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クローズ外構の費用を予算内で実現するコツを【実績5,000件以上】のプロが解説

「クローズ外構に憧れてる、でも外構にかけられる予算は正直あまり多くない…」 このように、費用が不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。 特に、クローズ外構は、防犯性が高く、見た目にも高級感があふれるので、なんとなく高くなりそうな印象がありますよね。 そこで今回は、そんな「クローズ外構の費用相場」について、見ていきたいと思います。 単に施工にかかる費用だけでなく、費用が変わるポイントから、予算内でこだわるコツ、そしてメンテナンス費用まで、プロの視点から詳しく、そして分かりやすく解説していきます。 この記事を読めば、こんな疑問が解決します! クローズ外構の費用って、結局どれくらいが目安なの? 何が原因で費用が高くなったり安くなったりするの? 予算内で、満足できるクローズ外構を作るコツは? 建てた後にかかるメンテナンス費用って、どれくらい考えとけばいい? クローズ外構で後悔しないために、計画段階で押さえておくべきことは? 【クローズ外構】費用相場はいくら?200〜300万円が一般的 クローズ外構の費用は、お住まいの敷地の広さや選ぶ素材、そしてどんなデザインにするかによって大きく変わってきます。 ここでは、まず工事の規模ごとの大まかな価格帯と、それぞれのパーツにかかる費用の目安をご紹介します。 広さや工事内容で変わる!クローズ外構の規模別の費用目安 クローズ外構の費用は、あえて目安を設けるのであれば、200万円から300万円が目安です。 ハイクローズ外構(クローズ外構よりも高さがあり高級感のあるクローズ外構のこと)だと、500万円以上かかることもあります。 よく「外構費用は住宅価格の1割程度」などと言われることもありますが、これはあくまで大まかな目安です。 実際には、お住まいの敷地の広さや形、どんな素材を選ぶか、デザインにどれだけこだわるか、そしてどんな工事をするかによって、費用は大きく変わってきます。 なので、一概に「住宅価格の何%」と考えるのは、なかなか難しいところなんです。 一般的に、オープン外構(約50万円~100万円程度)と比べると、どうしても塀や門扉といった構造物が増えるため、クローズ外構は費用が少しプラスになりやすい傾向がある、ということは言えます。 以下は、あくまで一般的な目安としての費用帯です。 規模イメージ 参考費用帯 主な工事内容例 小規模 150~200万円 目隠しフェンス15m、門扉、簡易的なアプローチ など 中規模 200~260万円 塀20m、門柱(ポスト一体型など)、アプローチ舗装、1台用カーポート など 大規模 260~350万円 RC(鉄筋コンクリート)塀30m、電動門扉、2台用カーポート、照明設備一式 など 門扉や塀はいくら?パーツごとの費用もチェック とはいえ、建物の規模だけで費用がすべて決まるわけではありません。 外構を構成する一つひとつのパーツによっても、費用は大きく変わってきます。主なパーツごとの費用相場をまとめてみました パーツ 一般的な価格帯 備考 門 (門柱・門扉・表札・ポスト) 15~30万円 機能門柱、オリジナルの造作門袖 など 門扉 (単体) 5~20万円 片開き、両開き、引き戸、電動タイプ など 玄関アプローチ 30~60万円 土間コンクリート仕上げ、タイル、天然石張り など 塀・囲い 50~100万円 ブロック積み+塗装仕上げ、RC(鉄筋コンクリート)造、タイル張り など フェンス 30~50万円 アルミ形材、木目調樹脂、ガラスパネル など カーポート/ガレージ 40~100万円 アルミ製、高強度タイプ、デザインタイプ など ※サイズによっても変動あり(1台用/2台用) 庭・植栽 10~100万円 芝張り、ウッドデッキやテラスの設置、本格的な造園 など 照明・ライティング 10~25万円 LED照明、人感センサー付きライト など 価格の幅は、素材の種類やデザインのグレードによって、費用が大きく変わってきます。 特にクローズ外構では、敷地を囲む「塀・囲い」や、住まいの顔となる「門まわり」の占める割合が大きくなるため、これらの部分にどれだけこだわるかで、総費用も大きく変わってきます。 例えば、「塀・囲い」と一口に言っても、比較的コストを抑えられるブロック積み+塗装仕上げから、デザイン性の高い化粧ブロック、重厚感のあるRC(鉄筋コンクリート)造、高級感あふれるタイル張り仕上げなど、選択肢は様々。 当然、素材やデザインにこだわるほど費用は上がりますし、設置する「長さ」によっても金額は大きく変動します。 外構工事の各箇所別の費用相場の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。 費用が変わる!クローズ外構の費用に影響する5つのポイント 繰り返しになりますが、クローズ外構の費用は、本当にいろいろな要素で変わってきます。ここでは、特に費用を左右しやすい主な5つの要素と、それぞれのチェックポイントを分かりやすく解説します。 1. 敷地の条件(広さ・形・高低差) まず何よりも、外構工事を行う「敷地の条件」が費用に大きく影響します。 クローズ外構の場合、敷地の周囲をぐるりと囲むことになるため、敷地の広さや形状は、そのまま塀やフェンスの量、そして費用に響いてきます。 敷地の広さ(外周の長さ) 高低差や傾斜がある土地 土地の形が特殊(旗竿地やいびつな形の土地など) もし当てはまる場合は、予算を少し多めに見ておくと安心かもしれません。 2. 材料の選び方とデザインのこだわり 次に費用を左右するのが、使う「材料の素材」や「デザインのグレード」です。 クローズ外構の主役ともいえる塀やフェンス、門柱・門扉は、選ぶ素材やデザインによって費用が大きく変わる代表的なパーツです。 塀の素材 コンクリートブロックを積んでモルタルで塗装する仕上げが一般的ですが、デザイン性の高い化粧ブロックや、高級感のある天然石、タイルなどを使うと、標準的な仕上げに比べて30~50%以上も費用がアップすることがあります。 フェンスの素材 シンプルなアルミ形材フェンスから、最近人気の木目調の樹脂素材、重厚感のある鋳物フェンス、スタイリッシュなガラスパネルなど、選択肢はたくさんあります。特にデザイン性の高いものや、目隠し効果の高いものは、アルミの簡易的なフェンスに比べて価格が大きく上がります。 門柱・門扉 特に強いこだわりがなければ5万円前後で設置できることもありますが、造作門柱やタイル貼りの場合は30万円を超えるケースも出てきます。 3. 追加設備・機能(カーポート・電動門扉など) 最近、ますます需要が高まっている便利な設備も、外構の一部です。 設備 参考費用(設置費込) 概要 カーポート/ガレージ 40万~100万円以上 車の保護はもちろん、デザイン性の高いものは外構のアクセントにも。台数や素材で変動。 電動門扉 25万~60万円程度 車での出入りが多いご家庭には特におすすめです。 宅配ボックス付き門柱 8万~15万円程度 不在時でも荷物を受け取れて便利です。 防犯カメラ (1台+録画機) 5万~12万円程度 侵入の抑止効果や、万が一の際の証拠記録として役立ちます。 センサーライト (1基) 1万~3万円程度 夜間の防犯効果アップや、足元の安全確保に役立ちます。 立水栓・ガーデンパン 5万~15万円程度 洗車やお庭の水やりなどに便利です。 ウッドデッキ・タイルテラス 30万~80万円程度 リビングの延長として、くつろぎのスペースが生まれます。 あると便利な設備ですが、どれも数万円から数十万円の追加費用がかかってきます。 追加する設備の量や種類によっては、基礎工事や電気工事が別途必要になり、全体の工期や人件費にも影響してくることも覚えておきましょう。 4. 工事の期間と職人さんの人数 そして、意外と見落としがちなのが「工事にかかる期間」と「職人さんの人件費」です。 クローズ外構は、オープン外構に比べて塀や門扉といった構造物が多く、デザインも凝ったものになりやすいため、工事期間が2週間~1か月以上と長くなります。  当然、工期が長くなればなるほど職人さんの人件費も増加するので、その分費用が割高になるケースが多いです。 他にも、「入居日までに絶対に間に合わせたい」というような、かなりタイトなスケジュールを組むと、作業する職人さんの人数を増やさざるを得なくなり、追加費用が発生してしまいます。 工事のスケジュールは業者としっかりと打ち合わせを行い、無理のない計画を立てましょう。 5. 完成後も大切!メンテナンスの頻度と費用 そして最後に考えたいのが、完成後の「維持管理コスト」、つまりメンテナンス費用です。 一般的に、10年前後で何らかのメンテナンスが必要になると言われています。 目先の費用だけでなく、将来を見据えて、しっかりと計画を立てておくと安心です。 メンテナンス費用が大きく変わってくる一番の原因は、やはり「素材」です。 アルミや樹脂製の素材 基本的にサビにくく耐久性が高いため、塗装の必要もほとんどありません。汚れたら水で洗い流す程度で済むため、メンテナンスコストを抑えられます。 天然木(フェンスやウッドデッキなど) 天然木は腐りやすいという特性があるため、5~6年目に再塗装をすると寿命が伸びます(塗料代と人件費で数万円)。 塗り壁 ひび割れや汚れといった劣化のサインが目立ってくる10~15年程度で、再塗装が必要になるのが一般的です。1回あたり5~20万円程度の費用を見込んでおくといいと思います。 とはいえ、どんな素材を選んだとしても、10年、20年という長いスパンで考えると、部分的な補修や交換が必要になることもあります。 将来的な補修費用として、数十万円程度の予算をあらかじめ確保しておきたいですね。 予算内で理想のクローズ外構を叶えるには? 「クローズ外構にしたいけど、予算は抑えたい」とう方も多いでしょう。 ここでは、限られた予算の中で満足度の高いクローズ外構を実現するための、お金のかけ方と絞り方のポイントをご紹介します。 低予算でも効果的!防犯対策で優先すべきポイント クローズ外構の大きな特徴は防犯性です。 もし、予算を抑えつつ防犯対策も気になるなら、次のようなポイントを優先しましょう。 門扉は「施錠機能」を重視 デザインよりもまず、しっかり施錠できる門扉を選びましょう。ここが防犯の基本です。 手軽で効果的なアイテムを活用 センサーライト: 夜間の侵入抑止に効果的。比較的安価に設置できます。 音の出る砂利: 侵入されたくない場所に部分的に敷くだけでも効果あり。 防犯カメラ(ダミーも検討): 「見られている」意識が防犯につながります。 全部完璧にするのではなく、「ここが心配」という場所から優先的に対策していきましょう。 プライバシーと開放感の両立でコストを抑える プライバシーは欲しいけど、圧迫感は避けたい。 そんな場合は、完全に閉じず、部分的に抜け感をプラスすることで、塀やフェンスのコストを抑えつつ、風通しや明るさも確保できます。 ポイントは次の2つです。 フェンス・塀のデザインにこだわる 植栽を上手に取り入れる 完全に視線を遮断してしまう「壁」のようなデザインだと、どうしても閉塞感が出てしまいます。 そこで、ルーバータイプ(羽根板を斜めに組んだもの)や、スリット(隙間)の入ったフェンスにすると、適度に光や風を取り入れられるので、圧迫感を和らげることができます。 フェンスや塀の高さを少し抑え、植栽でカバーするのも手です。 緑は、ナチュラルな目隠し効果があるだけでなく、全体の印象を柔らかくしてくれます。 完全に隠すことだけを考えず、部分的にうまく隠すことも採り入れてみましょう。 限られた予算でおしゃれに!デザインも諦めない 「予算は抑えたいけど、おしゃれさも諦めたくない!」 こんな場合も、優先度をつけるのがポイントです。 「家の顔」門まわりは少し贅沢に 門柱・門扉・アプローチは、家の第一印象を決める場所。<PCBR>ここに予算をかけると、外構全体のでデザイン性が上がります。 高価な素材は「アクセント」で活かす 全面に使わず、門柱の一部など、人目に付く場所にピンポイントで使うとおしゃれ。 色・素材の統一感でスッキリと 全体のトーンを合わせるだけで、まとまりが出て洗練された印象に。<PCBR>多くの素材を使わなくても大丈夫です。 照明で夜の雰囲気を演出 比較的低コストで、夜間の印象を大きく変えられます。ライトアップで高級感もアップ。 正直なところ、隅から隅までこだわり抜こうとすると、お金がいくらあっても足りなくなってしまいます。 「ここぞ!」というポイントに予算を集中させ、他はシンプルに。 これが予算内で満足いくデザインを叶えるコツです。 長期的な視点も重要!クローズ外構のメンテナンス費用と耐久性 家と同じで、外構でもメンテンナンスが必要なものもあります。 「初期費用」だけでなく、その後の「メンテナンス費用」や「耐久性」についても、しっかりと把握しておくといいです。 素材別メンテナンス費用と頻度の目安 外構に使われる素材によって、必要なメンテナンスの内容や頻度、そして費用が変わってきます。 以下は、クローズ外構で使われる主要な素材別に、10年間での一般的なメンテナンス内容と費用の目安です。 素材 主なメンテナンス内容と頻度の目安 10年間の累計費用目安 アドバイス アルミ形材 フェンス 基本的に清掃のみ(水洗いか柔らかい布で拭く程度)。目立つ傷が付いた場合は、補修用ペイントで対応可能。 ほぼ0円 (~1万円程度) 耐久性が高く、錆びにくいのが大きな特長です。 樹脂フェンス・ デッキ アルミと同様、基本的に清掃のみでOKです。 ほぼ0円 (~1万円程度) 天然木のような風合いを楽しみつつ、腐食やシロアリの心配が少ないのが魅力の素材です。 天然木フェンス・ デッキ 5~6年ごとに保護塗料の再塗装をおすすめします。 8~15万円程度 (再塗装2回分) メンテナンスに手間と費用がかかります。メンテナンスをしないと、腐食やシロアリ、色褪せ、ささくれなどの原因になることも。 塗り壁の 門柱・塀 10~15年程度で、汚れや細かなひび割れ(ヘアクラック)の補修、再塗装が必要になります。 5~8万円程度 (再塗装1回分) 汚れが付着しやすいため、防汚効果のある塗料を選ぶのがおすすめです。 RC(鉄筋コンクリート)塀 10~15年程度で、表面の汚れやヘアクラックの補修、場合によっては塗装も必要になることがあります。 3~5万円程度 (部分補修) 非常に頑丈な素材ですが、ひび割れを放置すると内部の鉄筋が錆びてしまう原因になるため、早めの対処が大切です。 タイル張りの 壁・床 目地の汚れや欠けが出てきた場合に補修が必要です。タイル自体は非常に耐久性が高い素材です。 1~3万円程度 (部分補修) 耐久性に優れた素材ですが、目地部分が劣化しやすく、そこからタイルの割れや剥がれが生じることもあります。 上記の費用や頻度は、あくまで一般的な目安であり、ご使用状況やお住まいの立地環境によって変わってきます。 このように、メンテンナンスは、素材をどれにするかで違いが出てきます。 初期段階で多少コストをかけてでもメンテナンスフリー素材にするか、あるいは将来の塗替え費用を織り込んでおくか、いずれにせよ、トータルな費用対効果とご自身の環境(メンテナンスはしたくない、天然木のような風合いが好みなど)を照らし合わせて考えてみてくださいね。 意外と劣化しやすいパーツとメンテナンスの重要性 意外と見落としやすいですが、日常的に使うことで摩耗したり、年月とともに劣化が進みやすかったりする箇所もあります。 意外と見落としやすい、故障や劣化が起こりやすい箇所 門扉の丁番(ヒンジ)や取っ手、電気錠の部分 フェンスを固定している部分 カーポートの雨樋や屋根材 照明器具 ウッドデッキの床板や束石(床板を支える基礎石) 中には、ごく軽微な症状であれば数千円程度で修理できるものもありますが、症状が進行してしまうと大掛かりな修繕になってしまうこともあります。 だからこそ、アフターフォローや相談でサポートしてくれる業者に依頼することをおすすめします。 失敗しないために!後悔しない外構業者選びの5つのポイント ここまで、クローズ外構を計画する上での様々なポイントを解説してきましたが、結局のところ、納得のいく外構を実現するためには、業者選びが大切です。 業者選びで失敗しないために、以下の5つの点は必ず押さえておきましょう。 必ず3社以上の見積もりを比較検討する できる限り「自社で施工まで行う」業者を選ぶ 作成してもらった「完成イメージ図」を見て、デザインのセンスや提案力を比較する 担当者とのコミュニケーションがスムーズか、相性も見てみる アフターフォロー(定期点検やトラブル時の対応など)が充実しているか調べる いずれも、施工前と施工後のギャップをなくし、「こんなはずじゃなかった…」という後悔を防ぐために、とても大切なポイントです。 より詳しい業者選びの方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。 まとめ:予算内でどんなクローズ外構に出来るのか、まずは相談してみよう クローズ外構の費用は、あえて目安を設けるのであれば、200万円から300万円ですが、その費用は一律ではなく、様々な要因で変わります。 しかし、ポイントを押さえれば予算内で理想に近づけることはできます。 何にこだわり、どこで費用を調整するかの見極めが大切ですね。 クローズ外構の費用は200~300万円が目安 敷地条件・素材・設備・工期・メンテナンスで費用は変動 防犯・プライバシー・デザインの優先順位とメリハリが重要 長期的なメンテナンス費用も計画に含める 信頼できる業者選びが成功のカギ 「実際に外構プランを相談してみたい」 「うちの予算内でどんなデザインができるのか知りたい」 と思われた方は、ぜひ岐阜・愛知で豊富な実績を持つ達匠までお気軽にお問い合わせください。 5,000件以上の豊富な施工実績と、LIXILエクステリアコンテスト2024金賞・銀賞のデザイン力、さらには、自社一貫施工のため、コストパフォーマンスの面でも、お客様のご要望に最大限寄り添うことができます。 まずは無料相談で、あなたの理想のクローズ外構についてお聞かせください。

