気軽にご相談ください。 シンボルツリーの虫を防ぐ日常管理と、見つけたときの対処法 どんな木を選んでも、「絶対に虫が来ない庭」を作ることはできません。 ただ、木の種類選びと日々の手入れ次第で、「虫が寄りつきにくい環境」は十分作れます。 ここからは、虫を防ぐために具体的にどんな手入れをすればいいのかを見ていきましょう。 年1〜2回の剪定で風通しを確保し、虫の温床をなくす 虫を寄せつけないための一番の基本は、「風通しを良くすること」。 定期的に剪定をして枝葉が密集しないようにするだけで、虫の温床をなくすことができます。 日常の管理として、以下のポイントを押さえておきましょう。 枝葉が混む前に、年1〜2回を目安に剪定する 枯れ枝や落ち葉は、見つけたらその都度取り除く 水はけを整える(砂利や腐葉土で土壌改良しておくと安心) 下草は植え込みすぎず、根元の風通しを残す 「虫がつきにくい木を選んだから、あとは放置で大丈夫」と思ってしまうと、どんな木にも虫はやってきます。 こうした手入れを続けていれば、虫の被害は抑えやすくなります。 虫を見つけたら、まずは市販の園芸用薬剤で対処する 虫対策で何よりも大切なのは、早期発見です。 水やりのついでなどに、定期的に木を観察する習慣があれば、多くの場合は大事にならずに済みます。 「虫が出た=失敗した、もう手遅れだ」というわけでもありません。 見つけたら、その虫に合った市販の園芸用薬剤を使ってみてください。 たとえば毛虫なら、群れている葉っぱごと切り取って専用の薬剤をまきます。 オリーブアナアキゾウムシなら、木肌の異常を見つけて幼虫を取り除き、4月・6月・8月を目安に薬剤を散布する、といった具合です。 もし木が大きくなりすぎたり、高い場所で被害が出たりして、どうしてもご自身では手に負えない場合は、無理をせずプロにご相談ください。 シンボルツリーと虫に関するよくある質問 虫がつかないシンボルツリーを選ぶとき・育てるときの疑問をまとめました。 Q. 常緑樹と落葉樹では、どちらが虫がつきにくいですか? A. 一概にはいえませんが、常緑樹のほうが比較的つきにくい傾向があります。ただし、最終的には樹種による違いのほうが大きいです。 落葉樹は葉が薄くて柔らかいので、虫に食べられやすい傾向があります。 一方、常緑樹は葉が硬くて厚いものが多いので、一般的に「虫がつきにくい」と言われます。 ただ、常緑のオリーブでも虫のリスクはあるように、樹種ごとの特性で判断するのが確かです。 Q. 園芸用の薬剤は、安全に使えますか? A. 使用方法と注意書きを守れば使えます。ただし、子どもやペットへがいる場合は注意しましょう。 市販の園芸用薬剤は、ラベルに書かれている使用方法や注意書きを守って正しく使うことが大前提です。 散布するときは子どもやペットを遠ざけ、散布した直後も近づけないようにしてください。 ご自身での使用が不安な場合は、プロに任せるのも選択肢です。 Q. 植えて数年後に虫が増えるのはなぜですか? A. 木が大きくなって管理が行き届かなくなることが、主な原因です。 よくある原因は以下の3つです。 木が大きくなって剪定が追いつかず、風通しが悪くなった 根が張って土の状態が変わった 近隣に木が増えて、虫の移動ルートができた 「植えたときは平気だったのに」というご相談の多くは、年数が経って管理が行き届かなくなったことが原因です。 剪定をして風通しを確保するだけで、状況はかなり改善します。 まとめ:比較的虫がつきにくい木を選び、定期的な剪定で予防しよう 完全に虫がつかない木はありませんが、比較的虫がつきにくい木は確かにあります。 今回ご紹介したシマトネリコ、ソヨゴ、オリーブ、常緑ヤマボウシ、ハイノキの5種は、どれも比較的虫のトラブルが起きにくい優秀な木です。 この記事のポイント 「虫がつかない・手入れが楽・常緑」の3つが完全に揃う魔法の木はない 虫に強い木(ソヨゴ等)や、剪定しやすい木(シマトネリコ等)から選ぶのが現実的 年1〜2回の剪定で「風通し」を保つことが最大の虫対策 もし虫がついた場合は、市販の薬剤で対処するかプロに頼る 理想の木を探すより、無理なく手入れを続けられる木を選ぶほうが、結局はきれいなシンボルツリーを長く楽しめます。 もし「うちの庭にはどの木が合うんだろう」と迷われたら、ぜひそのまま達匠にご相談ください。現場の経験から、お住まいの環境で「一番後悔しない木」を正直にお伝えします。 現場の経験から、お住まいの環境で「一番後悔しない木」を正直にお伝えします。 虫のことが心配でなかなか踏み切れないという方も、まずはお気軽にご相談ください。

落葉樹と常緑樹の違いは?「常緑なら手入れが楽」とは限らない理由と選び方

シンボルツリーのご相談に乗っていると、「できれば常緑樹がいいです」と希望されるお客様が多い印象があります。 一年中葉が落ちず、掃除の手間がかからないイメージがあるからですよね。 ただ、私たちが実際の現場でシンボルツリーをご提案するとき、「常緑樹なら手入れが楽ですよ」とそのままご提案することはほとんどありません。 というのも、本当のところはそう単純ではないからです。 この記事では、落葉樹と常緑樹の基本的な違いから、「常緑なら手入れがいらない」という思い込みの実情まで、岐阜・愛知エリアで累計5,000件以上の外構施工を手がけてきた達匠の目線で、正直にお話しします。 この記事でわかること 落葉樹と常緑樹の基本的な違い 常緑樹と落葉樹、それぞれが得意な場面があること 「常緑なら手入れが楽」はそうとは限らない 実際に提案する機会が多い代表的な樹種の例 自分の庭に合う一本を選ぶための判断軸 落葉樹と常緑樹の違いは?「葉が落ちるか」が目隠しや手入れの差を生む 落葉樹は「冬になると葉をすべて落とす木」、常緑樹は「一年を通して葉を茂らせ続ける木」です。 きっと言葉としてはご存知ですよね。 ただ、この「葉を落とすか、落とさないか」というシンプルな違いが、実際の暮らしの中で「目隠しになるか」「手入れはどうなるか」といった大きな差につながっていきます。 (なお、木には「針葉樹」「広葉樹」という分類もありますが、これは落葉・常緑とは別の切り口です。今回は庭木選びで一番迷いやすい「葉が落ちるかどうか」に絞ってお話ししますね。) では、この違いが具体的な強みとしてどう表れるのか、順番に見ていきましょう。 常緑樹と落葉樹はどちらを選ぶ?それぞれの得意な役割 まずは基本の選び方です。 常緑樹と落葉樹には、それぞれ明確に得意な役割があります。 目隠しやプライバシー確保を優先するなら「常緑樹」 常緑樹の最大の強みは、一年中葉が茂っているぶん「安定した目隠し」になることです。 冬になっても葉が落ちないので、道路や隣家からの視線をしっかり遮ってくれます。 「リビングの窓が道路から丸見えで落ち着かない」「玄関を開けたときの中を隠したい」といったプライバシー確保の目的がはっきりしているなら、目隠しメインで迷わず常緑樹を軸に考えて問題ありません。 庭で四季の移ろいや紅葉を楽しみたいなら「落葉樹」 一方で、落葉樹の魅力は「四季の移ろい」をダイレクトに感じられることです。 春にはみずみずしい新緑が芽吹き、秋には鮮やかに紅葉し、冬には美しい枝ぶりを眺める。 常緑樹にはない季節の変化を庭に取り入れたい方には、落葉樹がぴったりです。 ただ、「葉が落ちる」ということは、当然ながら落ち葉掃除の手間がついて回りますよね。 「やっぱり手入れを考えると、落葉樹はちょっと」と不安になるかもしれませんが、実はそうとも言い切れないのが庭木の面白いところです。 「常緑樹なら手入れが楽」は本当?実際によくあるリアルな話 ここまでの話だと、「目隠しもできて、葉も落ちない常緑樹を選べば一番楽じゃないか」と思われるかもしれません。 しかし、ここからが一番お伝えしたいリアルな話です。 実は、「常緑樹=手入れが楽」というのは、少し見直していただきたい思い込みなんです。 