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シンボルツリーにおすすめの落葉樹6選!プロが選ぶおしゃれ度と手入れの手間

「我が家にも素敵なシンボルツリーを植えたい!」

新緑や紅葉など、季節の移ろいを身近に感じられる落葉樹は、シンボルツリーの定番として根強い人気があります。

しかし、一番気になるのが「植えたあとの手入れ」ですよね。

「できれば掃除も剪定もラクな木がいい」というのが本音だと思います。

手入れを気にして「落ち葉が出ない常緑樹がいい」というご希望も多いのですが、実は常緑樹は成長が早く、剪定などの管理が意外と大変だったりします。

一方で落葉樹の中には、成長が遅く、落ち葉も少なめで手入れがラクな「アオダモ」や、少し日陰になる場所でも元気に育ち、掃除も簡単な「ジューンベリー」など、ローメンテナンスで優秀な木があります。

この記事では、累計5,000件以上の施工実績を持つ外構のプロの目線から、人気の落葉樹6種の特徴をまとめました。

「落ち葉掃除のリアルな実態」や「冬の目隠し問題」など、植えたあとに後悔しがちなポイントも包み隠さずお伝えします。

この記事でわかること
  • 植える前に知っておきたい3つの注意点
  • 日当たりや手入れで比べるおすすめ落葉樹6種
  • 植え付け時期や費用などよくある質問への答え
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「シンボルツリーは、一年中葉が落ちない常緑樹にしよう」 と思っても候補が多すぎて迷ってしまいませんか? 私たち達匠にご相談にいらっしゃるお客様からも、「手入れがいらなくて、虫もつかなくて、できれば常緑がいい」というご要望をよくいただきます。 たしかに、冬でも緑を楽しめて、落ち葉掃除の負担も少ない

この記事を書いた人
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金森元章紀

絵や写真に携わる異業種経験を通し、建物やエクステリアに興味を持ち転職。外構エクステリアの業界で営業設計として21年目。LIXILエクステリアコンテスト2024では、手がけた作品が金賞・銀賞。

失敗しないために。植える前に知っておきたい「落葉樹のリアル」

「手入れがラクな落葉樹」を失敗せずに選ぶには、良い面だけでなく、気をつけるべき現実も知っておく必要があります。

おすすめの木をご紹介する前に、プロとして必ずお伝えしている「3つの注意点」を整理しておきます。

① 落ち葉の量は「木の種類」によって差がある

「落葉樹は落ち葉掃除が大変」と思われがちですが、実は木によってかなりの差があります。

  • 多め: イロハモミジ(細かい葉が大量に散るため、こまめな掃除が必要)
  • 普通: ヤマボウシ(一気にではなく、少しずつ落ちる)
  • 少なめ: アオダモ・エゴノキ・ジューンベリー・ヒメシャラ(葉が小さく、比較的掃除が楽)

私個人としては、その紅葉の美しさから一番好きな木なのですが、「綺麗だから」だけで選んでしまうと、秋の落ち葉掃除の多さに少し驚かれるかもしれません。

イロハモミジの細かな葉は、地面の砂利の隙間に入り込んでしまったり、雨が降るとアスファルトにペタッと張り付いてしまったりと、ホウキで掃き集めるのが大変です。

一方で、葉が小さいアオダモやジューンベリーなどは比較的掃除がラクですし、ヤマボウシも一気にドサッと散るわけではないため、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

プロの工夫

木の足元をコンクリートやタイル、大きめの砂利にしておくと、ホウキや送風機で掃除しやすくなります。

② 冬の「目隠し問題」は常緑樹やフェンスとの役割分担でカバー

落葉樹の宿命が「冬になると枝だけになる」こと。

葉がある姿ばかりを想像して植える場所を決めてしまうと、冬になって葉が落ちた途端、「あれ?外から丸見えになってしまった」となってしまいます。

もし目隠しも期待して木を植えたいなら、対処法は2つあります。

  • 常緑樹と組み合わせる: ソヨゴなど一年中葉がある木を隣に植えて、視線を遮る。
  • 目隠しはフェンスに任せる: 木は景色として楽しみ、視線対策はフェンスや壁でしっかり行う。

