2024.09.19
外構の施主支給で後悔しないために!失敗しないためのメリット・デメリットをプロが解説
外構工事の費用を抑えたいと考えている方にとって、施主支給の需要は高まっています。自分で選んだ商品を使用できることで、予算に合わせた工夫がしやすくなり、より個性的な外構デザインも実現しやすくなります。
ただ、施主支給にはメリットだけでなく、検討すべきデメリットも存在します。単にコスト面だけで判断するのではなく、さまざまな要素をしっかりと考慮することが大切です。
今回は、施主支給のメリットとデメリットを整理し、最適な選択をするための参考にしていただければと思います。
目次
施主支給のメリット:自由な商品選びとコスト削減
施主支給には、外構工事の費用を抑えるだけでなく、いくつかの魅力的なメリットがあります。ここではその代表的なメリットについて見ていきましょう。
①商品の選択肢が広がる
施主支給を選ぶことで、自分の好みに合った商品を自由に選べる点は大きな魅力です。外構業者が提供するカタログや限定的な商品ラインナップに縛られることなく、自分で選んだメーカーやブランドの商品を取り入れられるため、理想のデザインや機能を実現しやすくなります。また、インターネットを活用すれば、幅広い選択肢の中から予算やデザインに合うものを見つけることも可能です。好きな商品を選べる楽しさが、施主支給の大きなメリットの一つです。
②コストを抑えられる
施主支給の大きなメリットの一つは、コストを抑えられる可能性があることです。外構業者を通さずに直接商品を購入するため、業者が設定する中間マージンを削減できる場合があります。
さらに、セールやインターネットショップを活用すれば、希望の商品を市場価格よりも安く手に入れることも可能です。特に高価な外構アイテムを選ぶ際は、施主支給によって大きな節約が期待できます。ただし、安い商品を選ぶだけでなく、品質や耐久性も十分に考慮することが大切です。
③既存の愛着のある製品を使用できる
自宅のリフォームや外構工事において、既存の設備やアイテムに愛着がある場合、それらを再利用することができるのも施主支給の魅力です。例えば、表札など、長年愛用しているアイテムをそのまま使用したい場合、業者のカタログに頼ることなく、自分の持ち物を取り入れることが可能です。思い出のアイテムがある場合は、業者に相談してみてください。
施主支給のデメリットとは?リスクを理解して失敗を防ぐ
施主支給には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。安易にコスト削減だけを目指して進めてしまうと、思わぬトラブルや追加費用が発生する可能性があります。ここでは、施主支給を検討する際に知っておきたいリスクについて紹介します。
①対応していない業者もある
そもそも、一部の外構業者は施主支給に対応していない、または特定の製品については施主支給を認めないケースがあります。これは、施工の複雑さや保証・責任の問題、施工スケジュールへの影響などが理由として挙げられます。
②意外とコストアップの可能性も
施主支給はコストを抑える方法として考えられがちですが、逆にコストアップにつながる場合もあります。
例えば、業者が大量発注や独自の仕入れルートで得られる割引が適用されないため、個別に購入する場合の単価が高くなることがあります。また、施主が選んだ商品が業者の通常扱う商品と異なる場合、取り付けに手間がかかり、その分の施工費が高くなるケースもあります。
さらに、商品が規格に合わず追加工事や調整が必要になることも考えられるため、事前に業者と十分に確認しておくことが重要です。
これらの要因により、個々の製品では安く見えても、トータルでは予想以上にコストがかかってしまう場合があるのです。
③ローンに組み込めない可能性がある
施主支給で手配した商品は、外構工事全体の費用に含まれないため、住宅ローンやリフォームローンに組み込むことができない場合があります。外構工事の一部として業者に支払う際にはローンを利用できる場合が多いですが、施主が直接購入した商品の代金は一括で支払う必要があります。そのため、施主支給をする際には、資金の準備が事前に必要になる点を考慮しなければなりません。
④保証の対象外になることも
施主支給品が外構業者の保証対象外になるケースもあります。業者が取り扱わない商品に対しては、施工後の不具合や故障が発生しても保証が受けられない場合が多いため、トラブルがあった場合のリスクを自己負担する必要があります。また、メーカー保証のみではカバーしきれない部分も出てくることがあるため、事前にリスクを把握し、保証に関して確認を取ることが大切です。
⑤工期の延長リスク
施主支給品が予定通りに届かない、または誤った商品を手配してしまった場合、工期が延びるリスクがあります。外構工事は、天候や資材の納期に影響を受けやすいため、スケジュール管理が重要です。特に、商品が遅れた場合や交換が必要になった場合には、工事全体に遅れが生じ、追加費用が発生することもあります。
⑥施工ミスのリスクが高まる
施主支給の商品が業者にとって馴染みのないものだった場合、施工ミスのリスクが高まることがあります。業者が通常使わない商品を扱うと、その取り付けに必要な技術や知識が不足していることがあり、結果として施工不良や再工事が発生する可能性があります。こうしたリスクを避けるためには、商品の選定において業者との綿密なコミュニケーションが必要です。また、商品が施工に適しているか事前に確認してもらうことで、ミスを防ぐことができます。
施主支給を検討する際は、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自身の状況や優先順位に照らし合わせて判断することが重要です。また、信頼できる施工業者と綿密なコミュニケーションを取ることで、リスクを最小限に抑えることができます。
施主支給に適した外構アイテムとは?
