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階段照明で夜の外構をおしゃれに!知っておきたい4つのポイントと施工事例を紹介

インスタやピンタレストで見かける、夜になるとふわっと光が浮かび上がる外構の階段。 「自分の家でもあんな雰囲気にできないかな」と気になって、調べている方も多いのではないでしょうか。 夜、玄関に帰ってきたとき足元がやわらかく照らされているだけで、一気におしゃれになりますよね。 ただ、照明は、外構が完成してから「やっぱり付けたかった」と後から追加しようとすると、大がかりな工事になりやすいです。 「やるかどうか迷うけれど、一応配線だけは通しておく」といった対策も含めて、すべてコンクリートを打つ前の打ち合わせ段階で決めておかなければいけません。 そこで今回は、岐阜・愛知エリアで設計施工21年の実績を持つ「達匠」が、外構の階段照明で後悔しないためのポイントを分かりやすく解説します。 「うちは浮き階段じゃないから無理かも……」と思っている方も大丈夫です。 階段の形に合わせた照明の種類や、後戻りできない設計の注意点をプロの視点でお伝えします。 この記事で分かること この記事でわかること 階段の形に合わせた3つの照明タイプ(特徴と費用目安) コンクリートを打つ前に絶対決めておくべき4つの設計ポイント 達匠の施工事例で見る、照明タイプ別のリアルな仕上がりイメージ 後付けはできる?電気代は?よくある疑問への回答 外構の階段照明は3タイプ。それぞれ何が違う? 「浮き階段じゃないとダメかな」と気になっている方も多いですが、通常の階段であっても、綺麗に照らす方法はあります。 タイプは、階段の形と段数によります。 タイプ 設置条件 向いている段数 主な効果 費用目安(照明代) ラインライト 浮き階段(蹴込みあり)が必須 1〜3段 光を隠す間接演出 数千円〜/個 ビームライト 浮き階段・通常階段どちらでも可 段数を問わない エッジの陰影・立体感 17,000〜23,000円 フットライト 壁面施工のため設計段階の計画必須 4段以上の補助 足元をまんべんなく照らす 15,000〜20,000円 ※費用は照明代の参考値です。設置工事費は、別途1カ所あたり1万〜3万円程度かかります。 ラインライト:蹴込みに仕込む浮き階段の定番 ラインライトとは、蹴込み(段差の立ち上がり部分)の凹み空間に仕込む薄型・細長のLED照明器具です。 インスタで見かける「夜に光が浮かぶ浮き階段」の正体は、ほぼこのタイプです。 蹴込みの奥に収まるので、日中は照明が目立ちません。 夜になると、足元から柔らかく光が漏れてきます。 ラインライト1本だけでも、昼とはがらっと違う夜の顔が生まれます。 設置できるのは、蹴込みに十分な奥行きがある「浮き階段」のみ。 蹴込みがない通常の階段には取り付けられません。 厚さ6mmほどなので、蹴込みの奥行きがあればほとんどの浮き階段に対応できます。 段数は1〜3段程度が目安。 全体の照明を1本でまとめやすいので、施工もシンプルです。 浮き階段を予定していて、「夜に光が浮かび上がるような演出にしたい」「昼間は器具が見えないようにしたい」という場合に最適です。 ビームライト:各段の先端に光を当て、陰影と立体感を出す 浮き階段でなくても使えるのがビームライトです。 地面や壁に設置し、狙った方向に光を絞って当てるスポット型の照明器具です。 ラインライトが間接光で全体をふんわり照らすのに対し、ビームライトは方向を決めて特定の場所に当てます。 各段の先端に光を当てると、段ごとに陰影が生まれて階段全体がふっと立体的に見えます。 「浮き階段にするほどではないけれど、夜の外構をおしゃれにしたい」という方におすすめです。 植栽に向ければスポットライトとしても使えるので、階段照明と植栽ライトアップをまとめられるのもいいところです。 費用の目安はタイプやメーカーによって変わりますが、照明器具だけで17,000〜23,000円程度です。 フットライト:4段以上の階段に補助光を足す壁面設置型 段数が多い階段では、ラインライト1本だけでは光が行き届かないことがあります。 フットライトは、階段横の壁面や蹴込み側面に埋め込み、踏板を側方から照らす小型の照明器具です。 ラインライトが下から直接光を当てるのと違い、フットライトは横から足元全体にじんわりと光が広がります。 ただ、4段以上になると、最上段から見下ろしたとき、光源が直接目に入ってまぶしく感じることがあります。 そうした階段では、ラインライト+フットライトを組み合わせると、暗くなりやすい上段まで光が届き、夜も足元が見やすくなります。 壁に埋め込む工事で、後から付け足すのは難しいので、付けたい場合は、外構の設計段階で業者に伝えておきましょう。 照明計画で後悔しないために、事前に「業者に伝えておきたい」4つのポイント 「照明の種類が決まったら、あとは業者にお任せでいいのかな?」 基本的にはプロに任せて大丈夫ですが、すべて任せきりにする前に、「これだけは伝えておくといい」リクエストのコツが4つあります。 難しい知識は要りません。打ち合わせのときに一言伝えておくだけで、完成後の満足度が変わると思います。 1. 「昼間の見た目」も、馴染むようにお願いしておく 照明は夜のライトアップに目が行きがちですが、実は「昼間の姿」も大切です。 