全部を1本の木に求めず、役割分担を意識するといいかと思います。

③ 成長スピードと「虫」の不安は、木の種類や植える場所で対策

成長が早いヤマボウシやイロハモミジは、あっという間に枝を伸ばすため、毎年の剪定が欠かせません。

手入れを楽にしたいなら、成長がのんびりなアオダモやジューンベリーがおすすめです。

虫のつきやすさも、木の種類によって大きく変わります。

「虫がどうしても苦手」という方は、毛虫などの害虫が比較的つきにくい「ジューンベリー」や「アオダモ」を選ぶのが一番の対策です。

一方で、ヒメシャラやエゴノキのように特定の虫がつく可能性がある木を選ぶ場合は、玄関アプローチや窓のすぐ近くを避けて植えるなど、「植える場所」を工夫するといいでしょう。

日当たり・手入れ・デザインで選ぶ!おすすめ落葉樹6選

それでは、実際の外構づくりで特に人気が高く、達匠でも自信を持っておすすめできる落葉樹を6つご紹介します。

ご自宅の日当たりや、掃除の頻度を想像しながら、ぴったりの1本を探してみてくださいね。

樹種 樹高目安 成長速度 手入れ頻度 日当たり 相性 落葉量
アオダモ 〜3m ゆっくり 日向〜半日陰 ナチュラル・洋風
ヤマボウシ 3〜4m やや早め 中(年1回程度) 日向 和洋どちらも 普通
ジューンベリー 〜3m ゆっくり 日向〜半日陰 ナチュラル・北欧風
イロハモミジ 3〜4m やや早め 中〜多(年1回以上) 日向〜半日陰 和風・和モダン 多め
エゴノキ 3〜4m ゆっくり 日向〜半日陰 ナチュラル・雑木風 少〜普通
ヒメシャラ 3〜4m ゆっくり 半日陰〜東側 和モダン・ナチュラル

アオダモ|どんな庭にもスッと馴染む、手入れが楽な優等生

達匠に植えてるアオダモ

アオダモ

  • 日当たり: 日向〜半日陰
  • 成長ペース: ゆっくり
  • 落ち葉の量: 少なめ

「雑木の庭」の主役として大人気の木です。

細くてしなやかな幹と、向こう側が透けて見えるような枝ぶりがおしゃれで、どんな家にも不思議と馴染みます。

「虫がつかない常緑がいい、でも手入れは楽なほうがいい」というお客様に、私たちがよくご提案するのがこのアオダモです。

アオダモは成長がのんびりで本当に手入れがラク。

「少し日差しが足りない半日陰でも育つ」という強みもあります。

ただ、近年あまりにも人気が高まったことと、成長が非常にゆっくりで出荷できるサイズになるまで時間がかかることから、価格が高騰しているのが唯一のネックと言えるかもしれません。