【2025年版】おしゃれなおすすめカーポート7選!選び方とデザイン事例も紹介

最近では、カーポートは、機能性だけではなくデザイン性に優れた商品もかなり増えてきました。外構において大きく目立つ要素なだけに、カーポートをオシャレにすると大きくイメージが変わります。 この記事では、岐阜・愛知エリアで外構工事を手掛ける達匠が、おしゃれで使いやすいカーポートの選び方を紹介します。実際の施工事例も交えながら解説していきますね! まずはカーポート選びの基本を押さえる カーポートを選ぶ際には、見た目のデザインだけでなく、実際の使用状況に合わせた選び方が大切です。以下の基本ポイントを押さえながら、自分たちの生活に合った使い勝手のよいカーポートを選びましょう。 車の台数を考慮する まず現在所有している車の台数を確認します。1台用、2台用、3台用など、カーポートのサイズはこの台数に基づいて決まります。 さらに、「家族が増える予定がある」「仕事で使うかもしれない」など将来車を増やしたり買い替えたりする予定がある場合は余裕を持ったサイズを選ぶのが良いでしょう。 また、普段から来客が多い方は来客用のスペースを考える必要がありますし、自転車やバイクなど、車以外の乗り物をカーポートに収納する場合もあります。その分の広さも必要になりますので、どのような使い方をするか事前に考えておきましょう。 車のサイズを考慮する 車のサイズに基づいて必要なスペースを確認することも重要です。以下は、各車種に対応する最低限必要な寸法の目安です。 車種別の最低限必要なサイズの目安 テーブル:スマホ時は横スクロールこの文章はダミーです。文字の大きさ、量、字間、行間等を確認するために入れています。テーブル:スマホ時は横スクロールこの文章はダミーです。文字の大きさ、量、字間、行間等を確認するために入れています。 車種 最低幅(以上) 最低奥行き(以上) 軽自動車 2,000mm 3,600mm 普通自動車(セダン) 2,300mm 5,000mm SUV・ミニバン 2,500mm 6,000mm 参考:国土交通省|駐車場設計・施工指針 ただし、これはあくまで最低限の寸法であり、実際には余裕を持った設計をすることをおすすめします。特に、ドアの開閉スペースを考慮し、車両の両側に少なくとも600mm程度の余裕を持たせることが望ましいです。 また、奥行きにも余裕を持たせると、駐車時の取り回しがより簡単になります。 台数別カーポートサイズの目安 複数の車がある場合は、台数に応じた適切なサイズも考慮しましょう。以下は、一般的なサイズの目安です。 台数 車種例 幅(目安) 奥行き(目安) 1台用 軽自動車、普通車 約2,500mm 約5,000mm 2台用 普通車×2、SUV+普通車 約5,000mm 約6,000mm以上 3台用 SUV×3,大型車混在 約7,000mm以上 約10,000mm以上 上記の数値はあくまでも目安です。実際は車種によってさらに余裕を持たせる必要がある場合も。以下に例を挙げますので、こちらの基準も参考にしてみてください。 1台用:軽自動車であれば幅2,500mm、奥行き5,000mmで十分ですが、SUVやミニバンなどの大型車両にはさらに広いサイズを検討することをおすすめします。 2台用:並列で2台駐車する場合、車幅の間に少なくとも600mm程度のスペースを確保すると乗り降りがしやすくなります。 3台用:大型車両や3台をゆったり駐車する場合、幅を7,500mm以上にすると、駐車時のストレスが軽減されます。 用途を考える カーポートは車を停めるだけでなく、作業スペースとしても活用できます。使用目的に合わせた設計を検討しましょう。例えば、以下の点について検討しましょう。 車のメンテナンスや屋外作業のために広めのカーポートを選ぶ 雨の日や雪の日に車の乗り降りがしやすいように、屋根の高さや形状を考慮する 日差しを防ぐ場合は、熱線遮断機能のある屋根材を選ぶ 雨と日差しの両方を考慮するなら、広めの屋根と高い位置の設置を検討しましょう。 設置場所を考える カーポートをどこに設置するかは、使いやすさだけでなく、周りの家や環境への配慮も大切です。隣家との距離や風向きなど、考えるべきポイントを整理して計画を立てましょう。 1. 周囲の環境をチェックする カーポートを設置する際は、隣家や周囲の環境への影響を確認しましょう。 ・隣家との距離 雨水や雪が隣家へ流れ込むのを防ぐため、雨樋を設置するなど対策を行いましょう。また、日当たりを遮らない高さや位置を選び、採光性のある屋根材も有効です。 ・樹木の影響 カーポート周辺の樹木は、枝や落ち葉が屋根に溜まり排水を妨げる可能性があります。果実が車を傷つけることもあるため、剪定や伐採を検討してください。 2. 日当たりと風向き カーポートの位置によって、家や車への日差しや風の影響が変わるため、設置場所は慎重に選ぶ必要があります。 ・日当たり カーポートを南側に設置すると、日差しを遮り、室内が暗くなることがあります。そのため、採光性の高い屋根材を使用するか、日差しを考慮して南側以外にしたり、南側でも中央を避けて隅に調整するなど工夫が必要です。 ・風向き 強風が吹きやすい地域では、風向きを考えた設置が重要です。カーポートが風を受ける方向に向いていると、強風で損傷するリスクが高まります。風が直接当たらない向きに設置するか、耐風性に優れた設計を選ぶことでリスクを減らせます。 3. 車の出入りのしやすさ 車を停めるたびに不便を感じないよう、車の出入りをスムーズにする設計を考えましょう。 ・柱の位置 柱が車の出入りの邪魔にならないように配置し、シミュレーションを行うのがおすすめです。狭いスペースでは片面支持型のカーポートもおすすめです。 ・アプローチとの関係 カーポートと家のアプローチの距離や配置も考慮する必要があります。アプローチが狭いと、車の出入りが難しくなるため、十分なスペースを確保することが大切です。 耐雪性や耐風性など、地域の気候を考慮する カーポートは大きな屋根があるため、積雪や強風の影響を受けやすいです。積雪や強風の心配がある地域では、特に耐雪性や耐風性に配慮したカーポートを選ぶことが大切です。 自分の地域の「積雪量・雪質」を考慮する カーポートには「耐積雪強度」と呼ばれる基準があり、どれくらいの積雪に耐えられるかを示しています。一般的なカーポートは約20cmの積雪に対応していますが、雪が多い地域では50cmや100cm、150cm以上に対応したモデルを選ぶ必要があります。気象庁の積雪データを参考に、自分の地域に適した強度を確認しましょう。 また、以下の点についても確認しておきましょう。 ・「雪質」にも注意する 雪は、湿った雪の方が乾いた雪よりも重くなります。そのため、湿雪が多い地域では、同じ積雪量でも重さが増えることを考慮し、耐積雪強度に余裕を持たせたカーポートを選ぶことが大切です。 ・構造を確認する 柱の本数や配置も耐雪性に影響します。両側支持タイプは柱が多いため、耐雪性が高い傾向があります。ただし、片側支持タイプの方が駐車のしやすさに優れる場合があるため、使いやすさとのバランスを考えて選びましょう。 設置場所の「風」を考慮する 耐雪性と同様に、カーポートがどれくらいの風速に耐えられるかを示す「耐風圧強度」という基準があります。一般的なモデルは風速34m/s〜38m/sに対応していますが、台風が頻繁に襲来する地域では、46m/s以上のモデルを選ぶと安心です。これも気象庁のホームページから過去の気象データを確認することができます。 また、強風が吹く方向を考慮して、風を受け流すような配置を検討することも大切です。 例えば、風がよく吹く方向(北西など)に対してカーポートを直角に設置することで、風圧を分散させる効果が期待できます。また、家や塀の近くに設置することで、これらを風よけとして活用できます。 カーポートをおしゃれにするポイントを押さえる 続いては、おしゃれなカーポートを選ぶためのポイントを紹介します。カーポート単体のデザイン性だけでなく、住宅や愛車との調和を考慮することが大切です。 主役が何かを考える:家?カーポート? カーポートは大きな構造物なので目立ちます。そのため、オシャレなカーポートを見せたいのか、それともあくまで主役は家や外構全体なのか。主役を何にするかを決めましょう。 場合によっては、カーポートを目立たせず、家や外構を引き立てるように工夫することも大切です。 例えば、1台用のカーポートを選ぶことで面積が抑えられ、シンプルなデザインにすることで、建物や外構が主役になるようにできます。 建物や外構全体の「スタイル」との統一感を持たせる まずは家や外構全体と調和したデザインを選ぶことが大切です。例えば、モダンな住宅には直線的でシンプルなデザインのカーポートが合います。例えば、アルミ製のカーポートや、フラットな屋根のカーポートを選ぶと、建物のスタイルと調和しやすいです。 ナチュラルスタイルなら、木目調のカーポートや、自然素材を使用したデザインが合います。外壁に木材を使っている場合は、カーポートも同様の素材や色合いを選ぶことで、統一感が生まれます。 建物の「色」との統一感を持たせる カーポートは、家の外観と調和するデザインを選ぶことで、全体のバランスが良くなります。特に、外壁や屋根の色との統一感を持たせるのがおすすめです。以下の2つの方法で色を選んでみましょう。 住宅の外壁、屋根、サッシなどの色に合わせる 住宅の外観に合わせてカーポートの色を選ぶことで、家全体の統一感が生まれます。例えば、外壁がベージュなら、カーポートもベージュやナチュラルカラーを選ぶと調和が取れます。 愛車のボディカラーに合わせる 愛車の色をカーポートの色に合わせることで、車とカーポートが一体感を持つデザインになります。例えば、黒い車なら黒やグレーのカーポートがマッチします。 形状や素材にこだわる カーポートの形状や素材によって、デザインの印象は大きく変わります。おしゃれなカーポートを選ぶためには、以下の点を考慮しましょう。 形状 アーチ型やフラット型、片支持、両支持、後方支持など、カーポートの形状や支持タイプによって、家や敷地に合わせたデザインが可能です。アーチ型は柔らかい印象を与え、フラット型はスタイリッシュでモダンな印象を与えます。 素材 例えば、以下のような素材があります。素材ごとの特徴をしっかり押さえましょう。 アルミ: 軽量で耐久性があり、さまざまなおしゃれなデザインが楽しめます。メンテナンスも少なく、長持ちします。 木材: ナチュラルで温かみのあるデザインが魅力ですが、メンテナンスが必要です。木目調のカーポートは、住宅の自然な雰囲気にぴったりです。 ガラス屋根: 高級感があり、光を取り入れやすい素材です。モダンな家にはぴったりですが、耐久性やメンテナンスも考慮する必要があります。 細部にこだわる カーポートのデザインで差をつけるなら、細部のデザインにもこだわりましょう。以下のようなアイテムを取り入れることで、さらにおしゃれな印象を作れます。 ・ダウンライトや間接照明 夜間にカーポートを使う場合、ダウンライトや間接照明を取り入れることで、空間に温かみと美しさを加えることができます。 ・装飾的パーツの活用 天井裏側に木目調のパネルを取り入れたり、フレーム部分にさりげなく装飾ラインを加えることで、カーポート全体のデザインをアップグレードできます。 代表的なお洒落なカーポート7つを紹介(2024-2025年版) カーポートにはさまざまなデザインや機能があり、家の外観や生活スタイルにぴったりのタイプを選ぶことができます。ここでは、おすすめのお洒落なカーポートタイプを紹介していきます。それぞれの特徴や、どんな家に合うかを見ていきましょう。(※価格は2024年時点のものです。) 商品の選定基準は、以下のポイントを基準に選定しました。 人気度: 売れ行きや口コミで高評価を受けた商品を厳選。 デザイン性: 住宅の外観に調和しつつ、おしゃれさを引き立てるかどうか。 機能性:耐風性や耐雪性はどうか?片側支持、背面支持が選べるか? LIXIL カーポートSC 引用:LIXIL カーポート SC LIXIL カーポートSCは、屋根材から柱まで全てアルミ製のシンプルで美しいデザインが特徴です。中骨レスの構造により、視覚的なスッキリ感を実現。屋根材が直射日光や汚れを防ぎ、愛車を快適に保護します。ミニマルでモダンな住宅にぴったりのカーポートです。 対応台数 1台用、2台用、3台用まで幅広く対応 価格 523,700円~(1台用・標準仕様) 三協アルミ カーポートFⅡ 引用:三共アルミ カーポート FⅡ カーポートFⅡは、シャープで洗練されたデザインと耐久性を両立したモデルです。特に、サイドスクリーンや照明オプションを追加することで、プライバシーや快適性を向上できます。風速46m/s対応の耐風性を備えており、台風や強風地域でも安心です。限られたスペースを活かした設計が可能で、多様な家屋スタイルに適応します。 対応台数 1台用、2台用 価格 483,700円~(1台用・標準仕様) 四国化成 マイポート 7 引用:四国化成 マイポート 7 マイポート 7は、独特なフレーム構造と木目調デザインが特徴の個性派カーポートです。柱の位置を片側に配置した設計により、駐車スペースを広く確保でき、乗り降りがしやすい点も魅力。特に耐雪性に優れ、積雪50cmまで対応する頑丈な構造を持ちます。スタイリッシュで温かみのあるデザインは、和風からモダンまで幅広い住宅に合います。 対応台数 1台用、2台用 価格 883,500円~(1台用・基本タイプ) LIXIL アーキフィールド 引用:LIXILアーキフィールド アーキフィールドは、屋根材のカスタマイズ性が高く、天井材や照明を選択してオリジナルの空間を作り出せるフラット屋根のカーポートです。中骨レスの構造により、開放感のあるスタイリッシュなデザインを実現。耐風圧性能にも優れており、強風地域での使用も安心。特に、外構にこだわる方や高級感を求める方におすすめです。 対応台数 1台用、2台用、3台用 価格 約1,014,000円~(1台用・標準仕様) 三協アルミ ダブルフェース 引用:三協アルミ ダブルフェース ダブルフェースは、片側支持または背面支持を選べるワイドタイプのカーポートです。限られたスペースでも広い駐車場を確保できるのが魅力。風速46m/sに対応し、台風の多い地域での設置にも適しています。また、柱デザインがスリムで目立たず、モダンな住宅の外観を引き立てます。オプションでサイドスクリーンや照明を追加可能。 対応台数 2台用 価格 1,153,900円~(2台用・基本タイプ) 三協アルミ アトラード 引用:三共アルミ カーポート アトラード アトラードは、屋根材をフレーム下に配置したフラットルーフ設計で、駐車場としてだけでなくリビングの延長としても活用できます。透明屋根材とアルミフレームを組み合わせ、高級感と開放感を同時に実現。積雪30cm対応の耐雪性を備え、雪が降る地域でも使用可能です。特別感を重視したい方におすすめです。 対応台数 1台用、2台用 価格 2,778,900円~(1台用・基本タイプ) 三協アルミ ビームス 引用:三共アルミ カーポート ビームス ビームスは、スリムな柱とシンプルな屋根材が特徴のミニマルデザインのカーポートです。片側支持の構造により、駐車スペースを効率的に利用できます。紫外線カット効果のあるポリカーボネート屋根材を採用し、車の保護性能も充実。コストパフォーマンスが高く、初めてのカーポート設置にも適しています。 対応台数 1台用、2台用 価格 836,100円~(1台用・基本タイプ) 建物に調和したおしゃれなカーポート施工事例【達匠】 実際の施工事例を見ることで、どんなカーポートがどんな家にぴったり合うのか、具体的にイメージしやすくなります。ここでは、達匠が手掛けたおしゃれなカーポートの施工事例をいくつか紹介します。 家と調和するシンプルなカーポート 建物の黒と木目ブラウンに合わせて、カーポートにはくろ、門柱には黒と木目ブラウンを使用して非常に統一感があるコーディネートに。また、玄関屋根に連続して繋がるようにカーポートを設置しているので、雨天時でも濡れずに移動できる嬉しい配置です。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/modern/p3931/ 和風住宅に調和する木調カーポート 大きなカールーフですが、木調デザインや採光性のある素材を使用することで重たくなりすぎず、自然と和風住宅に調和するデザイン。グレータイルの門壁とのコントラストも絶妙な、和モダンな外構を実現しました。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/modern/p3943/ 建物と同じ黒のカーポートで統一感 黒で統一された建物の外観と同色のカーポートは、まるで建物の一部のよう。代わりに植栽やアプローチが抜け感を出していてちょうど良い塩梅です。片面支持で、車を降りてから玄関に繋がる階段への導線も使い勝手抜群。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/modern/p6107/ 梁延長のカーポートで広々とした駐車スペースは雨でも安心 カーポートの屋根とお家の屋根が繋がっているので、雨の日も晴れの日も安心の導線です。実はカーポートを梁延長することで、建物との一体感が増し、駐車スペースも広がっています。大きな屋根でも、抜け感のある素材を使えば重たくなりすぎないです。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/modern/p5855/ ダウンライトで夜でも明るく安心なカーポート 夜のお出掛けでも、ダウンライトが手元も足元も明るく照らしてくれるので安心です。グレーの外壁に合わせて、門柱などはグレー基調に揃えて、その中でもカーポートの黒が全体を引き締めています。 施工事例:https://www.tatsusho.com/works/hotellike/p5791/   気になる外構デザインはありましたか?その他の達匠の「駐車場・カーポート」の施工事例は下記からご覧いただけます。 >>>駐車場・カーポートの施工事例 岐阜・名古屋で理想のカーポート選びは達匠にご相談ください! 今回は、おしゃれなカーポートを選ぶためのポイントや、おすすめのカーポートタイプ、実際の施工事例をご紹介しました。カーポートを選ぶ際には、デザイン性だけでなく、機能性や住宅との調和、設置場所や使用状況を考えることが大切です。また、地域の気候に合った耐久性や、日差しや雪を防ぐ機能も大切な要素となります。 達匠は、岐阜・名古屋エリアで豊富な事例を持つ外構専門業者です。5,000件以上の施工実績を誇り、さらに「LIXILエクステリアコンテスト デザイン部門」で6期連続受賞の実績があります。 お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なカーポートの提案を行い、機能性とデザイン性を兼ね備えた外構を提供しています。外構エクステリアやカーポート設置をご検討中の方は、ぜひ達匠にご相談ください。 >>>達匠の駐車場・カーポートについて

