おしゃれなカーポートの選び方|2024-25年版おすすめ商品と施工事例も紹介!
最近では、カーポートは、機能性だけではなくデザイン性に優れた商品もかなり増えてきました。外構において大きく目立つ要素なだけに、カーポートをオシャレにすると大きくイメージが変わります。 この記事では、岐阜・愛知エリアで外構工事を手掛ける達匠が、おしゃれで使いやすいカーポートの選び方を紹介します。実際の施工事例も交えながら解説していきますね! まずはカーポート選びの基本を押さえる カーポートを選ぶ際には、見た目のデザインだけでなく、実際の使用状況に合わせた選び方が大切です。以下の基本ポイントを押さえながら、自分たちの生活に合った使い勝手のよいカーポートを選びましょう。 車の台数を考慮する まず現在所有している車の台数を確認します。1台用、2台用、3台用など、カーポートのサイズはこの台数に基づいて決まります。 さらに、「家族が増える予定がある」「仕事で使うかもしれない」など将来車を増やしたり買い替えたりする予定がある場合は余裕を持ったサイズを選ぶのが良いでしょう。 また、普段から来客が多い方は来客用のスペースを考える必要がありますし、自転車やバイクなど、車以外の乗り物をカーポートに収納する場合もあります。その分の広さも必要になりますので、どのような使い方をするか事前に考えておきましょう。 車のサイズを考慮する 車のサイズに基づいて必要なスペースを確認することも重要です。以下は、各車種に対応する最低限必要な寸法の目安です。 車種別の最低限必要なサイズの目安 テーブル:スマホ時は横スクロールこの文章はダミーです。文字の大きさ、量、字間、行間等を確認するために入れています。テーブル:スマホ時は横スクロールこの文章はダミーです。文字の大きさ、量、字間、行間等を確認するために入れています。 車種 最低幅(以上) 最低奥行き(以上) 軽自動車 2,000mm 3,600mm 普通自動車(セダン) 2,300mm 5,000mm SUV・ミニバン 2,500mm 6,000mm 参考:国土交通省|駐車場設計・施工指針 ただし、これはあくまで最低限の寸法であり、実際には余裕を持った設計をすることをおすすめします。特に、ドアの開閉スペースを考慮し、車両の両側に少なくとも600mm程度の余裕を持たせることが望ましいです。 また、奥行きにも余裕を持たせると、駐車時の取り回しがより簡単になります。 台数別カーポートサイズの目安 複数の車がある場合は、台数に応じた適切なサイズも考慮しましょう。以下は、一般的なサイズの目安です。 台数 車種例 幅(目安) 奥行き(目安) 1台用 軽自動車、普通車 約2,500mm 約5,000mm 2台用 普通車×2、SUV+普通車 約5,000mm 約6,000mm以上 3台用 SUV×3,大型車混在 約7,000mm以上 約10,000mm以上 上記の数値はあくまでも目安です。実際は車種によってさらに余裕を持たせる必要がある場合も。以下に例を挙げますので、こちらの基準も参考にしてみてください。 1台用:軽自動車であれば幅2,500mm、奥行き5,000mmで十分ですが、SUVやミニバンなどの大型車両にはさらに広いサイズを検討することをおすすめします。 2台用:並列で2台駐車する場合、車幅の間に少なくとも600mm程度のスペースを確保すると乗り降りがしやすくなります。 3台用:大型車両や3台をゆったり駐車する場合、幅を7,500mm以上にすると、駐車時のストレスが軽減されます。 用途を考える カーポートは車を停めるだけでなく、作業スペースとしても活用できます。使用目的に合わせた設計を検討しましょう。例えば、以下の点について検討しましょう。 車のメンテナンスや屋外作業のために広めのカーポートを選ぶ 雨の日や雪の日に車の乗り降りがしやすいように、屋根の高さや形状を考慮する 日差しを防ぐ場合は、熱線遮断機能のある屋根材を選ぶ 雨と日差しの両方を考慮するなら、広めの屋根と高い位置の設置を検討しましょう。 設置場所を考える カーポートをどこに設置するかは、使いやすさだけでなく、周りの家や環境への配慮も大切です。隣家との距離や風向きなど、考えるべきポイントを整理して計画を立てましょう。 1. 周囲の環境をチェックする カーポートを設置する際は、隣家や周囲の環境への影響を確認しましょう。 ・隣家との距離 雨水や雪が隣家へ流れ込むのを防ぐため、雨樋を設置するなど対策を行いましょう。また、日当たりを遮らない高さや位置を選び、採光性のある屋根材も有効です。 ・樹木の影響 カーポート周辺の樹木は、枝や落ち葉が屋根に溜まり排水を妨げる可能性があります。果実が車を傷つけることもあるため、剪定や伐採を検討してください。 2. 日当たりと風向き カーポートの位置によって、家や車への日差しや風の影響が変わるため、設置場所は慎重に選ぶ必要があります。 ・日当たり カーポートを南側に設置すると、日差しを遮り、室内が暗くなることがあります。そのため、採光性の高い屋根材を使用するか、日差しを考慮して南側以外にしたり、南側でも中央を避けて隅に調整するなど工夫が必要です。 ・風向き 強風が吹きやすい地域では、風向きを考えた設置が重要です。カーポートが風を受ける方向に向いていると、強風で損傷するリスクが高まります。風が直接当たらない向きに設置するか、耐風性に優れた設計を選ぶことでリスクを減らせます。 3. 車の出入りのしやすさ 車を停めるたびに不便を感じないよう、車の出入りをスムーズにする設計を考えましょう。 ・柱の位置 柱が車の出入りの邪魔にならないように配置し、シミュレーションを行うのがおすすめです。狭いスペースでは片面支持型のカーポートもおすすめです。 ・アプローチとの関係 カーポートと家のアプローチの距離や配置も考慮する必要があります。アプローチが狭いと、車の出入りが難しくなるため、十分なスペースを確保することが大切です。 耐雪性や耐風性など、地域の気候を考慮する カーポートは大きな屋根があるため、積雪や強風の影響を受けやすいです。積雪や強風の心配がある地域では、特に耐雪性や耐風性に配慮したカーポートを選ぶことが大切です。 自分の地域の「積雪量・雪質」を考慮する カーポートには「耐積雪強度」と呼ばれる基準があり、どれくらいの積雪に耐えられるかを示しています。一般的なカーポートは約20cmの積雪に対応していますが、雪が多い地域では50cmや100cm、150cm以上に対応したモデルを選ぶ必要があります。気象庁の積雪データを参考に、自分の地域に適した強度を確認しましょう。 また、以下の点についても確認しておきましょう。 ・「雪質」にも注意する 雪は、湿った雪の方が乾いた雪よりも重くなります。そのため、湿雪が多い地域では、同じ積雪量でも重さが増えることを考慮し、耐積雪強度に余裕を持たせたカーポートを選ぶことが大切です。 ・構造を確認する 柱の本数や配置も耐雪性に影響します。両側支持タイプは柱が多いため、耐雪性が高い傾向があります。ただし、片側支持タイプの方が駐車のしやすさに優れる場合があるため、使いやすさとのバランスを考えて選びましょう。 設置場所の「風」を考慮する 耐雪性と同様に、カーポートがどれくらいの風速に耐えられるかを示す「耐風圧強度」という基準があります。一般的なモデルは風速34m/s〜38m/sに対応していますが、台風が頻繁に襲来する地域では、46m/s以上のモデルを選ぶと安心です。これも気象庁のホームページから過去の気象データを確認することができます。 また、強風が吹く方向を考慮して、風を受け流すような配置を検討することも大切です。 例えば、風がよく吹く方向(北西など)に対してカーポートを直角に設置することで、風圧を分散させる効果が期待できます。また、家や塀の近くに設置することで、これらを風よけとして活用できます。 カーポートをおしゃれにするポイントを押さえる 続いては、おしゃれなカーポートを選ぶためのポイントを紹介します。カーポート単体のデザイン性だけでなく、住宅や愛車との調和を考慮することが大切です。 主役が何かを考える:家?カーポート? カーポートは大きな構造物なので目立ちます。そのため、オシャレなカーポートを見せたいのか、それともあくまで主役は家や外構全体なのか。主役を何にするかを決めましょう。 場合によっては、カーポートを目立たせず、家や外構を引き立てるように工夫することも大切です。 例えば、1台用のカーポートを選ぶことで面積が抑えられ、シンプルなデザインにすることで、建物や外構が主役になるようにできます。 建物や外構全体の「スタイル」との統一感を持たせる まずは家や外構全体と調和したデザインを選ぶことが大切です。例えば、モダンな住宅には直線的でシンプルなデザインのカーポートが合います。例えば、アルミ製のカーポートや、フラットな屋根のカーポートを選ぶと、建物のスタイルと調和しやすいです。 ナチュラルスタイルなら、木目調のカーポートや、自然素材を使用したデザインが合います。外壁に木材を使っている場合は、カーポートも同様の素材や色合いを選ぶことで、統一感が生まれます。 建物の「色」との統一感を持たせる カーポートは、家の外観と調和するデザインを選ぶことで、全体のバランスが良くなります。特に、外壁や屋根の色との統一感を持たせるのがおすすめです。以下の2つの方法で色を選んでみましょう。 住宅の外壁、屋根、サッシなどの色に合わせる 住宅の外観に合わせてカーポートの色を選ぶことで、家全体の統一感が生まれます。例えば、外壁がベージュなら、カーポートもベージュやナチュラルカラーを選ぶと調和が取れます。 