投稿日:2025.09.27 最終更新日:2025.10.28
家の外まわりにフェンスを設置したいと思っても、素材や高さ、設置する長さによって費用が大きく変わるので、
「うちの場合は結局いくら?」
と迷ってしまう方は多いはずです。
この記事では、岐阜・愛知で【5,000件以上】の施工実績を持つ外構のプロである私たち「達匠(たつしょう)」が、そんなフェンス費用について、「長さ」「素材」「高さ」の3つのポイントから、ご自宅のケースに当てはめて費用を計算できるよう、分かりやすく解説します。
さらに、予算内でコストを抑えつつ理想を叶えるための実践的なコツもご紹介します。
絵や写真に携わる異業種経験を通し、建物やエクステリアに興味を持ち転職。外構エクステリアの業界で営業設計として21年目。LIXILエクステリアコンテスト2024では、手がけた作品が金賞・銀賞。
目次

多くの方が気になる費用ですが、一般的なフェンス工事(長さ10m前後)を行う場合、総額15~40万円、平均で総額20万円〜30万円がひとつの目安です。
これは全国的な相場であり、岐阜・愛知エリアにおいても大きく変わりません。
より具体的に、よくある長さの概算費用を見てみましょう。
| ピンポイントで設置(5m)の場合 | 約10万円〜15万円 |
|---|---|
| 一般的な隣地境界(10m)の場合 | 約20万円〜30万円 |
| 広めの敷地を囲う(20m)の場合 | 約40万円〜60万円 |
もちろん、これはあくまで目安です。
フェンスの費用は、選ぶ素材やデザイン、設置する場所の状況によって大きく変わります。
なぜ、これほど価格に幅があるのか。 その理由を、詳しく見ていきましょう。

フェンス工事の見積もりは、大きく分けて「材料費」「工事費」「諸経費」の3つで構成されています。
総額だけを見て安い・高いを判断するのではなく、それぞれの内訳がどうなっているかを確認しましょう。
そして、これらの費用総額は、主に以下の5つの要素によって決まります。
ひとくちにフェンスといっても、「何のために設置するのか」という目的が変われば、おのずと最適な仕様も変わってくるからです。
ここからは、各要素が費用にどう影響するのかを具体的に見ていきましょう。

まず考えたいのが、「何のためにフェンスを設置したいのか?」という目的です。
目的によって、選ぶべきフェンスの種類や高さ、デザインが変わり、それが費用に直結します。

フェンスの目的が決まったら、次に「どんな素材で作るか」を見ていきましょう。
素材は、フェンスの印象や耐久性、そして価格を大きく左右します。
ここでは、代表的な4つの素材を1mあたりの費用で比較します。
| 素材の種類 | 1mあたりの価格目安 (材料費+工事費) |
向いている用途 | 見た目の特徴 |
|---|---|---|---|
| スチール メッシュ |
8,000円~12,000円 |
|
|
| アルミ形材 | 18,000円~35,000円 |
|
|
| 樹脂・人工木 | 25,000円~50,000円 |
|
|
| アルミ鋳物 | 30,000円~70,000円 |
|
|
上記は「材料費+工事費」を含んだ概算費用です。
費用は高さ1.0m〜1.2mを想定しており、設置条件によって変動します。
とにかくコストを抑えて境界を示したいならスチールメッシュ、デザインと耐久性のバランスを求めるならアルミ形材が定番です。
一方で、しっかり視線を遮りたい場合は、価格は上がりますが樹脂・人工木がもっとも人気があります。
まずは「目的」と「予算」のバランスから、どの素材がご自宅に合いそうか考えてみましょう。

素材ごとの1m単価がわかったら、次に実際に設置したい「長さ」をかけ合わせることで、より具体的な費用が見えてきます。 ここでは、代表的な素材について、代表的な長さ(5m, 10m, 20m)で設置した場合の費用相場をまとめました。
| 長さ | スチールメッシュ (境界向き) |
アルミ形材 (バランス型) |
樹脂・人工木 (目隠し向き) |
アルミ鋳物 (デザイン性重視) |
|---|---|---|---|---|
| 5m | 3.5万円〜7.5万円 | 9万円〜17.5万円 | 12.5万円〜25万円 | 15万円〜35万円 |
| 10m | 8万円〜15万円 | 18万円〜35万円 | 25万円〜50万円 | 30万円〜70万円 |
| 20m | 16万円〜30万円 | 36万円〜70万円 | 50万円〜100万円 | 60万円〜140万円 |
上記は「材料費+工事費」を含んだ概算費用です。
費用は高さ1.0m〜1.2mを想定しており、設置条件によって変動します。
フェンス工事は、長さが長くなるほど総額は上がりますが、1mあたりの単価は少し割安になる傾向があります。
一般的な戸建ての隣地境界は10m〜20mくらいが多いです。
5mは玄関脇の目隠しや、お庭の一角を仕切るようなピンポイントでの設置をイメージすると分かりやすいです。