常緑樹は成長が早く、こまめな剪定が必要な木が多い 落ち葉の掃除がない代わりに、あとから大変になりやすいのが「剪定(せんてい)」の手間です。 達匠の現場で多くの庭を見てきた実感として、ほとんどの常緑樹はとても成長が旺盛で、どんどん大きくなります。 いわゆる「暴走」しやすい木が多いのです。 樹種ごとに整理すると、次のような違いがあります。 樹種 手入れの実情 オリーブ・ユーカリ 成長が非常に早く、こまめな剪定をしないとすぐに樹形が乱れる ミモザ 成長が早く、主役のシンボルツリーというよりは副主役向き(私たちの見立てです) 金木犀(キンモクセイ) 放っておくとボリュームが出て「ずんぐりむっくり」とした樹形になりやすく、すっきり見せたいシンボルツリーには少し不向き スモークツリー 成長が早く、管理の手間がかかる ソヨゴ 成長が緩やかで樹形は乱れにくいが、単体で植えるとボリュームが出ず寂しく見えがちなことも マホニアコンフューサー コンパクトに収まる扱いやすい常緑樹だが、植えるスペースを選ぶ このように、常緑樹ならどれでも手入れが楽なわけではなく、樹種によって苦労するポイントが全然違います。 決して常緑樹を否定しているわけではありません。 「落ち葉がない代わりに、切る手間がかかる木が多い」という現実を知ったうえで選んでいただきたいのです。 落葉樹でも、成長が遅い樹種を選べば手入れは軽くできる では、落葉樹はどうでしょうか。 当然、秋から冬にかけて落ち葉の掃除は必要になります。 しかし、「落葉樹は全部大変」というわけでもありません。 たとえば達匠では、「絶対に常緑がいい」とおっしゃるお客様に、あえて落葉樹の「アオダモ」をご提案することがよくあります。 なぜなら、アオダモは成長がとても遅く、剪定の手間がほとんどかからない扱いやすい木だからです。 また、私たちの代表が個人的に一番好きな樹種がイロハモミジです。 あの紅葉の美しさはやはり格別だからです。 ただ、イロハモミジは落ち葉の量が多く、お掃除の覚悟が必要になることは、提案時に必ず正直にお伝えしています。 「常緑は楽、落葉は大変」と決めつけず、木の種類ごとの特徴を比べながら、自分に合う一本を探してみてください。 冬場の違いにも注意。日差しを取り込む落葉樹と、目隠しを保つ常緑樹 手入れの手間だけでなく、冬場の「日当たり」や「目隠し」にも大きな違いが出ます。 落葉樹は葉が落ちる分、太陽が低い冬場でも、リビングに暖かな日差しをたっぷりと取り込んでくれます。 一方、常緑樹は冬でも葉が茂っているので、一年を通してしっかり目隠ししてくれます。 ご自身が庭木に何を一番求めているのか、以下の基準で優先順位を整理してみてください。 迷ったときは、この基準を目安に考えてみてください。 冬でもしっかり視線を遮りたい → 常緑樹 冬は暖かい日差しを室内に取り込みたい → 落葉樹 四季の変化や季節感を味わいたい → 落葉樹 とにかく手入れの手間を減らしたい → 常緑か落葉かではなく「成長が遅い樹種」を選ぶ 達匠がよく提案する、現実的なシンボルツリーの代表樹種 手入れの手間とそれぞれのメリットを踏まえたうえで、達匠が実際の現場でよくおすすめしている、手のかかりにくい代表的な樹種をご紹介します。 常緑樹の代表例:シマトネリコ・ソヨゴ・オリーブ・ハイノキ・キンモクセイ・メラレウカ   「どうしても目隠しがしたい」という方に、常緑樹のシンボルツリーとしてよくご提案するのは、シマトネリコ、ソヨゴ、オリーブ、ハイノキなどです。 それぞれ成長の早さや枝のボリューム感に違いはありますが、どれも長く付き合っていける木ばかりです。 ご自宅の雰囲気に合うものを比べてみてください。 常緑樹それぞれの特徴や、手入れの頻度など詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。 落葉樹の代表例:アオダモ・ジューンベリー・ヤマボウシ・ハナミズキ・モミジなど   落葉樹では、なんといってもアオダモをよくご提案しています。 成長が遅くて樹形も美しく、「手入れを減らしたい」という現代のライフスタイルにとても合っている木だからです。 他にも、春に白い花を咲かせるジューンベリーやヤマボウシ、洋風の家に似合うハナミズキ、圧倒的な紅葉の美しさを楽しめるイロハモミジなど、季節の変化を存分に味わえる木がたくさんあります。 アオダモよりは落ち葉のお掃除の手間は増えますが、どれもシンボルツリーらしい見ごたえのある木です。 落葉樹の詳しい選び方については、こちらの記事にまとめています。 まとめ:庭に求めること次第!敷地条件に合う一本をプロと見つけよう 落葉樹と常緑樹、どちらがいいか迷ったときは、「落ち葉がないから常緑樹」と決めてしまうのではなく、まずは「庭に何を一番求めているか」を整理してみてください。 目隠し効果が欲しいなら常緑樹、四季を楽しみたいなら落葉樹。 そして「手入れの楽さ」を左右するのは、常緑か落葉かの違いよりも、実際に選ぶ樹種そのものです。 この記事のポイント 落葉樹は冬に葉を落とし、常緑樹は一年中葉を茂らせるのが基本の違い 目隠しなら常緑樹、四季の彩りを楽しむなら落葉樹という強みがある 「常緑=手入れが楽」は思い込み。多くの常緑樹は成長が早く剪定の手間がかかる 常緑樹のおすすめは、シマトネリコ・ソヨゴ・オリーブ・ハイノキなど 落葉樹のおすすめは、手入れが少ないアオダモや、季節を感じるヤマボウシなど 夜間の見え方も気になる方は、シンボルツリーのライトアップ事例もあわせて参考にしてみてください。 ただ、シンボルツリー選びの最適な答えは、お住まいの敷地条件や日当たり、隣の家との距離によって一軒一軒違います。 「自分の家の場合はどっちがいいんだろう?」と迷われたときは、ぜひ無理に決めきる前にお気軽にご相談ください。 現場の目線で、一緒にぴったりの一本を整理させていただきます。

シンボルツリーにおすすめの落葉樹6選!プロが選ぶおしゃれ度と手入れの手間

「我が家にも素敵なシンボルツリーを植えたい!」 新緑や紅葉など、季節の移ろいを身近に感じられる落葉樹は、シンボルツリーの定番として根強い人気があります。 しかし、一番気になるのが「植えたあとの手入れ」ですよね。 「できれば掃除も剪定もラクな木がいい」というのが本音だと思います。 手入れを気にして「落ち葉が出ない常緑樹がいい」というご希望も多いのですが、実は常緑樹は成長が早く、剪定などの管理が意外と大変だったりします。 一方で落葉樹の中には、成長が遅く、落ち葉も少なめで手入れがラクな「アオダモ」や、少し日陰になる場所でも元気に育ち、掃除も簡単な「ジューンベリー」など、ローメンテナンスで優秀な木があります。 この記事では、累計5,000件以上の施工実績を持つ外構のプロの目線から、人気の落葉樹6種の特徴をまとめました。 「落ち葉掃除のリアルな実態」や「冬の目隠し問題」など、植えたあとに後悔しがちなポイントも包み隠さずお伝えします。 この記事でわかること 植える前に知っておきたい3つの注意点 日当たりや手入れで比べるおすすめ落葉樹6種 植え付け時期や費用などよくある質問への答え 失敗しないために。植える前に知っておきたい「落葉樹のリアル」 「手入れがラクな落葉樹」を失敗せずに選ぶには、良い面だけでなく、気をつけるべき現実も知っておく必要があります。 おすすめの木をご紹介する前に、プロとして必ずお伝えしている「3つの注意点」を整理しておきます。 ① 落ち葉の量は「木の種類」によって差がある 「落葉樹は落ち葉掃除が大変」と思われがちですが、実は木によってかなりの差があります。 多め: イロハモミジ(細かい葉が大量に散るため、こまめな掃除が必要) 普通: ヤマボウシ(一気にではなく、少しずつ落ちる) 少なめ: アオダモ・エゴノキ・ジューンベリー・ヒメシャラ(葉が小さく、比較的掃除が楽) 私個人としては、その紅葉の美しさから一番好きな木なのですが、「綺麗だから」だけで選んでしまうと、秋の落ち葉掃除の多さに少し驚かれるかもしれません。 