施主支給では、照明や門柱、立水栓など、比較的設置が簡単なアイテムを選ぶのが効果的です。こうしたアイテムは業者との調整が少なく、スムーズに施工が進むことが多いため、施主支給でも失敗しにくい部分です。
また、商品を選ぶ際は、耐久性や保証内容も重要です。特に外構アイテムは長期間使用されるため、保証がしっかりしている商品を選びましょう。
施主支給で効果的なアイテムは、下記記事にて詳しくご紹介しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
外構の費用節約術!施主支給・DIY・業者施工を適材適所で活用するポイント
外構工事の費用を抑えたいと考えている方にとって、施主支給の需要は高まっています。自分で選んだ商品を使用できることで、予算に合わせた工夫がしやすくなり、より個性的な外構デザインも実現しやすくなります。 ただ、施主支給にはメリットだけでなく、検討すべきデメリットも存在します。単にコスト面だけで判断するのではなく、さまざまな要素をしっかりと考慮することが大切です。 今回は、施主支給のメリットとデメリットを整理し、最適な選択をするための参考にしていただければと思います。 施主支給のメリット:自由な商品選びとコスト削減 施主支給には、外構工事の費用を抑えるだけでなく、いくつかの魅力的なメリットがあります。ここではその代表的なメリットについて見ていきましょう。 ①商品の選択肢が広がる 施主支給を選ぶことで、自分の好みに合った商品を自由に選べる点は大きな魅力です。外構業者が提供するカタログや限定的な商品ラインナップに縛られることなく、自分で選んだメーカーやブランドの商品を取り入れられるため、理想のデザインや機能を実現しやすくなります。また、インターネットを活用すれば、幅広い選択肢の中から予算やデザインに合うものを見つけることも可能です。好きな商品を選べる楽しさが、施主支給の大きなメリットの一つです。 ②コストを抑えられる 施主支給の大きなメリットの一つは、コストを抑えられる可能性があることです。外構業者を通さずに直接商品を購入するため、業者が設定する中間マージンを削減できる場合があります。 さらに、セールやインターネットショップを活用すれば、希望の商品を市場価格よりも安く手に入れることも可能です。特に高価な外構アイテムを選ぶ際は、施主支給によって大きな節約が期待できます。ただし、安い商品を選ぶだけでなく、品質や耐久性も十分に考慮することが大切です。 ③既存の愛着のある製品を使用できる 自宅のリフォームや外構工事において、既存の設備やアイテムに愛着がある場合、それらを再利用することができるのも施主支給の魅力です。例えば、表札など、長年愛用しているアイテムをそのまま使用したい場合、業者のカタログに頼ることなく、自分の持ち物を取り入れることが可能です。思い出のアイテムがある場合は、業者に相談してみてください。 施主支給のデメリットとは?リスクを理解して失敗を防ぐ 施主支給には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。安易にコスト削減だけを目指して進めてしまうと、思わぬトラブルや追加費用が発生する可能性があります。ここでは、施主支給を検討する際に知っておきたいリスクについて紹介します。 ①対応していない業者もある そもそも、一部の外構業者は施主支給に対応していない、または特定の製品については施主支給を認めないケースがあります。これは、施工の複雑さや保証・責任の問題、施工スケジュールへの影響などが理由として挙げられます。 ②意外とコストアップの可能性も 施主支給はコストを抑える方法として考えられがちですが、逆にコストアップにつながる場合もあります。 例えば、業者が大量発注や独自の仕入れルートで得られる割引が適用されないため、個別に購入する場合の単価が高くなることがあります。また、施主が選んだ商品が業者の通常扱う商品と異なる場合、取り付けに手間がかかり、その分の施工費が高くなるケースもあります。 