当然、フェンスの高さでも費用は変わってきます。
高くなるほどフェンス本体の材料費が増えるだけでなく、風の影響を受けやすくなるため、より頑丈な柱や基礎が必要になるからです。
ここでは、基準となる高さ1.0mの価格に、どれくらいの係数をかければおおよその費用がわかるか、という目安をご紹介します。
| フェンスの高さ | 価格に乗じる係数(目安) |
|---|---|
| 1.0m | × 1.00 |
| 1.2m | × 1.10 〜 1.15 |
| 1.8m | × 1.25 〜 1.40 |
| 2.0m以上 | × 1.50 〜 |
概算費用の計算式:
(素材の1m単価)×(設置する長さ)×(高さ係数)= フェンス本体のおおよその費用
例えば、アルミ形材(1m単価25,000円と仮定)を、長さ10m、高さ1.8mで設置する場合、 25,000円 × 10m × 1.3(係数の中間値)= 325,000円 といった形で概算を出すことができます。
一般的に、隣地との境界を示すだけなら1.2m前後、道路などからの視線をしっかり遮る「目隠し」が目的なら、人の身長を超える1.8m以上の高さが必要です。
新築やリフォームでフェンスを設置するとき、「高さ」はどのくらいにすれば良いのか、迷いますよね。 道路からの視線を遮ってプライバシーを守りたい。 高すぎて圧迫感が出るのは避けたい。 防犯性も高めたいけれど、ご近所とトラブルにならないか心配。 そんな風に、いろいろ考えているうちに、「結局、何メー

フェンス本体の費用に加えて、設置場所の状況によって追加の工事費用がかかることがあります。
どのような場合に費用が加算・減算されるのか、目安を把握しておきましょう。
| 項目 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 独立基礎 | ±0円 | 土の上に設置するもっとも一般的な方法 |
| 既存ブロック上 (コア抜き) |
– 3,000円/箇所〜 | 既存ブロックに穴を開けて柱を立てる。基礎が不要なため減額 |
| 新規ブロック積み | + 10,000円/m〜 | ブロックを新たに積む場合。ブロック代と施工費が加算 |
| 項目 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 既存フェンスの 撤去・処分 |
+ 3,000円/m〜 | 古いフェンスを解体し、処分する費用 |
| 地中障害物の撤去 | + 5,000円/箇所〜 | 地中のコンクリートガラや大きな石などを撤去する費用 |
| 高低差・狭小地 での作業 |
+ 都度見積もり | 作業効率が落ちるため、追加の人件費がかかる場合がある |
最終的な費用の計算イメージ :
(素材 × 長さ × 高さ係数) + (条件による加算・減算額) = 総額の目安
このように、フェンス本体以外にも現場の状況によってさまざまな追加費用が発生することがあります。
特に、既存のブロックが使える(コア抜き)か、新たにブロックを積む必要があるかによって、費用は大きく変わります。
見積もりを取る際は、こうした付帯工事がきちんと含まれているか、内訳をしっかり確認しましょう。

ここまでの情報を元に、お客様からご依頼の多い3つの代表的なケースで、費用の内訳がどうなるかを見ていきましょう。
総額目安:約450,000円
家の顔となる道路側に、デザイン性とプライバシー性を両立した樹脂・人工木フェンスを設置する人気のパターンです。
高さがあるため、しっかりとした基礎工事が必要になります。
総額目安:約250,000円
コストを抑えつつ、隣地との境界をはっきりさせたい場合に最適なメッシュフェンスの事例です。
長さはありますが、材料費と工事費を抑えられるため、総額も比較的落ち着きます。
総額目安:約120,000円
既存のブロックを活用することで、基礎工事の費用を抑える一例です。
玄関脇の目隠しや、庭の一角を仕切る際などによく用いられます。
フェンスの費用は、少しの工夫で大きく変わります。 どこにお金をかけ、どこを工夫するかを考えれば、予算内でも満足度を高めることもできます。
ここでは、そのための具体的なコツを5つご紹介します。