イロハモミジの細かな葉は、地面の砂利の隙間に入り込んでしまったり、雨が降るとアスファルトにペタッと張り付いてしまったりと、ホウキで掃き集めるのが大変です。 一方で、葉が小さいアオダモやジューンベリーなどは比較的掃除がラクですし、ヤマボウシも一気にドサッと散るわけではないため、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。 プロの工夫 木の足元をコンクリートやタイル、大きめの砂利にしておくと、ホウキや送風機で掃除しやすくなります。 ② 冬の「目隠し問題」は常緑樹やフェンスとの役割分担でカバー 落葉樹の宿命が「冬になると枝だけになる」こと。 葉がある姿ばかりを想像して植える場所を決めてしまうと、冬になって葉が落ちた途端、「あれ?外から丸見えになってしまった」となってしまいます。 もし目隠しも期待して木を植えたいなら、対処法は2つあります。 常緑樹と組み合わせる: ソヨゴなど一年中葉がある木を隣に植えて、視線を遮る。 目隠しはフェンスに任せる: 木は景色として楽しみ、視線対策はフェンスや壁でしっかり行う。 全部を1本の木に求めず、役割分担を意識するといいかと思います。 ③ 成長スピードと「虫」の不安は、木の種類や植える場所で対策 成長が早いヤマボウシやイロハモミジは、あっという間に枝を伸ばすため、毎年の剪定が欠かせません。 手入れを楽にしたいなら、成長がのんびりなアオダモやジューンベリーがおすすめです。 虫のつきやすさも、木の種類によって大きく変わります。 「虫がどうしても苦手」という方は、毛虫などの害虫が比較的つきにくい「ジューンベリー」や「アオダモ」を選ぶのが一番の対策です。 一方で、ヒメシャラやエゴノキのように特定の虫がつく可能性がある木を選ぶ場合は、玄関アプローチや窓のすぐ近くを避けて植えるなど、「植える場所」を工夫するといいでしょう。 日当たり・手入れ・デザインで選ぶ!おすすめ落葉樹6選 それでは、実際の外構づくりで特に人気が高く、達匠でも自信を持っておすすめできる落葉樹を6つご紹介します。 ご自宅の日当たりや、掃除の頻度を想像しながら、ぴったりの1本を探してみてくださいね。 樹種 樹高目安 成長速度 手入れ頻度 日当たり 相性 落葉量 アオダモ 〜3m ゆっくり 少 日向〜半日陰 ナチュラル・洋風 少 ヤマボウシ 3〜4m やや早め 中(年1回程度) 日向 和洋どちらも 普通 ジューンベリー 〜3m ゆっくり 少 日向〜半日陰 ナチュラル・北欧風 少 イロハモミジ 3〜4m やや早め 中〜多(年1回以上) 日向〜半日陰 和風・和モダン 多め エゴノキ 3〜4m ゆっくり 少 日向〜半日陰 ナチュラル・雑木風 少〜普通 ヒメシャラ 3〜4m ゆっくり 少 半日陰〜東側 和モダン・ナチュラル 少 アオダモ|どんな庭にもスッと馴染む、手入れが楽な優等生 日当たり: 日向〜半日陰 成長ペース: ゆっくり 落ち葉の量: 少なめ 「雑木の庭」の主役として大人気の木です。 細くてしなやかな幹と、向こう側が透けて見えるような枝ぶりがおしゃれで、どんな家にも不思議と馴染みます。 「虫がつかない常緑がいい、でも手入れは楽なほうがいい」というお客様に、私たちがよくご提案するのがこのアオダモです。 アオダモは成長がのんびりで本当に手入れがラク。 「少し日差しが足りない半日陰でも育つ」という強みもあります。 ただ、近年あまりにも人気が高まったことと、成長が非常にゆっくりで出荷できるサイズになるまで時間がかかることから、価格が高騰しているのが唯一のネックと言えるかもしれません。 ヤマボウシ|花・実・紅葉の3拍子!シンボルツリーの王道 日当たり: 日向 成長ペース: やや早め 落ち葉の量: 普通 6月頃に上向きの白い花をたくさんつけ、秋には食べられる赤い実と、見事な紅葉が楽しめます。 暑さ寒さにも強く、とても丈夫な木です。 「花も実も紅葉も」と欲張りに楽しみたい方にぴったりです。 ただし、成長スピードがやや早めなので、植える場所に枝を広げられる十分なスペースがあるかを事前に確認しておくのがポイントです。 ジューンベリー|お花も収穫も楽しめる、コンパクトな木 日当たり: 日向〜半日陰 成長ペース: ゆっくり 落ち葉の量: 少なめ 4月に真っ白な花が咲き、6月にはブルーベリーに似た美味しい実がつきます。 そのまま食べたりジャムにしたりと、季節の楽しみが尽きません。 厄介な毛虫がつきにくいため、虫が苦手な方にもおすすめしやすい木です。 樹形がコンパクトにまとまりやすいので、あまり広さのない庭にもすっきりと収まります。 イロハモミジ|圧倒的な紅葉の美しさ。和モダンの庭の主役に 日当たり: 日向〜半日陰 成長ペース: やや早め 落ち葉の量: 多め 燃えるような赤やオレンジの紅葉は、今回ご紹介する中でもダントツの美しさです。 和風や和モダンの庭には、これ以上ないほど似合います。 とにかく秋の景色にこだわりたい方へおすすめしたい一方で、細かい葉が大量に散るため掃き掃除の負担は多めです。 毎年の剪定も必要になるので、「手間をかけてでも美しい景色を楽しみたい」という方に向いています。 エゴノキ|星のように垂れ下がる白い花と、軽やかな姿が魅力 日当たり: 日向〜半日陰 成長ペース: ゆっくり(若木は早め) 落ち葉の量: 少〜普通 5〜6月頃、小さな白い星のような花が鈴なりになって「下向き」に咲きます。 木の下からふと見上げたときの可愛らしさは格別です。 枝の線が細く、ナチュラルな外構によく似合います。 自然と綺麗な樹形にまとまりやすく、半日陰でも元気に育ってくれるのが嬉しいポイントです。 ヒメシャラ|ツルツルの美しい幹で、冬の庭でも主役になれる 日当たり: 半日陰〜東側(夏の強い西日はNG) 成長ペース: ゆっくり 落ち葉の量: 少なめ 赤褐色でツルツルとした幹が美しく、葉が落ちた冬の間でも庭の絵になる木です。 6〜7月頃には白い気品のある花を咲かせます。 スリムに上へと伸びるので、狭いスペースにも植えやすいです。 私自身、この木の繊細な姿には「どこか女の子っぽい、可愛らしさがあるな」と感じます。 そうした優しい雰囲気がお好きな方にぴったりです。 ただし「夏の強い西日」がとても苦手なので、東側や明るい北側に植えるのが鉄則です。 植え付け時期や費用って? 落葉樹についてよくあるご質問 Q. 落葉樹を植えるのに、一番いい時期はいつですか? 「葉がすっかり落ちたあとの休眠期(11月〜2月頃)」がベストです。 木がぐっすり眠っている状態なので、植え替えのダメージを最小限に抑えられます。 ただし、地面がカチカチに凍るような真冬は避けたほうが安心です。 Q. 「桂の木(カツラ)」も人気だと聞きますが、どうですか? 実は、達匠では積極的にはおすすめしていません。 葉っぱがハート型で可愛らしく人気なのですが、自然な樹形がきれいに整いにくく、ご自宅での管理が少し難しいためです。 見た目だけでなく「綺麗な形を保ちやすいか」も、失敗しない木選びの大切なポイントになります。 Q. 剪定はいつ、どれくらいのペースでやればいい? 葉が落ちて枝の骨組みが見えやすくなる「冬(12月〜2月頃)」が基本です。 元気なヤマボウシやイロハモミジなら年1回、アオダモやエゴノキのようなのんびり屋さんなら2〜3年に1回を目安に、「透かし剪定(混み合った枝を間引く)」をしてあげましょう。 Q. 植えるのに費用はどれくらいかかりますか? 木の種類や幹の本数にもよりますが、背丈より少し高いくらい(1.5〜2m前後)の木で、材料費として2万〜8万円ほどが目安です。 ここに土壌改良や支柱などの「植え付け工事費」がプラスされます。 庭全体の外構工事と一緒にご依頼いただくと、費用を抑えやすくなります。 まとめ:候補が絞れたら、プロに「うちの庭に合うか」を相談してみよう 春の新緑や花、秋の紅葉など、落葉樹はたった1本あるだけで、庭の景色を季節ごとに変えてくれて、四季の移ろいを感じさせてくれます。 この記事のポイント 初夏の花・秋の実・紅葉の3拍子を楽しみたいなら「ヤマボウシ」 秋の圧倒的な紅葉を主役にしたいなら「イロハモミジ」(落ち葉掃除は頑張る!) 日当たりが少し心配な半日陰なら「アオダモ」「エゴノキ」「ジューンベリー」 落ち葉掃除や手入れを楽にしたいなら「アオダモ」「ジューンベリー」「ヒメシャラ」 「うちは日当たりがイマイチだから、この中から選ぼう」「掃除が苦手だからこの木はやめておこう」と、候補が2〜3本に絞れてきましたか? 最初から「絶対にこれ!」と決めなくても、「この2つのどっちかがいいな」くらいまで見えてくれば十分です。 そこから先は、私たち外構のプロの出番です。 達匠では、どこに植えるか、数年後にどれくらい大きくなるか、掃除しやすい足元の仕上げまでをトータルで考え、お客様が無理なく付き合っていける植栽をご提案しています。 「アオダモとヤマボウシで迷っている」など、どんな些細なことでもかまいません。 まずはお気軽にご相談ください。 達匠の植栽について  