さらに、商品が規格に合わず追加工事や調整が必要になることも考えられるため、事前に業者と十分に確認しておくことが重要です。 これらの要因により、個々の製品では安く見えても、トータルでは予想以上にコストがかかってしまう場合があるのです。 ③ローンに組み込めない可能性がある 施主支給で手配した商品は、外構工事全体の費用に含まれないため、住宅ローンやリフォームローンに組み込むことができない場合があります。外構工事の一部として業者に支払う際にはローンを利用できる場合が多いですが、施主が直接購入した商品の代金は一括で支払う必要があります。そのため、施主支給をする際には、資金の準備が事前に必要になる点を考慮しなければなりません。 ④保証の対象外になることも 施主支給品が外構業者の保証対象外になるケースもあります。業者が取り扱わない商品に対しては、施工後の不具合や故障が発生しても保証が受けられない場合が多いため、トラブルがあった場合のリスクを自己負担する必要があります。また、メーカー保証のみではカバーしきれない部分も出てくることがあるため、事前にリスクを把握し、保証に関して確認を取ることが大切です。 ⑤工期の延長リスク 施主支給品が予定通りに届かない、または誤った商品を手配してしまった場合、工期が延びるリスクがあります。外構工事は、天候や資材の納期に影響を受けやすいため、スケジュール管理が重要です。特に、商品が遅れた場合や交換が必要になった場合には、工事全体に遅れが生じ、追加費用が発生することもあります。 ⑥施工ミスのリスクが高まる 施主支給の商品が業者にとって馴染みのないものだった場合、施工ミスのリスクが高まることがあります。業者が通常使わない商品を扱うと、その取り付けに必要な技術や知識が不足していることがあり、結果として施工不良や再工事が発生する可能性があります。こうしたリスクを避けるためには、商品の選定において業者との綿密なコミュニケーションが必要です。また、商品が施工に適しているか事前に確認してもらうことで、ミスを防ぐことができます。 施主支給を検討する際は、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自身の状況や優先順位に照らし合わせて判断することが重要です。また、信頼できる施工業者と綿密なコミュニケーションを取ることで、リスクを最小限に抑えることができます。 施主支給に適した外構アイテムとは? 施主支給では、照明や門柱、立水栓など、比較的設置が簡単なアイテムを選ぶのが効果的です。こうしたアイテムは業者との調整が少なく、スムーズに施工が進むことが多いため、施主支給でも失敗しにくい部分です。 また、商品を選ぶ際は、耐久性や保証内容も重要です。特に外構アイテムは長期間使用されるため、保証がしっかりしている商品を選びましょう。 施主支給で効果的なアイテムは、下記記事にて詳しくご紹介しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。 専門業者vs施主支給 | 専門業者に任せた方がいいケースとは? 施主支給のメリット・デメリットについて説明してきましたが、施主支給には向き不向きがあります。場合によっては、専門業者に任せる方がメリットが大きいこともあります。ここでは、どのような方にどちらの方法がおすすめかを解説します。自分の状況や希望に合わせて、最適な方法を選択する際の参考にしてください。 施主支給が向いている方 施主支給は以下のような方におすすめです。 時間的な余裕はないが、コスト削減したい方 DIYほどの手間や時間はかけられないが、できるだけコストを抑えたいという方には、施主支給が適しています。施工そのものは業者に任せるため、DIYほどの労力は必要ありませんが、適度にコストカットができるバランスの取れた方法です。効率的に費用を節約したい方には、施主支給は非常に効果的な選択肢です。 こだわりがあるが、工事そのものは任せたい方 施主支給は、外構業者が扱っていない商品も使用できます。しかし、工事の専門的な部分については業者に任せられるため、全体の品質は担保されます。