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デッキ・テラス

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腐らないウッドデッキは人工木だけ?天然木でも諦めない厳選樹種と5つの設計条件

「せっかく作るなら、長く安心して使えるウッドデッキにしたい。」 お庭にウッドデッキを考えたとき、多くの方が気になるのが「腐って長持ちしないのでは?」という点です。 活論からお話しすると、腐らないウッドデッキなら、やはり人工木が候補にあがります。 ただ、やっぱり天然木の気持ちよさも捨てがたい、という方も多いはず。 実は、天然木の中にも非常に腐りにくい木材があり、さらに知っておいてほしいのが、素材選びと同じくらい「腐らせないための設計」が大切だということです。 この記事では、人工木と腐りにくい天然木(ハードウッド)それぞれの特徴と、どちらを選ぶにしても重要な「5つの設計ルール」を分かりやすく解説します。 この記事を読めば、こんなことが分かります 人工木が腐らない理由と注意点 腐りにくい天然木「ハードウッド」の種類と特徴 素材選びで後悔しないために知っておきたい「5つの設計ルール」 ウッドデッキの寿命やメンテナンスに関するよくある疑問 腐らないウッドデッキなら「人工木」。ただし知るべき注意点も ウッドデッキで「腐らないこと」を最優先するなら、結論からいうと人工木(樹脂木)がもっとも確実で人気です。 どうして人工木は腐らないのか、その仕組みと、意外と知られていない注意点まで、お話しします。 このあと、天然木の中でも特に腐りにくい「ハードウッド」との違いも比べていきますので、どちらが自分に合っているか、選ぶためのヒントが見つかるはずです。 樹脂と木粉の複合材だから腐らない・シロアリに強い 人工木が腐らない理由は、その素材の構造にあります。 人工木は、天然木の木粉とプラスチック(樹脂)を混ぜ合わせて成形した工業製品です。 木材を腐らせる「腐朽菌」は、湿気を栄養にして木の成分を分解しますが、人工木は樹脂でコーティングされているため、水分が内部にほとんど浸透しません。 また、シロアリも餌となる木の成分が樹脂で固められているため、食害の心配がほとんどないのが大きなメリットです。 さらに、工業製品であるため品質が安定しており、天然木のような反りや割れ、ささくれが起きにくい点も、長く安心して使える理由の一つです。 注意①:本体は腐らなくても「下地」や「設計」が寿命を左右する 「人工木なら絶対に安心」かというと、実はそうともいい切れません。 人工木デッキでよくある失敗が、デッキ本体ではなく、それを支える下地や根太といった構造部分が腐ってしまうというケースです。 特に、下地に耐久性の低い木材を使っていると、地面からの湿気で先に下地が劣化し、デッキの寿命を縮めてしまいます。 注意②:夏の熱さや経年変化 人工木を選ぶ際には、素材特有の性質も知っておくことが大切です。 特に注意したいのが、夏の表面温度の上昇です。 色の濃い製品は熱を吸収しやすく、真夏には裸足で歩けないほどの高温(70℃近く)になることもあります。 また、製品にもよりますが、長期間の使用で色あせが起こる可能性もゼロではありません。 表面の保護層が傷つくと、そこから水分を吸ってしまうリスクも考えておくと、より安心です。 5つのポイントで比較!人工木とハードウッド、あなたに合うのはどっち? 腐らないという意味では、人工木が確実ですが、やはり「天然木と比べるとどうなんだろう?」と気になりますよね。 そこで、人工木と、天然木の中でも特に腐りにくい「ハードウッド」を比べてみました。 項目 人工木デッキ 天然木デッキ(ハードウッド) 腐朽への耐性 ◎ 湿気で腐らない 〇 非常に腐りにくい メンテナンス ◎ ほぼ不要(洗浄程度) △ 定期的な手入れ推奨 初期費用 〇 やや高め △ 高価 裸足での快適性 △ ささくれ無しだが夏は熱い 〇 木の質感があり夏も比較的快適 夏の表面温度 △ 非常に高温になることも 〇 熱をためにくい 下地や設置環境によって条件は異なります。 手入れの手間をかけたくない、という点を最優先するなら人工木がおすすめです。 より詳しい比較については、こちらの記事も参考にしてみてください。 とはいえ、天然木の風合いや夏場の快適さも捨てられないという方向けに、天然木でも腐りにくいものを紹介します。 「天然木の風合いを諦めたくない」方向けの、腐りにくいハードウッド4選 人工木の機能性は魅力的でも、「やっぱり木の温もりや、本物の質感が欲しい」と感じる方も多いでしょう。 そんな方のために、天然木の中でも非常に腐りにくく、ウッドデッキに適した木材「ハードウッド」が存在します。 ここでは、日本国内での流通量や施工実績が豊富で、それぞれの特徴が分かりやすい4種類のハードウッドをプロの視点で厳選してご紹介します。 ウリン:「鉄の木」と呼ばれる最強の耐久性 とにかく頑丈で、長く持せたい人向け 「アイアンウッド(鉄の木)」という異名を持つほど、密度が高く非常に硬い木材です。 ポリフェノールを豊富に含んでいるため、防腐・防虫効果が極めて高く、薬剤処理なしで20年以上の耐久性が期待できます。 東南アジアでは桟橋などにも使われるほど、その耐久性は折り紙付きです。 ただし、非常に硬いため施工が難しく、専門的な技術が必要になります。 また、施工してしばらくは、雨によって赤茶色の樹液(アク)が出ることがあるので、コンクリートなどを汚さないよう注意が必要です。 イペ:ささくれが出にくい高級木材。美しい木肌が魅力 価格は高くても、見た目の美しさや質感を最優先したい人向け ウリンに次ぐ高い耐久性を持ち、「デッキ材の王様」とも呼ばれる高級木材です。 表面の木肌がとてもきめ細かく滑らかで、ささくれがほとんど出ないのが一番の特徴。 小さなお子様やペットがいるご家庭でも、安心して裸足で使いやすいでしょう。 落ち着いた色合いで、どんな住宅デザインにも上品にマッチします。 近年は価格が上がっているため、予算に余裕がある方向けの木材です。 イタウバ:しっとりした油分で素足に優しい 素足で歩く心地よさ、優しい肌触りを重視したい人向け 天然の油分を非常に多く含んでおり、しっとりとした滑らかな肌触りが魅力です。 その油分が天然の防腐剤の役割を果たし、高い耐久性を発揮します。 ささくれが出にくいため、イペと同じように素足で歩くことが多い方におすすめです。 耐久性とコストのバランスが良く、ウリンやイペに比べると価格も少し抑えめです。 経年変化で美しいシルバーグレーになるのも人気の理由です。 セランガンバツ:コストと耐久性のバランスに優れた木材 コストを抑えつつ、10年以上の耐久性を確保したい人向け ハードウッドの中では比較的価格が手頃で、ホームセンターなどでも手に入りやすい木材です。 コストパフォーマンスの高さから、広く利用されています。 15年ほどの耐久性が期待でき、防腐・防虫性も備えています。 ただし、他の3つの木材に比べると、乾燥による反りやささくれが出やすい傾向があります。 そのため、快適に使いつづけるには、定期的にヤスリをかけるなどのメンテナンスを考えておくと良いでしょう。 素材選びと同じくらい重要!“腐らせない”ウッドデッキ5つの設計ルール ここまで人工木と天然木、それぞれの素材についてご紹介してきましたが、実は素材選びと同じくらい重要なのが「腐らせないための設計」です。 どんなに良い素材を使っても、設計が悪ければウッドデッキは長持ちしません。 ここでは、その5つのポイントを、具体的に解説しますね。 ①下地材:見えない部分こそ「鋼製」か「高耐久木材」を ウッドデッキの寿命を左右する、大切なポイントが床板を支える「下地」です。 床板が無事でも、下地が腐ってしまっては元も子もありません。 もっとも確実で安心なのは、腐る心配のないアルミやスチール製の鋼製下地を選ぶこと。 予算が許せば、これが一番のおすすめです。 木材にこだわる場合は、床板と同じハードウッドや、防腐剤を加圧注入した木材など、耐久性の高いものを選びましょう。 特に注意したいのが、防腐注入材を現場でカットした場合です。 切り口には薬剤が染みていないため、必ず防腐塗料を塗ってもらうようにしてください。 ②床下通気:湿気を逃がす風の通り道を確保する 湿気は木材の大敵です。 床下の風通しを良くし、湿気を溜めないことが、腐れやシロアリを防ぐ上でとても大切です。 具体的には、 束石(つかいし)を使って、地面とデッキの間に十分な空間(最低20〜30cm)を確保する デッキの側面を幕板(まくいた)で覆う場合は、通気口を設ける 可能であれば、床下をコンクリートにする(湿気と雑草対策になります)  といった方法があります。 地面すれすれに設置された風通しの悪いデッキは、腐りやすい典型的なパターンなので、注意してください。 ③排水計画:表面に水を溜めないための勾配と隙間 デッキの表面に雨水が溜まったままになるのも、劣化を早める原因です。 プロは、見た目ではほとんど分からないくらいのわずかな勾配(1/100程度)をデッキにつけて、水が自然に流れるように設計します。 また、床板と床板の間に5mm程度のすき間を設けることで、雨水を下に逃がします。 このすき間がゴミや葉で詰まると水はけが悪くなるので、定期的な掃除も長持ちさせる秘訣です。 ④地面との絶縁:束石を使い、木材を地面から離す これは基本的なことですが、とても重要です。 木材部分が直接地面に触れていると、そこから水分を吸い上げてしまい、腐食やシロアリの格好のターゲットになります。 必ずコンクリート製の束石の上に柱を立て、木材と地面を切り離すのが鉄則です。 DIYでウッドデッキを作る際にも、この点は絶対に守ってください。 ⑤金物・ビス・木口:神は細部に宿る。防錆と防水処理の徹底 ウッドデッキを固定しているビスや金物が錆びてしまうと、その錆が木材に移ってシミになったり、木材を傷めたりする原因になります。 使用するビスは、必ずステンレス製を選びましょう。 安価な鉄のビスは数年で錆びてしまい、交換が必要になることもあります。 また、木材の切断面(小口)は水が染み込みやすいため、保護塗料を塗る「端部処理」をしっかりおこなうことも、腐りを防ぐ上で効果があります。 腐らないウッドデッキのよくある疑問(FAQ) 最後に、「腐らないウッドデッキ」を検討するときによくいただくご質問にお答えします。 Q. 人工木ウッドデッキの寿命はどのくらい? A. きちんとした設計と施工がされていて、よほど過酷な環境でなければ、20年以上の耐久性が期待できます。 多くのメーカーが10年保証などを付けており、素材自体の寿命はとても長いです。 ただし、これまでお話ししてきたように、下地の木材が先に傷んでしまうケースがあるため、下地選びも合わせて考えることが大切です。 Q. 夏のデッキ表面はどのくらい熱くなる? A. 人工木、特に色の濃いものは、夏の直射日光で70℃近くまで表面温度が上がることがあります。 裸足で歩くのは少し危険なくらいです。 一方、天然木は比較的熱を持ちにくく、人工木ほどの高温にはなりにくいです。 日除けのシェードを付けたり、夏場はサンダルを使ったりといった工夫をおすすめします。 Q. ハードウッドのささくれ、どう手入れすればいい? A. ハードウッドのささくれが気になった場合は、紙やすりや電動サンダーで磨くのが一番です。 年に1回くらい、表面をチェックして、気になるところだけ手入れすれば、滑らかな状態を保てます。 10年経ったデッキでも、サンディングで見違えるように綺麗になります。 Q. ウッドデッキの上でプールやバーベキューはできますか? A. 結論からいうと、安全や長持ちの観点からあまりおすすめはできません。 プール ビニールプールでも水の重さは想像以上に大きく(直径2m/水深30cmで約940kg)、デッキの耐荷重を超える恐れがあります。頻繁に水に濡れるのも劣化の原因になるため、どうしても置きたい場合は小型のものを短時間にし、使った後はすぐに水を拭き取ってください。 バーベキュー 炭の火の粉やコンロの高熱で、人工木は溶けたり、天然木は焦げたりする危険があります。火事の危険もあるため、コンロの下には必ず耐熱シートやブロックを敷き、安全に十分配慮する必要があります。 気兼ねなく楽しみたい場合は、タイルデッキなど他の方法を考える方が安心です。 Q. ウッドデッキにシロアリ対策は必要? A. 人工木やハードウッド自体はシロアリにとても強いため、デッキ本体への対策は基本的にいりません。 ただし、下地に耐久性の低い木材を使っている場合は、その部分への対策が必要になることがあります。 また、ウッドデッキが住宅に隣接している場合、デッキがシロアリの通り道になってしまう可能性もゼロではありません。 床下の風通しを良くしておくことが、シロアリ予防にも繋がります。 まとめ:「腐らない」ウッドデッキは、素材と設計のトータルバランスで選ぼう この記事では、腐らないウッドデッキを実現するための素材選びと、プロが実践する設計のポイントを解説してきました。 メンテナンスの手軽さなら「人工木」、木の温もりを重視するなら「ハードウッド」という選択肢がありますが、腐らせないためには素材だけではありません。 ウッドデッキの寿命は、下地選びや通気・排水計画といった「腐らせない設計」との組み合わせ、つまりトータルバランスで決まります。 この記事のポイント 手軽さと耐久性なら「人工木」、木の風合いなら「ハードウッド」 寿命を本当に左右するのは、下地選びと通気・排水の設計 地面と木を離し、ステンレスビスを使うなど、細部への配慮が重要 ウッドデッキの上のプールやBBQは、注意が必要 達匠では、これまで岐阜・愛知エリアで5,000件以上の施工を手掛けてきた経験を元に、地域の気候やお客様のライフスタイルに合わせた最適な「ウッドデッキ」をご提案します。 素材選びで迷われたり、専門家の視点からのアドバイスが必要でしたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

おしゃれなウッドデッキの作り方|参考にしたい施工事例とデザインのポイント

最近はどのご家庭にもある大人気のウッドデッキ。 ご自宅に取り入れようと考えている人も多いと思います。。 しかし、 「どんなデザインがおしゃれなの?」 「抑えておいた方がいいポイントはあるの?」 「費用はどれくらいかかる?」 など、様々な疑問で迷って、SNSで情報を探している方も多いのではないでしょうか。 どうしてもデザインから探しがちですが、理想のウッドデッキにするには、単におしゃれな事例を真似することではありません。 大切なのは、まず「ウッドデッキで、どんな暮らしをしたいか」という目的をはっきりさせすことが大切なのです。 この記事では、多くの施工を手掛けてきたプロの視点から、後悔しないウッドデッキ作り方をすべて解説します。 この記事でわかること 後悔しない!ウッドデッキで「理想の暮らし」をかなえる3つのポイント ウッドデッキをおしゃれに見せる7つのポイント 施工事例で見るおしゃれなウッドデッキのデザインアイデア おしゃれなウッドデッキに関するよくある質問 まずはここから!後悔しないウッドデッキ作りの3つのポイント ウッドデッキのある暮らし。 いざ始めるなら、後悔はしたくないですよね。 「思ったよりメンテナンスが大変だった」「サイズが合わず、結局使わなくなってしまった」とならないために、以下の3つのポイントを順番に押さえていきましょう。 ウッドデッキ作りの3つのポイント 目的の明確化: どんな暮らしがしたいかという「目的」を定める 素材の選択: その目的に合った「素材」を選ぶ プランの具体化: 具体的な「プラン」に落とし込む 1. まずは、ウッドデッキで「どんな暮らしがしたいか」を考えてみる ウッドデッキ計画でいちばん大切なのが「この場所で、どんな時間を過ごしたいか?」を具体的にイメージすることです。 目的がはっきりすれば、おのずと必要な広さやデザイン、機能が見えてきます。 家族や友人と集う「アウトドアリビング」として 「天気の良い日は、家族みんなでブランチを楽しみたい」 「友人を招いて、気兼ねなくBBQパーティーを開きたい」。 そんなふうに、人と集まる賑やかな時間を大切にしたい方には、「アウトドアリビング」としてのウッドデッキがぴったりです。 このスタイルにするには、ダイニングテーブルと椅子を置いても窮屈にならない、6畳以上の広さを確保するのがおすすめです。 また、食事の準備や後片付けがスムーズにできるよう、キッチンからの動線を意識した配置にすると、使う頻度が格段に上がります。 さらに、 屋外用のシンクや収納スペースを設ける 夜の時間も楽しめるよう照明を設置する 日差しを気にせず過ごせる庇(ひさし)を設ける(難しければシェード) など、少しの工夫で使い勝手がよくなります。 一人の時間を満喫する「プライベートな癒し空間」として 「朝の静かな時間に、コーヒーを片手に読書をしたい」 「夜風にあたりながら、誰にも邪魔されず物思いにふけたい」。 そんな、穏やかでプライベートな時間を大切にしたい方にとっても、ウッドデッキは最高の「お気に入りスペース」になります。 座り心地にこだわったリクライニングチェアや、肌触りの良い屋外用ラグ、そして心を和ませるグリーンなどを配置して、五感が喜ぶ空間を演出しましょう。 周囲からの視線が気になる場合は、高さ1.8m程度の目隠しフェンスを設置すれば、プライバシーが守られた安心のスペースが生まれます。 夜には、ソーラー式のLEDライトやキャンドル型照明で、優しい光を灯すのも素敵です。 子どもやペットと安全に遊ぶ「安心のプレイスペース」として 「子どもを思いっきり外で遊ばせたいけど、道路への飛び出しが心配」 「ペットが土で汚れず、のびのびと日光浴できる場所が欲しい」。 そんなご家庭にとって、ウッドデッキは、リビングからひと続きの「安心・安全な遊び場」になります。 この場合もっとも優先すべきは、もちろん安全性です。 お子様の転落を防ぐフェンスを設置すると、より安全です。 素材も、トゲやささくれの心配がない人工木を選ぶと、裸足で駆け回っても安心です。 夏にビニールプールを置くことを考えるなら、4畳以上の広さがあると、プールを置いた周りで大人が見守るスペースも確保できます。 2. 暮らしに合う「素材」を選ぶ|天然木と人工木の違い ウッドデッキでどんな暮らしをしたいかのイメージが固まったら、次に「素材」を選びましょう。 ウッドデッキの素材は、大きく「天然木」と「人工木」の2種類に分けられます。 違いは様々ですが、一言でまとめるなら「手入れの手軽さと耐久性をとるなら人工木、木の持つ自然な風合いを愛でたいなら天然木」という違いがあります。 