シンボルツリーにおすすめの常緑樹7選!プロが選ぶおしゃれ度と手入れの手間

「シンボルツリーは、一年中葉が落ちない常緑樹にしよう」 と思っても候補が多すぎて迷ってしまいませんか? 私たち達匠にご相談にいらっしゃるお客様からも、「手入れがいらなくて、虫もつかなくて、できれば常緑がいい」というご要望をよくいただきます。 たしかに、冬でも緑を楽しめて、落ち葉掃除の負担も少ないのが、常緑樹の大きな魅力です。 ただ、プロの目線から少しだけ正直にお伝えすると、「すべての常緑樹が手入れ不要」というわけではありません。 実は、常緑樹の多くは成長が旺盛で、木の種類によっては放っておくと“暴走”して大きくなりすぎてしまうという側面もあります。 木は一度植えると、そう簡単には植え替えられません。 そこでこの記事では、岐阜・愛知エリアで数多くの庭を手がけてきた達匠が、よく選ばれる常緑樹7種をピックアップ。 「管理の手間」と「家のスタイルとの相性」に絞って、現場のリアルな声も交えます。 この記事でわかること 常緑樹にしてよかった3つのこと 植える前に知っておきたい4つの注意点 管理の手間と外観の相性で比べた7種の特徴 費用・移植・根の広がりなどよくある質問への答え あなたの家にぴったりの一本を、一緒に見つけていきましょう。 シンボルツリーに常緑樹を選んでよかったことは? 「葉が落ちなくてラクそう」というイメージの強い常緑樹ですが、実際に植えた方が「よかった」と感じるポイントは大きく3つあります。 冬の玄関まわりが寂しくならない 落ち葉掃除に追われる日々がない 一年中「目隠し」として機能する 一年中緑が続き、外観の印象が変わらない 常緑樹なら冬でも葉が落ちないので、落葉樹のように玄関まわりが寂しくなることがありません。 一年中いつでも明るい印象を保てるのが常緑樹の良さです。 落ち葉掃除の手間が、落葉樹より少ない ただ、「緑をキープできる=落ち葉がゼロ」というわけではなく、古くなった葉は少しずつ落ちます。 それでも、秋から冬にいっせいに葉を落とす落葉樹のように、「毎日ほうきで掃き続けないといけない」という大変さはありません。 掃除の負担が圧倒的に軽いのは大きな魅力です。 冬も葉が残り、目隠し効果が途切れない 道路やご近所からの視線を遮りたい場所にもおすすめです。 落葉樹を目隠しにすると冬に家の中が丸見えになってしまいますが、常緑樹なら一年中しっかりプライバシーを守れます。 植える前に知っておきたい!常緑樹の4つの注意点 「一年中葉が茂っている」からこそ、気をつけてほしいポイントもあります。 成長スピードと剪定の手間(放っておくと暴走する) 植える場所(成長後の圧迫感や冬の日差し) 虫や病気(葉が密集して風通しが悪くなる) 重たい印象(ナチュラルな雑木感は出しにくい) 1. 成長スピードと剪定の手間(放っておくと暴走する) 一番気をつけていただきたいのが、木の成長スピードです。 たとえばシマトネリコのように成長が早い木は、年に1〜2回の剪定が必須になります。 手入れの手間をできるだけ省きたい場合は、ソヨゴのように成長がゆっくりな木を選ぶのが正解です。 2. 植える場所(成長後の圧迫感や冬の日差し) 苗木のときは小さくても、一年中葉が茂る常緑樹は成長すると想像以上の圧迫感が出ます。 家やブロック塀に枝がぶつからないよう、成長後の高さを踏まえてゆとりのある場所を選びましょう。 また、一年中葉が落ちないということは、冬の貴重な日差しも遮ってしまうということ。 南側の窓の前に大きな常緑樹を植えてしまうと、冬場に部屋が暗く寒々しくなることがあるので、植える場所には気をつけましょう。 3. 虫や病気(葉が密集して風通しが悪くなる) 葉が常に密集しているので、内側の風通しが悪くなり、カイガラムシなどの虫や病気が発生しやすくなる一面もあります。 適度に枝をすいて、風を通してあげる手入れが必要です。 4. 重たい印象(ナチュラルな雑木感は出しにくい) 森のような「雑木の庭」に憧れている場合、常緑樹だけで庭を作ると、どうしても葉がこんもりと重たい印象になってしまいます。 自然で軽やかな雰囲気を出したいなら、落葉樹もあわせて検討してみてくださいね。 常緑樹のシンボルツリーおすすめ7選 人気の常緑樹7種の特徴をまとめました。 まずは一覧表でざっと比較してみてください。 樹種 成長速度 剪定の手間 日当たり 外観との相性 シマトネリコ 非常に速い 年1〜2回以上 日向 ナチュラル・モダン全般 ソヨゴ 遅い ほぼ不要(年1回) 日向〜半日陰 和モダン・シンプル オリーブ やや速め 年1〜2回 日向 洋風・カフェ風 常緑ヤマボウシ やや速め 年1〜2回 日向 ナチュラルモダン・和洋 ハイノキ 遅い ほぼ不要(年1回) 半日陰 和モダン・シンプル キンモクセイ 普通 年1〜2回 日向〜半日陰 和風・和モダン メラレウカ 普通 年1〜2回 日向〜半日陰 洋風・ナチュラルモダン シマトネリコ|涼しげで大人気。でも「成長の早さ」には覚悟を おすすめの外観:シンプルモダン・ナチュラル全般 手入れの頻度:年1〜2回以上(成長が非常に速い) 最大の注意点:あっという間に伸びるので、こまめな剪定が必須 小さな葉が風に揺れる、言わずと知れた大定番。 どんな家にも似合う万能選手です。 ただ、一番気をつけてほしいのが「成長スピード」。 地植えにすると1年で1〜2メートルも伸びるので、毎年のこまめな剪定が欠かせません。 「手入れはラクなほうがいい」という方には不向きな木です。 ソヨゴ|手入れがラクで、日陰にも強い優等生 おすすめの外観:和モダン・シンプル 手入れの頻度:年1回程度(成長が遅い) 最大の注意点:赤い実がなるのは「メスの木」だけ 「手入れは少なくしたい」「植える場所があまり日当たりが良くない」という方に真っ先におすすめしたいのがソヨゴ。 成長がゆっくりなので、ハサミを入れるのは年に1回軽く整える程度で十分です。 ただ、成長が遅い分ボリュームが出にくいので、広い場所に1本だけポツンと植えると少し寂しい印象になることもあります。(※実を楽しみたい場合は、購入時にメスの木か必ず確認してください) オリーブ|シルバーの葉が外観を引き立てる。横に広がるスペースの確保を おすすめの外観:洋風・南欧風・カフェ風 手入れの頻度:年1〜2回(成長はやや速め) 最大の注意点:横に広がるため、狭い場所には不向き シルバーグリーンの葉が、洋風やカフェ風の外観をさらにおしゃれにしてくれます。 ただ、枝が「横へ横へ」と自由に広がる性質があるので、狭い場所に植えると本来残したい枝まで泣く泣く切り落とすことになります。 結果として、オリーブらしい自然な形が崩れてしまいます。 だからこそ、スペースにしっかり余裕がある場所に植えてのびのびと枝を伸ばしてあげることが、オリーブの樹形を美しく保つ最大のコツです。 