ラインライトは蹴込みの奥に隠れるので日中は目立ちませんが、ビームライトやフットライトは照明本体が外から見えます。 例えば、シックな黒系のアプローチなのに、照明の本体だけが真っ白だと、昼間にそこだけ浮いて見えてしまいます。 細かく色や位置を自分で指定する必要はないので、「昼間も目立たないような色や位置にしてもらえますか?」と一言リクエストしておくといいでしょう。 2. 「ホテルのような、温かみのある色」にしたいと伝える 階段をライトアップする場合、オフィスのような白い光よりも、少しオレンジがかった「電球色」を選ぶと、落ち着いた雰囲気に仕上がります。 「2700K」といった細かい数値まで覚える必要はないので、打ち合わせで「青白い光ではなく、ホテルのような温かみのある雰囲気にしたいです」と好みを伝えておけば、プロが一番きれいに見える照明を選んでくれるはずです。 3. 「将来、ライトを足すかもしれない」なら、配管だけ先にお願いしておく 電気の配線は、コンクリートを流し込む前にその下へ仕込んでおく必要があります。 「100Vか12Vか」「配線ルートをどうするか」といった設計は、すべてプロの仕事です。 意識しておくべきなのは、「もし予算的に今すぐ付けられなくても、将来のために『配管(配線を通しておく空の管)』だけ先に入れてもらえますか?」と頼んでおくこと。 これで、後から「やっぱり照明が欲しい」となったときに、コンクリートを壊さずに追加工事ができます。 4. 庭の木(植栽)も照らしたいなら、一緒に相談しておく 「いつか庭に木を植えて、それもライトアップしたいな」というぼんやりした希望があれば、階段の照明と一緒に伝えておくのがおすすめです。 階段と植栽のライトは電源の位置が近くなることが多く、まとめて配線ルートを考えてもらったほうが、工事の手間も費用も抑えられます。 「今はまだ木を植えるか決めていない」という段階でも、一緒に相談しておくと、先を見据えた無駄のない計画を立ててもらえます。 達匠の施工事例:階段まわりの照明を取り入れたイメージ 照明の種類や配置によって、夜の雰囲気や見え方は変わります。 ここでは、照らし方の異なる4つの事例を集めました。 ご自宅の階段の形に近いものがあれば、参考にしてみてください。 1. 角地の階段×ビームライト(岐阜市) (岐阜市・2022年施工) 角地という立地を活かし、どの方向から見てもすっきり見えるよう斜めに設計したアプローチです。 階段部分にはビームライトを、隣の植栽にはスポットライトを組み合わせています。 ライトで植栽の影が後ろの壁にふわりと映るため、夜でも玄関まわりが暗い印象になりません。 照明は「後からでもいいかな」と思われがちですが、実際には後付けが難しい部分です。 そのため、こちらの事例でも最初の設計段階からライトアップをしっかりと計画に組み込みました。 2. アプローチ階段×ラインライト(岐阜市) (岐阜市・2026年3月施工) 階段の下にラインライトを仕込み、さらに門壁や天井のライトも組み合わせた事例です。 足元がしっかり浮かび上がるように照らされているため、夜でも段差がはっきりと見えて安心です。 階段だけでなく、門まわり全体の光の明るさを揃えることで、暗くなってからでも玄関までスムーズに歩けるようにしています。 3. 浮き階段×ビームライト(一宮市) (一宮市・2024年施工 ※LIXILエクステリアコンテスト受賞事例) 浮き階段の足元を照らすビームライトのほか、壁や天井など、いくつかのライトを組み合わせた計画です。 お昼間は白を基調としたすっきりシンプルな外構ですが、夜になるとそれぞれのライトが優しく灯り、昼とは違った落ち着いた雰囲気を楽しめます。 4. 浮き階段×壁面のライト(岐阜市) (岐阜市・2024年施工) 浮き階段のライトに加えて、壁に取り付けるウォールライトや、植栽のスポットライトをバランスよく配置した事例です。 階段の足元をしっかり明るく照らしつつ、庭の奥にある木にも光を当てることで、夜でも敷地全体が広く、奥行きがあるように感じられる工夫をしています。 階段照明でよくある質問 後付けできるか、電気代はどのくらいか、雨に濡れても大丈夫か。 打ち合わせの前によく気になる点をまとめました。 Q. 浮き階段ではない「普通の階段」の場合、どう業者に伝えればいい? A. 「普通の階段だけど、夜におしゃれに照らしたい」とそのまま伝えてみてください。 通常の階段でも、ライトの当て方次第でいくらでもおしゃれに見せることができます。 打ち合わせでは、スマホの画像を見せながら「うちは普通の階段ですけど、夜に段差が綺麗に見えるようにライトを当てられますか?」と言っていただければ十分です。 プロの側が「それならビームライトを使って、段差が引き立つように配置しますね」と、きちんと意図を汲み取ってプランを考えてくれます。 Q. あらためて確認ですが、本当に後付けは無理ですか…? A. 絶対に無理とは言いませんが、やはり基本的にはおすすめできません。 繰り返しになりますが、ラインライトは階段の構造そのものを変える必要がありますし、ビームライトなどもコンクリートを一度壊して配線を通すことになるため、費用が跳ね上がってしまいます。 だからこそ、迷っている段階なら、先ほどお伝えした「将来のために、配線を通す管(空配管)だけ先に仕込んでおいてもらう」という方法が、一番後悔しません。 Q. 毎月の電気代はどのくらいかかりますか? A. 1灯あたり「月数十円程度」なので、ほとんど気にする必要はありません。 