3. 使い方からウッドデッキの「広さ・形・向き」を決める 理想の暮らしと素材が決まったら、いよいよ具体的なプランニングです。 ここでは、ウッドデッキの「広さ・形・向き」という、後から変更するのが難しい3つの要素について考えていきます。 「なんとなく大きい方が良さそう」と安易に決めてしまうと、「庭が狭くなりすぎた」「掃除が大変」と後悔することもあります。 最後までじっくり考えましょう。 【広さ】何人で何をする?具体的な使い方から考える ウッドデッキの最適な広さは、そこで何をしたいかによって決まります。 食事を楽しむなら 4人家族でテーブルを囲むなら6畳、友人を招いてBBQをするなら8畳ほどの広さがあると、ゆったりと快適に過ごせます。 くつろぎの空間なら チェアとサイドテーブルを置く程度なら2畳〜4畳もあれば十分。奥行きは、足を伸ばしてくつろげる1.5m以上を確保するのがおすすめです。 子どもの遊び場なら 中型のビニールプールを置くことを想定するなら4畳〜6畳が目安。プールだけでなく、周りで大人が見守るスペースも考慮することが大切です。 【形・向き】敷地と日当たり、動線を考慮する ウッドデッキの形は、シンプルな長方形だけでなく、建物の角に合わせたL字型など、敷地に応じて柔軟に設計できます。 また、設置する方角によっても、使い勝手は大きく変わります。 南向き 日当たりが良い人気の配置ですが、夏場の強い日差しを遮るための屋根やシェードは必須と考えましょう。 東向き 気持ちの良い朝日を浴びられるため、朝食や午前中のティータイムに最適です。 西向き・北向き 午後の時間を有効活用したい、夏場でも涼しく過ごしたいなど、ライフスタイルによっては最適です。 日当たりだけでなく、隣家からの視線などプライバシーの観点も重要です。   どの場所で、どの時間帯に、どのように過ごしたいかを具体的にシミュレーションしてみましょう。 ウッドデッキをおしゃれに見せる7つのポイント ウッドデッキの基本的な計画の立てかたがわかったところで、次は「おしゃれ」に見せるための具体的なポイントを見ていきましょう。 ここからはLIXILエクステリアコンテストで6年連続受賞、累計5,000件以上の実績を持つ達匠が、デザインのコツを「基本編」と「応用編」に分けて、ご紹介します。 《基本編》空間の印象をガラリと変える3つの基本要素 まずは、ウッドデッキ全体の印象を大きく左右する、基本的な3つのデザイン要素について解説します。 色調 フェンス 床の貼り方 この3つを意識するだけで、空間の印象が大きく変わります。 ① 色選びで空間の印象をコントロールする ウッドデッキの色は、空間の雰囲気を決めるもっとも重要な要素です。 明るい色は空間を広く開放的に見せ、ダークな色はモダンで重厚な高級感を演出します。 おしゃれに見せるための色選びのコツは、建物との統一感を考えること。 外壁や窓サッシの色とトーンを合わせるのが基本ですが、もう一歩踏み込むなら、リビングのフローリングの色と揃えるのがおすすめです。 室内と屋外の境界線が曖昧になり、リビングとの一体感が生まれます。 必ず、実際のサンプルと照らし合わせながら確認しましょう。 ② フェンスのデザインにこだわって外観を格上げする ウッドデッキの印象は、周囲を囲むフェンスのデザインによっても左右されます。 フェンスは、プライバシーを守る機能だけでなく、空間全体を引き締める重要なデザイン要素でもあります。 最近は、板を水平に張った横張りフェンスがトレンド。 モダンでスタイリッシュな印象を与え、板の隙間の調整次第で、目隠し効果と開放感のバランスを取ることができます。 とはいえ風通しと視線のカットを両立させたいならルーバータイプもおすすめなので、お好みに合わせてお選びください。 ③ 床の貼り方を工夫して空間に広がりと高級感を 加えてウッドデッキの床板の「貼り方」にもこだわりましょう。 効果的な方法の一つが、先ほども触れた室内のフローリングと板の向きを揃えること。 これにより、リビングからウッドデッキへの視線がスムーズに抜け、空間に広がりが生まれます。 いわゆるアウトドアリビングですね。 《応用編》ウッドデッキを、もっと快適でおしゃれにする4つのアイデア 基本を押さえたら、次はいよいよ応用編です。 照明、家具、室内とのつながり、そして機能的なパーツ。 これらを効果的に取り入れることで、ぐっとおしゃれになります。 ④ 照明を取り入れて、夜の雰囲気も楽しむ ウッドデッキの本当の魅力は、夜にあるかもしれません。 ウッドデッキに照明を設置すれば、昼間とは全く違う、夜の時間を楽しむための特別な空間が生まれます。 リラックスした雰囲気を醸し出す、暖色系の光を選ぶのがポイントです。 ただし、照明を設置する場合は屋外コンセントの位置や配線など、事前の電気計画も重要になるので注意が必要です。 ⑤ 家具やグリーンを置いて、さらに居心地よく 何もないウッドデッキは、言ってしまえばただの「床板スペース」。 そこに、どんな家具を置き、どんなグリーンで彩るか。 そのコーディネート力が鍵となります。 ウッドデッキを「屋外のリビングルーム」として、インテリアを選ぶ感覚で家具や小物を配置してみましょう。 デッキの色や素材感とテイストを合わせた家具を選べば、空間全体に統一感が生まれます。 それから忘れてはならないのがグリーン。 ウッドデッキと植栽の相性は抜群です。 ⑥ リビングとウッドデッキの高さを揃えて、空間を一つにする そして「室内と屋外の境界をなくす」ことも大事なポイントです。 リビングとウッドデッキを、隔てられた空間ではなく、ひと続きの大きな空間として演出することで、圧倒的な開放感と洗練されたデザインが生まれます。 そのためのもっとも重要なポイントは、リビングの床とウッドデッキの高さを揃えること。 段差のないフラットなつながりは、視覚的にも物理的にも空間を一体化させます。 さらに、床材の色や質感を室内に合わせたり、室内のインテリアとデッキ上の家具のテイストをコーディネートしたりすることで、内でも外でもない、新しい一つのリビングのようにみせることができます。 ⑦ おすすめは屋根!ステップも工夫しておしゃれに ウッドデッキをより快適な空間にするなら、屋根や庇(ひさし)の設置を強くおすすめします。 特に日当たりの良い南向きのウッドデッキは人気ですが、夏場には表面が高温になり、素足では歩けなくなってしまうことも少なくありません。 屋根があれば、強い日差しを遮ってくれるだけでなく、雨の日でも気兼ねなくウッドデッキを使えるようになります。 デザイン性の高い木製のパーゴラや、開閉できる布製のシェードなどを選ぶのも良いですが、やはり屋根があった方が快適です。 また、庭との段差を解消するステップも、ただの階段ではなく、腰掛けられるベンチのようにデザインしたり、デッキ自体を二段構成の「段床」にしたりと、アイデア次第でおしゃれで便利なスペースになります。ステップに照明を仕込むのも、安全性とデザイン性を両立する良い方法です。 【達匠の施工事例】おしゃれなウッドデッキのデザイン事例 ここまで、おしゃれなウッドデッキのポイントについて解説してきました。 ここからは、私たち達匠が手掛けた豊富な施工事例の中から、これまでのポイントを抑えた、代表的な事例をご紹介します。 フェンスで囲い、子どもとペットが安心して遊べる庭へ こちらは、ウッドデッキの周囲をフェンスでしっかりと囲み、安全性を高めた事例です。 これなら、小さなお子様やペットが道路に飛び出す心配もなく、安心して遊ばせられますね。 お部屋のどこからでもお庭にアクセスできる動線も〇です。 休日にくつろぐ、もう一つのリビング空間 「休日をリビング前のスペースでゆっくり過ごしたい」という想いを形にした、プライベートな癒やし空間です。 高さのある門壁と木調デザインのフレームでデッキ全体を囲み、周囲の視線を遮る工夫がされています。 これなら、人目を気にせず、一人の時間を満喫できますね。 開閉式のパーゴラ(屋根)がついているため、季節や天候に合わせて光や風を調整できるのも、快適さを高めるポイントです。 リビングとの一体感で、部屋をより広く見せる こちらの事例の一番のポイントは、リビングの床とウッドデッキの高さを揃えている点です。 段差をなくし、明るいベージュカラーのデッキを選ぶことで、室内と屋外がひと続きに見え、リビングに開放感が生まれます。 さらに、庭全体を高いフェンスで囲うことで、プライバシーを確保しています。 屋根と照明を工夫し、天候に左右されない快適空間へ 木目調の屋根(Gルーフ)が印象的な、モダンなデザインの事例です。 ウッドデッキとタイルデッキ、二つの素材を組み合わせることで、単調にならない美しい空間を演出。屋根があるため、雨の日でも気兼ねなく使えます。 さらに、屋根に埋め込まれたダウンライトが夜にはデッキ全体を照らし、幻想的な雰囲気に。天候や時間に左右されず、いつでも快適に過ごせる工夫が詰まっています。 その他当社が施工したウッドデッキの事例は以下からご覧ください。 おしゃれなウッドデッキに関するよくある質問 ここでは、お客様から特によくいただく3つの質問について、お答えします。 Q1. ウッドデッキの費用はどのくらいかかりますか? ウッドデッキの費用は、広さと選ぶ素材によって大きく変わります。 一概にはいえませんが、一般的な広さ(約10㎡)の場合、25万円~40万円程度がひとつの目安となります。 