常緑ヤマボウシ|花・実・紅葉。一本で季節の変化を楽しめる おすすめの外観:ナチュラルモダン・和洋どちらも 手入れの頻度:年1〜2回(成長はやや速め) 最大の注意点:一般的なヤマボウシは「落葉樹」なので品種間違いに注意 「一年中同じ姿だと寂しい」という方にはこちら。 初夏に白い花が咲き、秋に赤い実をつけ、冬にはほんのり紅葉も楽しめます(厳しい寒さだと葉を少し落とすこともあります)。 和風にも洋風にもスッと馴染む懐の深さもあり、季節の変化を感じられる貴重な常緑樹です。 ハイノキ|スリムな立ち姿。狭い場所や和モダンにぴったり おすすめの外観:和モダン・シンプル 手入れの頻度:ほぼ不要〜年1回(成長が遅い) 最大の注意点:強い西日が当たると葉焼けしやすい 細い幹がスッと立ち上がる、繊細で涼しげな木です。 枝が横に広がりにくくスリムなので、玄関前のちょっとしたスペースにも圧迫感なく収まります。 強い西日は苦手なので、「木漏れ日が入るくらいの半日陰」に植えてあげるのがベストです。 キンモクセイ|秋の香りを楽しむ。目隠し効果もバツグン おすすめの外観:和風・和モダン 手入れの頻度:年1〜2回(成長は普通) 最大の注意点:夏に枝を切ると秋に花が咲かなくなる 秋にあの甘い香りを届けてくれる定番の木。 香りの強さには好みも分かれますが、葉っぱがギュッと密に茂るので、外からの視線を遮る「目隠し」としての実力はピカイチです。 ただ、放っておくと「ずんぐりむっくり(ボワンとした樹形)」になりやすいので、実は家のメインとなるシンボルツリーとしては少し扱いが難しい木でもあります。 剪定のタイミングには注意し、適度に枝をすいてあげましょう。 メラレウカ|個性的な細い葉で、庭を海外風に おすすめの外観:洋風・ナチュラルモダン 手入れの頻度:年1回程度(成長は普通) 最大の注意点:寒さに弱い品種が多いので、冬越しできるか確認を 「オリーブやシマトネリコはご近所と被りそう…」という方におすすめ。 細い針のような葉が風にそよぐ姿は、外国の庭のような洗練された雰囲気を作ってくれます。 ただし、寒さに弱い品種も多いので、住まいの地域で冬越しできる品種(レプトスペルマム系など)をしっかり確認して選んでください。 よくある質問 常緑樹のシンボルツリー、植えるのにいくらかかる? 戸建てのシンボルツリーとして一般的なサイズ(樹高2〜3m)の常緑樹を1本植える場合、総額の費用相場は約3万〜8万円が目安となります。 もちろん、樹種やサイズ、環境によっても費用は変わってくるので、具体的な金額は現地の状況を見たうえでの見積もりが必要です。 抜いたり移植したりはできますか? 植えて1〜2年以内の小さな木なら、冬の休眠期(11〜2月頃)に移植できる場合があります。 しかし、何年も経って大きく育った木の移植は専門的な技術が必要になり、費用もかかります。 「植える場所を変えたい」と思ったら、早めにプロへご相談ください。 根が広がって基礎や隣地に影響しませんか? 木の種類によって根の張り方はまったく違います。 たとえばシマトネリコは浅く横に広がるため、水道管などの近くに植えると配管を傷めるリスクがあります。 家のどこに配管が通っているかをプロと一緒に確認しておきましょう。 常緑樹を選んで、あとから後悔することはありますか? 達匠へご相談いただく方の多くは、植える前の段階から「手入れはできるだけ少なくしたい」とお話しになります。 ただ、成長の速い木を選んでしまうと、あとから剪定の手間を後悔されることもあります。 事前に樹高や成長速度、日当たりを確認しておけば、そうした後悔は防げます。 四季の変化や軽やかさを優先したい場合は、落葉樹も選択肢に入れて比較してみてください。 まとめ:常緑樹のシンボルツリーは「外構全体のイメージ」で選ぼう 常緑樹のシンボルツリーは、ただ「人気だから」という理由だけで選んでしまうと、「すぐ大きくなって手入れが追いつかない」と後悔してしまうこともあります。 「敷地のどこに植えたいのか」「日頃の手入れはどれくらいできそうか」 この2つを軸に考えると、家に合う木は1〜2種に絞り込めるはずです。 この記事のポイント 常緑樹は冬も緑が続くが、成長が早い種類は剪定の手間が大きい 手入れをラクにしたいなら、成長が遅い「ソヨゴ」か「ハイノキ」 人気の「シマトネリコ」は成長が早いため、こまめな剪定が必要 洋風やカフェ風の外観に合わせるなら「オリーブ」か「メラレウカ」 植える前に「成長後のサイズ」と「日当たりの良さ」を必ず確認する 岐阜・愛知エリアで数多くの庭を手がけてきた私たち達匠では、木を植えたあとの「日々の暮らし」にどう馴染むかを大切にしています。 手入れがいらない庭ももちろん良いですが、週末に少し時間をかけて伸びた枝を切る。 そんな手入れの時間そのものが、実は日々の暮らしのリラックスにつながったりもするものです。 外構全体のデザインはもちろん、「この木をどこに、どう植えれば暮らしが豊かになるか」という植栽のプランニングまで一緒に考えます。 「木を植えたいけれど、どれがいいか分からない」といったご相談も大歓迎です。 ぜひお気軽にお問い合わせください。 達匠の植栽について  

シンボルツリーのライトアップ事例5選|夜の庭をきれいに見せるコツ

せっかくシンボルツリーを植えるなら、夜の玄関まわりもきれいに見せたい。 でも、「どこにどんなライトを置けばいいか分からない」「配線工事が大変そう」と、照明の計画を迷っていませんか? 実は、大がかりな工事にはなりません。 スポットライトを木の幹から少し外側に置いて斜め上に向けるだけで、夜の外観はかなり変わります。 置く位置と角度を少し工夫するだけで、昼間とはまったく違う夜の表情が生まれるのがシンボルツリーのライトアップです。 この記事でわかること 2つの照らし方とライトの置き方のコツ 夜の見え方を左右する3つの条件(樹種・植える位置・外壁の色) 達匠のライトアップの施工事例5件 費用目安や後付けの可否、ソーラーライトについて この記事では、シンボルツリーをきれいにライトアップする照らし方やライトの置き方を、岐阜・愛知エリアで累計5,000件以上の外構施工を手がけてきた達匠の施工事例も交えながら解説します。 シンボルツリーはどこから照らす?基本は下から、条件が合えば影も使う スポットライトをどこに置くか、まずそこが最初の迷いどころだと思います。 スポットライトは、木の幹から少し外側に置いて斜め上に向けるだけで、夜の外観はかなり変わります。 外壁の色によっては、木の影を壁に映す演出もできます。 下から見上げるように照らす「アップライティング」 昼間、植物に当たる光は上から下へ注ぎます。 アップライティングはその逆で、地面付近に置いたスポットライトを斜め上に向ける照らし方です。 太陽光と逆の方向から光が当たるので、昼間には見られない表情が出ます。 設置位置の目安は、木の幹から30〜50cmほど外側。 そこから斜め上向き(仰角45〜60度程度)に照らします。   ここで気をつけたいのが、ライトを真下から垂直に当てないこと。 影が不自然になりやすく、「なんとなく変」という感じになりがちです。 「少し外側から斜め上」という角度が、自然な見え方のポイントです。 まずスポットライト1本あるだけで、雰囲気はだいぶ変わります。   さらにこだわりたい場合は、夜の見え方を確認しながら本数を増やしてみましょう。 複数の方向から光が当たることで、木に立体感が出ます。 特に株立ちの樹木(アオダモや株立ちヤマボウシなど)のように複数の幹が束になっている場合は、2方向から照らすとよく映えます。 幹と幹の間に光と影のコントラストが生まれ、夜の外観がより印象的になります。 外壁に影を映す「シャドーライティング」 一方、シャドーライティングは、樹木と外壁の間にスポットライトを当て、外壁面に植栽の影を映す照らし方です。 風が吹くたびに影が揺れて、見ていて飽きません。 