失敗しない!セミクローズ外構のメリットとおしゃれなデザイン施工例

新居の外構デザインを考えている際に、こんな悩みを抱えていませんか? 「道路からの視線が気になるけど、高い塀で囲むのは息苦しそう...」 「開放的な雰囲気は欲しいけど、近所の目が気になって落ち着かない...」 「プライバシーと開放感、どっちを取るべき?」 実はこれ、多くのお客様が抱える共通の悩みです。 「プライバシーを守りたいけど、閉鎖的にはしたくない」 私たち外構のプロとしても、日々このようなご相談を受けています。そんな時、私たちがおすすめしているのが「セミクローズ外構」という考え方です。セミクローズ外構は、プライバシーと開放感のバランスを絶妙に取り入れた外構デザイン。道路からの視線を適度に遮りつつ、圧迫感のない空間を作り出します。 でも、「具体的にどんなもの?」「本当に私の家に合うの?」そんな疑問が浮かんでくるかもしれませんね。 この記事では、セミクローズ外構の魅力や特徴、実際のデザイン例まで詳しく紹介していきます。この記事を読めば、セミクローズ外構を完全に理解できます。 セミクローズ外構とは?   セミクローズ外構は、プライバシーと開放感のバランスを取り入れた人気の外構スタイルです。敷地の一部分だけに塀やフェンスなどの仕切りを設け、残りの部分をオープンにすることで、クローズ外構とオープン外構の良いところを組み合わせています。 セミクローズ外構では、ブロック塀、フェンス、スクリーン、植栽、門壁などを組み合わせて空間を区切ります。 このスタイルの特徴は、適度なプライバシー保護、デザイン性の向上、そして敷地の使い方に合わせた柔軟性です。例えば、道路に面した部分を隙間の少ないフェンスで覆い、駐車スペースへの出入り口のみオープンにするといったパターンがよく見られます。 バランスの取れた外構スタイルで、プライバシーを確保しつつ、適度な開放感も楽しめるセミクローズ外構は、日本の住宅で最も一般的な外構デザインとなっています。 セミクローズ外構の3つのメリット ここからは、セミクローズ外構のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。メリットは主に3つです。 プライバシーと開放感の両立 セミクローズ外構の最大の魅力は、プライバシーと開放感を絶妙なバランスで実現できることです。高い塀で完全に囲むクローズ外構と違い、部分的に開放部分を設けることで、圧迫感を軽減しつつ、適度なプライバシーを確保できます。例えば、道路側に低めのフェンスと植栽を組み合わせることで、外部からの視線を遮りながらも、開放的な雰囲気を演出できます。 デザインの自由度が高い セミクローズ外構では、様々な要素を組み合わせることができるため、デザインの自由度が高いのが特徴です。 植栽を活用した自然な目隠し デザイン性の高いフェンスや格子 部分的な塀やウォール これらをうまく組み合わせることで、住宅の外観と調和した魅力的な外構を作り出せます。また、敷地の形状や周辺環境に合わせて柔軟にデザインできるのも大きな利点です。 防犯性とセキュリティの確保 セミクローズ外構は、完全なクローズ外構ほどではありませんが、一定の防犯効果も期待できます。 オープン外構と比較すると、フェンスや塀があることで、不審者の侵入を防ぎやすくなります。特に道路に面した部分に設置することで、侵入者が簡単には入ってこれないようになります。また、室内の様子を外から見えにくくする効果もあります。完全な遮蔽はありませんが、バランスの取れたセキュリティ対策が可能となります。 セミクローズ外構のデメリット 同様に、デメリットもオープン外構とクローズ外構の間を取ったデメリットが生じます。場合によっては、中途半端と感じる人もいるかもしれませんね。 コスト面での負担増 セミクローズ外構は、一部にフェンスや塀を設置するため、オープン外構よりも費用が高くなる傾向があります。一般的に、セミクローズ外構の費用相場は150万円から250万円程度です。 完全なプライバシー確保が難しい セミクローズ外構は、開放感を残すデザインのため、クローズ外構の様な完全なプライバシー確保には課題があります。道路や隣家からの視線を完全に遮ることは難しく、家族のプライバシーが十分に守られないと感じることがあります。適切な設計と工夫が求められます。 一度入られてしまうと…防犯性の心配 セミクローズ外構は、クローズ外構と比較して完全な防犯性がなくなり、侵入リスクは高くなります。一方でオープン外構と比較して、入りにくくはなるものの、一度侵入してしまえば、部分的な目隠しなどにより死角が生まれるため、不審者の発見が遅れる可能性も。センサーライトやセキュリティカメラなど、追加の防犯設備が必要になることがあります。 セミクローズ外構は、これらのメリットとデメリットを考慮しながら、自身のライフスタイルや敷地条件に合わせて設計することが重要です。プライバシーと開放感のバランスを取りたい方や、デザイン性を重視する方に適したオプションと言えるでしょう。 セミクローズ外構と他の外構スタイルの比較 セミクローズ外構は、オープン外構とクローズ外構の特徴を組み合わせた中間的なスタイルです。そのため、それぞれの外構スタイルの特徴を比較することで、セミクローズ外構の位置づけがより明確になります。以下の表で、3つの外構スタイルの主な特徴を比較してみましょう。 特徴 オープン外構 セミクローズ外構 クローズ外構 プライバシー 低い 中程度 高い 開放感 高い 中程度 低い 防犯性 低い 中程度 高い デザイン性 限定的 多様 多様 コスト 低い 中程度 高い   セミクローズ外構は、この比較表からも分かるように、多くの面で中間的な特徴を持っています。プライバシーと開放感のバランス、適度な防犯性、多様なデザインの可能性など、様々なニーズに対応できる柔軟性が魅力です。 特に注目すべき点として、セミクローズ外構は「隠す」部分と「見せる」部分のバランスを調整できることが挙げられます。家族のプライバシーを守りつつ、開放感も感じられるのが魅力です。 また、コスト面でもセミクローズ外構は中間的な位置にあります。オープン外構ほど安価ではありませんが、クローズ外構ほど高額にはならないため、予算と希望のバランスを取りやすいのが特徴です。 結論として、セミクローズ外構は、プライバシーと開放感、コストと機能性のバランスを取りたい方に適したスタイルと言えるでしょう。ライフスタイルや敷地条件、予算に応じて優先度で決められるのも魅力です。 セミクローズ外構をおしゃれにするコツ セミクローズ外構は、部分的な開放感と適度な遮蔽性を持つため、デザインの自由度が高いのが特徴です。以下のコツを参考にして、外構全体をおしゃれに仕上げてみましょう。 視線の抜けを考慮したデザイン 完全に閉じないセミクローズの特性を活かし、部分的に視線が抜ける箇所を設けることで、奥行きのある魅力的な空間を演出できます。例えば、格子状のフェンスや透過性のあるスクリーンを使用するのも効果的です。 植栽で柔らかな境界線を演出 セミクローズ外構では、塀やフェンスが全体を囲むわけではないため、植栽を効果的に取り入れることで、柔らかな境界線を作ることができます。例えば、生垣や背の高い植物を意図的に配置することで、柔らかな印象の目隠し(プライバシー確保)を作り出せます。また、アプローチに沿った植栽は、温かみのある自然な散歩道を演出します。特に、四季を通じて楽しめる植物を選ぶと、外構に動きと季節感が加わります。 オープンとクローズのバランスを活かす セミクローズ外構の特徴を生かし、開放的な部分と閉鎖的な部分のコントラストを意識的にデザインします。例えば、道路側は低めのフェンスで開放感を出し、プライベート空間側は高めの塀で囲むなど、メリハリをつけることでおしゃれな印象になります。 高さを活かして立体感を出す セミクローズ外構は、部分的に視線を遮る設計なので、高低差を活かしたデザインが有効です。フェンスや植栽に高さの差をつけることで、空間に立体感を与えることができ、奥行きのあるおしゃれな外構が完成します。たとえば、低めの塀やフェンスに加えて、高い木を植えることで、視線を上手にコントロールしながら、自然な境界線を作ることが可能です。 開放的なエリアにソフトな照明を セミクローズ外構のもう一つの魅力は、夜間の演出がしやすいことです。開放的な部分にソフトな照明を取り入れることで、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。特に、足元や植栽周りに間接照明を設置することで、空間全体が柔らかく照らされ、温かみのある雰囲気が生まれます。またセンサーライトを設置すれば、防犯対策にもなります。 セミクローズ外構のおしゃれなデザイン実例集【達匠】 弊社のセミクローズ外構の、オシャレなデザイン事例をご紹介します! フェンスとライトで目隠しと柔らかさを同時に実現 リビングとウッドデッキ周りをフェンスで隠すことで、プライベート空間を保ちつつ、適度な解放感を演出しています。植栽を照らす照明も、柔らかさを演出しています。もちろん防犯効果もあります。 施工事例:木目調のブラック フェンス ホテルライクで高級な空間 こちらは、高級感を出しつつも自然に空間を仕切りたいとのご要望から、ホテルライクなエントランスのセミクローズ外構をご提案しました。部分で気に見せつつも、玄関周りはうまく隠れています。 足元や門扉にある間接照明も印象的です。 施工事例:閑静な住宅街にホテルライクなエントランス あえて角度を変える! 門柱と土間コンクリートを、あえて建物から45度の角度をつけてデザインした事例です。 通行人から見て、プライベート空間である庭が見えにくくなっていますよね。 施工事例:建物に45度 の門柱 広い空間を活かしメリハリを! こちらは、広い空間を活かし、オープンなアプローチ・駐車場と、エントランス周りのプライバシーを両立させたデザインです。アプローチにデザインをつけることで、駐車場とは違った印象と、空間の違いを演出しています。 施工事例:空間を広々と使ったデザイン 事例をもっと見たいという方は、下記からご覧ください! Webサイトで事例を見る Instagramで事例を見る まとめ セミクローズ外構は、プライバシーと開放感を両立させる魅力的な選択肢です。この記事では、セミクローズ外構のメリットやデメリット、デザインをおしゃれにするコツについて詳しく解説しました。特に、植栽の活用や素材の組み合わせ、照明計画が重要なポイントです。 「プライバシーを守りたいけど、閉鎖的にはしたくない」 こんな悩みを絶妙なバランスで解決するのかが、プロの腕の見せ所です。 当社は、5,000軒以上の施工実績を持ち、お客様のニーズに応じて、プロならではの発想やアイデアで外構プランをご提案しています。3D CADを使用したビジュアル化や、自社施工によるコストパフォーマンスの良さが特徴です。 「あれもしたいけど、これもしたい、でもこうしたくはない…。」 そんなぜいたくな悩みでも大丈夫です!セミクローズ外構で叶うかもしれません。 ぜひ一度、お気軽にご相談ください! セミクローズ外構ではなく、やっぱり、オープン外構かクローズ外構がいい!という方は、こちらの記事もご覧ください。

オープン外構のメリット・デメリットとおしゃれにする4つのコツを紹介!