デザインにはこだわりたいが、施工はプロに任せたい方にはぴったりです。 照明や門柱など、比較的設置が簡単な部分だけ自分で選びたい方 外構全体ではなく、照明や門柱のように設置が比較的シンプルな部分に関してのみ施主支給を行うのも一つの手です。リスクを抑えつつ、自分の好みに合った商品を取り入れることができます。こうした部分的な施主支給なら、全体の施工スケジュールやコストに大きな影響を与えにくく、安心して進めることができます。 保証がなくても自己責任で進められる方 施主支給品は、業者の保証対象外となることが一般的です。そのため、商品の品質に問題があったり、設置後に不具合が生じたりしても、自己責任で対応する必要があります。それでも問題がない方や、リスクを理解した上で進められる方には施主支給が向いています。 スケジュール通りに進められる方 施主支給では、商品の納期やタイミングが工期に影響を与えるため、スケジュール管理が非常に重要です。もし商品が遅れて届いたり、手配に不備があったりすると、工事全体が遅延する可能性があります。スケジュール通りに進められる自信があり、計画的に商品を手配できる方は、施主支給によるリスクを最小限に抑えることができます。 外構業者に任せた方がいい方 一方で、やはりプロである外構業者に任せた方がいいケースもあります。 予算に余裕がある方 予算に余裕がある場合、コスト削減を目的とした施主支給を避け、専門業者に全てを任せるのが安全です。業者は商品を大量発注するため、施主が個別に購入するよりもトータルで安くなる可能性もあり、施工に関するトラブルも少なくなります。さらに、業者がすべてを一括で管理するため、手間がかかりません。 時間的余裕がない方 日々忙しく、商品の手配や工期の調整に時間を割けない方は、外構業者にすべてを任せる方が安心です。業者に任せれば、商品の手配や納期管理、施工の進行をすべて業者側で行ってくれるため、スムーズに工事を進めることができます。自分で手配する手間やトラブルを避け、時間を有効に使いたい方には最適な方法です。 失敗・後悔したくない方 完璧な仕上がりを求める方や、失敗のリスクを最小限に抑えたい方には、経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。プロの技術と知識を活かすことで、デザイン性、機能性、耐久性のバランスが取れた外構を実現できます。また、専門家のアドバイスを受けられるため、後悔のない外構づくりが可能です。 メンテナンスや保証も重視する人 外構は完成後のメンテナンスも重要です。信頼できる業者に依頼することで、工事後の保証やアフターサービスを受けられます。定期的なメンテナンスや、万が一の不具合にも迅速に対応してもらえるため、長期的な安心を得られます。また、プロによる適切な施工は耐久性も高く、将来的なメンテナンスコストの削減にもつながります。 これらのポイントを総合的に評価し、自身の状況に合わせて判断することが重要です。施主支給のメリットを活かしつつ、リスクを最小限に抑えるためには、信頼できる施工業者との綿密なコミュニケーションが不可欠です。 施主支給は外構業者と相談して決めよう! 施主支給は、コスト削減や商品選びの自由度が高い一方で、納期や施工のリスクを考慮する必要があります。メリットとデメリットをしっかり理解した上で、自分に合った方法を選ぶことが重要です。特に、時間的な余裕や施工の難易度、保証などを総合的に判断することで、後悔のない工事を実現することができます。 もし、プロの技術と経験に基づいたアドバイスが必要であれば、ぜひ達匠(たつしょう)にご相談ください。5,000軒以上の実績とLIXILエクステリアコンテストの受賞歴を持つ当社は、お客様のライフスタイルに合わせた外構プランを提案し、3D CADを用いた完成イメージの共有や適正価格での施工が可能です。 オンライン打ち合わせも可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
専門業者vs施主支給 | 専門業者に任せた方がいいケースとは?