「なぜフェンスが必要なのか?」という原点に立ち返り、絶対に譲れない条件と、妥協できる点の優先順位をつけましょう。
すべてを最高グレードにするのではなく、目的や必要な機能は何かを考えることで、コストダウンにつながります。

すべての面に同じグレードのフェンスを設置する必要はありません。 場所によって素材やデザインを使い分ける「ハイブリッド方式」も役に立ちます。
このように、見せる場所と隠す場所でメリハリをつけることで、全体の費用を大きく抑えられます。

同じ内容の工事でも、業者によって見積もり金額は変わってきます。
必ず2〜3社から相見積もりを取り、内容を比較検討しましょう。
その際、単に総額の安さだけで判断しないことが大切です。
安すぎる見積もりは、必要な工程を省いていたり、品質の低い材料を使っていたりする可能性があります。
価格の理由をきちんと説明してくれる、信頼できる業者を見極めましょう。

目的によっては、自治体の補助金や助成金制度を活用できる場合があります。
| 生垣設置奨励金 | ブロック塀などを撤去して、代わりに生垣を設置する場合に補助金が出る制度です。 |
|---|---|
| 転落防止柵の設置 | 子どもの安全対策として、転落防止柵の設置に補助金が出る場合があります。お住まいの自治体のホームページを確認したり、業者に相談したりしてみましょう。 |

序盤で解説したように、フェンス費用の大部分は「材料費」と「工事費」で構成されています。
つまり、この2つを抑えることができれば、総額も大きく変わってきます。
これを可能にするのが、材料の仕入れから施工までを一貫して自社で行う会社です。
達匠のような「完全自社施工」の会社は、自社で建材店を持ち、職人が直接施工するため、中間コストがかかりません。
その結果、高品質な材料を使いながらも、適正価格での施工が可能になります。

フェンスの費用に関して、お客様からよくいただく質問にお答えします。
フェンスは通常、柱とセットで「1スパン(約2m)」という単位で計算されます。
もっともコストを抑えたメッシュフェンスであれば、1スパンあたり1万円〜2万円程度からありますが、目隠しフェンスなどでは3万円〜5万円以上になることも珍しくありません。
これに加えて工事費が必要になります。
A. 基本的には見積書の金額が最終費用です。
ただし、工事開始後に地中からコンクリートガラなどが見つかり、その撤去に別途費用がかかるケースは稀にあります。
事前に業者に確認しておくといいでしょう。
A. DIYは不可能ではありませんが、特に基礎の部分がしっかりしていないと、フェンスが傾いたり、強風で倒れたりする危険があります。
安全性や耐久性を考えると、プロの外構業者に依頼することを強くおすすめします。

後悔しないフェンス工事は、業者選びが大切になってきます。
安心して任せられる業者を見分けるための3つのポイントをご紹介します。
今回は、フェンス工事の費用について、ご自身で概算が出せるような具体的な情報と、予算内で理想を叶えるための計画の立て方を解説しました。
フェンス選びは、単に商品を比較するだけでなく、ご自身の暮らしに寄り添い、長期的な視点で最適な提案をしてくれる外構業者を見つけることが何よりも重要です。
達匠では、お客様一人ひとりのご要望やライフプランを丁寧にお伺いし、5,000件以上の豊富な実績と専門知識を基に、10年後も「このフェンスにして良かった」と思っていただけるような最適なプランをご提案します。
「うちの場合はいくらくらいかかる?」「こんなイメージは実現できる?」
といった、どんな些細なご相談でも大歓迎です。 まずは無料の現地調査・お見積りから、お気軽にお問い合わせください。
投稿日:2025.09.27 最終更新日:2025.10.28
投稿日:2025.06.13 最終更新日:2025.10.01
投稿日:2025.05.23 最終更新日:2025.12.11
投稿日:2025.02.26 最終更新日:2025.12.15
投稿日:2025.02.20 最終更新日:2025.12.11
投稿日:2024.09.19 最終更新日:2024.09.20
岐阜市・名古屋近郊で
新築外構をお考えの方へ
オンラインの打ち合わせにも対応しております。
お気軽にご相談ください。
【主な施工エリア】
上記は主なエリアです。近隣の市町村についても、まずはお気軽にご相談ください。