近年、開放的で明るい雰囲気を醸し出す「オープン外構」が注目を集めています。塀やフェンスを設けず、開放的な空間を演出するこのデザインは、まるで欧米の住宅街を思わせる雰囲気を醸し出します。 しかし、オープン外構を選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。プライバシーは大丈夫? 防犯面は? コストはどうなの? そんな疑問が湧いてくるはずです。 本記事では、オープン外構の基本から、メリット・デメリット、さらには費用面まで徹底解説します。あなたの家づくりに最適な外構スタイルを見つける手がかりになるはずです。 オープン外構とは? オープン外構とは、敷地と道路の境界をあえて曖昧にする外構スタイルです。高い塀や門扉を設けず、低いフェンスや植栽で緩やかに区切るのが一般的です。これにより、家と街がシームレスにつながる印象を生み出します。 具体的には、以下のような要素がオープン外構の特徴となります。 塀や門扉を設けない、もしくは極力低くする 生垣や低木を使って自然な境界線を作る 門柱を設置せず、ポストや表札を独立して配置 アプローチや駐車スペースを開放的に設計 クローズ外構が建物を囲い込むのに対し、オープン外構は家と周囲の環境との境界線を曖昧にし、広々とした印象を与え、庭や植栽との一体感を生み出します。 また、従来の「クローズ外構」は、プライバシーや防犯性を重視します。しかし、これは同時に家の中の様子を完全に遮断してしまい、近隣の人々にとっては「人が見えない家」になりかねません。 一方、オープン外構では、家の明かりや日々の生活の気配が自然と外に漏れ出します。これは、近隣とのコミュニケーションを促進し、近隣に安心感をもたらす効果があります。「顔の見える関係」が自然と生まれやすいのです。 もちろんオープン外構にもメリットとデメリットがあるので、詳しく見ていきましょう。 オープン外構の4つのメリット 塀や門扉を最小限に抑えるオープン外構は、様々なメリットを持っています。その特徴が家族の暮らしや街並みにもたらす効果を、具体的に見ていきましょう。 開放感と広々とした印象 オープン外構の最大の魅力は、なんといってもその開放感です。高い塀や門扉がないため、敷地全体が広く感じられます。特に狭小地では、この効果が顕著に現れます。視線の抜けが良くなることで、実際の敷地面積以上の広さを感じさせる効果があるのです。 初期費用も維持費も抑えられる オープン外構は、塀や門扉などの構造物が少ないため、初期費用を抑えることができます。また、塗り替えや修理といったメンテナンスも少なくて済むので、長い目で見ても維持費が安く済みます。費用を抑えたい人に向いたスタイルでしょう。 街並みに溶け込みやすい オープン外構は、街全体の景観に自然に溶け込みます。塀や門扉で区切られていないため、家と道路、そして近隣の家々との境界線が緩やかになります。これにより、街全体が統一感のある美しい景観を形成しやすくなります。 ご近所との自然な交流 塀や門扉がないオープン外構では、近隣の方々とのコミュニケーションが生まれやすくなります。家の中の明かりや生活の気配が外に漏れ出すことで、「顔の見える関係」が自然と築かれていきます。道行く人とのあいさつや気軽な会話も増えるでしょう。このような日常的な交流は、近所付き合いを促進し、地域全体のコミュニティ形成にも良い影響を与えます。 次のセクションでは、オープン外構のデメリットについて詳しく見ていきましょう。 オープン外構のデメリットと対策 オープン外構ならではのメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。 プライバシーの確保が難しい オープン外構の一番の悩みは、やはりプライバシーの問題です。塀や門扉がないので、道行く人の視線が気になることも。特に、リビングや寝室の窓が道路に面していると、落ち着いて過ごせないかもしれません。洗濯物やごみなど、生活感のあるものも気になるでしょう。 プライバシーを確保したい場合は、うまく植栽を配置したり、部分的に目隠しスクリーンを設けたりすれば、視線をうまくかわせます。窓にレースカーテンや遮光カーテンを使うのも、手軽で効果的な方法です。 防犯面での不安 開放的な造りのため、不審者が敷地内に入りやすくなる可能性があります。 この不安を解消するには、センサーライトや防犯カメラを取り付けるのがおすすめです。また、近所の方々と仲良くなれば、地域全体で見守る目も増えて、より安心できるかもしれません。 人や車が敷地内に入ってしまう オープン外構だと、道路と敷地の境目があいまいになりがちです。知らず知らずのうちに他人や車が敷地内に入ってくることもあります。配達員の人が気軽に入ってきたり、車同士のすれ違いや切り返しで侵入されたり。特に角地に位置する家では、ショートカットとして敷地を横切られることもあります。 これを防ぐには、地面の素材や色を変えたり、低い植栽や縁石を設置するなどして、緩やかな境界線を作ったりするのがいいでしょう。 子供やペットの飛び出し オープン外構では、子供やペットが気づかないうちに道路に出てしまう危険性があります。特に小さな子供の場合、この心配は大きくなります。 これを防ぐには、あらかじめ計画段階で玄関の向きを変えたり、アプローチの導線を工夫して、一直線に道路へ飛び出さないようにするのがいいでしょう。 外部からのゴミや落ち葉が入りやすい 塀や門扉がないことで、近隣からのゴミや枯れ葉が舞い込みやすくなります。特に、強風の日にはそれらが庭に散乱してしまうことが多く、日常的に清掃の手間が増えることがあります。 こうした影響を抑えるには、植栽を利用して物理的なバリアを作ることや、庭のレイアウトを工夫して風の流れを考慮することが大切です。 これらのデメリットは、適切な対策を講じることで軽減できる場合が多いです。オープン外構を検討する際は、これらのデメリットと解決策を十分に理解し、自分の生活スタイルや地域の特性に合わせて判断することが大切です。 もしこれらのデメリットが気になるようであれば、セミクローズ外構も検討するといいでしょう。 オープン外構をおしゃれに演出するテクニック オープン外構の魅力は、その開放感と広々とした印象にあります。しかし、単に塀や門扉をなくすだけでは、真におしゃれな外構は生まれません。ここでは、オープン外構の特性を活かしながら、より魅力的な空間を作り出すためのテクニックをご紹介します。 植栽を効果的に活用する 植栽の効果的な活用は、オープン外構をおしゃれにする重要なポイントです。敷地の一角に目を引くシンボルツリーを配置すると、外構全体の印象が格上げされます。また、道路側に沿って低木や花壇を設けることで、柔らかな境界線を作れると同時に、自然な目隠し効果も得られます。特に、玄関アプローチに沿って背の低い植栽を配置すると、柔らかな印象を与えながら空間をうまく区切る効果があります。さらに、季節ごとに表情を変える植物を選ぶことで、一年中楽しめる外構になります。 このように、植栽をうまく活用することで、プライバシーを確保しつつ、自然な雰囲気を演出できます。 アプローチにこだわる 玄関までのアプローチは、オープン外構の顔とも言える部分です。石畳と芝生、レンガと砂利など、異なる素材を組み合わせることで、変化をつけられます。直線的なアプローチだけでなく、緩やかなカーブを描くことで柔らかな印象を与えることもできます。また、レベル差を利用した階段状のアプローチも、おしゃれな演出になります。これらの工夫により、単調になりがちなオープン外構に、奥行きと魅力を加えることができるます。 部分的にフェンスや目隠しを取り入れる 完全にオープンにするのではなく、部分的にフェンスや目隠しを設けることで、侵入防止とプライバシーを両立でしつつ、オシャレに見せられます。例えば、シンプルなフェンスで境界線を作りつつ、格子やルーバーのスクリーンも設置することで、外からの視線をコントロールできます。ここに植栽も取り入れるとさらにオシャレになります。 照明デザインにもこだわる   夜間の演出も、オープン外構の魅力を高める重要なポイントです。アプローチに沿って低い位置に足元灯を配置すると、安全性と美しさを両立できます。植栽をアップライトでライトアップすることで、夜間も緑を楽しめる空間になります。さらに、建物の軒下や塀の上部に間接照明を仕込むことで、柔らかな雰囲気を演出できます。 これらのコツを組み合わせることで、開放感があり、かつ洗練された魅力的な外構空間を実現できます。ただし、過度な装飾は避け、シンプルさを保ちながら、自然との調和を意識したデザインを心がけることが重要です。 オープン外構のおしゃれなデザイン実例集【達匠】 弊社のオープン外構の、オシャレなデザイン事例をご紹介します! 駐車場のデザインにこだわる! 駐車場のスリット(目地)にこだわった事例です。駐車場はオープン外構の中でも占める面積が多く、通行人から一番見える場所にあるため、こだわったデザインにすると、ぐっとオシャレになります。 施工事例:家と調和するシンプルなカーポート 高低差を利用する! こちらは、高低差をうまく使って目隠しをし、その部分に植栽を植えました。 高低差をつけることで、奥行きと立体感も生み出しています。また、高低差をうまく利用すると、丘や谷のような、自然な地形の景観を作り出すこともできます。   アプローチと格子で目隠しと安全を確保 こちらは、玄関に格子のスクリーンを設置した事例です。玄関を自然に目隠しするような形で設置しました。このスクリーンを中心に、植栽や割栗石、ポストなどを設置し、デザイン性を高めています。 また、アプローチから玄関までは直線ではなく、曲がり角をつけています。こうすることで、奥行き感も演出できます。 事例をもっと見たいという方は、下記からご覧ください! Webサイトで事例を見る Instagramで事例を見る オープン外構の費用相場 オープン外構の費用は、家の規模や希望するデザイン、使用する素材や製品によって大きく変わります。一般的に、オープン外構はクローズ外構と比べて比較的安価ですが、具体的な金額は様々な要因によって変動します。 おおよその目安として、オープン外構の工事費用は50万円から150万円程度と言われています。ただし、これはあくまで参考値であり、実際の費用は個々の条件によって大きく異なる可能性があります。 費用の詳細や、コストを抑えるためのポイント、他の外構スタイルとの比較など、より具体的な情報については、別記事で詳しく解説する予定です。 まとめ:開放感や費用削減を求める方におススメ! オープン外構は、開放感を求める方、費用を抑えたい方におススメです。プライバシーや安全性への懸念はありますが、設計と工夫で解決できます。植栽の効果的な活用、アプローチへのこだわり、照明デザイン、そして部分的な目隠しの導入など、様々なアイデアを組み合わせることで、個性的でおしゃれな外構を実現できます。 当社、有限会社達匠では、これらのポイントを踏まえた、お客様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの外構設計・施工を行っています。完全自社施工によるコストパフォーマンスの良さも特徴です。プロの目線で、あなたの理想と実用性を両立させた外構プランをご提案いたします。オープン外構に興味をお持ちの方、または外構のリフォームをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたの夢の外構づくりをサポートいたします。 オープン外構ではなく、やっぱりセミクローズ外構、クローズ外構が気になる方はこちらの記事もあわせてご覧ください。オープン外構にはないメリットがありますよ。

クローズ外構って何?その魅力5つとおしゃれにするコツを施工事例でご紹介!