比較的価格の手頃なソフトウッド、メンテナンス性に優れる人工木、高級感のあるハードウッドなど、素材によって価格帯は異なります。 Q2. 天然木と人工木、どっちがいいですか? お手入れの手軽さや耐久性を重視するなら「人工木」、木の自然な風合いや経年変化を楽しみたいなら「天然木」がおすすめです。 それぞれにメリット・デメリットがあるため、ライフスタイルに合わせて選びましょう。 より詳しい比較や選び方については、こちらの記事で解説しています。 Q3. ウッドデッキとタイルデッキ、どっちがいいですか? 温かみのあるデザインや、素足での心地よさを求めるなら「ウッドデッキ」が向いています。 一方、掃除のしやすさや、火の気に対する強さ(BBQなど)を重視するなら「タイルデッキ」に軍配が上がります。 こちらも、どちらが良いというよりは、どんな使い方をしたいかで選ぶのが正解です。 より詳しい比較や選び方については、こちらの記事で解説しています。 Q4. ウッドデッキでプールやバーベキューはできますか? プールのご利用は、ウッドデッキへの負担が大きいため、基本的にはおすすめしていません。 水の重さによる耐荷重の問題だけでなく、大量の水がデッキのシミやカビ、劣化につながる可能性があります。 また、デッキ下の排水経路も考慮する必要があるなど、クリアすべき点が多くあります。 気兼ねなくプールを楽しみたい場合は、耐水性やメンテナンス性に優れたタイルデッキをおすすめします。 もし、どうしてもウッドデッキでプールを楽しみたい場合は、下地を補強してもらったうえで、耐荷重に耐えられる設計にしましょう。 バーベキューは、注意点を守れば楽しむことができます。 ウッドデッキは高温に弱いため、コンロの下に必ず耐熱シートを敷きましょう。火の粉が飛ばないよう配慮すれば、安全に楽しんでいただけます。 まとめ:岐阜・愛知エリアで、後悔しないおしゃれなウッドデッキを実現するなら この記事では、おしゃれなウッドデッキ作りで失敗しないための計画の立て方から、具体的なデザインのコツ、そして達匠の施工事例まで、幅広く解説してきました。 たくさんの情報がありましたが、理想のウッドデッキ作りは、いくつかのポイントを押さえることで、決して難しいものではありません。 この記事のまとめ 計画の立て方: 暮らしのイメージから「目的・素材・プラン」を決める。 デザインの基本: 「色・フェンス・床の貼り方」で印象をコントロール。 ワンランク上の工夫: 「照明・家具・屋根」で快適性とおしゃれ度をアップ。 イメージの具体化: 施工事例で理想の形を見つける。 ここまで読んで、「理想のイメージはなんとなく固まってきたけど、うちの庭ではどんな感じになる?」 「費用は結局いくらくらいかかるんだろう?」 といった、具体的な疑問も生まれているかもしれません。 達匠は、岐阜・愛知エリアで年間500件以上、累計5,000件を超える外構工事を手掛けてきた、デザインと施工のプロ集団です。 LIXILのデザインコンテストで6年連続受賞という評価をいただいたデザイン力と、自社職人による確かな施工品質で、お客様の想いを形にします。 まずは、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽に私たちにご相談ください。

おしゃれなタイルデッキの作り方|参考にしたい施工事例9選とデザインのポイント

おしゃれなタイルデッキ、素敵ですよね。 SNSや施工事例を見て「我が家にも!」と思っても、いざ具体的に考え始めると、「どんな色やデザインがいいんだろう?」「費用は?」「そもそも何から手をつけていいの?」と、次々に疑問が浮かんで、結局そのままになっていませんか。 この記事では、岐阜で5,000件以上の外構・エクステリアを手がけてきた私たち「達匠」が、プロの視点から後悔しないタイルデッキづくりのについて解説します。 この記事を読めば、こんな疑問が解決します。 ウッドデッキと比べて、何がどう良いの? おしゃれに見えるタイルの色やサイズの選び方 費用やメンテナンスで後悔しないためのポイント 「我が家らしい」暮らしに合うデザインの見つけ方 読み終える頃には、理想のタイルデッキに向けた、具体的な道筋が見えているはずです。 タイルデッキの基本知識|メリット・デメリットを知ろう タイルデッキを検討するなら、まず押さえておきたいのが基本的な特徴です。 ウッドデッキと比べた時のメリット・デメリット、そして、それらが日々の暮らしにどう影響するのかを、一つずつ見ていきましょう。 タイルデッキがもたらす5つのメリット 多くの方がタイルデッキに惹かれる理由は、デザイン性だけではありません。 長い目で見た時の手入れのしやすさや、気兼ねなく使える丈夫さなど、日々の暮らしが楽になる点にこそ、本当の魅力があります。 ① 手間いらずで、ずっとキレイが続く タイルは磁器質でできているため、水や汚れをほとんど吸収しません。 そのため、泥汚れなどがついても、ほうきで掃いたり、デッキブラシで水洗いするだけで、さっとキレイに。 ウッドデッキのように数年ごとに塗り直しをするような、面倒な再塗装や防腐処理は基本的に不要で、長い間美しい状態を保てます。 ② 腐食・シロアリに無縁の圧倒的な耐久性 木材ではないため、湿気による腐食や、シロアリの被害の心配が一切ありません。 雨ざらしになる屋外空間においても、その劣化スピードは非常に緩やかです。 例えば人工木のウッドデッキの耐用年数が10〜20年なのに対し、タイルデッキは下地のコンクリートごと30年以上持つケースも珍しくなく、非常に長く使い続けられます。 ③ 住まいの価値を高めるホテルライクなデザイン タイルの持つ硬質でシャープな質感は、他の素材にはないホテルライクな高級感を演出します。 石目調や木目調、素焼き風などタイルの種類は非常に豊富。 チャコールグレーのような濃色を選べばモダンで落ち着いた空間に、ベージュ系なら明るくナチュラルにと、住まいのテイストに合わせて自由な空間づくりが可能です。 住まいの外観がグッと引き締まり、家全体の印象を高めてくれます。 ④ 傷や汚れに強く、アクティブに使える 表面が非常に硬いタイルは、テーブルや椅子を引きずったり、お子様がおもちゃを落としたりしても、ほとんど傷がつきません。 また、油汚れなども染み込みにくいため、ご家族や友人とBBQを楽しんだり、鉢植えを置いてガーデニングを楽しんだりする際も、汚れを気にせず満喫できます。 万が一、どうしても落ちない汚れがついても、その部分だけタイルを交換できるのも強みです。 ⑤ 火を扱う場面でも安心の不燃性 タイルは不燃性の素材であるため、火の粉が落ちても燃え広がる心配がありません。 ウッドデッキでは炭が落ちて焦げ跡が残ることもありますが、タイルデッキならBBQコンロや焚き火台なども安心して使用でき、安全性の高さも大きなメリットです。 知っておきたいタイルデッキの3つのデメリットと解決策 もちろん、タイルデッキにもいくつかのデメリットは存在します。 しかし、これらは設計や素材選びの工夫で十分にカバーできるものばかり。 具体的な解決策とあわせて解説します。 ① 夏は表面が熱くなる タイルは熱を蓄えやすい性質があるため、夏の強い日差しを受けると、表面が高温になることがあります。 特に濃い色のタイルは熱を吸収しやすく、素足で歩けないほどになることも。 とはいえ、これは人工木のウッドデッキでも同様で、夏場のデッキは素材に関わらず熱くなるもの、と考えるのが良いでしょう。 解決策 日差しを遮るオーニングやシェードを設置するのがもっとも効果的です。 使わないときは収納できるタイプを選べば、開放感も損ないません。 また、打ち水をするだけでも、気化熱によって表面温度を効率良く下げることができます。 最近では、熱を吸収しにくい特殊な加工がされたタイルも登場しているので、タイル選びの際に相談してみるのがおすすめです。 ② 雨の日は滑りやすい タイルによっては、雨や水に濡れると滑りやすくなるものもあります。 特に表面がツルツルしたタイプや、冬場に表面で薄い氷が張った場合は注意が必要です。 解決策 現在、屋外用のタイルは、表面にザラザラした凹凸をつけるなど、滑りにくさを高めた「防滑性」の製品が主流です。 安心して使うためにも、この防滑性タイルを選びましょう。 また、施工の段階で、水が溜まらないようにわずかな傾斜(水勾配)をつけて排水を促すのも、大切なポイント。 こうした対策を施すことで、雨の日でも安心して過ごせるようになります。 ③ 初期費用がウッドデッキより高い タイルデッキは、ウッドデッキに比べて材料費が高いことに加え、施工に手間がかかるため、初期費用が高くなる傾向があります。 下地となるコンクリートを打設し、それが乾いてから一枚ずつタイルを貼っていくため、工期も長めになります。 解決策 確かに初期投資は大きくなるかもしれませんが、長期的な視点で考えることが大切です。 ウッドデッキの場合、数年ごとの再塗装や、十数年後の大規模な修繕・交換が必要になるケースが多く、維持管理費用(ランニングコスト)がかさみます。 一方、タイルデッキは前述のとおりメンテナンスがほぼ不要。 このランニングコストを含めた「トータルコスト」で比較すると、ウッドデッキよりも経済的になることもあります。 タイル vs 天然木 vs 人工木|素材選びの決定版!あなたに合うのはどれ? 「庭にデッキを作りたいけど、タイル、天然木、人工木、どれがいいの?」