外構用のLED照明は、非常に消費電力が小さいです。 たとえば5Wの照明を1日5時間、毎日点灯し続けたとしても、電気代は1灯あたり月20〜30円程度で収まります。 複数箇所にライトをつけても月数百円程度ですので、家計への負担は最小限です。 Q. 雨に濡れても壊れたりしませんか?屋外での耐久性は? A. 屋外専用の防水製品を使うため、大雨や水しぶきがかかってもまったく問題ありません。 外構用の照明には、雨に耐えられる国際的な防水基準(IP44以上)を満たした器具をプロが選びます。 LEDの寿命自体も約10〜15年と長いため、一度設置すれば長く安心して使っていただけます。 まとめ:階段照明を取り入れたいなら、設計段階で一言伝えておくのが正解 夜、玄関に帰ってきたとき、足元がやわらかく照らされているだけで、昼間とは全く印象が変わります。 インスタで見かけるような浮き階段じゃなくても、玄関まわりをおしゃれに照らす方法はあります。 ただ、コンクリートを打ってからの後付けは本当に大変なので、まだやるか迷っている段階でも、最初のうちに計画へ組み込んでおくのが失敗しないコツです。 この記事のポイント 階段の形に合わせてタイプを選ぶ トレンドの浮き階段なら「ラインライト」、通常の階段なら陰影が美しい「ビームライト」がおすすめ。 落ち着いた雰囲気になる「電球色」を選ぶ オフィスのような青白い光ではなく、温かみのあるオレンジがかった「電球色」がおすすめです。ホテルのような、おしゃれな空間を演出できます。 迷ったら「空配管(からはいかん)」を仕込んでおく 予算やデザインで迷ったら、配線を通すための管だけ先に埋めてもらいましょう。将来後付けもできます。 庭の木(植栽)のライトアップも同時に相談する 階段と植栽は電源が近くなることが多いので、まとめて計画したほうが配線もすっきりし、工事費用も抑えられて一石二鳥です。 「まだ写真のイメージしかない」「うちは普通の階段だから無理かも」という段階でもまったく問題ありません。 まずは打ち合わせの雑談ベースで構いませんので、「夜のライトアップにも興味があるんだよね」と担当者に伝えてみてください。 岐阜・愛知エリアで設計施工21年の実績を持つ「達匠」では、階段の形や電源の位置、将来のライフスタイルまで見据えた、無駄のない照明プランをご提案します。 まずは気軽にお好みのイメージをお聞かせくださいね。

シンボルツリーのライトアップ事例5選|夜の庭をきれいに見せるコツ

せっかくシンボルツリーを植えるなら、夜の玄関まわりもきれいに見せたい。 でも、「どこにどんなライトを置けばいいか分からない」「配線工事が大変そう」と、照明の計画を迷っていませんか? 実は、大がかりな工事にはなりません。 スポットライトを木の幹から少し外側に置いて斜め上に向けるだけで、夜の外観はかなり変わります。 置く位置と角度を少し工夫するだけで、昼間とはまったく違う夜の表情が生まれるのがシンボルツリーのライトアップです。 この記事でわかること 2つの照らし方とライトの置き方のコツ 夜の見え方を左右する3つの条件(樹種・植える位置・外壁の色) 達匠のライトアップの施工事例5件 費用目安や後付けの可否、ソーラーライトについて この記事では、シンボルツリーをきれいにライトアップする照らし方やライトの置き方を、岐阜・愛知エリアで累計5,000件以上の外構施工を手がけてきた達匠の施工事例も交えながら解説します。 シンボルツリーはどこから照らす?基本は下から、条件が合えば影も使う スポットライトをどこに置くか、まずそこが最初の迷いどころだと思います。 スポットライトは、木の幹から少し外側に置いて斜め上に向けるだけで、夜の外観はかなり変わります。 外壁の色によっては、木の影を壁に映す演出もできます。 下から見上げるように照らす「アップライティング」 昼間、植物に当たる光は上から下へ注ぎます。 アップライティングはその逆で、地面付近に置いたスポットライトを斜め上に向ける照らし方です。 太陽光と逆の方向から光が当たるので、昼間には見られない表情が出ます。 設置位置の目安は、木の幹から30〜50cmほど外側。 そこから斜め上向き(仰角45〜60度程度)に照らします。   ここで気をつけたいのが、ライトを真下から垂直に当てないこと。 影が不自然になりやすく、「なんとなく変」という感じになりがちです。 「少し外側から斜め上」という角度が、自然な見え方のポイントです。 まずスポットライト1本あるだけで、雰囲気はだいぶ変わります。   さらにこだわりたい場合は、夜の見え方を確認しながら本数を増やしてみましょう。 複数の方向から光が当たることで、木に立体感が出ます。 特に株立ちの樹木(アオダモや株立ちヤマボウシなど)のように複数の幹が束になっている場合は、2方向から照らすとよく映えます。 幹と幹の間に光と影のコントラストが生まれ、夜の外観がより印象的になります。 外壁に影を映す「シャドーライティング」 一方、シャドーライティングは、樹木と外壁の間にスポットライトを当て、外壁面に植栽の影を映す照らし方です。 風が吹くたびに影が揺れて、見ていて飽きません。 リビングからガラス越しに眺める景色も変わります。   ただし、この美しい影を作り出すには、いくつか押さえておきたい条件があります。 まず、外壁の色が白〜淡いベージュ・グレーであれば影のコントラストがはっきり出ます。 