施主支給のメリット・デメリットについて説明してきましたが、施主支給には向き不向きがあります。場合によっては、専門業者に任せる方がメリットが大きいこともあります。ここでは、どのような方にどちらの方法がおすすめかを解説します。自分の状況や希望に合わせて、最適な方法を選択する際の参考にしてください。
施主支給が向いている方
施主支給は以下のような方におすすめです。
時間的な余裕はないが、コスト削減したい方
DIYほどの手間や時間はかけられないが、できるだけコストを抑えたいという方には、施主支給が適しています。施工そのものは業者に任せるため、DIYほどの労力は必要ありませんが、適度にコストカットができるバランスの取れた方法です。効率的に費用を節約したい方には、施主支給は非常に効果的な選択肢です。
こだわりがあるが、工事そのものは任せたい方
施主支給は、外構業者が扱っていない商品も使用できます。しかし、工事の専門的な部分については業者に任せられるため、全体の品質は担保されます。デザインにはこだわりたいが、施工はプロに任せたい方にはぴったりです。
照明や門柱など、比較的設置が簡単な部分だけ自分で選びたい方
外構全体ではなく、照明や門柱のように設置が比較的シンプルな部分に関してのみ施主支給を行うのも一つの手です。リスクを抑えつつ、自分の好みに合った商品を取り入れることができます。こうした部分的な施主支給なら、全体の施工スケジュールやコストに大きな影響を与えにくく、安心して進めることができます。
保証がなくても自己責任で進められる方
施主支給品は、業者の保証対象外となることが一般的です。そのため、商品の品質に問題があったり、設置後に不具合が生じたりしても、自己責任で対応する必要があります。それでも問題がない方や、リスクを理解した上で進められる方には施主支給が向いています。
スケジュール通りに進められる方
施主支給では、商品の納期やタイミングが工期に影響を与えるため、スケジュール管理が非常に重要です。もし商品が遅れて届いたり、手配に不備があったりすると、工事全体が遅延する可能性があります。スケジュール通りに進められる自信があり、計画的に商品を手配できる方は、施主支給によるリスクを最小限に抑えることができます。
外構業者に任せた方がいい方
一方で、やはりプロである外構業者に任せた方がいいケースもあります。
予算に余裕がある方
予算に余裕がある場合、コスト削減を目的とした施主支給を避け、専門業者に全てを任せるのが安全です。業者は商品を大量発注するため、施主が個別に購入するよりもトータルで安くなる可能性もあり、施工に関するトラブルも少なくなります。さらに、業者がすべてを一括で管理するため、手間がかかりません。
時間的余裕がない方
日々忙しく、商品の手配や工期の調整に時間を割けない方は、外構業者にすべてを任せる方が安心です。業者に任せれば、商品の手配や納期管理、施工の進行をすべて業者側で行ってくれるため、スムーズに工事を進めることができます。自分で手配する手間やトラブルを避け、時間を有効に使いたい方には最適な方法です。
失敗・後悔したくない方
完璧な仕上がりを求める方や、失敗のリスクを最小限に抑えたい方には、経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。プロの技術と知識を活かすことで、デザイン性、機能性、耐久性のバランスが取れた外構を実現できます。また、専門家のアドバイスを受けられるため、後悔のない外構づくりが可能です。
メンテナンスや保証も重視する人
外構は完成後のメンテナンスも重要です。信頼できる業者に依頼することで、工事後の保証やアフターサービスを受けられます。定期的なメンテナンスや、万が一の不具合にも迅速に対応してもらえるため、長期的な安心を得られます。また、プロによる適切な施工は耐久性も高く、将来的なメンテナンスコストの削減にもつながります。
これらのポイントを総合的に評価し、自身の状況に合わせて判断することが重要です。施主支給のメリットを活かしつつ、リスクを最小限に抑えるためには、信頼できる施工業者との綿密なコミュニケーションが不可欠です。
施主支給は外構業者と相談して決めよう!
施主支給は、コスト削減や商品選びの自由度が高い一方で、納期や施工のリスクを考慮する必要があります。メリットとデメリットをしっかり理解した上で、自分に合った方法を選ぶことが重要です。特に、時間的な余裕や施工の難易度、保証などを総合的に判断することで、後悔のない工事を実現することができます。
もし、プロの技術と経験に基づいたアドバイスが必要であれば、ぜひ達匠(たつしょう)にご相談ください。5,000軒以上の実績とLIXILエクステリアコンテストの受賞歴を持つ当社は、お客様のライフスタイルに合わせた外構プランを提案し、3D CADを用いた完成イメージの共有や適正価格での施工が可能です。
オンライン打ち合わせも可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
この記事を書いた人
吉村英朗
12年間住宅の設計に携わり、その際、エクステリアの持つ可能性に興味を持ち、外構の設計として13年になります。