これは、お客様から非常によくいただくご質問です。 それぞれに良さがあるため、一概にどれが一番とはいえません。 大切なのは、ご自身のライフスタイルや「何を重視するか」という価値観に、どの素材が一番フィットするかを見極めることです。 特に最近では、メンテナンスの手軽さからタイルデッキと人工木ウッドデッキで悩まれる方が非常に増えています。 以下の比較表で、それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。 比較項目 タイルデッキ 天然木ウッドデッキ 人工木ウッドデッキ デザイン性 ◎:高級感、モダン、多彩 〇:本物の質感、温もり 〇:均質、カラー豊富 メンテナンス ◎:ほぼ不要(水洗い) △:定期的な塗装・防腐処理 〇:基本的に不要 耐久性 ◎:半永久的、劣化に強い △:腐食・シロアリのリスク 〇:腐食・シロアリに強い 初期費用 △:高め 〇:樹種によるが比較的安価 △:やや高め 夏の表面温度 △:熱くなりやすい ◎:熱くなりにくい △:熱くなりやすい (特に濃色) 質感・風合い 硬質、シャープ 自然な木の香り、経年変化 樹脂と木粉、均質的 工期 △:やや長め (天候に左右されやすい) ◎:短い(1~2日) ◎:短い(1~2日) こうして比べてみると、それぞれの特徴がよりはっきりと見えてきます。 タイルデッキ:初期費用はかかりますが、メンテナンスの手間がほとんどなく、高級感のある美しい状態を圧倒的に長く保てるのが強みです。デザイン性を重視し、手入れの手間を最小限にしたい方に最適です。 天然木ウッドデッキ:本物の木の質感と温もり、経年変化を楽しめるのが最大の魅力です。コストを抑えたい方や、自然素材にこだわりたい方に向いています。ただし、きれいさを維持するには定期的なメンテナンスが欠かせません。 人工木ウッドデッキ:天然木のような見た目と、メンテナンスフリーというタイルデッキの長所を両立させた、いわば「いいとこ取り」の素材です。天然木のメンテナンスは面倒だけど、タイルの硬い質感が好みでない、という方にぴったりです。ただし、夏場は熱くなりやすいという点はタイルと共通しています。   このように、どれを選ぶべきか、というのは「何を一番大切にしたいか」で決まります。 もし、初期費用をかけることよりも「将来にわたる手入れの手間をなくしたい」「高級感のある美しい空間を長く維持したい」という点を重視するなら、タイルデッキはのちのちの満足度が非常に高いといえます。 次は、この比較を踏まえ、特に「タイルデッキがおすすめなのはどんな人か」をさらに掘り下げていきます。 比較で納得!こんな方にはタイルデッキがおすすめ! 比較した結果を踏まえ、「自分にはタイルデッキが合っているかも」と感じ始めた方。 ここでは、どのような方にタイルデッキが特におすすめなのか、具体的な人物像を挙げながら、その理由をさらに深掘りして解説します。 ① とにかく手入れの手間を減らしたい多忙な方 「休日は、庭仕事よりも家族との時間を優先したい」「面倒な手入れはできるだけ避けたい」という方には、タイルデッキがぴったりです。 天然木のウッドデッキは、美しい状態を保つために数年に一度の再塗装が欠かせません。 この作業は時間も費用もかかり、人によっては大きな負担になります。 人工木ウッドデッキも基本的にはメンテナンスフリーですが、経年で多少の色褪せや、表面のささくれが起こる可能性はゼロではありません。 その点、タイルデッキは基本的に水洗いだけでOK。 共働きで忙しいご夫婦や、メンテナンスに時間をかけたくない方にとって、その手軽さは何物にも代えがたいメリットです。 ② ホテルライクな高級感やデザイン性を求める方 住まいの外観を、ワンランク上の上質な空間にしたいと考える方にも、タイルデッキはぴったりです。 タイルの持つ硬質でクリーンな質感は、日々の暮らしに非日常的な特別感をもたらしてくれます。 例えば、リビングから続くタイルデッキは、室内空間に広がりと連続性を生み出し、まるでリゾートホテルのような開放感を演出できます。 モダンで洗練されたデザインの住宅との相性も抜群で、建物全体の価値を高めてくれます。 ③ BBQやペットとの時間を気兼ねなく楽しみたい方 「庭で子どもたちと気兼ねなくBBQを楽しみたい」 「愛犬がデッキの上を走り回っても、傷や汚れを気にしたくない」 そんなアクティブなご家庭には、タイルデッキがうってつけです。 表面が硬く、傷に非常に強いタイルは、BBQコンロや重いテーブルを置いても安心。 油がはねたり、食べ物をこぼしたりしても、汚れが染み込みにくく、後片付けも簡単です。 また、ペットの爪によるひっかき傷もつきにくいため、大切な家族の一員であるワンちゃんとの時間も、のびのびと楽しむことができます。 タイルデッキをおしゃれにする4つのポイント 「自分にはタイルデッキが合っている」と確信できたら、次はいよいよ具体的なプランニングの段階です。 「おしゃれ」という曖身なイメージを、具体的で使いやすい形にしていくためには、いくつかの重要なポイントがあります。 ここでは、達匠がお客様からご要望をいただく際に、特に大切にしている4つの視点をご紹介します。 Point 1: 「どんな暮らしがしたいか」から考える まず考えていただきたいのは、「そのタイルデッキで、誰が、どんな風に時間を過ごしたいか?」ということです。 具体的な利用シーンを思い描くことで、デザインの方向性、必要な広さや機能が自然と見えてきます。 「週末は友人を招いて、大人数でBBQを楽しみたい」 →テーブルや椅子を置いても十分な、広いスペースが必要。汚れに強く、掃除がしやすいタイルが最適。 「夫婦二人で、静かにお茶を飲んだり、読書をしたりする空間がほしい」 →広さよりも、落ち着いた雰囲気やプライベート感が重要。隣家からの視線を遮る工夫も。 「子どもたちが安全に遊べる、第二のリビングにしたい」 →リビングとの段差をなくし、裸足でも歩けるような滑りにくいタイルを選ぶと安心。 理想の暮らしを具体的にイメージすること。 まずはそれが、タイルデッキづくりの出発点です。 Point 2: 家全体の印象を決める「色」と「素材感」 タイルデッキの色や素材感は、住まい全体の印象を大きく左右します。 建物の外壁やサッシの色、庭の雰囲気との統一感を考えることで、洗練された空間が生まれます。 色の選び方 ホワイト・ベージュ系: 明るく、清潔感のある印象。空間を広く見せる効果も。どんな外壁にも合わせやすい万能カラー。 グレー・ブラック系: モダンでシャープ、高級感を演出。落ち着いた大人の空間に。汚れが目立ちにくいのもメリット。 アースカラー系: 周辺の植栽や自然と調和し、温かみのあるナチュラルな雰囲気に。 素材感の選び方 同じ色でも、表面の質感が違うだけで印象は大きく変わります。 光沢のある磨きタイルはラグジュアリーな雰囲気に、マットでざらつきのあるタイルは落ち着いた印象を与えます。 実際にサンプルを手に取り、太陽光の下で見てみることを強くおすすめします。 Point 3: 空間の質が変わる「タイルサイズ」と「照明計画」 タイルのサイズや、夜の空間を演出する照明計画も、空間の質を決定づける大切な要素です。 タイルのサイズ 最近のトレンドは、600mm角などの「大判タイル」です。 目地(タイルの継ぎ目)が少なくなることで、すっきりとした見た目になり、空間に広がりと高級感をもたらします。 狭いスペースでも、大判タイルを使うことで開放感を演出できます。 照明計画 夜のタイルデッキは、照明ひとつで昼間とは全く違う表情を見せます。 壁を照らす間接照明や、足元を優しく照らすフットライトなどを効果的に配置することで、幻想的でムードのある空間に。 防犯効果も高まります。 照明計画は、タイルデッキの魅力を最大限に引き出すための重要なスパイスです。 Point 4: 長く快適に使うための「安全性」と「清掃性」 美しいデザインに加えて、長く快適に使い続けるために考えておきたいのが、安全性と日々の手入れのしやすさです。 これらもデザインの一部として捉え、プランニングの初期段階から検討しましょう。 安全性 雨の日に滑りにくい「防滑性」の高いタイルを選ぶことは、小さなお子様やご年配の方がいるご家庭では特に重要です。 また、リビングとの段差をなくす「フラット設計」は、つまずきのリスクを減らし、室内との一体感も高めてくれます。 掃除のしやすさ タイル表面の目地は、汚れが溜まりやすい部分です。 目地の色を汚れが目立ちにくいグレー系にしたり、目地材自体に防カビ性能のあるものを選んだりすることで、日々の掃除の手間を軽減できます。 【達匠の施工事例】おしゃれなタイルデッキのデザイン事例9選 ここでは、外構工事のプロである「達匠」が実際に施工した、おしゃれなタイルデッキのデザイン事例をご紹介します。 「どんなタイルデッキが自分の家に合うのか分からない」「具体的なイメージが湧かない」という方は、ぜひ参考にしてください。 1. プライベート空間にこだわったホテルライクなタイルデッキ   高さのある壁と電動ゲートで周囲の視線を完全にシャットアウトした、プライベートなテラス空間です。 床はメンテナンスしやすいグレー系のタイル敷きで、落ち着いた高級感を演出。 夜はアッパーライトがタイルの壁面を照らし、陰影の美しい上質な空間で、家族や友人との特別な時間を過ごせます。 2. . 