愛車のボディカラーに合わせる 愛車の色をカーポートの色に合わせることで、車とカーポートが一体感を持つデザインになります。例えば、黒い車なら黒やグレーのカーポートがマッチします。 形状や素材にこだわる カーポートの形状や素材によって、デザインの印象は大きく変わります。おしゃれなカーポートを選ぶためには、以下の点を考慮しましょう。 形状 アーチ型やフラット型、片支持、両支持、後方支持など、カーポートの形状や支持タイプによって、家や敷地に合わせたデザインが可能です。アーチ型は柔らかい印象を与え、フラット型はスタイリッシュでモダンな印象を与えます。 素材 例えば、以下のような素材があります。素材ごとの特徴をしっかり押さえましょう。 アルミ: 軽量で耐久性があり、さまざまなおしゃれなデザインが楽しめます。メンテナンスも少なく、長持ちします。 木材: ナチュラルで温かみのあるデザインが魅力ですが、メンテナンスが必要です。木目調のカーポートは、住宅の自然な雰囲気にぴったりです。 ガラス屋根: 高級感があり、光を取り入れやすい素材です。モダンな家にはぴったりですが、耐久性やメンテナンスも考慮する必要があります。 細部にこだわる カーポートのデザインで差をつけるなら、細部のデザインにもこだわりましょう。以下のようなアイテムを取り入れることで、さらにおしゃれな印象を作れます。 ・ダウンライトや間接照明 夜間にカーポートを使う場合、ダウンライトや間接照明を取り入れることで、空間に温かみと美しさを加えることができます。 ・装飾的パーツの活用 天井裏側に木目調のパネルを取り入れたり、フレーム部分にさりげなく装飾ラインを加えることで、カーポート全体のデザインをアップグレードできます。 代表的なお洒落なカーポート7つを紹介(2024-2025年版) カーポートにはさまざまなデザインや機能があり、家の外観や生活スタイルにぴったりのタイプを選ぶことができます。ここでは、おすすめのお洒落なカーポートタイプを紹介していきます。それぞれの特徴や、どんな家に合うかを見ていきましょう。(※価格は2024年時点のものです。) 商品の選定基準は、以下のポイントを基準に選定しました。 人気度: 売れ行きや口コミで高評価を受けた商品を厳選。 デザイン性: 住宅の外観に調和しつつ、おしゃれさを引き立てるかどうか。 機能性:耐風性や耐雪性はどうか?片側支持、背面支持が選べるか? LIXIL カーポートSC 引用:LIXIL カーポート SC LIXIL カーポートSCは、屋根材から柱まで全てアルミ製のシンプルで美しいデザインが特徴です。中骨レスの構造により、視覚的なスッキリ感を実現。屋根材が直射日光や汚れを防ぎ、愛車を快適に保護します。ミニマルでモダンな住宅にぴったりのカーポートです。 対応台数 1台用、2台用、3台用まで幅広く対応 価格 523,700円~(1台用・標準仕様) 三協アルミ カーポートFⅡ 引用:三共アルミ カーポート FⅡ カーポートFⅡは、シャープで洗練されたデザインと耐久性を両立したモデルです。特に、サイドスクリーンや照明オプションを追加することで、プライバシーや快適性を向上できます。風速46m/s対応の耐風性を備えており、台風や強風地域でも安心です。限られたスペースを活かした設計が可能で、多様な家屋スタイルに適応します。 対応台数 1台用、2台用 価格 483,700円~(1台用・標準仕様) 四国化成 マイポート 7 引用:四国化成 マイポート 7 マイポート 7は、独特なフレーム構造と木目調デザインが特徴の個性派カーポートです。柱の位置を片側に配置した設計により、駐車スペースを広く確保でき、乗り降りがしやすい点も魅力。特に耐雪性に優れ、積雪50cmまで対応する頑丈な構造を持ちます。スタイリッシュで温かみのあるデザインは、和風からモダンまで幅広い住宅に合います。 対応台数 1台用、2台用 価格 883,500円~(1台用・基本タイプ) LIXIL アーキフィールド 引用:LIXILアーキフィールド アーキフィールドは、屋根材のカスタマイズ性が高く、天井材や照明を選択してオリジナルの空間を作り出せるフラット屋根のカーポートです。中骨レスの構造により、開放感のあるスタイリッシュなデザインを実現。耐風圧性能にも優れており、強風地域での使用も安心。特に、外構にこだわる方や高級感を求める方におすすめです。 対応台数 1台用、2台用、3台用 価格 約1,014,000円~(1台用・標準仕様) 三協アルミ ダブルフェース 引用:三協アルミ ダブルフェース ダブルフェースは、片側支持または背面支持を選べるワイドタイプのカーポートです。限られたスペースでも広い駐車場を確保できるのが魅力。風速46m/sに対応し、台風の多い地域での設置にも適しています。また、柱デザインがスリムで目立たず、モダンな住宅の外観を引き立てます。