一方、濃いブラウンやダークグレーの外壁では影が見えにくく、効果が薄れます。   樹木と外壁の距離は50cm〜200cm程度が目安。 近すぎると影がくっきり出すぎて不自然になり、遠すぎるとぼやけます。 枝ぶりが複雑な落葉樹は、特に影が映えやすい木です。 冬に葉が落ちた後、枝のシルエットが外壁に浮かぶ季節もシャドーライティングの見どころになります。 外壁が遠い、または色が濃い場合は、アップライティングのほうが向いています。 シンボルツリーの照明器具は何を選ぶ?まずはスポットライト1本が基本 「結局、何を用意すればいいの?」と思ったら、まずは「スポットライト」を選べば間違いありません。 グランドライトは足元の補助として後から組み合わせれば十分なので、まずはスポットライト1本から試してみるのがおすすめです。 スポットライトは枝葉を狙って照らせて、後から位置も調整しやすい スポットライトは、狙った場所へ光を向けやすい照明です。 地面に差し込む「スパイク式(挿し込み型)」が多く、後から位置を調整しやすいのも使いやすい点です。 雨ざらしで使うものなので、防水規格はIP65以上が目安。 購入前に製品ラベルで確認できます。   色温度は、電球色(2700〜3000K)がなじみやすいです。緑の葉が黄緑〜金色に見え、木の温かみも出やすくなります。 スポットライトには、光が絞られるタイプと広がるタイプがあります。 光が絞られるタイプは幹や特定の枝をシャープに見せたいとき、広がるタイプは葉が茂った樹木全体をやわらかく照らしたいときに向いています。 グランドライトは足元の補助。ただし設置後の位置変更は難しい グランドライトは、地面に埋め込んで使う照明です。 植栽の根元まわりに設置すると、足元にやわらかな光が広がるのが特徴。 スポットライトが枝葉を上方向に浮かび上がらせるのに対し、グランドライトは根元や地被をやさしく照らす補助役です。 ただし、気をつけたい点が2つあります。   ひとつは防水規格です。 地中に埋め込む照明なので、一時的な水没に対応するIP67以上が必要です。 もうひとつは、一度設置すると位置を変えにくいこと。 スパイク式のスポットライトはある程度動かせますが、グランドライトはコンクリートや舗装材の中に組み込む形になります。 「やっぱり少しズラしたい」という調整は、後からだと難しくなります。 工事の前に、設置場所をしっかりと決めておきましょう。   また、シンボルツリーの根が張る範囲(幹の太さの5〜10倍程度が目安)に埋め込むと、根を傷める恐れがあります。 植栽の専門家に相談しながら配置を決めると安心です。 アプローチや門柱まわりの照明については、別の記事で詳しくまとめています。 シンボルツリーをきれいに見せる3つのポイント 夜の見え方を左右する条件は3つ。 樹種・植えた位置・外壁や電源との距離です。 常緑樹は少し離して照らし、落葉樹は幹のシルエットを見せる 「近くから照らすほど明るく見える」と思いがちですが、樹種によって光の当たり方はかなり違います。 常緑樹(シマトネリコ・オリーブ・ソヨゴなど)は、一年中葉をつけています。 シマトネリコは細かい葉が密集しているので、近距離から直射すると葉の表面だけが白く飛んで不自然になりやすいです。 シマトネリコには、少し離れた位置から広角ライトで全体に光を当てる方法が合っています。 オリーブやソヨゴは葉の密度が低く、光が内側まで通りやすい木です。 落葉樹に近い見せ方も楽しめます。   落葉樹や株立ち(アオダモ・コハウチワカエデなど)は、幹のシルエットが見どころです。 幹が美しい株立ちの樹木は、狭角タイプの光で幹に沿わせるように、できるだけ真下から照らすといいです。 さらに複数方向から照らすと幹と幹の間にコントラストが生まれ、立体感が出ます。 まずは自宅のシンボルツリーが「一年中葉がある木」なのか、「冬に葉が落ちる木」なのかで、どう照らすかが変わってきます。 植える位置と光の向きは、夜にどこから眺めるかで決める シンボルツリーを美しくライトアップするコツは、まず「どこから眺めるか」を決めてしまうことです。 例えば、アプローチを歩いているとき、リビングの窓からふと外を眺めたとき、あるいは車を降りて家に向かうとき。 こうした「いつもの視点」から一番きれいに見えるように、植える位置と光を当てる方向をセットで考えると、「あ、いいな」と思える景色が作れます。 木を植えた後からライトを追加しようとすると、当然ですが木はもう動かせません。 光の当て方にどうしても制限が出てしまいます。 だからこそ、これからシンボルツリーを植えるなら、「将来はここから照らそう」と逆算して植える場所を決めるのがおすすめです。 もう木が植わっているなら、「どこから見たときを一番きれいにしたいか」から考えてみましょう。 スパイク式のスポットライトなら後からいくらでも動かせるので、最初は仮置きで試してベストな位置を探してみましょう。 白や淡い外壁なら、枝の影まで夜の見どころになる シンボルツリーの後ろの外壁が白や淡い色なら、壁に木の影を映し出す「シャドーライティング」もおすすめです。 木と壁の間にライトを置くと、枝や葉のシルエットが壁にきれいに浮かび上がります。 風で影がゆらゆらと揺れる様子は、ただ木を照らすのとはまた違った趣があって、見ていて飽きません。 外壁が濃い色、または木が外壁から離れすぎている場合は影が映りにくいので、アップライティングを基本に考えます。 