水の音が心地よい和モダンな中庭タイル 滝を模したタイル張りのオブジェが印象的な、和モダンの中庭です。 伝統的な和の要素と、シャープなタイルの質感が絶妙に調和。 水の音や美しい緑に癒される、上品で落ち着いた空間は、まさに大人のための癒しのスペースです。 3. 人工芝と組み合わせた機能的なタイルデッキ 広いお庭に敷いた人工芝の隣に、水栓付きのタイルデッキを設置。 ガーデニングやBBQ、子どもの水遊びなど、様々なシーンで活躍します。 汚れたらすぐに洗い流せるので、室内への動線としても便利。 緑の美しさと、メンテナンスのしやすさを両立した実用的なプランです。 4. 雨の日も楽しめる屋根付きの多目的タイルデッキ ウッドデッキとタイルデッキ、二つの異なる素材を組み合わせたお庭です。 ウッドデッキは屋根の下でくつろぐリラックススペース、タイルデッキはガーデニングなどアクティブに使うスペースとして、用途に応じた使い分けができます。 異素材を組み合わせることで、空間に変化と機能性をもたらした好例です。 5. 愛犬と駆け回るリゾート風タイルテラス 広々とした人工芝のドッグランに隣接する、リゾート感あふれるタイルテラスです。 お庭で遊んだ後に、テラスで汚れを落としてから室内に入れる便利な動線を確保。 タイル敷きのベンチも設けるなど、愛犬との快適な暮らしを考え抜いた工夫が光ります。 6. 駐車スペースから一体でつながる広大なタイルテラス 駐車スペースからお庭までを一直線のタイルテラスでつなぎ、圧倒的な開放感と一体感を演出。 敷地全体がひとつの大きなステージのようになり、屋外と屋内をスムーズに行き来できます。 多目的に使える、贅沢なプライベート空間です。 7. 玄関からアプローチ、リビングまでつながるホテルライクなタイルデッキ   玄関ポーチからアプローチ、そしてリビング前までを一体のタイルデッキで構成。 照明を内蔵した浮き階段が、夜は幻想的な光を放ち、ラグジュアリーなホテルライク空間を創出します。 建物と外構の一体感が見事な、洗練されたデザインです。 8. アレンジ自在な広々タイルテラス 建物の外壁と色調を合わせた自然石張りの門柱が印象的なお庭に、広々としたタイルテラスを設けました。 ガーデンファニチャーを置いたり、季節の花を飾ったりと、暮らしに合わせて自由にアレンジできるのが魅力。 開放感とプライベート感を両立した心地よい空間です。 9. 高低差を解消する多目的タイルデッキ 高低差のある敷地条件を活かし、ビルトインガレージの上に広々としたタイルデッキを設置。 洗濯物を干すスペースとしてはもちろん、BBQを楽しんだりと、ライフスタイルに合わせて自由に活用できます。 人工芝のエリアも隣接させ、遊びの幅が広がる機能的なお庭です。 まとめ:後悔しない、おしゃれなタイルデッキで「理想の暮らし」を ここまで、プロの視点から、後悔しないおしゃれなタイルデッキの選び方について、メリット・デメリットの基本から、具体的なデザインのポイント、そして達匠の実際の施工事例まで詳しく紹介してきました。 単にデザインがオシャレなだけでなく、メンテナンスの手間がほとんどかからないこと、そして暮らしの幅を広げてくれる機能性こそが、タイルデッキの本当の価値魅力だとお分かりいただけたかと思います。 この記事の重要なポイントを振り返ってみましょう。 この記事のまとめ タイルデッキの魅力は見た目だけじゃない。手入れの楽さと丈夫さが強み。 夏の熱さや滑りやすさも、タイル選びと工夫でしっかり対策できる。 「おしゃれ」の決め手は、暮らしに合った機能性と家全体のバランス。 タイルの色や大きさ、照明ひとつで、空間の雰囲気はがらりと変わる。 目先の費用だけでなく、長く満足できるかで考えるのが後悔しないコツ。 「おしゃれなタイルデッキ」という憧れを後悔なく形にするには、デザイン力はもちろん、専門的な知識と豊富な経験を持つ業者選びが何よりも大切です。 私たち有限会社達匠は、岐阜市を拠点に、岐阜・愛知エリアで5,000件以上の施工実績を誇る外構・エクステリアの専門家集団です。 LIXILのデザインコンテストで6年連続受賞という客観的な評価をいただいたデザイン力と、自社職人による確かな施工品質、そして建材店も運営するからこそ実現できる適正価格には、絶対の自信があります。 「うちのケースでは、どんなタイルデッキが考えられる?」 「具体的な費用について、一度相談してみたい」 そんな風に思われましたら、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。  

人工木ウッドデッキはどう選ぶ?天然木との徹底比較やおすすめ商品を紹介!

「庭にウッドデッキを作りたいけど、人工木ってどうなんだろう?」 「天然木との違いや、どのメーカーを選べばいいか分からない…」 マイホームの庭づくりで絶大な人気を誇る人工木ウッドデッキですが、いざ検討し始めると様々な疑問が浮かびますよね。 高い買い物だからこそ、絶対に失敗したくない気持ち、よく分かります。 実は、後悔しないウッドデッキ選びの鍵は、製品のスペック比較ではなく「設置後にどんな暮らしがしたいか」を具体的に想像することにあります。 この記事では、5,000件以上の庭づくりをお手伝いしてきたプロの視点から、後悔しないためのポイントを分かりやすく解説します。 この記事でわかること 人工木と天然木の比較、メリット・デメリット 後悔しないための「暮らし」に合わせた選び方 人気メーカー3社の製品徹底比較 おしゃれな施工事例と費用相場 この記事を読めば、人工木ウッドデッキの基本的な知識から、後悔しないための選び方のポイントまで、すべて分かります。 天然木とどう違う?人工木ウッドデッキのメリット・デメリット まずは基本から。 人工木ウッドデッキがどんなものか、天然木との違いを比較しながら見ていきましょう。 人工木ウッドデッキは「樹脂」と「木粉」の複合材 人工木と天然木のもっとも大きな違いは、その素材にあります。 人工木(樹脂木) 木の粉と樹脂(プラスチック)を混ぜ合わせて作った工業製品です。品質が均一で、腐食や虫害に強い特徴を持ちます。 天然木 自然の木をそのまま使用したものです。木ならではの温かい風合いや香り、経年変化を楽しめるのが魅力ですが、種類によっては定期的なメンテナンスが必要です。 一言でまとめると「手入れの手軽さと耐久性をとるなら人工木、木の持つ自然な風合いを愛でたいなら天然木」というのが大きな違いになります。 比較項目 人工木 天然木(ハードウッド) 耐久性 ◎ 非常に高い 〇 高い メンテナンス ◎ ほぼ不要 △ 定期的な塗装が必要 安全性 ◎ ささくれ・割れなし △ ささくれ・割れの可能性あり 初期費用 〇 やや高め △ 高価 質感・風合い 〇 自然な風合い ◎ 唯一無二の風合い 夏の表面温度 △ 高温になりやすい 〇 比較的穏やか この表から分かるように、人工木はメンテナンスの手間をかけずに、長期間安心して使えるという大きなメリットがあります。 人工木の5つのメリットと選ばれる理由 多くの方が天然木ではなく人工木を選ぶのには、明確な理由があります。 主な5つのメリットをご紹介します。 メンテナンスが圧倒的に楽 最大のメリットは、お手入れの手軽さです。 天然木のように数年ごとの防腐剤や保護塗料の再塗装は基本的に必要ありません。 汚れたときも水洗いやデッキブラシでの軽い掃除で済むため、休日の貴重な時間をメンテナンスに費やすことなく、ご家族との団らんや趣味の時間にあてることができます。 高い耐久性・耐候性 木粉と樹脂から作られる人工木は、湿気で腐らないのはもちろん、シロアリの被害をほとんど受けません。 雨や紫外線に長期間さらされても、反りや変形、色褪せが起きにくく、設置したての美しい状態を長く保つことができます。 この耐久性の高さが、大きな特徴です。 安全性が高い 天然木で起こりがちな「ささくれ」や「トゲ」が、人工木では発生しません。 小さなお子様やペットが裸足で走り回っても怪我の心配が少なく、安心して遊ばせることができます。 また、防腐・防蟻剤を塗布する必要がないため、人体や環境への優しさも嬉しいポイントです。 デザイン・カラーが豊富 工業製品である人工木は、カラーバリエーションが非常に豊富です。 住宅の雰囲気に合わせたモダンなグレー系や、明るいホワイト系など、自由なデザインが可能です。 近年では技術の進歩により、天然木と見分けがつかないほどリアルな木目を再現した製品も増えています。 フェンスやステップといったオプションも同色で統一しやすく、理想の空間をトータルコーディネートできます。 安定した品質で、長く使える 天然木は、どうしても反りや割れ、ささくれ、色褪せといった経年劣化が避けられません。 一方、人工木は工業製品であるため品質が安定しており、そうした心配がほとんどありません。 厳しい品質管理のもとで製造されており、長く安心して使えるのが大きなメリットです。 知っておきたい人工木ウッドデッキの3つのデメリットと解決策 多くのメリットがある人工木ですが、もちろんデメリットも存在します。 しかし、これらは設計や製品選びの工夫で十分に対策可能です。 具体的な解決策とあわせて解説します。 夏場に表面が高温になる 樹脂を含む人工木は、夏の強い日差しを浴びると表面温度がかなり高くなります。 実験によっては天然木より5℃以上高くなるというデータもあり、真夏の日中に裸足で歩くのは危険な場合があります。 