オプションでサイドスクリーンや照明を追加可能。 対応台数 2台用 価格 1,153,900円~(2台用・基本タイプ) 三協アルミ アトラード 引用:三共アルミ カーポート アトラード アトラードは、屋根材をフレーム下に配置したフラットルーフ設計で、駐車場としてだけでなくリビングの延長としても活用できます。透明屋根材とアルミフレームを組み合わせ、高級感と開放感を同時に実現。積雪30cm対応の耐雪性を備え、雪が降る地域でも使用可能です。特別感を重視したい方におすすめです。 対応台数 1台用、2台用 価格 2,778,900円~(1台用・基本タイプ) 三協アルミ ビームス 引用:三共アルミ カーポート ビームス ビームスは、スリムな柱とシンプルな屋根材が特徴のミニマルデザインのカーポートです。片側支持の構造により、駐車スペースを効率的に利用できます。紫外線カット効果のあるポリカーボネート屋根材を採用し、車の保護性能も充実。コストパフォーマンスが高く、初めてのカーポート設置にも適しています。 対応台数 1台用、2台用 価格 836,100円~(1台用・基本タイプ) 建物に調和したおしゃれなカーポート施工事例【達匠】 実際の施工事例を見ることで、どんなカーポートがどんな家にぴったり合うのか、具体的にイメージしやすくなります。ここでは、達匠が手掛けたおしゃれなカーポートの施工事例をいくつか紹介します。 家と調和するシンプルなカーポート 建物の黒と木目ブラウンに合わせて、カーポートにはくろ、門柱には黒と木目ブラウンを使用して非常に統一感があるコーディネートに。また、玄関屋根に連続して繋がるようにカーポートを設置しているので、雨天時でも濡れずに移動できる嬉しい配置です。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/modern/p3931/ 和風住宅に調和する木調カーポート 大きなカールーフですが、木調デザインや採光性のある素材を使用することで重たくなりすぎず、自然と和風住宅に調和するデザイン。グレータイルの門壁とのコントラストも絶妙な、和モダンな外構を実現しました。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/modern/p3943/ 建物と同じ黒のカーポートで統一感 黒で統一された建物の外観と同色のカーポートは、まるで建物の一部のよう。代わりに植栽やアプローチが抜け感を出していてちょうど良い塩梅です。片面支持で、車を降りてから玄関に繋がる階段への導線も使い勝手抜群。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/modern/p6107/ 梁延長のカーポートで広々とした駐車スペースは雨でも安心 カーポートの屋根とお家の屋根が繋がっているので、雨の日も晴れの日も安心の導線です。実はカーポートを梁延長することで、建物との一体感が増し、駐車スペースも広がっています。大きな屋根でも、抜け感のある素材を使えば重たくなりすぎないです。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/modern/p5855/ ダウンライトで夜でも明るく安心なカーポート 夜のお出掛けでも、ダウンライトが手元も足元も明るく照らしてくれるので安心です。グレーの外壁に合わせて、門柱などはグレー基調に揃えて、その中でもカーポートの黒が全体を引き締めています。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/hotellike/p5791/ 気になる外構デザインはありましたか?その他の達匠の「駐車場・カーポート」の施工事例は下記からご覧いただけます。 >>>駐車場・カーポートの施工事例 岐阜・名古屋で理想のカーポート選びは達匠にご相談ください! 今回は、おしゃれなカーポートを選ぶためのポイントや、おすすめのカーポートタイプ、実際の施工事例をご紹介しました。カーポートを選ぶ際には、デザイン性だけでなく、機能性や住宅との調和、設置場所や使用状況を考えることが大切です。また、地域の気候に合った耐久性や、日差しや雪を防ぐ機能も大切な要素となります。 達匠は、岐阜・名古屋エリアで豊富な事例を持つ外構専門業者です。5,000件以上の施工実績を誇り、さらに「LIXILエクステリアコンテスト デザイン部門」で6期連続受賞の実績があります。 お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なカーポートの提案を行い、機能性とデザイン性を兼ね備えた外構を提供しています。外構エクステリアやカーポート設置をご検討中の方は、ぜひ達匠にご相談ください。 >>>達匠の駐車場・カーポートについて