住宅街を歩いていると、美しい塀や壁で敷地がしっかりと囲まれた、ひときわ目を引くお住まいを見かけることはありませんか? あれが、今回ご紹介する「クローズ外構」です。 プライバシーを守りつつ、住まいの顔となる外観を個性的に演出できるスタイルとして、近年関心が高まっています。 クローズ外構は、単に敷地を区切るという役割以上に、ご家族が安心してくつろげるプライベートな空間の確保、オシャレで洗練されたデザインにできるのも魅力の一つです。 この記事では、そんなクローズ外構がもたらす、新しい暮らしの可能性について掘り下げていきます。 クローズ外構って具体的にどんなもの? メリットだけじゃなく、デメリットも知っておきたい おしゃれに見せるためのコツはあるの? 実際の費用はどれくらいかかるんだろう? といった疑問にお答えできるよう、クローズ外構の基本的な知識から、デザインのアイデア、費用面まで、実際の施工例を交えながら詳しく解説します。 クローズ外構の魅力を、一緒に見ていきましょう。 クローズ外構とは?まず知っておきたい基本と主な役割 そもそも「クローズ外構」とは、住宅の敷地全体を塀や壁、フェンスなどで囲んで、外からの視線を遮りプライベートな空間を作り出す外構デザインのことです。 この手法を用いることで、道路や隣接する敷地からの視線を気にすることなく、落ち着いた暮らしを実現しやすくなります。 具体的には、以下のような要素で構成されるのが一般的です。 高い塀や壁 デザイン性のあるフェンス 目隠し効果のある植栽 セキュリティ機能を備えた門扉 クローズ外構の大きな特徴は、プライバシーを守るという機能面に加えて、住宅全体のデザイン性を高める役割も担う点にあります。 例えば、モダンで直線的なデザインの塀を選べば、建物全体がシャープで引き締まった印象になりますし、温かみのある素材を使えば、優しく迎え入れるような雰囲気を演出できます。 また、防犯面でも心強い存在です。 敷地内への侵入を物理的に難しくし、不審者が使づきにくい環境にする効果があります。 ただし、完全に閉鎖的にするのではなく、部分的に開放感を持たせるデザインも人気です。 例えば、塀の一部に格子やガラスブロックを使用したり、植栽を効果的に配置したりすることで、圧迫感を軽減しつつプライバシーを確保する工夫がなされています。 これは、セミクローズ外構と呼びますが、詳しくは別記事でお話ししますので、ここでは割愛します。 特に都市部や住宅が密集している地域では、クローズ外構のニーズが高まっています。 お隣との距離が近い環境でも、自分だけの空間を確保したいという願いを叶えてくれるのです。 クローズ外構の魅力って何?5つのメリット クローズ外構には、日々の暮らしをより豊かにしてくれる、たくさんの魅力的なメリットがあります。 ご家族の生活の質を向上させるうえで、欠かせない要素です プライバシーをしっかり確保。周りの視線を気にせず安心 お庭でくつろいだり、洗濯物を干したりするとき、他人の視線が気になることはありませんか? クローズ外構なら、高い塀やフェンスが外部からの視線をしっかりと遮ってくれます。自宅での時間をより快適に過ごせるようになります。 都市部や住宅密集地にお住まいで、外部からの視線が気になる方には最適です。 防犯性が向上。不審者の侵入を防ぐ 敷地全体を囲むクローズ外構は、不審者が簡単に侵入できないようになるため、ご家族の安全を守る上で重要な役割を果たします。 空き巣などの被害を未然に防ぐ抑止力としても期待できます。 特に人通りの多い角地などにお住まいの場合、その効果はより一層感じられるはずです。 子どもやペットの飛び出しを防ぐ 小さなお子さまやペットがいるご家庭にとっても、クローズ外構はおすすめです。 門扉をきちんと閉めておけば、お子さまが不意に道路へ飛び出してしまうリスクや、ペットが敷地の外へ出てしまう心配を大幅に減らすことができます。 より安心して過ごせます。遊び盛りの子どもがいる家庭や、ペットを飼っている方にとっては、大きな安心材料となるでしょう。 塀や門扉で個性を表現できる 塀やフェンスのデザインによって、住宅全体の印象を大きく変えることができます。 例えば、シックでモダンなデザイン、温もりを感じるナチュラルな外観、あるいは重厚感のある和風スタイルなど、あなたの理想とするお住まいのイメージを形にすることができます。 外部の騒音を軽減する 道路や近隣からの騒音が気になる方にもクローズ外構はおすすめです。 敷地を囲む塀やフェンスが一定の防音壁のような役割を果たし、外部からの騒音を和らげてくれます。 より静かで落ち着いた住環境を実現できるでしょう。交通量の多い道路に面している場合などに最適です。 クローズ外構の注意点は?知っておきたい4つのデメリット 一方で、注意すべき点もいくつかあります。後で後悔しないためにも、以下のポイントを確認しておきましょう。 他のスタイルと比べて費用がかかる クローズ外構は、敷地全体を塀や壁などで囲む必要があるため、敷地をあまり囲まないオープン外構などと比較すると、どうしても費用が高くなる傾向にあります。 使用する素材や範囲によっては、予想以上の費用がかかる可能性があります。 ただし、長期的な視点で見れば、快適な暮らしへの投資と捉えることもできるでしょう。 圧迫感を感じることも 特に敷地が狭い場合、高い塀やフェンスによって圧迫感を感じることがあります。 その結果、家全体が閉鎖的な印象を与えてしまうことがあります。 しかし、この点はデザインや素材選びを工夫することで、ある程度軽減することができます。 外の景色が見えにくくなる(開放感が少なくなる) 外部からの視線を遮るということは、同時に、家の中から外の景色を楽しむ機会が減ってしまうことにもつながります。 窓からの景色を楽しみたい場合や、開放感を重視する場合には不向きかもしれません。 とはいえ、こちらもデザインの工夫次第で対応できる場合があります。 例えば、景色の良い方向にだけ開口部を設けたり、高さを調整したりすることで、プライバシーと開放感のバランスを取ることも可能です。 侵入者の発見が遅れる可能性も 一度敷地内に侵入された場合、外部からの発見が困難になる可能性があります。 そのため、人感センサー付きの照明設備を設置したり、防犯カメラを取り付けたりといった、追加の防犯対策を検討することをおすすめします。   クローズ外構の採用を検討する際は、これらのメリットとデメリットを十分に考慮し、自身の生活スタイルや優先事項に合わせて判断することが重要です。 クローズ外構をおしゃれに!センスが光る5つのデザインのコツ せっかくクローズ外構にするなら、見た目にもこだわりたいですよね。 ここでは、クローズ外構をよりおしゃれに、そして魅力的に見せるためのコツをいくつかご紹介します。 家との統一感を大切に おしゃれなクローズ外構を実現するための最も基本的なポイントは、建物全体との統一感を考えることです。 外構の色やデザインを家の外観に合わせることで、統一感のある美しい外観が生まれます。 例えば、家の外壁の色を塀やフェンスに取り入れたり、家のデザインのテイストに合わせた素材を選んだりするのがポイントです。 和風の家には落ち着いた雰囲気の和風テイストの外構が、モダンな家にはシンプルな外構が映えますよ。 植栽を効果的に活用 緑、つまり植栽は、無機質になりがちなクローズ外構に柔らかさと生命力を与えてくれます。 ただし、やみくもに植栽を増やすのではなく、計画的に配置することがポイントです。 例えば、門まわりや塀際にシンボルツリーを一本植えるだけでも、季節の移ろいを感じられる素敵なアクセントになります。 その際、直線的ではなく、二等辺三角形を意識して配置すると、より自然な印象になります。 照明でナイトシーンを演出 昼間だけでなく、夜のデザインも考えてみましょう。 適切な照明を計画的に配置することで、夜の外構は昼間とはまったく異なる、ドラマチックで魅力的な空間に生まれ変わります。 門柱灯や玄関アプローチを照らすダウンライト、植栽を美しくライトアップするスポットライトなど、光の演出を効果的に使うことで、幻想的で温かみのある雰囲気を創り出せます。 また、夜間の視認性を高めることは、防犯面でも大きな効果が期待できます。 塀や壁の素材を工夫する 敷地を囲む高い塀や壁は、クローズ外構の大きな特徴の一つです。しかし、使い方によっては単調で圧迫感のある印象になりかねません。 そこで、異なる素材や質感をうまく組み合わせることで、おしゃれで変化に富んだ壁面を演出してみましょう。 例えば、コンクリート打ち放しの壁の一部に温かみのある木材パネルやアクセントタイルを組み合わせたり、塗り壁と表情豊かなレンガを組み合わせたりすることで、単調さを避けられます。 開口部をデザインのアクセントに クローズ外構では、門扉や駐車スペースのゲート、あるいは壁に設けられる小窓など、外部とつながる「開口部」は限られています。 だからこそ、これらの開口部をデザイン上の重要なアクセントとして意識的に活用しましょう。 例えば、モダンなデザインの門扉を選んだり、塀に小窓やガラスブロックを取り入れたりすることで、閉鎖的になりすぎない外観を演出できます。 クローズ外構のおしゃれなデザイン実例集【達匠】 私たち達匠が手がけたクローズ外構の中から、特に人気の高いおしゃれなデザイン事例をいくつかご紹介します! モダンスタイル シンプルで洗練された直線的なデザインが特徴のモダンスタイルの事例です。 スッキリとした印象と機能性を重視する方に適したデザインで、都会的でスタイリッシュな外観を実現します。 リゾートスタイル 開放感と自然との調和を重視したリゾートスタイルの事例です。 リラックスした雰囲気と豊かな緑を楽しみたい方に適したデザインで、日常的に休暇気分を味わえる空間を創出します。 和モダンスタイル 日本の伝統的な要素と現代的なデザインを融合させた和モダンスタイルの事例です。 和の趣を残しつつ、モダンな印象を求める方に適したデザインです。 施工事例:シンプル×和テイスト   事例をもっと見たいという方は、下記からご覧ください! 🔗Webサイトで事例を見る 🔗Instagramで事例を見る クローズ外構の費用相場は? クローズ外構を考える上で、やはり気になるのが費用面ですよね。 実際のところ、費用は敷地の広さ、選ぶ素材(塀の種類、門扉のグレードなど)、デザインの凝り具合によって大きく変わってきます。 あえて目安を設けるのであれば、200万円から300万円程度でしょう。 ただし、高級素材を使用したり、ハイクローズ外構(クローズ外構よりも高さがあり高級感のあるクローズ外構のこと)だと、500万円以上かかるケースもあります。 また、部分的にクローズ性を持たせる「セミクローズ外構」という選択肢もあり、これならば費用をより抑えることができます。 費用に関する詳しい情報や、コストを抑えるためのテクニックについては、以下の記事で解説しています。   クローズ外構の導入を検討される際は、初期費用だけでなく、プライバシーの確保や防犯性の向上、そして何よりも日々の暮らしの快適さといった、金額だけでは測れない価値も含めて、長期的な視点で費用対効果を考えることが大切です。 まとめ:予算に合わせてまずは相談してみよう クローズ外構は、プライバシーの確保や防犯性の向上など、現代の住宅ニーズに応える魅力的な選択肢です。 ただし、ご自身に合うかどうかは、しっかりと考えたいところですよね。 この記事では、クローズ外構とは何なのか、メリット・デメリット、おしゃれに仕上げるコツは?実際のデザイン例は?など幅広くご紹介しました。 これらの情報を参考に、ご自身がクローズ外構にすべきか検討してみてくださいね。 検討の際は、以下のステップを踏むことをおすすめします。 自身のニーズと優先順位を明確にする 予算を設定する 専門家に相談し、具体的なプランを立てる 当社、有限会社達匠では、5,000軒以上の施工実績を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせたクローズ外構のデザインと施工を提供しています。 3D CADによる完成イメージの共有や、自社建材店を活用した適正価格での高品質施工など、お客様の理想の住まいづくりをトータルでサポートいたします。 クローズ外構に関する疑問や不安がある方、具体的なプランニングをご希望の方は、ぜひお気軽にご相談をください!

外構の費用節約術!施主支給・DIY・業者施工を適材適所で活用するポイント

新居の完成を心待ちにしていたのに、外構工事の見積もりを見て驚いた経験はありませんか?せっかくのマイホームなのに、予算オーバーで理想の外構を諦めるのは本当に残念ですよね。 一般的に、外構工事のコストは以下の要素で構成されています。 材料費: 使用するコンクリート、タイル、木材、フェンス、植物などの費用。 施工費: 職人の技術料や作業時間に対するコスト。 デザイン費: デザイナーやプランナーによる設計料。 これらの中で特にコストを圧迫するのが「材料費」と「施工費」です。そのため、外構工事の費用を抑えるためには、これらの費用をどう削減するかが重要なポイントとなります。 これらを少しでも削減するために、選ばれる方法が、「施主支給」や「DIY」です。とはいえ、やはりプロに任せた方がいい部分も存在します。また、「施主支給」や「DIY」が必ずしも費用節約にならないケースもあります。 この記事では、費用を抑えつつも外構工事を失敗したくない方のために、施主支給やDIYでも対応可能な部分や業者にお任せした方がいい部分などを詳しく紹介します。 施主支給で外構費用を抑える:効果的な活用シーンは? 「施主支給」とは、外構工事の際に施主(依頼主)が自ら材料を選んで購入し、それを施工業者に提供する方法です。この方法を使えば、業者の材料費に含まれる手数料などを削減できるので、結果的にコスト削減につながります。施主支給は、以下のような場面でよく使われます。 ポスト:個性を演出する玄関の顔 ポストは住宅の顔とも言える大切なアイテム。最近のポストは単なる郵便受けとしての機能性だけでなく、デザイン性も重視されています。北欧スタイルやアンティーク調など、様々なデザインが揃っているので、家の外観に合わせて選べるのが魅力です。サイズや投函口の大きさ、鍵の有無なども自分で決められます。最新のものには、スマホと連動して配達通知を受け取れるハイテクなポストも登場しています。 表札:家族の個性を表現するシンボル 表札は、その家に住む人々の個性を最も端的に表現できるアイテムです。素材も木製、ガラス、ステンレス、タイルなど多岐にわたり、デザインの自由度も非常に高いです。最近では、LED照明付きの表札や、スマートフォンで文字を変更できるデジタル表札など、ハイテクな製品もあります。 また、手書き風の文字や家族の似顔絵を彫刻したユニークな表札も人気です。 門柱:住まいの印象を決める重要な要素 LIXIL「機能門柱FK」 門柱は住宅の印象を大きく左右する重要な外構要素です。従来の装飾的な門柱に加え、最近では機能性を重視した「機能門柱」も注目されています。標準的な門柱は自由にデザインや素材を選べる一方、機能門柱はインターホンや照明、表札、ポストなどの機能を一体化させた便利な製品です。 最新のものには宅配ボックスや高セキュリティ機能を搭載したものもあります。 立水栓:実用性とデザイン性を兼ね備えたアクセント 庭に設置する立水栓は、実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。単なる水道としての機能だけでなく、庭のアクセントとしても重要な役割を果たします。最近のトレンドとしては、アンティーク調のデザインや、モダンでスタイリッシュなデザインの立水栓が人気です。また、手洗い場や足洗い場を兼ねた多機能な立水栓や、凍結防止機能付きの製品もあります。 植栽:四季を通じて楽しめる庭づくり 植栽は、庭の雰囲気を決める最も重要な要素の一つです。樹種や大きさ、配置を自由に決められるので、理想の庭づくりが可能になります。最近は、アオダモやソヨゴなど、成長がゆっくりで比較的手入れの簡単な樹木が人気です。その他、オージープランツのような乾燥を好む植物と石や砂利を組み合わせた「ドライガーデン」も人気です。施主支給で植栽を選べば、より愛着のわく個性的な庭が作れますよ。 これらの箇所は、施主の好みやこだわりが反映されやすく、かつ比較的施工が容易な部分であるため、施主支給が適しています。 DIYで挑戦!費用を抑えるのに効果的なシーンは? 一方で、DIY(自分で施工を行うこと)は、工事全体をプロに任せず、部分的に自分で作業することでコストを削減する方法です。比較的手軽な作業や、自分のスキルを活かせる部分でよく活用されています。最近ではYoutubeなどで簡単に情報を得られるようになってきたのも、DIYが人気である理由です。 DIYの項目 難易度 重労働度合 人工芝敷き 低 低 日よけ設置 低 低 砂利敷き 低 高 ウッドデッキ設置 中 中 フェンス設置 中 高 花壇(植栽)・家庭菜園作成 中 中 天然芝設置 中 高 ブロック積み 高 高 土間コンクリート打設 高 高 人工芝敷き(難易度:低) 人工芝はDIYの定番です。ホームセンターやネットで質の良いものが手に入りますし、敷地の形に合わせてカットしてピンで固定するだけなので、家族で楽しみながら手軽に作業できます。下地をしっかり整備すれば、見栄えの良い仕上がりになりますよ。メンテナンスも比較的簡単なのが魅力です。 日よけの設置(難易度:低) 壁などに取り付けるシェードタイプの日よけは、簡単に設置できるためDIYに向いています。夏の強い日差しを遮るので、室内の暑さ対策にもなりますね。取り付け金具の位置さえ正確に決められれば、あとは説明書通りに進めるだけ。季節に応じて取り外しもできるので、柔軟に対応できます。 砂利敷き(難易度:低) 砂利を敷くだけで庭の雰囲気を変えたり、防犯対策としての効果も期待できます。防草シートを敷いてから砂利を撒けば、雑草対策も同時に行えます。色や大きさの異なる砂利を組み合わせることで、デザイン性の高い仕上がりも可能です。メンテナンスも少なく作業自体は単純なため、初心者でも挑戦できますが、砂利を運ぶ作業が重労働です。広範囲の場合は特に大変です。 天然芝設置(難易度:中) 天然芝の設置は整地をして土壌改良するところから始まります。水はけをよくするために、排水にも気を付けましょう。芝生の種類選びも大切で、気候や日照条件、メンテナンスのしやすさなどを考慮して選びます。敷設作業自体は比較的簡単ですが、均一に敷き詰めるには労力が必要です。完成後も定期的な水やりや刈り込み、施肥などのメンテナンスが欠かせません。特に広範囲の場合は重労働になります。 ウッドデッキの設置(難易度:中) ウッドデッキはDIYでも可能ですが、使用する材料や技術によって難易度が変わります。小さなサイズで置くだけのタイプなら比較的簡単ですが、本格的なものは技術が必要です。基礎工事や防腐処理、水はけの考慮など、細かな点に注意が必要です。 フェンスの設置(難易度:中) 簡易的な木製フェンスならDIYで十分可能です。しかし、風通しの良い場所や広範囲に設置する場合は、強度の計算や基礎工事が必要となり、難易度が上がります。特に高さのあるフェンスや重量のある素材を使う場合は、安全性を考えてプロに依頼するのがおすすめです。 花壇(植栽)や家庭菜園エリアの作成(難易度:中) レンガや木材で囲った簡単な花壇やプランター栽培は比較的簡単です。しかし、本格的な土留め工事や大規模な土壌改良が必要な場合は、難易度が上がります。排水や日当たりを考えたレイアウト、適切な土壌づくりがポイントになります。 ブロック積み(難易度:高) ブロック積みは、DIYとしては難易度が高めです。重量物を扱うので重労働になりがちで、特に高い位置や土留めとして使う場合は安全性の問題があります。正確な水平・垂直の確保、適切な基礎工事、排水対策など、専門的な知識と技術が必要です。見た目の美しさや耐久性を考えると、プロに任せるのが賢明です。 土間コンクリートの打設(難易度:高) 土間コンクリートの打設は、DIYとしては最も難しい作業の一つです。材料の調達から下地の準備、コンクリートの配合、打設、表面仕上げまで、各段階で専門的な知識と技術が必要です。特に表面仕上げは熟練の技が求められます。透水性コンクリートなどの新素材を使えば作業が少し簡単になりますが、それでも一般的なDIYの範囲を超えています。品質と耐久性を確保するには、プロに依頼することを強くおすすめします。 DIYは、コストを抑えられるだけでなく、自分で作業する楽しみや達成感も得られる方法です。ただし、技術や時間が必要なので、どこまでDIYで対応するかは慎重に検討しましょう。自分の技術レベルや時間的余裕、そして安全性を考慮して、無理のない範囲で楽しんでくださいね。 「施主支給」と「DIY」が必ずしも費用節約にはならない? 実は、「施主支給」と「DIY」は、必ずしも費用節約につながるとは限りません。 「施主支給」には材料を自由に選べる利点がある一方で、業者の大量仕入れによる割引が適用されないデメリットがあります。 「DIY」では作業を自分で行うことでコストを抑えられる可能性がありますが、専門的な道具や材料が必要になることがあります。これらの道具や材料を頻繁に使用する予定がない場合、その作業のためだけに購入すると、かえって高くなってしまったり、コストパフォーマンスが悪くなったりする可能性があります。 「施主支給」と「DIY」それぞれのメリットとデメリットについては、別記事で詳しく解説しています。外構工事の方法を本格的に検討されている方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。 「施主支給」と「DIY」「外構業者に任せる」のどれを選ぶ? ここまで、「施主支給」と「DIY」について詳しく見てきました。これらの方法は外構工事のコストダウンに効果的ですが、すべての場合にピッタリというわけではありません。予算、時間、技術力、希望する仕上がりなど、様々な要因によって選び方が変わってきます。また、場合によっては、外構業者に外構業者に任せる方が安く済む場合もあります。費用を抑える場合は、「施主支給」と「DIY」というだけでなく、全面的に外構のプロ任せることも選択肢として持つべきでしょう。 各選択肢の詳細な比較や、具体的な事例、選び方のポイントについては、別記事で詳しく解説しています。外構工事の方法をさらに詳しく検討されたい方は、ぜひそちらの記事もご覧ください。 結論とまとめ この記事では、コストを抑えつつ理想の外構を実現するための方法として、「施主支給」と「DIY」に注目して解説してきました。 コスト削減は大切ですが、安全性や耐久性を犠牲にしてはいけません。特に、高度な技術や専門知識が必要な作業は、プロに任せるのがおすすめです。 施主支給やDIYを取り入れつつも、無理せずプロに依頼する。このバランスを取ることが、理想の外構を実現する鍵になります。外構工事の計画を立てる時は、この記事で紹介した情報を参考にしながら、ご自身の状況やニーズに合った最適な方法を選んでくださいね。 もしそのあたりも相談したい、やっぱりプロの技術と経験を活かしたいという方には、ぜひ達匠(たつしょう)にご相談ください。当社は5,000軒以上の施工実績を持ち、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた外構プランをご提案いたします。3D CADを使用した完成イメージの共有、自社建材店による適正価格での高品質材料の提供、完全自社施工によるきめ細やかな対応など、お客様の理想を形にするためのサポート体制が整っています。 新築外構はもちろん、ライフスタイルの変化に伴うリフォームにも対応しております。オンライン打ち合わせも可能ですので、まずはお気軽にご相談ください!