解決策 オーニングやシェードで日差しを遮るのがもっとも効果的です。 また、製品選びも重要で、熱を吸収しにくい淡い色を選んだり、表面温度の上昇を抑える特殊な顔料を使用した製品(例: LIXIL「樹ら楽ステージ」のクールタイプ)を選ぶことで、体感温度は大きく変わります。 使用前にサッと水をまくだけでも、気化熱で表面温度を手軽に下げることができます。 初期費用が比較的高くなる 一般的に、材料費だけを見ると人工木は天然木(特に安価なソフトウッド)よりも高くなります。 施工費込みで、天然木の1.5〜2倍の価格になることもあります。 解決策 確かに初期費用は高くなるかもしれませんが、長期的な視点で考えることが大切です。 天然木の場合、数年ごとの再塗装といった維持管理費(ランニングコスト)がかかります。 メンテナンスがほぼ不要な人工木は、このランニングコストを含めた「トータルコスト」で比較すると、結果的に経済的になることも少なくありません。 天然木特有の風合いはない 人工木では、本物の木が持つ唯一無二の香りや、時と共に色合いが深まっていく「経年美」を楽しむことはできません。 解決策 「人工木は見た目が安っぽい」というのは一昔前の話です。近年の製品は技術が飛躍的に向上し、天然木から型取ったリアルな木目や、手触りの凹凸まで再現したものが主流になっています。 例えば、YKK APの「リウッドデッキ200 EG」は、高級な広葉樹の柾目(まさめ)の木肌を再現しており、光の当たり方で表情が変わるほどの質感です。 とはいえ、自然素材ならではの不均一さや変化を愛せる方には、やはり天然木が向いています。 「いつまでも変わらない均一な美しさを保ちたい」のか、それとも「自然な風合いの変化を楽しみたい」のか。 ご自身の価値観に合う方を選ぶことが、後悔しないための鍵となります。   あなたはどのタイプ?3つの価値観から見つける、最適なウッドデッキ活用法 ウッドデッキのスペックが分かったところで、次は「そのウッドデッキで、どんな暮らしを実現したいか」を考えてみましょう。 ここではお客様の代表的な3つの価値観タイプと、それぞれに最適なウッドデッキの活用法をご紹介します。 【時間価値重視】メンテナンスの手間をかけず、家族や自分の時間を大切にしたい方 仕事や家事、子育てに忙しい毎日を送る中で、「休日はメンテナンスに追われるのではなく、家族や自分のために時間を使いたい」と考える方は非常に多くいらっしゃいます。 リビングの延長として、気軽に屋外での食事やティータイムを楽しむ リビングの掃き出し窓と高さを揃えてフラットに繋げたウッドデッキは、まさに「第二のリビング」。 天気の良い休日の朝に家族でブランチを楽しんだり、午後に友人を招いてお茶をしたり。 わざわざ遠出しなくても、自宅にいながらリゾートのような開放感を気軽に味わうことができます。 洗濯物干しなど、日々の家事を効率化するスペースとして活用する 1階のリビングから直接出られるウッドデッキは、毎日の家事を楽にしてくれる実用的なスペースにもなります。 重たい洗濯カゴを持って2階のベランダまで上がる必要がなくなり、家事動線がぐっとスムーズに。 日当たりと風通しの良い場所なら、洗濯物も気持ちよく乾きます。 テラス屋根を組み合わせれば、急な雨の心配もいりません。 【安全性・安心重視】子供やペットの安全を第一に考え、のびのびと遊ばせたいファミリー 小さなお子様や大切なペットがいるご家庭にとって、何よりも優先したいのは「安全」です。 ウッドデッキは、そんなご家族のためのプライベートな遊び場になります。 ささくれの心配なく、裸足で走り回れるプライベートな遊び場を確保する 人工木ウッドデッキなら、天然木のようにささくれやトゲができる心配がありません。 お子様が裸足で元気に走り回っても安心です。 デッキの周りにフェンスを設置すれば、道路への飛び出しを防ぐこともでき、周囲の視線を気にすることなく、のびのびと過ごせる安全な空間が生まれます。 夏場はビニールプールを広げ、気兼ねなく水遊びをさせてあげる 人工木は耐水性に優れているため、デッキの上でビニールプールを広げて気兼ねなく水遊びが楽しめます。 お庭が土の場合と違って、泥で体や家が汚れる心配もありません。 プールで遊んだ後は、デッキごと水でサッと洗い流せるので、後片付けも簡単で衛生的です。 【長期的視点・堅実派】初期費用より、10年後を見据えたトータルコストを重視する方 「せっかく設置するのだから、長く快適に使えるものを選びたい」と考える堅実な方もいらっしゃいます。 初期費用だけでなく、将来にわたる経済的・身体的な負担まで見据えることは、とても賢い選択です。 雑草対策の手間を省き、常に手入れの行き届いた美しい景観を保つ お庭の雑草対策は、多くの方にとって悩みの種です。 ウッドデッキを設置して地面を覆うことで、雑草が生えるのを物理的に防ぎ、毎年の大変な草むしりの手間から解放されます。 除草剤をまく必要もなくなり、体にも環境にも優しいお庭が実現。 いつでも手入れの行き届いた美しい景観を、楽に維持することができます。 塗り替えなどの維持費をなくし、将来の余計な出費を抑える 天然木の場合、美観と耐久性を保つために数年に一度、数万円から十数万円の再塗装費用がかかることが一般的です。 メンテナンスフリーの人工木なら、この維持費が一切かかりません。 将来にわたって余計な出費を心配する必要がなく、家計の計画も立てやすくなります。 【メーカー製品比較】人気3社の特徴を達匠の視点で徹底解説 さて、ご自身の理想の暮らし方が少し見えてきたでしょうか。 ここでは、数ある人工木製品の中から、特に人気の高い主要3メーカー(LIXIL、YKK AP、三協アルミ)の代表的な製品を、私たち達匠のプロの視点から徹底比較します。 カタログスペックだけではわからない、それぞれの「個性」と「どんな人におすすめか」を解説します。 LIXIL(リクシル):スタンダード・デザイン・機能の3つのタイプから選べる 業界最大手のLIXILは、品質・デザイン・サポートのバランスが良く、製品ラインナップの豊富さが魅力です。 中でも、「樹ら楽ステージ」は、人気の商品です。 樹ら楽ステージ(スタンダードタイプ):基本性能を抑えた標準モデル コストパフォーマンスに優れた、いわば入門モデルです。 シンプルなデザインと機能で、価格を抑えつつもリクシル品質の安心感を得たい方におすすめです。 公式サイト 樹ら楽ステージ デッキDS・樹ら楽ステージ 木彫(デザインタイプ):こだわりの空間を演出する多彩なデザイン デッキDSは、自然さながらの濃淡やラフな木肌をリアルに再現した、意匠性を高めたモデルです。 見た目にこだわり、ワンランク上の上質な空間を演出したい方にぴったり。 また、「樹ら楽ステージ 木彫」も、樹ら楽ステージのデザインタイプとして、デッキ表面に溝をつけ木の自然な風合いを表現しています。 達匠でも、デザイン性を重視するお客様によくご提案します。 公式サイト デッキDS 樹ら楽ステージ 木彫 デッキDC(機能タイプ):特殊なニーズに応える高機能オプション 夏の表面温度の上昇を抑える「クールタイプ」など、特別な機能を付加したモデルです。 小さなお子様がいるご家庭や、日当たりの良い南向きのお庭など、特定のニーズに的確に応えたい場合にぴったりです。 公式サイト デッキDC YKK AP:暮らし方に合わせて進化する「リウッドデッキ200」シリーズ 窓サッシなどのアルミ建材で培った高い技術力に定評のあるYKK AP。 「リウッド」シリーズは、硬度が高く傷つきにくいのが特徴で、その耐久性の高さは業界でもトップクラスです。 リウッドデッキ200:長年愛される信頼のスタンダードモデル 発売以来、長く愛され続けている定番商品です。 最大の特長は、シロアリによる食害がほぼゼロという驚異的な防蟻性能。 品質と耐久性を何よりも重視する方から絶大な信頼を得ています。 公式サイト リウッドデッキ 200 リウッドデッキ200 EG:デザイン性とメンテナンス性を向上させた上位モデル 「リウッドデッキ200」の安心性能はそのままに、デザイン性をさらに高めた上位モデルです。 高級な広葉樹の木目を再現した緻密なデザインは、モダンで洗練された空間を演出します。 公式サイト リウッドデッキ 200 EG 性能もデザインも妥協したくない、という方におすすめです。 三協アルミ:用途で選ぶ3つのタイプを揃えた「ヴィラウッド」 三協アルミの「ヴィラウッド」は、住宅のスタイルや使い方に合わせて、特徴の異なる3つのタイプから選べるのが最大の魅力です。 標準タイプ(スタンダード・アルミ幕板・小口キャップ) 住宅のテイストに合わせて選べる、最もベーシックな仕様です。9色の豊富な床板カラーと3つの納まり(仕上げ)を組み合わせることで、ナチュラルな雰囲気からデザイン性の高い空間まで、幅広いニーズに対応します。 公式サイト ヴィラウッド 高強度タイプ 標準タイプよりも高い強度(耐荷重2900N/㎡)を持つ、公共施設などにも対応可能なプレミアム仕様です。多くの人が利用する場所でも安心な耐久性に加え、静電気の発生を抑える機能も備えています。 公式サイト ヴィラウッド(高強度タイプ) 躯体バルコニータイプ マンションなどのバルコニーに直接設置するために設計された専用タイプです。夏の表面温度の上昇を抑える機能や、静電気抑制機能など、限られたスペースを安全で快適な空間に変えるための配慮がされています。 