アップライティングだけでも、夜の外観は十分に変わります。 近いイメージはある?達匠のライトアップ施工事例5選 木の種類、外壁の色、照らす向き、照明の使い方が違う5件です。 実際に達匠で施工した事例をご紹介します。 植栽スポットライトとビームライトで、ホテルライクな夜の玄関まわりに 愛知県一宮市に施工した新築外構の事例です。 アオダモとフィリフェラのシンボルツリーをアップライティングで根元から照らし上げ、浮き階段のビームライトと組み合わせることで、昼間とはまったく違う夜の顔をつくっています。 昼間はグレーとブラックのモダンなファサード、夜はスポットライトに照らされた植栽が玄関まわりを柔らかく引き立てます。 LIXILエクステリアコンテスト2024ファサード部門で銀賞受賞した事例です。 シンボルツリーと塀の位置を合わせて、枝の影まで見せるモダン外構 岐阜市の角地200㎡に施工した事例です。 スポットライトでシンボルツリーを根元から照らし上げ、後ろの塀に枝の影が映り込むように角度を合わせています。 「アップライティング(下から上へ照らす)」のライトを使いながら、「壁に影を映す」シャドーライティングの効果を同時に出してます。 浮き階段にはビームライトが内蔵されていて、足元も自然に明るく見えます。 白い壁だけでなく、縦格子にもシンボルツリーの影は映せる 岐阜市の150㎡に施工した事例です。 アプローチ横のシンボルツリーをライトアップし、後ろの縦格子に枝の影が映りこんでいます。 白い壁だけでなく、縦格子にもシャドーライティングが使えます。 アオダモの細い枝影は、白い外壁に映すと季節ごとに表情が変わる LIXILエクステリアコンテスト2020に入賞した岐阜市の事例です。 シンボルツリーはアオダモ(落葉樹・株立ち)。 スポットライトで照らすと、細い枝が白い外壁にきれいな影を落とします。 白壁の近くに株立ちの樹木があるとシャドーライティングが使いやすく、この事例はその条件がきれいにはまっています。 落葉樹なので、葉が茂る夏と枝だけになる冬で夜の見え方も変わります。(2020年施工) ウォールライトと植栽を組み合わせて、夜のスロープまわりを明るく見せる 岐阜市に施工した外構リフォームの事例です。 スロープに沿って植栽スペースを配置し、夜はウォールライトと植栽のライティングを組み合わせています。 木を下から照らすのではなく、壁面の明かりと植栽を合わせることで、夜でも足元が見えやすく、玄関まわりにやわらかい雰囲気が生まれます。 「シンボルツリーだけを照らす」というより、植栽・壁・動線をまとめて見せたい場合に参考になります。 費用や後付けはどうなる?ライトアップ前によくある質問 費用はどのくらいか、後から照明を追加できるか、ソーラーライトで代用できるか。 打ち合わせ前によく気になることをまとめました。 スポットライトのライトアップ、費用はどのくらいかかる? A. 工事費込みで1カ所あたり3万〜6万円前後がひとつの目安です。 費用は「照明代+設置工事費+配線工事費」の3つで決まります。 また、スポットライトの数・照明のグレード・電源からの配線距離によって金額は変わります。 まずは現地を確認した上で、お見積もりをお出しします。 外構が完成してから照明を追加することはできる? A. 追加できますが、外構完成後は思った以上に手間と費用がかかります。 タイルやコンクリートで舗装した後では、舗装材の一部を切断・撤去してから溝を掘り、保護管を通して埋め戻す工程が必要です。 すでに植栽がある場合は、根を傷めないよう迂回する手間も加わります。 屋外コンセントがなければ、別途増設工事(1か所あたり3〜4万円程度)も必要です。 ただ、今すぐライトを設置するかどうか決めきれなくても、後からラクに追加できるようにしておく方法はあります。 外構工事の段階で「ここをライトアップしたいかもしれない」と業者に伝えておけば、将来の配線用の管だけ先に埋める「先行配管」という対応ができます。 これなら材料費くらいの手間で済むので、まだ迷っている段階でも一言伝えておくだけで対応できます。 ソーラーライトでもシンボルツリーをライトアップできる? A. 手軽さはありますが、達匠ではおすすめしていません 市販のソーラーライトは、高さ2〜4mの木を上から下まできれいに照らすだけの光量がありません。 木の存在は分かりますが、「映える夜の外観」にはなりにくいです。 また、冬や雨が続く時期は充電が不足し、うまく点かなかったり点灯時間が短くなったりします。 夜の外観をしっかり変えたいなら、有線式のスポットライトのほうが確実です。 まとめ:迷っている段階でも、配線だけ先に考えておくと後から困りにくい シンボルツリーのライトアップで大事なのは、ライトの種類だけではありません。 同じスポットライトでも、木の種類、植える位置、外壁との距離、電源の場所によって、夜の見え方はかなり変わります。 この記事のポイントは、次の5つです。 この記事のポイント ライトの角度: 「少し外側から斜め上」に向けるのが、自然な影を作るコツ 木の種類: 常緑樹は全体をふんわり、落葉樹や株立ちは幹をシャープに照らす 外壁の活用: 壁が白や淡い色なら、木の影を映し出す演出も効果的 器具の基準: 高い防水性(IP65以上)と、温かみのある電球色のスポットライトが基本 事前の配線: 後から余計な費用をかけないよう、外構の段階で「先行配管」を通しておく 特に、一度コンクリートを打ってしまうと配線ルートは後から変更できず、工事の手間も費用もかさんでしまいます。 