外構工事の費用、どこまでできる?面積・デザイン・箇所別の相場と価格変動のポイント

新築の打ち合わせで外構の話になったとき、多くの方がまず気になるのが「費用」です。 「住宅本体の約10%が目安」とよく言われますが、実際には土地の広さや選ぶ外構スタイルで大きく変わるため、あまり当てになりません。 ハウスメーカーから「だいたい150万円ですね」と概算を聞いても、実際には300万円を超えることもよくあります。 ハウスメーカーの外構見積もりは総額を抑えて見せるため、必要最小限の内容で出されることが多いのです。 では、外構費用は何で決まるのでしょうか。 土地の面積はもちろん、外構スタイルや素材の選び方、土地の条件によっても大きく変わります。 この記事では、30坪から100坪まで坪数別の費用相場、外構スタイル別・項目別の費用、そして予算内で理想に近づける方法を、達匠の5000件以上の施工実績をもとに解説します。 この記事でわかること 30坪、40坪、50坪など、坪数別の具体的な費用相場 外構費用が変わる4つの要因(面積・デザイン・素材・土地条件) オープン・セミクローズ・クローズ、外構スタイル別の費用感 項目別(門周り・フェンス・駐車場など)の費用内訳 よくある失敗例と、費用を抑える5つの方法 外構工事の費用相場はいくら?何で変わる? 「外構工事、結局いくらかかるの?」と、まず気になるのが相場感ではないでしょうか。 しかし、一口に「外構費用」といっても、条件によって全く変わってきます。 まずは全体の相場感を掴んだうえで、何が費用を左右するのかを理解しておきましょう。 一般的な外構費用の相場は100万〜300万円 外構工事の費用は、住宅本体の約10%が目安とよく言われます。 しかし実際は、建物の価格よりも外構部分の面積(坪数)に大きく左右されます。 一般的な戸建て住宅の場合、戸建て住宅の外構費用は多くの場合100万円〜300万円の範囲が一般的です。 ただし、これはあくまで平均的な目安です。 坪数や工事内容によって、100万円程度で済むケースもあれば、500万円を超える大規模な外構もあります。 外構費用が変わる4つの主な要因 では、この金額差はどこから生まれるのでしょうか。 外構費用は、主に以下の4つの要因によって変動します。 これらを理解しておくと、見積もりを見る際の判断材料になります。 土地の広さ(坪数)と坪単価 デザイン・外構スタイル 素材のグレード 土地の条件 ①土地の広さ(坪数) 外構費用にもっとも大きく影響するのは、土地の広さ(坪数)です。 30坪の土地と100坪の土地では、工事する範囲がまったく異なるため、費用も数倍の差が生じます。 一般財団法人建設物価調査会が2023年に実施した調査によると、戸建て住宅の外構面積(敷地面積から建物面積を除いた外構部分面積)は30坪〜75坪(約100㎡〜250㎡)の範囲に全体の半数近くが集中しています。 参考:「一般財団法人 建設物価調査会「個人住宅工事費調査 報告書~戸建住宅の建設費について~(2023年10月)」」 このすべての敷地を外構工事するわけではありませんが、いったんの目安となります。 ②デザイン・外構スタイル 外構スタイル(オープン・セミクローズ・クローズ)によっても、費用は大きく変わります。 フェンスや塀、門扉やガレージなどの有無が費用に直結するためです。 オープン外構(フェンスなし)がもっとも安く、セミクローズ外構(部分的にフェンス)が中程度、クローズ外構(全体を囲む)がもっとも高額になります。 たとえば、同じ50坪の土地でも、オープン外構なら50万〜150万円で収まる一方、クローズ外構では200万〜300万円以上かかることも十分あります。 外構スタイル別の詳しい費用相場については、のちほど解説します。 ③素材のグレード 同じ工事内容でも、使用する素材によって費用が1.5〜2倍になることもあります。 同じデザインでも、高級な素材を使えば工事費用は高くなります。 舗装をコンクリートにするかレンガにするか、デッキを天然木にするか人工木にするかでも費用は変わります。 ただし、初期費用だけでなく耐久性もふまえて、長期的なコストパフォーマンスを考えることも大切です。 ④土地の条件 土地の条件によって、追加工事が必要になる場合があります。 追加費用が発生しやすい土地の例 傾斜や段差(高低差)がある土地 敷地が狭くて重機が入らない 地盤が弱い 古い構造物や土の処分が必要 たとえば、傾斜や段差がある土地では、擁壁を作ったり段差を処理する工事が必要で、2mの擁壁なら50万円以上かかることもあります。 他にも、敷地が狭くて重機が入らない場合の手作業費用、地盤が弱い土地での基礎工事費用、古い構造物の撤去や残土処分など、土地の状態によって追加費用が発生します。 これらは見積もり段階では見落とされがちで、後から追加になることも多いため、現地調査を伴う詳細な見積書を取得することが大切ですです。 外構工事の費用は「面積」で変わる!坪数別の費用相場|30坪〜100坪以上 さきほどの要因にもあった通り、外構の面積で費用は大きく変わります。 外構の面積(坪・㎡) 該当する住宅の割合 費用相場の目安 〜30坪 (〜100㎡) 約15% 50万円〜250万円 30〜60坪 (100〜200㎡) 約35% 100万円〜450万円 60〜90坪 (200〜300㎡) 約25% 250万円〜600万円 90坪以上 (300㎡〜) 約25% 330万円〜700万円以上 30坪の敷地と100坪の敷地では、工事する範囲が3倍以上違いますから、費用もそれに応じて変わってきます。 目安とするならば、150万円〜250万円がひとつの目安となります。 これは、もっとも多い30〜60坪の敷地で、駐車場やアプローチといった基本的な工事に、フェンスや少しの植栽などを加えていくと、この価格帯に落ち着くことが多いためです。 では、30坪から100坪以上まで、坪数ごとに具体的な費用の目安と「その予算で何ができるか」を見ていきましょう。 30坪〜50坪の外構費用相場 30坪から50坪は、戸建て住宅でもっとも多いサイズです。 「ちょうどうちもこのくらい」という方、多いんじゃないでしょうか。 敷地面積(建物含む) 費用目安 約30坪(約99㎡) 100〜250万円 約40坪(約132㎡) 150〜300万円 約50坪(約165㎡) 200〜350万円 30坪でできること 100〜150万円の予算なら、生活に必要な最低限の外構が揃います。 駐車場1〜2台分のコンクリート舗装 簡易的なアプローチ(砂利や一部コンクリート) ポストと表札(壁付けタイプや廉価な機能門柱) 境界の一部にメッシュフェンス数メートル 「とりあえず必要な部分だけ」という最小限の構成なら、このくらいで進められます。 150〜200万円あれば、駐車場2台分、シンプルな機能門柱、目隠しフェンス5〜10メートル、植栽数本が加わります。 ひと通りの外構が揃う、新築時に「まずはここまで」と考える方の多い価格帯です。 200〜250万円になると、小さめのウッドデッキ(6〜8㎡)やタイルを使ったアプローチ、門柱照明や庭照明数カ所も狙えます。 40坪でできること 150〜200万円だと、こんな構成が標準的です。 駐車場2台分 機能門柱(ベーシックタイプ) 必要な辺に10メートル程度の境界フェンス 芝生や植栽を少し 40坪になると駐車スペースにゆとりができて、庭の面積も少し広がります。 200〜250万円あれば、駐車場2台分に加えて、片流れカーポート1台分を追加したり、目隠しフェンス10メートルを素材グレードアップして質感を上げたり。 アプローチにタイルでアクセントをつけるのもいいですね。 250〜300万円なら、駐車場2〜3台分、2台用カーポート、門柱照明と庭照明、目隠しフェンスをL字に配置。 小〜中型のウッドデッキも現実的になってきます。 50坪でできること 200〜250万円なら、こんな構成が基本ラインです。 駐車場2〜3台分(30〜40㎡) 機能門柱ミドルグレード 目隠しフェンス5〜10メートル 植栽や芝生で見せ場を作る 50坪あると、駐車スペースと庭のバランスがちょうどよくなります。 250〜300万円まで予算を伸ばせば、2台用カーポートを置きながら、アプローチのタイル化を広げることも。 目隠しフェンス10メートル級を素材グレードアップして、小〜中型のウッドデッキ(8〜12㎡)も視野に入ります。 300〜350万円になると、半クローズ寄りの外構(門塀の一部設置+フェンス20メートルのうち10メートルを目隠し)、ウッドデッキやタイルテラスを主役級に配置、照明を点在させる。 このあたりまでくると、かなり満足度の高い仕上がりになります。 60坪〜80坪の外構費用相場 60坪を超えてくると、敷地にゆとりが生まれます。 できることの選択肢がぐっと広がるぶん、どこにお金をかけるかの判断が大切になってきます。 敷地面積(建物含む) 費用目安 約60坪(約198㎡) 250〜450万円 約70坪(約231㎡) 280〜500万円 約80坪(約264㎡) 300〜550万円 60坪でできること 250〜320万円あれば、こんな構成が揃います。 駐車場3台分のコンクリート舗装 照明付きの上位機能門柱 目隠しフェンス10メートル前後 植栽計画 必要なら1台用カーポートを追加するのもありです。 320〜380万円になると、2台用カーポート、目隠しフェンス10〜20メートル(素材ミックス)、小〜中サイズのタイルテラス。 動線と植栽ライトで数カ所照明を入れれば、夜の表情も楽しめます。 380〜450万円まで伸ばせば、門塀と囲い計画を強化してファサードを意匠化、20メートル級のフェンス(うち10メートルは目隠し)、中型のウッドデッキまたはタイルテラス(10〜15㎡)。 このクラスになると、見た目の満足度もかなり高まります。 70坪でできること 280〜360万円の予算では、以下の構成が整います。 駐車場3台分 2台用カーポートまたは1台用を2基(片流れ) 目隠しフェンス10メートル タイルや洗い出しでアプローチを格上げ 70坪あると、駐車場と庭のバランスがちょうどよく取れます。 360〜430万円になると、門塀とゲート感の演出、目隠しフェンス15〜20メートル、植栽と芝生を面で計画。 中型ウッドデッキ(12㎡前後)も十分射程に入ります。 430〜500万円では、半クローズから準クローズ構成(門塀+フェンス20メートル以上の一部目隠し)、照明一式、質感の高いタイル面積の拡張。 しっかりとした囲いのある外構が実現できます。 80坪でできること 300〜380万円なら、こんな構成が基本ラインです。 駐車場3〜4台分のコンクリート舗装 2台用カーポート 上位機能門柱 目隠しフェンス10メートル級 庭側は芝生と低木中心の構成になります。 380〜470万円まで予算を確保すれば、目隠しフェンス15〜20メートル(コーナー含む)、タイルテラス10㎡級または中〜大型ウッドデッキ(12〜16㎡)。 植栽と照明で画をつくれます。 470〜550万円になると、門塀の造形と囲いを強化して、タイルや自然石の見せ場を拡張。 必要であればガレージ(1台100〜150万円+申請費)も視野に入ります。 90坪〜100坪以上の外構費用相場 90坪を超えると、かなり広大な敷地になります。 このクラスになると、「どこまで外構するか」が最大の悩みどころ。 正直、150万円や200万円で充実させるのは現実的に難しく、最低でも300万円、できれば500万円程度は見ておく必要があります。 敷地面積(建物含む) 費用目安 約90坪(約297㎡) 330〜600万円 約100坪以上(約330㎡以上) 350〜700万円 90坪でできること 330〜420万円あれば、こんな構成が揃います。 駐車場4台分のコンクリート舗装 2台用カーポート 目隠しフェンス10メートル アプローチのタイルや自然石によるワンポイント演出 「まずは必要な部分から」なら、このあたりが出発点です。 420〜520万円になると、目隠しフェンス20メートル級(素材ミックス)、タイルテラス10〜15㎡または大型ウッドデッキ(15㎡超)。 複数のシンボルツリーを含む植栽計画を組めば、緑のある暮らしが広がります。 520〜600万円まで伸ばせば、準クローズからクローズ寄りの外構(門塀+ゲート要素+囲い)、照明計画をファサードから庭まで体系化。 ガレージ1台の追加余地もあります。 100坪以上でできること 350〜450万円なら、こんな構成が揃います。 駐車場4〜5台分のコンクリート舗装 2台用カーポート 目隠しフェンス10〜15メートル 門柱・照明・植栽の基本一式 100坪以上だと、建物周辺だけでもこのくらいの予算が必要です。 450〜600万円まで予算を確保すれば、目隠しフェンス20メートル級、大きめのタイルテラス(15㎡級)または大型ウッドデッキ(15〜20㎡)。 植栽面積を広げて照明を点在配置すれば、ゆとりある外構になります。 600〜700万円になると、半クローズからクローズ外構(門塀・門扉・囲い)、ガレージ1〜2台(1台=約90〜150万円/2台=約150〜250万円の目安)。 自然石や大型タイルで見栄えを強化すれば、かなり満足度の高い仕上がりです。 デザイン(外構スタイル)で費用はどう変わる?3つのスタイル別費用相場 外構費用を左右するもう一つの大きな要因が、「外構スタイル」の選び方です。 同じ坪数でも、オープン・セミクローズ・クローズのどのスタイルを選ぶかで、費用は大きく変わります。 ここでは、3つの代表的な外構スタイルの特徴と費用相場をご紹介します。 「オープン外構」の相場は50万〜150万円 敷地の境界を明確に区切るフェンスや塀を設置しないため、周囲との調和を図りやすく、開放的な雰囲気を重視したデザインの外構をオープン外構と呼びます。 フェンスや塀などの構造物を必要としないため、材料費を大幅に抑えることが可能となり、他のスタイルと比較して総工事費を低く抑えられます。 目安としては、一般的に50万円~150万円程度で、シンプルな構成であれば50万円前後での実現も視野に入ります。 開放的な空間を好む方だけでなく、予算に制約がある方にとっても、オープン外構は魅力的な選択肢となり得るでしょう。ただし、プライバシー確保の点では工夫が必要です。 「クローズ外構」の相場は200万〜300万円以上 敷地の周囲を高いフェンスや塀で完全に囲み、外部からの視線を遮るデザインをクローズ外構と呼びます。 防犯効果が高く、プライバシーや安全性を重視する方に人気のタイプですが、オープン外構と対照的にフェンスや塀の材料費や工事量が増えるため、ほかのスタイルよりも高コストになる傾向があります。 目安としては、一般的に200万円~300万円以上を見込んでおくとよいでしょう。 しっかりとした門扉や高さのある塀で敷地全体を囲む場合、相応の予算が必要となります。 バランスの良い「セミクローズ外構」の費用 セミクローズ外構は、敷地の一部にのみフェンスや塀を設置することで、プライバシーと開放感のバランスを絶妙に保っています。 完全な閉鎖感を避けつつも、ある程度の安全性とプライバシーを確保したい方々にとって理想的な選択肢となるでしょう。 部分的な構造物の設置により、クローズ外構ほどのコストはかからず、かつオープン外構以上の機能性を備えることができます。 目安としては、一般的に150万円~250万円程度です。 セミクローズ外構はバランスがよく、最近人気が高まっています。 工事箇所別の費用内訳は?門扉・フェンス・駐車場など 次に、工事する箇所ごとに費用を見ていきましょう。 外構工事とひと口に言っても、どこを対象にするかで費用は大きく変わります。 以下の相場を参考にすると、おおよその費用を把握するのに役立ちます。   施工箇所 費用相場 門周り 15万円〜30万円 アプローチ 30万円〜60万円 ブロックフェンス 40万円〜80万円 カーポート・ガレージ 40万円〜100万円 庭・植栽 10万円〜100万円 テラス・ウッドデッキ 40万円〜50万円 フェンス 10万円〜50万円 門周り 門周りは「家の顔」となる部分であり、デザインや素材にこだわる方が多い箇所です。 門扉、門柱、ポスト、表札などをまとめて工事するケースが一般的です。 門柱は「造作門柱」と「機能門柱」があり、門扉は高さや素材で費用が変わります。 費用相場: 約15万円~30万円程度 アプローチ 玄関アプローチは、門から玄関までの通路を砂利やコンクリート、タイルなどで舗装する工事です。 素材によって1平米あたりの費用が変わってきます。 デザイン性と安全性を考慮する必要があります。 費用相場: 約10万円~15万円程度 ブロックフェンス ブロックフェンスは敷地を区切るためのフェンスで、防犯性やプライバシーを確保するために設置されます。 基本的には高さと距離で決まり、デザイン性のある化粧ブロックにすると費用が上がります。 費用相場: 約40万円~60万円程度 カーポート・ガレージ 車を所有している場合は、必須の工事です。土間コンクリート打ちやカーポートの設置など、施工内容によって費用が異なります。 カーポートは、所有台数によって変わり、またデザイン性のあるカーポートを選ぶと費用が上がります。 費用相場: 約40万円~100万円程度 庭・植栽 庭や植栽は、工事の規模によって大きく異なります。 芝生や砂利を敷くなどの簡単な工事であれば10万円程度ですが、庭の広さや植栽の数、設備工事などによって、50万円~100万円かかるなど、大きく違ってくる箇所です。 費用相場: 約10万円~100万円程度 テラス・ウッドデッキ テラスやウッドデッキは、天然木・人口木・タイルなど、素材によって費用が変わります。 また、同じ人口木の中でもグレードによって、金額が変わってきます。施工面積や屋根の有無でも異なります。 費用相場: 約40万円~50万円程度 フェンス フェンスはブロックフェンスと同様に距離と高さで変わってきますが、素材や機能によって費用が大きく異なるのが特徴です。 素材としては、アルミ・樹脂・天然木などがあり、種類としてはメッシュフェンス、目隠しフェンスなどがあります。 費用相場: 約10万円~50万円程度 外構工事の費用を上手に抑える5つのポイント 優先順位をつけて段階的に施工する 外構工事は一度にすべてやろうと考えがちですが、まずは最低限必要な箇所を優先し、後から追加できる工事は家計に余裕ができてから、という進め方もあります。 一度に大きな支出が集中するのを避け、長期的な視点で予算を配分できます。 段階的に工事を進めることで、それぞれの箇所の完成度を高められるため、こだわりをあきらめたくない方には特におすすめの方法です。 素材のグレードを調整する 素材の選び方も、費用を大きく左右します。 同じデザインでも、高級な素材を使えば工事費用は高くなります。 舗装をコンクリートにするかレンガにするか、デッキを天然木にするか人工木にするか、といった選択で費用は変わってきます。 すべての項目を高グレードにする必要はありません。 優先度の高い箇所(玄関周り、アプローチなど)は質の高い素材を使い、それ以外は標準的な素材にする、といったメリハリをつけることで予算を調整できます。 ただし、初期費用だけでなく耐久性もふまえて、長期的なコストパフォーマンスを考えることも大切です。 専門業者に直接依頼 専門の外構業者に直接依頼することで、中間マージンをカットし、総費用を抑えることができます。 不要な手戻りや材料の無駄を最小限に抑え、工期の短縮にも期待できるでしょう。 また、専門業者は最新の技術や材料に精通していることが特長で、より費用対効果の高い提案をしてくれるケースもあります。 DIYを取り入れる 同様にDIYを取り入れることも費用の節約に効果的です。そのまま趣味につながることも。 例えば、防草シートや芝生の設置、庭への植栽といった比較的単純な作業は、ご自身で行うケースも多いです。 とはいえ、専門的な知識や技術を要する箇所や安全性が特に重視される部分については、専門業者に依頼しましょう。 3社以上見積もりをとる 複数の業者から見積もりを取ることで、提案内容や価格を比較検討することが出来ます。 これによりざっくりとした相場感がつかめてくるため、3社以上は見積もりを取得するようにしましょう。 まとめ:予算と理想を両立させる外構づくりのために ここまで見てきたように、外構工事の費用は面積やデザイン、工事の箇所など、さまざまな要因で変わります。 費用をうまく抑えながら理想をかなえるには、工事の優先順位を考えたり、複数の業者を比較したりすることが大切です。 しかし、最終的に満足できる外構になるかどうかは、施工業者選びが何よりも決め手となります。 この記事のまとめ 外構費用は面積(坪数)で大きく変わる 30坪〜50坪で100万〜350万円、60坪以上で250万〜700万円が目安 外構スタイルによっても50万〜300万円以上と幅がある 費用を抑えるには、段階的施工や専門業者への直接依頼が有効 信頼できる業者選びが満足度を左右する 「実際に外構プランを相談してみたい」 「うちの予算内でどんなデザインができるのか知りたい」 と思われた方は、ぜひ岐阜・愛知で豊富な実績を持つ達匠までお気軽にお問い合わせください。 5,000件以上の豊富な施工実績と、LIXILエクステリアコンテスト2024金賞・銀賞のデザイン力、さらには、自社一貫施工のため、コストパフォーマンスの面でも、お客様のご要望に最大限寄り添うことができます。 まずは無料相談で、あなたの理想の外構についてお聞かせください。  