リビングからガラス越しに眺める景色も変わります。   ただし、この美しい影を作り出すには、いくつか押さえておきたい条件があります。 まず、外壁の色が白〜淡いベージュ・グレーであれば影のコントラストがはっきり出ます。 一方、濃いブラウンやダークグレーの外壁では影が見えにくく、効果が薄れます。   樹木と外壁の距離は50cm〜200cm程度が目安。 近すぎると影がくっきり出すぎて不自然になり、遠すぎるとぼやけます。 枝ぶりが複雑な落葉樹は、特に影が映えやすい木です。 冬に葉が落ちた後、枝のシルエットが外壁に浮かぶ季節もシャドーライティングの見どころになります。 外壁が遠い、または色が濃い場合は、アップライティングのほうが向いています。 シンボルツリーの照明器具は何を選ぶ?まずはスポットライト1本が基本 「結局、何を用意すればいいの?」と思ったら、まずは「スポットライト」を選べば間違いありません。 グランドライトは足元の補助として後から組み合わせれば十分なので、まずはスポットライト1本から試してみるのがおすすめです。 スポットライトは枝葉を狙って照らせて、後から位置も調整しやすい スポットライトは、狙った場所へ光を向けやすい照明です。 地面に差し込む「スパイク式(挿し込み型)」が多く、後から位置を調整しやすいのも使いやすい点です。 雨ざらしで使うものなので、防水規格はIP65以上が目安。 購入前に製品ラベルで確認できます。   色温度は、電球色(2700〜3000K)がなじみやすいです。緑の葉が黄緑〜金色に見え、木の温かみも出やすくなります。 スポットライトには、光が絞られるタイプと広がるタイプがあります。 光が絞られるタイプは幹や特定の枝をシャープに見せたいとき、広がるタイプは葉が茂った樹木全体をやわらかく照らしたいときに向いています。 グランドライトは足元の補助。ただし設置後の位置変更は難しい グランドライトは、地面に埋め込んで使う照明です。 植栽の根元まわりに設置すると、足元にやわらかな光が広がるのが特徴。 スポットライトが枝葉を上方向に浮かび上がらせるのに対し、グランドライトは根元や地被をやさしく照らす補助役です。 ただし、気をつけたい点が2つあります。   ひとつは防水規格です。 地中に埋め込む照明なので、一時的な水没に対応するIP67以上が必要です。 もうひとつは、一度設置すると位置を変えにくいこと。 スパイク式のスポットライトはある程度動かせますが、グランドライトはコンクリートや舗装材の中に組み込む形になります。 「やっぱり少しズラしたい」という調整は、後からだと難しくなります。 工事の前に、設置場所をしっかりと決めておきましょう。   また、シンボルツリーの根が張る範囲(幹の太さの5〜10倍程度が目安)に埋め込むと、根を傷める恐れがあります。 植栽の専門家に相談しながら配置を決めると安心です。 アプローチや門柱まわりの照明については、別の記事で詳しくまとめています。 シンボルツリーをきれいに見せる3つのポイント 夜の見え方を左右する条件は3つ。 樹種・植えた位置・外壁や電源との距離です。 常緑樹は少し離して照らし、落葉樹は幹のシルエットを見せる 「近くから照らすほど明るく見える」と思いがちですが、樹種によって光の当たり方はかなり違います。 常緑樹(シマトネリコ・オリーブ・ソヨゴなど)は、一年中葉をつけています。 シマトネリコは細かい葉が密集しているので、近距離から直射すると葉の表面だけが白く飛んで不自然になりやすいです。 シマトネリコには、少し離れた位置から広角ライトで全体に光を当てる方法が合っています。 オリーブやソヨゴは葉の密度が低く、光が内側まで通りやすい木です。 落葉樹に近い見せ方も楽しめます。   落葉樹や株立ち(アオダモ・コハウチワカエデなど)は、幹のシルエットが見どころです。 幹が美しい株立ちの樹木は、狭角タイプの光で幹に沿わせるように、できるだけ真下から照らすといいです。 さらに複数方向から照らすと幹と幹の間にコントラストが生まれ、立体感が出ます。 まずは自宅のシンボルツリーが「一年中葉がある木」なのか、「冬に葉が落ちる木」なのかで、どう照らすかが変わってきます。 植える位置と光の向きは、夜にどこから眺めるかで決める シンボルツリーを美しくライトアップするコツは、まず「どこから眺めるか」を決めてしまうことです。 例えば、アプローチを歩いているとき、リビングの窓からふと外を眺めたとき、あるいは車を降りて家に向かうとき。 こうした「いつもの視点」から一番きれいに見えるように、植える位置と光を当てる方向をセットで考えると、「あ、いいな」と思える景色が作れます。 木を植えた後からライトを追加しようとすると、当然ですが木はもう動かせません。 光の当て方にどうしても制限が出てしまいます。 だからこそ、これからシンボルツリーを植えるなら、「将来はここから照らそう」と逆算して植える場所を決めるのがおすすめです。 もう木が植わっているなら、「どこから見たときを一番きれいにしたいか」から考えてみましょう。 スパイク式のスポットライトなら後からいくらでも動かせるので、最初は仮置きで試してベストな位置を探してみましょう。 白や淡い外壁なら、枝の影まで夜の見どころになる シンボルツリーの後ろの外壁が白や淡い色なら、壁に木の影を映し出す「シャドーライティング」もおすすめです。 木と壁の間にライトを置くと、枝や葉のシルエットが壁にきれいに浮かび上がります。 風で影がゆらゆらと揺れる様子は、ただ木を照らすのとはまた違った趣があって、見ていて飽きません。 外壁が濃い色、または木が外壁から離れすぎている場合は影が映りにくいので、アップライティングを基本に考えます。 アップライティングだけでも、夜の外観は十分に変わります。 近いイメージはある?達匠のライトアップ施工事例5選 木の種類、外壁の色、照らす向き、照明の使い方が違う5件です。 実際に達匠で施工した事例をご紹介します。 植栽スポットライトとビームライトで、ホテルライクな夜の玄関まわりに 愛知県一宮市に施工した新築外構の事例です。 アオダモとフィリフェラのシンボルツリーをアップライティングで根元から照らし上げ、浮き階段のビームライトと組み合わせることで、昼間とはまったく違う夜の顔をつくっています。 昼間はグレーとブラックのモダンなファサード、夜はスポットライトに照らされた植栽が玄関まわりを柔らかく引き立てます。 LIXILエクステリアコンテスト2024ファサード部門で銀賞受賞した事例です。 シンボルツリーと塀の位置を合わせて、枝の影まで見せるモダン外構 岐阜市の角地200㎡に施工した事例です。 スポットライトでシンボルツリーを根元から照らし上げ、後ろの塀に枝の影が映り込むように角度を合わせています。 「アップライティング(下から上へ照らす)」のライトを使いながら、「壁に影を映す」シャドーライティングの効果を同時に出してます。 浮き階段にはビームライトが内蔵されていて、足元も自然に明るく見えます。 白い壁だけでなく、縦格子にもシンボルツリーの影は映せる 岐阜市の150㎡に施工した事例です。 アプローチ横のシンボルツリーをライトアップし、後ろの縦格子に枝の影が映りこんでいます。 白い壁だけでなく、縦格子にもシャドーライティングが使えます。 アオダモの細い枝影は、白い外壁に映すと季節ごとに表情が変わる LIXILエクステリアコンテスト2020に入賞した岐阜市の事例です。 シンボルツリーはアオダモ(落葉樹・株立ち)。 スポットライトで照らすと、細い枝が白い外壁にきれいな影を落とします。 白壁の近くに株立ちの樹木があるとシャドーライティングが使いやすく、この事例はその条件がきれいにはまっています。 落葉樹なので、葉が茂る夏と枝だけになる冬で夜の見え方も変わります。(2020年施工) ウォールライトと植栽を組み合わせて、夜のスロープまわりを明るく見せる 岐阜市に施工した外構リフォームの事例です。 