「まだライトをどれにするか迷っている」という段階であっても、外構工事のタイミングで配管の準備だけでも進めておくといいでしょう。 「写真みたいにしたいけれど、うちの木でもできるのかな」 「今はライトを付けるか迷っているけれど、後から追加できるようにしておきたい」 その段階で相談しても大丈夫です。 達匠では、植栽の特性に合わせたライティングの位置や、将来困らないための配線計画まで、お庭の工事とあわせてトータルでご提案しています。 現地の電源位置や外壁との距離を確認しながら、自宅に合った照らし方を一緒に考えますので、いつでも選択肢の一つとしてお気軽にご相談ください。

おしゃれな外構照明は「照らすより見せる」が正解|場所別の照明の選び方と施工事例

外構の打ち合わせでは、照明はつい後回しになりがちです。 ただ、外構は夜の見え方で印象が大きく変わります。 ここをなんとなく決めてしまうと、完成してから「暗い」「思っていた雰囲気と違う」と感じやすい部分でもあります。 外構工事21年・累計5,000件以上の実績をもとに、おしゃれにするコツや注意したい点、実際の施工事例などを紹介します。 この記事でわかること アプローチ・門柱・植栽に合う照明の選び方 イメージできる施工事例の紹介 予算が限られたら、どこから入れるか 業者に相談するときに聞いておきたいこと 外構照明でおしゃれに見せるには?演出の考え方と照明タイプ 「おしゃれにしたい」「明るくしたい」とという方が多いのですが、外構照明でまず大事になるのは「何を見せたいか」のほうです。 「照らす」より「演出する」が外構照明の鉄則 舞台照明を想像してみてください。 舞台の真ん中に役者がいて、周りは薄暗い。観客の目は自然と役者に向かう。 あの感覚が、夜の外構に近いと思っています。 「暗い場所をなくすこと」が目標ではなく、見せたい場所を絞って、そこに光を集めるのが正解です。 全体を均一に照らすと、影がなくなります。 影がなくなると、人の目は立体感を感じ取れません。 暗い部分をあえて残す。 それだけで、門袖のラインや壁面の凹凸が浮き上がり、昼とはまったく違う深みのある表情になります。 明るすぎると眩しくなる。光は控えめに、色は電球色で統一する また、明るすぎると眩しくて歩きにくくなることもあります。 光が直接目に入らない向きや配置を意識するのもポイントです。 色は、暖色系の電球色(オレンジがかった暖色)でそろえるのが基本。 光は色温度が揃っていないと、人の目は無意識に"ちぐはぐ"を感じ取ります。 白い光と暖かい光が混ざると、まとまりがなく見えてしまうのはこのため。 ホテルのような落ち着いた雰囲気や帰宅時の安堵感を演出するなら、暖色で統一するのが無難です。 おしゃれにするだけじゃない。防犯と安全も、照明の仕事 おしゃれに見せる、というのは照明の役割の一つです。 残り2つが、防犯と安全です。 防犯は「明るくする」より「隠れ場所をなくす」が目的です。 玄関・窓まわり・アプローチの暗がりを減らすことで、人が潜みにくくなります。 もし駐車場の奥に死角がある場所なら、そこを照らすだけで防犯になります。 安全の面では、足元の照明が特に重要です。 防犯・安全もカバーしながらおしゃれにできるのが、外構照明の面白いところです。 ポールライト・スポット・フットライトなど5種類の照明タイプと費用目安 外構照明には大きく5つのタイプがあり、目的によって使い分けます。 「何をどう見せたいか」で考えましょう 以下の表で、用途ごとに整理しておきます。 タイプ名 主な役割 向いている場所 本体代の目安 ポールライト 足元誘導・防犯ベース照明 アプローチ脇・門まわり・駐車スペース輪郭 5,000円〜6万円程度 スポットライト(アップライト含む) 主役をつくる(スポット照射) シンボルツリー・タイル門柱・外壁アクセント面 5,000円〜4万円程度 フットライト 低い位置からの動線演出 玄関アプローチ・壁沿い歩行導線・門袖の下部 1万〜4万円程度 ウォールライト 壁面に溶け込ませながら照らす 門柱・玄関脇の壁面・建物外壁 1万〜3万円程度 ラインライト 輪郭・間接演出(線で見せる) 門袖の入隅・ファサードのスリット・ベンチ下 3万〜5万円程度(長さ別) 本体代のみです。工事費・配線費用は別途かかります。 足元を照らすなら「ポールライト・フットライト」、主役をつくるなら「スポットライト」、壁に溶け込ませるなら「ウォールライト」、輪郭を際立たせるなら「ラインライト」というのが目安です。 複数を組み合わせるときは、このバランスを意識するとまとまりが出やすいです。 すべてを同じ明るさで置こうとすると、かえってごちゃっとして見えます。 どの場所に何を入れる?アプローチから駐車場まで照明の選び方 「照明を入れてみたいけど、具体的にどこに何を置けばいいのか分からない。」 ここが一番迷うところですよね。 アプローチ・門柱・植栽・外壁・駐車場の5か所について、役割と照明の使い方をセットで整理しました。 アプローチ・玄関 → 安全と帰宅の印象 門柱・門扉 → 家の顔と防犯 植栽 → 夜の奥行き 外壁・ファサード → 素材感の陰影 駐車場・カーポート → 必要な明るさだけ、出しすぎない それぞれ順に見ていきましょう。 