目地で魅せる!おしゃれなコンクリート駐車場のデザインアイデアをご紹介!

新築やリフォームで外構を考える際、家の印象を大きく左右する駐車場のデザインにこだわる方が増えています。 「おしゃれな駐車場にしたいけど、どんなデザインにすればいいかわからない」 そんな疑問をお持ちではないでしょうか。 達匠は 5,000件以上の施工実績をもとに、お客様の理想を叶える駐車場デザインを数多く手がけてきました。 この記事では、 おしゃれな駐車場コンクリートのデザインアイデアをご紹介します。 特に近年注目を集めているのが、コンクリート舗装の 「スリット(目地)デザイン」 です。目地を取り入れることで、駐車場がおしゃれで個性的な空間に生まれ変わります。 この記事を参考に、あなただけの素敵な駐車場を実現してください! 駐車場コンクリート舗装の種類 駐車場に使用されるコンクリート舗装には、様々な種類があります。仕上げ方によって、駐車場の表情は大きく変わります。 まずは、代表的な4つの仕上げ方法を見ていきましょう。 金ゴテ仕上げ 刷毛引き仕上げ 洗い出し仕上げ スタンプコンクリート 金ゴテ仕上げ:滑らかでモダンなデザイン 金ゴテ仕上げは、コンクリートの表面を金ゴテで平滑に仕上げる方法です。 その滑らかな質感は、モダンで洗練された印象を与え、現代的な住宅デザインと調和します。 表面が滑らかであるため、掃除がしやすく、日常的なメンテナンスの手間が少ないこともメリットです。シンプルでスタイリッシュな外観を好む方や、メンテナンスの容易さを重視する方に適した仕上げ方法と言えるでしょう。 刷毛引き(はけびき)仕上げ:滑りにくい  刷毛引き仕上げは、コンクリートが固まる前に表面を刷毛で掃き、細かな凹凸をつける仕上げ方法です。 この凹凸が滑り止め効果を発揮し、雨の日でも安全に歩行できます。 特に、小さなお子様や高齢者がいるご家庭、また、傾斜のある駐車場に最適です。 機能性を重視しつつ、コンクリートの無機質な印象を和らげたい方におすすめの仕上げ方法と言えるでしょう。 洗い出し仕上げ: 自然な印象に 洗い出し仕上げは、コンクリート表面のノロを洗い流し、骨材(砂利や石)を露出させる仕上げ方法です。 骨材の持つ自然な風合いが、駐車場にナチュラルで上品な印象を与えてくれますよ。 使用する骨材の種類や色によって、様々な表情を演出できることも魅力です。 自然素材の美しさを活かしたデザインを好む方や、周囲の景観と調和する駐車場を作りたい方に適していますね。 スタンプコンクリート: 多彩なデザインパターン スタンプコンクリートは、まだ柔らかい状態のコンクリート表面に型押しをして、石畳やレンガ、木目などの模様をつける仕上げ方法です。 多彩なデザインパターンとカラーバリエーションがあり、個性的な駐車場を実現できます。 本物の石材やレンガを使用するよりもコストを抑えながら、高級感のある外観を演出できるため、デザイン性とコストパフォーマンスを両立させたい方におすすめです。 駐車場をおしゃれにする「スリット(目地)デザイン」とは? コンクリート舗装の種類で個性を演出する以外にも、駐車場のデザイン性を高める方法があります。 それが 「スリット(目地)デザイン」 です。 スリットデザインとは、コンクリート舗装の一部に隙間を設け、そこに異なる素材を埋めるデザインのこと。 おしゃれなだけでなく、実用的なメリットもあります。 高級感や温かみなど「素材」で個性を出しやすい 駐車場の印象を決定づける重要な要素が、目地の素材選びです。ピンコロ石の高級感、玉砂利の柔らかな雰囲気、インターロッキングブロックの多様性など、それぞれの素材が独自の魅力を放ちます。さらに、異なる素材を組み合わせることで、より個性的でおしゃれな空間を演出できます。 例えば、コンクリートの無機質さをレンガや砂利の温かみで和らげるなど、素材の特性を活かしたデザインが可能です。素材選びは、単なる見た目だけでなく、駐車場全体の雰囲気を左右する重要な要素なのです。 直線や曲線など「配置パターン」を変えられる 目地の配置パターンを工夫することで、印象を大きく変えられることも魅力の1つです。直線的なデザインでモダンな印象を、曲線を取り入れて柔らかな雰囲気を作り出すなど、様々な表現が可能です。 例えば、格子状のパターンは整然とした印象を与え、放射状のパターンは動きのある空間を演出します。また、不規則なパターンを採用することで、自然な風合いを出すこともできます。パターンデザインは、駐車場に個性と魅力を加える重要な要素といえるでしょう。 シックやモダンなどの雰囲気を「色」で表現できる カラーコーディネートは、駐車場の印象を大きく左右します。土間コンクリートと目地素材の色を調和させることで、統一感のあるデザインが可能になります。一方で、あえてコントラストを付けることで、印象的な外観を作り出すこともできます。 例えば、グレーの土間コンクリートに黒のピンコロ石を組み合わせればシックでモダンな印象に、明るい色の土間コンクリートにカラフルな玉砂利を合わせれば楽しげな雰囲気が生まれます。色の選択と組み合わせで、駐車場の雰囲気を自在に操ることができるのです。 おしゃれさだけじゃない!「ひび割れ防止や排水効果」も スリットデザインは見た目のおしゃれさだけでなく、実用面でも優れた特徴を持っています。まず、コンクリートのひび割れ防止に大きな役割を果たします。適切な間隔で目地を設けることで、温度変化や経年劣化による伸縮を吸収し、コンクリートの寿命を延ばします。 また、水はけの改善にも貢献し、特に砂利やインターロッキングブロックを使用した目地は優れた排水性能を発揮します。美しさと機能性を両立するスリットデザインは、まさに一石二鳥の解決策といえるでしょう。 外構専門業者がおすすめするおしゃれな駐車場スリットデザイン「4選」! 数々の駐車場デザインを手がけてきた外構専門業者である達匠が、特におすすめするおしゃれな駐車場スリットデザインを4つ厳選してご紹介します。 「ピンコロ石」で高級感を実現   ピンコロ石を用いた目地デザインは、駐車場に高級感と風格を与えます。小さな立方体の石材を規則正しく配置することで、和モダンな雰囲気を演出。耐久性に優れ、経年変化も楽しめるのが特徴です。石の色や配置パターンを工夫することで、住宅の外観との調和も図れます。メンテナンスも比較的容易で、長期的な美観維持が可能です。 「玉砂利」は自然で柔らかな風合い 玉砂利を使った目地は、自然な風合いと柔らかな印象を駐車場にもたらします。丸みを帯びた小石が織りなす不規則なテクスチャーは、緩やかな曲線美を生み出します。色や大きさの異なる砂利を組み合わせることで、より豊かな表情を演出できます。また、雨水の浸透性も高く、環境にも配慮したデザインとなります。 「植栽目地」で緑豊かな駐車スペースに 植栽を取り入れた目地デザインは、駐車場に潤いと生命力をもたらします。芝生やセダム、グランドカバーなどの低木を植えることで、緑豊かな空間を演出。おしゃれさもぐっとアップします。季節の変化も楽しめ、周辺環境との調和も図れます。また、植物による自然の浸透性舗装となり、ヒートアイランド現象の緩和にも貢献します。 個性的な表情を生むレンガの目地デザイン レンガを目地に使用することで、駐車場に温かみと個性的な表情を与えることができます。レンガ特有の赤褐色は、空間にアクセントを加え、印象的なデザインを実現します。 スリット(目地)デザインにはこんな「デメリット」もあるので注意が必要 目地部分の「メンテナンス」が大変 駐車場のスリットデザインは見た目が素敵ですが、維持管理には意外と手間がかかります。雑草が生えやすく、落ち葉なども溜まりがちなので、時々の清掃が必要になってきます。防草シートや特殊な目地材を使えばある程度対策できますが、完全に防ぐのは難しいですね。 また、時間が経つと素材の劣化や色あせも気になってきます。UV耐性の高い素材を選んだり、定期的なメンテナンスを行ったりすることである程度は対応できます。ただ、美しさを長く保つには、計画的な手入れが欠かせません。スリットデザインの魅力を楽しみつつ、適度なケアを心がけるのがポイントかもしれません。 「初期費用」が高くなる スリットデザインを取り入れると、どうしても初期の施工コストが上がってしまいます。これは避けられない事実ですが、長期的な視点で考えることが大切です。 例えば、砂利目地など比較的安価で機能的な素材を選ぶことで、コストを抑えることができます。また、初期コストは高くても、メンテナンスコストが低い素材を選ぶという方法もあります。結局のところ、トータルでどれくらいのコストになるのか、じっくり検討することが重要です。 「歩行や車両」への負担がある スリットデザインを採用する際、人や車への影響も考慮する必要があります。例えば、目地の幅が広すぎると、歩行時に不快感を感じる可能性があります。特にハイヒールなどかかとの細い靴の場合は注意が必要です。通常、5~10mm程度の幅が適切とされています。 また、車両への影響も無視できません。タイヤに負担をかけないよう、通常20mm以下の幅を選ぶことが推奨されます。さらに、車両の重量に耐えられる強度の高い素材を選択することも重要です。人と車の両方に配慮したデザインを心がけることで、安全で快適な駐車場環境を作り出すことができるでしょう。 結論、「スリット(目地)デザイン」の駐車場はこんな方にオススメ! スリットデザインの駐車場は、家の印象をガラッと変えたい方や、おしゃれさと使いやすさを両立させたい方に特におすすめです。また、環境に配慮しながら魅力的な空間を作りたい方にも適しています。 素材の選び方や模様のデザイン、色使いなど、細かいところにこだわると駐車場の雰囲気がグッと変わります。さらに、ひび割れへの耐性や優れた排水性能など、目に見えない部分でも高い機能性を発揮しますよ。 達匠では、5,000軒以上の施工実績で培った豊富な知識と経験をもとに、お客様一人ひとりのニーズや理想を実現する、数々の駐車場デザインをご提供しております。 「こんな駐車場にしたいけど、どうすればいいかわからない」 「うちの家に似合う駐車場をデザインしてほしい」 そんなお悩みやご要望がありましたら、ぜひ達匠までお気軽にご相談ください。 達匠でも、スリットデザインとても人気で、多数手がけております。 >>>駐車場の施工事例 ご来店いただければ、ご要望に合ったスリットデザインのデザイン事例をお見せすることも可能ですよ。 お客様一人ひとりの「こんな駐車場が欲しいな」という願いを、ぜひお聞かせください!