スロープに沿って植栽スペースを配置し、夜はウォールライトと植栽のライティングを組み合わせています。 木を下から照らすのではなく、壁面の明かりと植栽を合わせることで、夜でも足元が見えやすく、玄関まわりにやわらかい雰囲気が生まれます。 「シンボルツリーだけを照らす」というより、植栽・壁・動線をまとめて見せたい場合に参考になります。 費用や後付けはどうなる?ライトアップ前によくある質問 費用はどのくらいか、後から照明を追加できるか、ソーラーライトで代用できるか。 打ち合わせ前によく気になることをまとめました。 スポットライトのライトアップ、費用はどのくらいかかる? A. 工事費込みで1カ所あたり3万〜6万円前後がひとつの目安です。 費用は「照明代+設置工事費+配線工事費」の3つで決まります。 また、スポットライトの数・照明のグレード・電源からの配線距離によって金額は変わります。 まずは現地を確認した上で、お見積もりをお出しします。 外構が完成してから照明を追加することはできる? A. 追加できますが、外構完成後は思った以上に手間と費用がかかります。 タイルやコンクリートで舗装した後では、舗装材の一部を切断・撤去してから溝を掘り、保護管を通して埋め戻す工程が必要です。 すでに植栽がある場合は、根を傷めないよう迂回する手間も加わります。 屋外コンセントがなければ、別途増設工事(1か所あたり3〜4万円程度)も必要です。 ただ、今すぐライトを設置するかどうか決めきれなくても、後からラクに追加できるようにしておく方法はあります。 外構工事の段階で「ここをライトアップしたいかもしれない」と業者に伝えておけば、将来の配線用の管だけ先に埋める「先行配管」という対応ができます。 これなら材料費くらいの手間で済むので、まだ迷っている段階でも一言伝えておくだけで対応できます。 ソーラーライトでもシンボルツリーをライトアップできる? A. 手軽さはありますが、達匠ではおすすめしていません 市販のソーラーライトは、高さ2〜4mの木を上から下まできれいに照らすだけの光量がありません。 木の存在は分かりますが、「映える夜の外観」にはなりにくいです。 また、冬や雨が続く時期は充電が不足し、うまく点かなかったり点灯時間が短くなったりします。 夜の外観をしっかり変えたいなら、有線式のスポットライトのほうが確実です。 まとめ:迷っている段階でも、配線だけ先に考えておくと後から困りにくい シンボルツリーのライトアップで大事なのは、ライトの種類だけではありません。 同じスポットライトでも、木の種類、植える位置、外壁との距離、電源の場所によって、夜の見え方はかなり変わります。 この記事のポイントは、次の5つです。 この記事のポイント ライトの角度: 「少し外側から斜め上」に向けるのが、自然な影を作るコツ 木の種類: 常緑樹は全体をふんわり、落葉樹や株立ちは幹をシャープに照らす 外壁の活用: 壁が白や淡い色なら、木の影を映し出す演出も効果的 器具の基準: 高い防水性(IP65以上)と、温かみのある電球色のスポットライトが基本 事前の配線: 後から余計な費用をかけないよう、外構の段階で「先行配管」を通しておく 特に、一度コンクリートを打ってしまうと配線ルートは後から変更できず、工事の手間も費用もかさんでしまいます。 「まだライトをどれにするか迷っている」という段階であっても、外構工事のタイミングで配管の準備だけでも進めておくといいでしょう。 「写真みたいにしたいけれど、うちの木でもできるのかな」 「今はライトを付けるか迷っているけれど、後から追加できるようにしておきたい」 その段階で相談しても大丈夫です。 達匠では、植栽の特性に合わせたライティングの位置や、将来困らないための配線計画まで、お庭の工事とあわせてトータルでご提案しています。 現地の電源位置や外壁との距離を確認しながら、自宅に合った照らし方を一緒に考えますので、いつでも選択肢の一つとしてお気軽にご相談ください。

失敗しない!セミクローズ外構のメリットとおしゃれなデザイン施工例

新居の外構デザインを考えている際に、こんな悩みを抱えていませんか? 「道路からの視線が気になるけど、高い塀で囲むのは息苦しそう...」 「開放的な雰囲気は欲しいけど、近所の目が気になって落ち着かない...」 「プライバシーと開放感、どっちを取るべき?」 実はこれ、多くのお客様が抱える共通の悩みです。 「プライバシーを守りたいけど、閉鎖的にはしたくない」 私たち外構のプロとしても、日々このようなご相談を受けています。そんな時、私たちがおすすめしているのが「セミクローズ外構」という考え方です。セミクローズ外構は、プライバシーと開放感のバランスを絶妙に取り入れた外構デザイン。道路からの視線を適度に遮りつつ、圧迫感のない空間を作り出します。 でも、「具体的にどんなもの?」「本当に私の家に合うの?」そんな疑問が浮かんでくるかもしれませんね。 この記事では、セミクローズ外構の魅力や特徴、実際のデザイン例まで詳しく紹介していきます。この記事を読めば、セミクローズ外構を完全に理解できます。 セミクローズ外構とは?   セミクローズ外構は、プライバシーと開放感のバランスを取り入れた人気の外構スタイルです。敷地の一部分だけに塀やフェンスなどの仕切りを設け、残りの部分をオープンにすることで、クローズ外構とオープン外構の良いところを組み合わせています。 セミクローズ外構では、ブロック塀、フェンス、スクリーン、植栽、門壁などを組み合わせて空間を区切ります。 このスタイルの特徴は、適度なプライバシー保護、デザイン性の向上、そして敷地の使い方に合わせた柔軟性です。例えば、道路に面した部分を隙間の少ないフェンスで覆い、駐車スペースへの出入り口のみオープンにするといったパターンがよく見られます。 バランスの取れた外構スタイルで、プライバシーを確保しつつ、適度な開放感も楽しめるセミクローズ外構は、日本の住宅で最も一般的な外構デザインとなっています。 セミクローズ外構の3つのメリット ここからは、セミクローズ外構のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。メリットは主に3つです。 プライバシーと開放感の両立 セミクローズ外構の最大の魅力は、プライバシーと開放感を絶妙なバランスで実現できることです。高い塀で完全に囲むクローズ外構と違い、部分的に開放部分を設けることで、圧迫感を軽減しつつ、適度なプライバシーを確保できます。例えば、道路側に低めのフェンスと植栽を組み合わせることで、外部からの視線を遮りながらも、開放的な雰囲気を演出できます。 デザインの自由度が高い セミクローズ外構では、様々な要素を組み合わせることができるため、デザインの自由度が高いのが特徴です。 植栽を活用した自然な目隠し デザイン性の高いフェンスや格子 部分的な塀やウォール これらをうまく組み合わせることで、住宅の外観と調和した魅力的な外構を作り出せます。また、敷地の形状や周辺環境に合わせて柔軟にデザインできるのも大きな利点です。 防犯性とセキュリティの確保 セミクローズ外構は、完全なクローズ外構ほどではありませんが、一定の防犯効果も期待できます。 オープン外構と比較すると、フェンスや塀があることで、不審者の侵入を防ぎやすくなります。特に道路に面した部分に設置することで、侵入者が簡単には入ってこれないようになります。また、室内の様子を外から見えにくくする効果もあります。完全な遮蔽はありませんが、バランスの取れたセキュリティ対策が可能となります。 セミクローズ外構のデメリット 同様に、デメリットもオープン外構とクローズ外構の間を取ったデメリットが生じます。場合によっては、中途半端と感じる人もいるかもしれませんね。 コスト面での負担増 セミクローズ外構は、一部にフェンスや塀を設置するため、オープン外構よりも費用が高くなる傾向があります。