アプローチ・玄関は「低い位置からの光」で安全と帰宅時の印象を両立する アプローチと玄関の照明には、2つの役割があります。 安全に歩けること、そして帰宅したときに「いい家だな」と感じてもらえること。 この2つを同時に満たせる場所として、外構照明の中でも優先度が高い箇所です。 基本の組み合わせは、フットライトとウォールライトです。 足元はフットライトで誘導し、壁面はウォールライトで柔らかく見せる。 なぜかというと、上から全体を照らすと影が消えて平坦に見えてしまいます。 低い位置から斜めに当てることで、壁の凹凸や段差が影として浮かび上がり、おしゃれになります。 もし玄関ポーチに段差があるなら、その段鼻(段の端)に1つ入れるだけで、雨の夜でも段差がはっきり見えます。 人感センサー付きの玄関灯・門柱灯との組み合わせもありですね。 門柱・門扉は素材の質感が引き立つように照らす 門柱まわりの照明で、家の顔が決まります。 表札が夜でも読める、防犯になる、素材感が際立つ。この3役を一度に担える場所です。 ただ、表札については「夜に名前を目立たせたくない」という方も結構います。 そういう場合は表札灯を省いて、アプローチ全体を照らすポールライトだけにまとめる選択肢もあります。 タイル門柱は、正面から均一に照らすより横からかすめるように当てた方が、タイルの目地や凹凸がはっきり出てきれいに見えます。 コンクリートや左官仕上げは、壁面を斜めから照らすと表面のわずかな凹凸が陰影になって出てきます。 昼は均一に見えていた面が、ずいぶん違って見えます。 木目素材は電球色の間接照明が合いやすく、暖色でまとめると木の温かみがそのまま出ます。 シンボルツリーはアップライト1本で、夜の外構に奥行きが出る シンボルツリーのライトアップは、照明の中でも特に印象が変わる場所です。 基本は、下から樹木を見上げるアップライトです。 スポットライト(アップライトタイプ)を植栽の足元に差し込んで、幹から枝先に向けて光を当てます。 葉や枝の影が外壁や塀に映り込んで、昼とはまったく違う夜の顔になります。 迷ったらシンボルツリーから始める。 個人的には、これが一番コストパフォーマンスの高い照明計画だと思っています。 外壁は光の当て方ひとつで、昼とは別の表情をつくり出せる 外壁は、照明の当て方ひとつで昼とはまったく違う見え方になります。 広い面を照らすならウォールウォッシャー(壁面に光を広げるダウンライト)、建物を下から立ち上げるように見せるならアッパーライト、スリットや輪郭を光のラインで見せるならラインライトです。 タイルや凹凸のある外壁は、斜めからかすめるように当てると、目地や凹凸が陰影になってよく見えます。 実際に達匠でも、タイル壁面をアッパーライトで照らした事例や、ラインライトでファサードの輪郭を際立たせた事例があります。 ここに照明を入れるかどうかで、外構の夜の印象がかなり変わります。 駐車場・カーポートはダウンライトを基本に、明るさの出しすぎに注意する 駐車場・カーポートの照明は、実用と防犯が主な目的です。 デザイン性よりも機能性を優先する場所ですが、一つだけ気をつけてほしいのが、明るすぎる光を道路に向けてしまうことです。 もし駐車場が道路に面しているなら、光がドライバーの目に入らない向きを意識してください。 基本はダウンライトです。 カーポート屋根や軒下に収めると、本体が目立たず、乗り降りや荷物の出し入れがしやすい明るさを確保できます。 人感センサーとの組み合わせも有効で、帰宅時だけ明るくなって、あとは暗くなる、という使い方が自然です。 夜の外構が変わる!達匠のライトアップ施工事例5選 実際に実例を見てみましょう。 達匠が実際に施工した5つの外構から、ご紹介します。 事例1:タイル壁面のアッパーライトと植栽ライトアップで、ホテルのような夜の顔をつくる 岐阜市内のこちらの邸宅は、完全クローズの高級感あるホテルライクな外構です。 ライティングの主役は、タイル張りの壁面に当てたアッパーライトです。 壁面を下から照らすことで光が斜めにかすめる形になり、タイルの表面の凹凸が細かく影になります。 植栽のライトアップも加え、壁の硬さをやわらげる緑と光のコントラストが生まれます。 昼の外構と夜の外構、どちらにもこだわりたいなら、アッパーライトはおすすめです。 事例2:木目天井のダウンライトとシンボルツリーのアップライトで、昼夜どちらも上質な外構 岐阜市のこちらの事例は、カーポート・シンボルツリー・足元の階段と、3か所に照明を分けています。 木目調天井を電球色のダウンライトで照らしているため、昼の素材感が夜もそのまま出ています。 シンボルツリーをアップライトで照らすと、枝の影が背後の縦格子に映り込みます。 全体的に上質で落ち着いた印象で、昼と夜でイメージが変わりますよね。 事例3:4種類の照明を使い分けた重厚感の演出 こちらの事例は、カーポート・フレーム・フェンスをすべてブラックで統一した300㎡の外構です。 照明は4箇所に使い分けています。 門柱にはエッジビームライトを設置し、梁下には間接照明、カーポートSCの屋根にはシームレスなラインライト、植栽の足元にはアップライトを配置しています。 夜間の明るさ確保と、照明によるオシャレさアップのバランスがいい事例です。 事例4:白い門柱とシンボルツリーのアップライトで、美術館のようなエントランスに 美濃市のこちらの事例は、広い間口にGフレームと縦格子ルーバーを組み合わせた二世帯住宅の外構です。 