【台数別】コンクリート駐車場を作る際の費用を解説!費用を抑えるコツもご紹介

駐車場をコンクリートにしたいけど、 「費用はどれくらいかかるのだろう?」 「1台用と2~3台用では、どう違うの?」 など、具体的な金額や施工のイメージがつかみにくいものですよね。 スッキリとした見た目で、雑草などの手入れも楽になるコンクリートの駐車場。 この記事では、そんなコンクリート駐車場の気になる費用について、1台あたりの相場から、2台、3台、4台と台数が増えた場合の費用目安まで、さらには予算を抑えるためのポイントもご紹介します。 これからコンクリート駐車場を作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。 コンクリート駐車場の費用相場は?:1台~4台まで さっそくコンクリート駐車場の費用相場を見ていきましょう。1台・2台・3台・4台のケースでご紹介します。 コンクリート駐車場1台の場合の費用 まず、車1台分のコンクリート駐車場の費用相場は、おおよそ17万円から23万円程度です。 通常、1台分の駐車スペースには約15〜18㎡が必要とされます。 コンクリート駐車場の施工は、「掘削・整地」「残土処分」「砕石敷き込み」「コンクリート打設」など複数の工程が必要となます。 1㎡あたり9,000円~11,000円ほどかかるのが一般的なので、これを計算すると、先ほどお伝えした費用相場になるわけです。 まずはこの「1台=17万円~23万円前後」が一つの目安です。 複数台(2台・3台・4台)だと費用はどうなる? 複数台分の駐車場をまとめて施工する場合は、1台追加するごとの費用が「単純に1台分×台数」というほどには増えないケースもあります。 共通の敷地をまとめて整地したり、砕石・コンクリートを一度に打設したりするため、1台あたりの単価がやや抑えられることがあるからです。 【複数台の参考費用イメージ】 台数 必要面積の目安 おおよその費用相場(例) 1台 15~18㎡ 17万円~23万円 2台 30~36㎡ 30万円~40万円程度 3台 45~54㎡ 45万円~60万円程度 4台 60~72㎡ 60万円~80万円程度 ※上記金額はあくまで目安です。実際は地盤の状態や仕上げ方法、地域差などで変動します。 ポイント 大型車を想定する場合: コンクリートの厚みを増やしたり、鉄筋を多めに組んだりする必要があるため、費用が上乗せされることがあります。 傾斜地・狭小地: 作業効率が落ち、追加の土留めや造成が必要になる場合があるため、その分コストが上がりやすいです。 まとめて施工すると少しお得: 単独で1台分を追加工事するよりも、まとめて2~4台を施工するほうが、1台あたりの単価が安くなる傾向があります。 施工費用の内訳と費用が高くなる要因 ここでは、コンクリート駐車場の施工費用の内訳と、台数以外で費用が変わる主な要因について、もう少し詳しく見ていきましょう。 コンクリート駐車場の費用は、大きく4つの工程によって構成されています。 掘削・整地工事:1㎡あたり約500円〜1,000円 残土処分:1㎡あたり約1,500円〜2,100円 砕石敷き込み・転圧:1㎡あたり約1,000円〜1,500円 コンクリート打設:1㎡あたり約6,500円〜9,000円 ただし、これらの金額は、地盤の硬さや工期、材料のグレードなどでも変わってきます。 また、都市部は人件費や材料費が高い傾向にあり、同じ面積でも地方より高額になりがちです。 ほかにも、スタンプコンクリートなどの装飾仕上げを選ぶと、単価が高くなるケースがあります。 コンクリート駐車場のメリット コンクリート駐車場は「耐久性が高く、長く使える」という点が最大の魅力です。 適切に施工すれば15年を超えて使えることも珍しくなく、長期的な視野で見ればメンテナンス費用を抑えやすいというメリットがあります。 特に砂利やアスファルトよりも頑丈なので、年数が経ってからの部分補修が少なく済む場合が多いです。 さらに、雑草が生えにくいことも費用面ではメリット。 定期的に除草剤を撒いたり草刈りをする手間を省けるため、維持管理がとてもラクになります。 その他、費用面以外でのメリットとして、「明るい色合いでどんな家にも馴染む」「表面が滑らかでタイヤに優しい」「排水性が良い」なども挙げられますが、コスト面から見ても、耐久性とお手入れの手軽さは大きな魅力です。 コンクリート駐車場の注意点 もちろん、コンクリート駐車場にも注意すべき点はあります。なかでも費用に関わりやすいのは、以下の3つです。 初期費用が高い 砂利やアスファルトと比べると、やはり1㎡あたりの単価は高め。広い面積を施工する場合、一時的な出費が大きくなります。 撤去費用が高い コンクリートはとても頑丈な分、いざ撤去しようと思うと割高になります。たとえば増築や土地利用の変更を見込んでいる場合は、全面をコンクリート化せず部分的な施工にとどめるのも一つの方法です。 ひび割れが起きることがある 長期間使ううちにひび割れが発生する可能性はゼロではありません。大きなひび割れは補修費がかかるので、早めに専門業者に点検してもらいましょう。 また、費用面以外でも、夏場の照り返しは注意です。 コンクリートの表面は夏場、強い日差しを反射する性質があります。 近くの窓や駐車した車内が暑くなりがちなので、日よけや植栽などで対策が必要です。 どうやったら費用を抑えられる? コンクリート駐車場は初期費用が高めですが、3つのポイントを意識するだけで負担を抑えられます。 ここでは、品質を落とさずにコストダウンするための具体的な方法を3つご紹介します。 複数業者の見積もりを比較し、最適を選ぶ コンクリート駐車場の施工費は、業者ごとに施工方法や材料費、人件費の設定が異なるため、見積もり額に差が出やすいのが実情です。そこで複数社から見積もりを取り、 施工内容(下地処理の有無、コンクリートの厚さなど) 使用する材料の品質 アフターフォローや保証 といった点をしっかり比較検討すると、納得のいく価格と仕上がりの両立がしやすくなります。 部分的にコンクリートを活用する 駐車スペースをまるごとコンクリートにすると、面積が広いほど費用がかさみます。 そこで、タイヤの通る部分だけをコンクリートにして、残りは砂利や芝にするといった工夫をすれば、施工面積を減らすことが可能です。 コンクリートの利点(耐久性・汚れにくさ)を活かしつつ、 全体的な費用を抑えられる ため、特に複数台分の駐車場を検討している方におすすめの手段です。 また、砂利と組み合わせることで、デザイン性も向上させることができます。 コンクリート駐車場の実績豊富な専門業者に依頼する コンクリート駐車場の施工には高度な知識と技術が必要です。経験豊富な業者であれば、 効率的な施工で無駄なコストを削減 長期的にひび割れなどが起きにくい丁寧な仕上げ を実現できます。 初期費用はやや高く感じるかもしれませんが、質の高い施工を行えばメンテナンスや修繕費の負担を減らせます。結果として、長期的にはコストパフォーマンスに優れた選択になるでしょう。 台数や条件に合わせた費用削減アイデア さらに、駐車する車の台数や土地の条件に合わせて、次のような工夫を検討してみましょう。 台数が増える場合の工夫 複数台の駐車場を作る場合、たとえば2台のうち1台分だけコンクリートを厚くし、大型車を停めるスペースだけ強度を上げるなど、施工範囲や強度にメリハリをつけることで費用を抑えられることがあります。 傾斜地や狭小地での対策 傾斜地や狭小地では造成工事や特殊な設計が必要となり、費用が高くなりがちです。 傾斜地なら、敷地を段状に区切って土の搬出入を減らす 狭小地なら、車のサイズや向きに合わせて最小限の駐車スペースを設計する といった工夫が可能です。これらは専門業者の経験やノウハウが大きく影響しますので、事前にしっかり相談しましょう。 アスファルト vs コンクリート vs 砂利:他素材との費用比較 「コンクリート以外にも選択肢はあるの?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。 ここでは、アスファルトや砂利と初期費用・耐久年数・メンテナンス性の面でざっくり比較してみましょう。 素材 初期費用の目安 耐久年数 メンテナンス性 アスファルト やや安め(1㎡あたり5,000円~) 約10年~15年 夏場は軟化しやすく、定期的な補修が必要 コンクリート 高め(1㎡あたり9,000円~) 約15年~30年 頑丈でひび割れも少なめ、雑草対策も楽 砂利 安い(1㎡あたり3,000円~) 半永久的だが地盤次第 定期的に砂利補充が必要、雑草対策も必須 アスファルト: コンクリートに比べれば安めですが、年数が経つほど亀裂や凹みが生じやすく、定期的な補修が不可欠です。 砂利: 圧倒的に初期費用を抑えられますが、タイヤの走行で砂利が飛び散りやすく、雑草も生えやすいため、その都度メンテナンスや補充が必要になります。 長期的に見れば、耐久性が高く補修回数も少ないコンクリートは総合的なコストパフォーマンスが優れていると言えるでしょう。 まとめ:施工実績豊富な達匠にお任せください! コンクリート駐車場は、「初期費用がやや高い」代わりに「長寿命でメンテナンスコストを抑えやすい」という大きな特徴があります。 特に複数台分の駐車スペースを一度に施工すれば、部分的に砂利と組み合わせたり、タイヤの下だけコンクリートを打設したりといった工夫がしやすく、結果的に費用をおさえられるケースも少なくありません。 「将来的に土地の利用を変更するかもしれない」「できるだけ無駄のない形で施工したい」などのお悩みがあれば、事前に専門家へ相談しておくと安心です。 達匠では、5,000軒以上の施工実績と豊富な知識を活かして、お客様一人ひとりに合わせた駐車場づくりをご提案しています。 自社で建材店も運営しているため、材料を適正価格で仕入れ、しっかりとした品質を保ちながらコスト面でもお得に施工していただけます。 「複数台の駐車場をまとめて作りたい」「部分施工で費用を抑えたい」といったご要望があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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【主な施工エリア】

  • 岐阜県: 岐阜市、各務原市、大垣市、羽島市、瑞穂市、本巣市、関市、美濃加茂市、可児市などを中心とした岐阜地域・西濃地域・中濃地域
  • 愛知県: 名古屋市(全域)、一宮市、春日井市、小牧市、稲沢市、清須市、北名古屋市などを中心とした尾張地域
  • 三重県: 桑名市など北勢エリアの一部

上記は主なエリアです。近隣の市町村についても、まずはお気軽にご相談ください。