ヤマボウシ|花・実・紅葉の3拍子!シンボルツリーの王道

達匠に植えてるヤマボウシ

ヤマボウシ

  • 日当たり: 日向
  • 成長ペース: やや早め
  • 落ち葉の量: 普通

6月頃に上向きの白い花をたくさんつけ、秋には食べられる赤い実と、見事な紅葉が楽しめます。

暑さ寒さにも強く、とても丈夫な木です。

「花も実も紅葉も」と欲張りに楽しみたい方にぴったりです。

ただし、成長スピードがやや早めなので、植える場所に枝を広げられる十分なスペースがあるかを事前に確認しておくのがポイントです。

ジューンベリー|お花も収穫も楽しめる、コンパクトな木

  • 日当たり: 日向〜半日陰
  • 成長ペース: ゆっくり
  • 落ち葉の量: 少なめ

4月に真っ白な花が咲き、6月にはブルーベリーに似た美味しい実がつきます。

そのまま食べたりジャムにしたりと、季節の楽しみが尽きません。

厄介な毛虫がつきにくいため、虫が苦手な方にもおすすめしやすい木です。

樹形がコンパクトにまとまりやすいので、あまり広さのない庭にもすっきりと収まります。

イロハモミジ|圧倒的な紅葉の美しさ。和モダンの庭の主役に

  • 日当たり: 日向〜半日陰
  • 成長ペース: やや早め
  • 落ち葉の量: 多め

燃えるような赤やオレンジの紅葉は、今回ご紹介する中でもダントツの美しさです。

和風や和モダンの庭には、これ以上ないほど似合います。

とにかく秋の景色にこだわりたい方へおすすめしたい一方で、細かい葉が大量に散るため掃き掃除の負担は多めです。

毎年の剪定も必要になるので、「手間をかけてでも美しい景色を楽しみたい」という方に向いています。

エゴノキ|星のように垂れ下がる白い花と、軽やかな姿が魅力

達匠に植えてるエゴノキ

エゴノキ

  • 日当たり: 日向〜半日陰
  • 成長ペース: ゆっくり(若木は早め)
  • 落ち葉の量: 少〜普通

5〜6月頃、小さな白い星のような花が鈴なりになって「下向き」に咲きます。

木の下からふと見上げたときの可愛らしさは格別です。

枝の線が細く、ナチュラルな外構によく似合います。

自然と綺麗な樹形にまとまりやすく、半日陰でも元気に育ってくれるのが嬉しいポイントです。

ヒメシャラ|ツルツルの美しい幹で、冬の庭でも主役になれる

達匠に植えてるヒメシャラ

ヒメシャラ

  • 日当たり: 半日陰〜東側(夏の強い西日はNG)
  • 成長ペース: ゆっくり
  • 落ち葉の量: 少なめ

赤褐色でツルツルとした幹が美しく、葉が落ちた冬の間でも庭の絵になる木です。

6〜7月頃には白い気品のある花を咲かせます。

スリムに上へと伸びるので、狭いスペースにも植えやすいです。

私自身、この木の繊細な姿には「どこか女の子っぽい、可愛らしさがあるな」と感じます。

そうした優しい雰囲気がお好きな方にぴったりです。

ただし「夏の強い西日」がとても苦手なので、東側や明るい北側に植えるのが鉄則です。

植え付け時期や費用って? 落葉樹についてよくあるご質問

Q. 落葉樹を植えるのに、一番いい時期はいつですか?

「葉がすっかり落ちたあとの休眠期(11月〜2月頃)」がベストです。

木がぐっすり眠っている状態なので、植え替えのダメージを最小限に抑えられます。

ただし、地面がカチカチに凍るような真冬は避けたほうが安心です。

Q. 「桂の木(カツラ)」も人気だと聞きますが、どうですか?

実は、達匠では積極的にはおすすめしていません。

葉っぱがハート型で可愛らしく人気なのですが、自然な樹形がきれいに整いにくく、ご自宅での管理が少し難しいためです。

見た目だけでなく「綺麗な形を保ちやすいか」も、失敗しない木選びの大切なポイントになります。

Q. 剪定はいつ、どれくらいのペースでやればいい?

葉が落ちて枝の骨組みが見えやすくなる「冬(12月〜2月頃)」が基本です。

元気なヤマボウシやイロハモミジなら年1回、アオダモやエゴノキのようなのんびり屋さんなら2〜3年に1回を目安に、「透かし剪定(混み合った枝を間引く)」をしてあげましょう。

Q. 植えるのに費用はどれくらいかかりますか?

木の種類や幹の本数にもよりますが、背丈より少し高いくらい(1.5〜2m前後)の木で、材料費として2万〜8万円ほどが目安です。

ここに土壌改良や支柱などの「植え付け工事費」がプラスされます。

庭全体の外構工事と一緒にご依頼いただくと、費用を抑えやすくなります。

まとめ:候補が絞れたら、プロに「うちの庭に合うか」を相談してみよう

春の新緑や花、秋の紅葉など、落葉樹はたった1本あるだけで、庭の景色を季節ごとに変えてくれて、四季の移ろいを感じさせてくれます。

この記事のポイント
  • 初夏の花・秋の実・紅葉の3拍子を楽しみたいなら「ヤマボウシ」
  • 秋の圧倒的な紅葉を主役にしたいなら「イロハモミジ」(落ち葉掃除は頑張る!)
  • 日当たりが少し心配な半日陰なら「アオダモ」「エゴノキ」「ジューンベリー」
  • 落ち葉掃除や手入れを楽にしたいなら「アオダモ」「ジューンベリー」「ヒメシャラ」

「うちは日当たりがイマイチだから、この中から選ぼう」「掃除が苦手だからこの木はやめておこう」と、候補が2〜3本に絞れてきましたか?

最初から「絶対にこれ!」と決めなくても、「この2つのどっちかがいいな」くらいまで見えてくれば十分です。

そこから先は、私たち外構のプロの出番です。

達匠では、どこに植えるか、数年後にどれくらい大きくなるか、掃除しやすい足元の仕上げまでをトータルで考え、お客様が無理なく付き合っていける植栽をご提案しています。

「アオダモとヤマボウシで迷っている」など、どんな些細なことでもかまいません。

まずはお気軽にご相談ください。

 

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