見どころは、2本の白い門柱の間にシンボルツリーを置き、アップライトで照らしているところです。 正面から見ると、まるで美術館のエントランスみたいですね。 事例5:LIXILコンテスト銀賞受賞。浮き階段の底面照明と天然石の陰影が際立つエントランス LIXILエクステリアコンテスト2024のファサード部門で銀賞を受賞した事例です。 浮き階段の下から光が入り、段が宙に浮いているように見えます。 天然石張りの壁面をスポットライトで照らすと石の凹凸が際立ち、昼間とはまったく違う見え方になります。 Gルーフの木天井はダウンライトで温かく浮かび上がります。 浮き階段の下から光が漏れている写真を見ると、なぜ受賞したのか分かります。 照明の費用はどこから手をつける?業者に相談するときの確認ポイントも 確かにおしゃれだけど、「全部採り入れるのは難しいかも…」という場合もあるでしょう。 では、どこから入れて、どこは後回しでいいのか。 ここでは、費用の考え方と、業者に相談するときに見ておきたいポイントをまとめておきます。 まず優先するのはアプローチと門柱。植栽・駐車場は後から追加しやすい 予算はどこにかけるべきか? これはシンプルで、予算が限られているほど、「毎日使う場所」から優先すべきです。 まず優先したいのはアプローチ・玄関です。 毎日必ず通る場所で、安全に歩けることと、帰宅したときの印象の両方が変わります。   次が門柱まわりです。 表札が夜でも読める、防犯になる、家の顔になる。 1か所でいくつも役割をまとめられるので、お金をかける価値が出やすいです。   植栽はその次で、駐車場・カーポートは実用性を見ながら後から追加していくのが、予算を組みやすいです。 「毎日使う場所」「外から見られる場所」から順に手をつけていくと、後から「ここに設置すればよかった」という後悔が少なくなります。   照明は、後から追加しようとすると配線のために地面を掘ったり、場合によってはせっかく仕上げた土間コンクリートやタイルを割って通し直すことになります。 新築外構のタイミングなら、配線ルートを最初から計画に組み込めます。 「全部今すぐは無理でも、配線だけ先に入れておく」という方法もあります。 まず今の優先順位と、将来設置するかもしれない場所を一緒に考えておくといいでしょう。 ソーラーライトはどうなの?手軽だが、外構の明るさには不十分なことが多い よく、「ソーラーライトってどうなの?」と聞かれますが、手軽さという意味では確かに手軽です。 ただ、外構で使うには明るさが足りないことが多く、雨天や冬場に安定しないケースもあります。 達匠では基本的におすすめしていません。 業者に相談するときに起きやすい3つのズレ ① 完成したら「思ってた雰囲気と違う」 照明は、図面や提案書だけではイメージがつかみにくいです。 昼間に打ち合わせして、夜の見え方を想像するのは難しい。 事前に似た雰囲気の施工事例の写真を見て「こういう感じにしたい」「これは違う」をすり合わせておくと、ズレが少なくなります。 ② 見積もりが「照明一式〇〇万円」で中身が見えない 内訳が出ていないと、何にいくらかかっているかが分かりません。 他社と比べることもできませんし、後から追加したいときも費用の根拠が分からなくなります。 「照明本体代・取付費・配線工事費」が分けて書かれているか、メーカー名と型番が明示されているかを確認してください。 ③ 後から足そうとしたらできない、または高い 「今回は最小限にして、後で追加しよう」という方は多いのですが、後から足すと配線のためにコンクリートを割る話になることがあります。 「今は入れないけど、後で足せますか?」「その場合、今どこまでやっておくと安く済みますか?」と聞いておくだけで、後から余計な手間がありません。 まとめ:後回しにしがちな照明こそ、設計の段階でご相談を 外構照明をオシャレにかつ効果的にするには、「とりあえず明るくする」ではなく、何を見せたいかを決めて、そこに光を集めることです。 この記事のポイント 照明は「明るくする」より「見せ方」で考える 優先順位はアプローチ・玄関 → 門柱 → 植栽 → 駐車場 電球色と低位置の光でまとめると仕上がりにまとまりが出る 予算が限られる場合は、毎日使う場所から優先する 後から追加する場合に備えて、配線ルートも考えておく まずは、毎日通るアプローチや玄関まわりから考えるのがおすすめです。 そこを整えるだけでも、夜の歩きやすさと帰宅時の印象はかなり変わります。 余裕があれば、門柱・植栽・外壁へと広げていく。 最初から全部入れようとしなくても、優先順位を決めておけば無理なく進められます。 達匠では、外構全体のデザインに合わせて、照明の位置や見せ方までご提案しています。 新築外構はもちろん、今ある外構への後付けもお気軽にご相談ください。

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【主な施工エリア】

  • 岐阜県: 岐阜市、各務原市、大垣市、羽島市、瑞穂市、本巣市、関市、美濃加茂市、可児市などを中心とした岐阜地域・西濃地域・中濃地域
  • 愛知県: 名古屋市(全域)、一宮市、春日井市、小牧市、稲沢市、清須市、北名古屋市などを中心とした尾張地域
  • 三重県: 桑名市など北勢エリアの一部

上記は主なエリアです。近隣の市町村についても、まずはお気軽にご相談ください。