一般的に、セミクローズ外構の費用相場は150万円から250万円程度です。 完全なプライバシー確保が難しい セミクローズ外構は、開放感を残すデザインのため、クローズ外構の様な完全なプライバシー確保には課題があります。道路や隣家からの視線を完全に遮ることは難しく、家族のプライバシーが十分に守られないと感じることがあります。適切な設計と工夫が求められます。 一度入られてしまうと…防犯性の心配 セミクローズ外構は、クローズ外構と比較して完全な防犯性がなくなり、侵入リスクは高くなります。一方でオープン外構と比較して、入りにくくはなるものの、一度侵入してしまえば、部分的な目隠しなどにより死角が生まれるため、不審者の発見が遅れる可能性も。センサーライトやセキュリティカメラなど、追加の防犯設備が必要になることがあります。 セミクローズ外構は、これらのメリットとデメリットを考慮しながら、自身のライフスタイルや敷地条件に合わせて設計することが重要です。プライバシーと開放感のバランスを取りたい方や、デザイン性を重視する方に適したオプションと言えるでしょう。 セミクローズ外構と他の外構スタイルの比較 セミクローズ外構は、オープン外構とクローズ外構の特徴を組み合わせた中間的なスタイルです。そのため、それぞれの外構スタイルの特徴を比較することで、セミクローズ外構の位置づけがより明確になります。以下の表で、3つの外構スタイルの主な特徴を比較してみましょう。 特徴 オープン外構 セミクローズ外構 クローズ外構 プライバシー 低い 中程度 高い 開放感 高い 中程度 低い 防犯性 低い 中程度 高い デザイン性 限定的 多様 多様 コスト 低い 中程度 高い   セミクローズ外構は、この比較表からも分かるように、多くの面で中間的な特徴を持っています。プライバシーと開放感のバランス、適度な防犯性、多様なデザインの可能性など、様々なニーズに対応できる柔軟性が魅力です。 特に注目すべき点として、セミクローズ外構は「隠す」部分と「見せる」部分のバランスを調整できることが挙げられます。家族のプライバシーを守りつつ、開放感も感じられるのが魅力です。 また、コスト面でもセミクローズ外構は中間的な位置にあります。オープン外構ほど安価ではありませんが、クローズ外構ほど高額にはならないため、予算と希望のバランスを取りやすいのが特徴です。 結論として、セミクローズ外構は、プライバシーと開放感、コストと機能性のバランスを取りたい方に適したスタイルと言えるでしょう。ライフスタイルや敷地条件、予算に応じて優先度で決められるのも魅力です。 セミクローズ外構をおしゃれにするコツ セミクローズ外構は、部分的な開放感と適度な遮蔽性を持つため、デザインの自由度が高いのが特徴です。以下のコツを参考にして、外構全体をおしゃれに仕上げてみましょう。 視線の抜けを考慮したデザイン 完全に閉じないセミクローズの特性を活かし、部分的に視線が抜ける箇所を設けることで、奥行きのある魅力的な空間を演出できます。例えば、格子状のフェンスや透過性のあるスクリーンを使用するのも効果的です。 植栽で柔らかな境界線を演出 セミクローズ外構では、塀やフェンスが全体を囲むわけではないため、植栽を効果的に取り入れることで、柔らかな境界線を作ることができます。例えば、生垣や背の高い植物を意図的に配置することで、柔らかな印象の目隠し(プライバシー確保)を作り出せます。また、アプローチに沿った植栽は、温かみのある自然な散歩道を演出します。特に、四季を通じて楽しめる植物を選ぶと、外構に動きと季節感が加わります。 オープンとクローズのバランスを活かす セミクローズ外構の特徴を生かし、開放的な部分と閉鎖的な部分のコントラストを意識的にデザインします。例えば、道路側は低めのフェンスで開放感を出し、プライベート空間側は高めの塀で囲むなど、メリハリをつけることでおしゃれな印象になります。 高さを活かして立体感を出す セミクローズ外構は、部分的に視線を遮る設計なので、高低差を活かしたデザインが有効です。フェンスや植栽に高さの差をつけることで、空間に立体感を与えることができ、奥行きのあるおしゃれな外構が完成します。たとえば、低めの塀やフェンスに加えて、高い木を植えることで、視線を上手にコントロールしながら、自然な境界線を作ることが可能です。 開放的なエリアにソフトな照明を セミクローズ外構のもう一つの魅力は、夜間の演出がしやすいことです。開放的な部分にソフトな照明を取り入れることで、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。特に、足元や植栽周りに間接照明を設置することで、空間全体が柔らかく照らされ、温かみのある雰囲気が生まれます。またセンサーライトを設置すれば、防犯対策にもなります。 セミクローズ外構のおしゃれなデザイン実例集【達匠】 弊社のセミクローズ外構の、オシャレなデザイン事例をご紹介します! フェンスとライトで目隠しと柔らかさを同時に実現 リビングとウッドデッキ周りをフェンスで隠すことで、プライベート空間を保ちつつ、適度な解放感を演出しています。植栽を照らす照明も、柔らかさを演出しています。もちろん防犯効果もあります。 施工事例:木目調のブラック フェンス ホテルライクで高級な空間 こちらは、高級感を出しつつも自然に空間を仕切りたいとのご要望から、ホテルライクなエントランスのセミクローズ外構をご提案しました。部分で気に見せつつも、玄関周りはうまく隠れています。 足元や門扉にある間接照明も印象的です。 施工事例:閑静な住宅街にホテルライクなエントランス あえて角度を変える! 門柱と土間コンクリートを、あえて建物から45度の角度をつけてデザインした事例です。 通行人から見て、プライベート空間である庭が見えにくくなっていますよね。 施工事例:建物に45度 の門柱 広い空間を活かしメリハリを! こちらは、広い空間を活かし、オープンなアプローチ・駐車場と、エントランス周りのプライバシーを両立させたデザインです。アプローチにデザインをつけることで、駐車場とは違った印象と、空間の違いを演出しています。 施工事例:空間を広々と使ったデザイン 事例をもっと見たいという方は、下記からご覧ください! Webサイトで事例を見る Instagramで事例を見る まとめ セミクローズ外構は、プライバシーと開放感を両立させる魅力的な選択肢です。この記事では、セミクローズ外構のメリットやデメリット、デザインをおしゃれにするコツについて詳しく解説しました。特に、植栽の活用や素材の組み合わせ、照明計画が重要なポイントです。 「プライバシーを守りたいけど、閉鎖的にはしたくない」 こんな悩みを絶妙なバランスで解決するのかが、プロの腕の見せ所です。 当社は、5,000軒以上の施工実績を持ち、お客様のニーズに応じて、プロならではの発想やアイデアで外構プランをご提案しています。3D CADを使用したビジュアル化や、自社施工によるコストパフォーマンスの良さが特徴です。 「あれもしたいけど、これもしたい、でもこうしたくはない…。」 そんなぜいたくな悩みでも大丈夫です!セミクローズ外構で叶うかもしれません。 ぜひ一度、お気軽にご相談ください! セミクローズ外構ではなく、やっぱり、オープン外構かクローズ外構がいい!という方は、こちらの記事もご覧ください。

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  • 岐阜県: 岐阜市、各務原市、大垣市、羽島市、瑞穂市、本巣市、関市、美濃加茂市、可児市などを中心とした岐阜地域・西濃地域・中濃地域
  • 愛知県: 名古屋市(全域)、一宮市、春日井市、小牧市、稲沢市、清須市、北名古屋市などを中心とした尾張地域
  • 三重県: 桑名市など北勢エリアの一部

上記は主なエリアです。近隣の市町村についても、まずはお気軽にご相談ください。