公式サイト 人工木デッキ ヴィラウッド 躯体バルコニータイプ   人工木ウッドデッキの設置費用はいくら?費用相場と工事の内訳 いよいよ、気になる費用のお話です。 人工木ウッドデッキの設置には、一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか。 結論から言うと、一般的な10㎡(約3坪)のウッドデッキで、25万円〜40万円程度がひとつの目安になります。 ただし、費用は様々な要因で変動します。 費用相場と具体的な見積もり例 より具体的にイメージしていただくために、最も標準的な「2.0間×6尺(横幅3.6m×奥行1.8m≒6.6㎡(約2坪)」のウッドデッキを設置した場合を考えてみましょう。 この広さのウッドデッキ本体に、ステップ(階段)を追加して設置した場合、費用の内訳の例は以下のようになります。 項目 金額の目安(税抜) ウッドデッキ本体(2.0間×6尺) 約29万円 ステップ(階段) 約3万円 設置工事費 約8万円 合計 約40万円 ※LIXIL「樹ら楽ステージ」を設置した場合の一例です。 この例は敷地の形状に合わせて加工が必要なケースを想定しており、やや高めの金額となっています。 実際の費用は、製品グレードや設置状況によって変動します。 ウッドデッキの費用を抑える4つのポイント 費用を抑えるには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。 グレードと色選びを工夫する デザインと仕様はシンプルに 業者選びで中間マージンをなくす 基礎工事を計画的に行う 1. グレードと色選びを工夫する 各メーカーから多機能なハイグレード製品も出ていますが、基本的な耐久性はどのグレードも大きくは変わりません。 ベーシックな製品や標準色を選ぶだけで、品質を保ったまま費用を大きく抑えられます。 2. デザインと仕様はシンプルに ウッドデッキの形は、加工の少ない四角形が最もコストがかかりません。 また、フェンスやステップなどのオプションは、本当に必要か、暮らしをイメージしながら考えてみましょう。 特にフェンスは費用への影響が大きいため、安全上不要であれば設置しないのも一つの方法です。 3. 業者選びで中間マージンをなくす 費用を左右する大きな要因が、どこに工事を依頼するかです。 ハウスメーカーや工務店に頼むと、紹介料としての中間マージンが発生します。 そのため、外構・エクステリアの専門業者に直接依頼するのが基本です。 さらに、その専門業者が工事まで自社で一貫して行う会社であれば、もっとも費用を抑えられます。 工事を下請けに任せないため、さらなる中間マージンがなくなり、品質管理やトラブル時の対応もスムーズです。 業者選びの際は、「工事も自社のスタッフの方ですか?」と聞いてみるのが確実です。 4. 基礎工事を計画的に行う ウッドデッキ下の地面の処理も、意外と見落としがちなポイント。 雑草対策など後々の手間を考えると、地面をコンクリートで固めてしまうのがおすすめです。 特に新築の場合は、住宅の基礎工事と同時にウッドデッキの基礎も作ってしまうのがベスト。 別々に工事するよりも、手間と費用を大きく節約できます。 【達匠の施工事例】おしゃれなウッドデッキのデザイン事例5選 ここまで様々な情報をお伝えしてきましたが、最後に、私たちがこれまでに手がけた実際の施工事例をご紹介します。 【安全な遊び場】ペットと子供が安心して走り回れる庭へ 広々としたお庭をフェンスで囲い、建物沿いにウッドデッキを設置しました。 プライバシーはしっかり確保しつつも、家族全員がのびのびと過ごせる団らんスペースができました。 お部屋のどこからでもお庭にアクセスできるので動線もばっちりです。 【アウトドアリビング】リビングと繋がる、もう一つの家族団らんスペース 「休日をゆったり過ごしたい」というご要望のもと、建物に調和した、温かみのあるブラウンカラーのウッドデッキを設置しました。 かなり奥行きを広く設計したのでガーデンファニチャーを置くのにも十分なスペースがあります。 天井を開閉できるパーゴラも用意しているので、天候に合わせていつでも快適に過ごすことができますよ。 【プライベート空間】周囲の視線を気にしない憩いの場 明るいベージュカラーのウッドデッキでお部屋と高さを合わせて一体感を持たせ、室内が広く見えるよう工夫しています。 思い切ってお庭はフェンスでしっかりと覆い、外からの視線が気にならない完全プライベートな空間に仕上げました。 【癒し空間】ローメンテナンスなウッドデッキ こちらのお庭はオリーブの木がある癒し空間に仕上がっています。 もちろん家族がゆったりと過ごせるウッドデッキも設置しています。 こちらも建物と高さを合わせて設置し、お部屋が広く見える工夫も忘れていません。 お隣との境界には高さのあるアーバンフェンスでしっかりと目隠しを施し、プライバシーを確保しています。 【モダンデザイン】夜間のライトアップが美しい、非日常を味わう空間 こちらはウッドデッキとタイルデッキを組み合わせた事例です。 雨を凌げる屋根にはダウンライトが取り付けられているため、夜でも明るく快適です。 正面の芝は人工芝を採用しているのでお手入れも簡単ですよ。 その他当社が施工したウッドデッキの事例は以下からご覧ください。 まとめ:後悔しないウッドデッキ選び、プロに「理想の暮らし」を相談してみよう ここまで、人工木ウッドデッキのメリット・デメリットから、メーカー製品の比較、そして実際の施工事例まで、後悔しないための選び方をご紹介してきました。 もっとも大切なことは、スペックを比較すること以上に「ウッドデッキを設置して、どんな時間を過ごしたいか」をご家族で想像してみることです。 メンテナンスの手間から解放されて、自由な時間を手に入れたい。 子供やペットが、安全な場所で笑顔いっぱいに走り回る姿を見たい。 友人を招いて、自慢の庭で賑やかに食事を楽しみたい。 そんなあなたの「理想の暮らし」を形にするのが、私たち達匠の仕事です。 達匠は、岐阜の地で約20年にわたり、5,000件以上の庭づくりを通して、お客様の「理想の暮らし」を形にしてきました。 プラン作りから施工まで、すべてを自社の職人が責任を持って担当。 下請けを挟まないため、余計な費用がかからず、細かなご要望にもお応えできる品質の高さが強みです。 LIXILデザインコンテストでの6年連続受賞も、そうした実直な仕事の積み重ねの評価だと考えています。 「うちの場合はどうなんだろう?」 「予算内でどこまでできるの?」 そんな疑問やご不安がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。 あなたの理想のウッドデッキの実現を、私たちが全力でサポートします。  

クローズ外構って何?その魅力5つとおしゃれにするコツを施工事例でご紹介!

住宅街を歩いていると、美しい塀や壁で敷地がしっかりと囲まれた、ひときわ目を引くお住まいを見かけることはありませんか? あれが、今回ご紹介する「クローズ外構」です。 プライバシーを守りつつ、住まいの顔となる外観を個性的に演出できるスタイルとして、近年関心が高まっています。 クローズ外構は、単に敷地を区切るという役割以上に、ご家族が安心してくつろげるプライベートな空間の確保、オシャレで洗練されたデザインにできるのも魅力の一つです。 この記事では、そんなクローズ外構がもたらす、新しい暮らしの可能性について掘り下げていきます。 クローズ外構って具体的にどんなもの? メリットだけじゃなく、デメリットも知っておきたい おしゃれに見せるためのコツはあるの? 実際の費用はどれくらいかかるんだろう? といった疑問にお答えできるよう、クローズ外構の基本的な知識から、デザインのアイデア、費用面まで、実際の施工例を交えながら詳しく解説します。 クローズ外構の魅力を、一緒に見ていきましょう。 クローズ外構とは?まず知っておきたい基本と主な役割 そもそも「クローズ外構」とは、住宅の敷地全体を塀や壁、フェンスなどで囲んで、外からの視線を遮りプライベートな空間を作り出す外構デザインのことです。 この手法を用いることで、道路や隣接する敷地からの視線を気にすることなく、落ち着いた暮らしを実現しやすくなります。 具体的には、以下のような要素で構成されるのが一般的です。 高い塀や壁 デザイン性のあるフェンス 目隠し効果のある植栽 セキュリティ機能を備えた門扉 クローズ外構の大きな特徴は、プライバシーを守るという機能面に加えて、住宅全体のデザイン性を高める役割も担う点にあります。 例えば、モダンで直線的なデザインの塀を選べば、建物全体がシャープで引き締まった印象になりますし、温かみのある素材を使えば、優しく迎え入れるような雰囲気を演出できます。 また、防犯面でも心強い存在です。 敷地内への侵入を物理的に難しくし、不審者が使づきにくい環境にする効果があります。 ただし、完全に閉鎖的にするのではなく、部分的に開放感を持たせるデザインも人気です。 例えば、塀の一部に格子やガラスブロックを使用したり、植栽を効果的に配置したりすることで、圧迫感を軽減しつつプライバシーを確保する工夫がなされています。 これは、セミクローズ外構と呼びますが、詳しくは別記事でお話ししますので、ここでは割愛します。 特に都市部や住宅が密集している地域では、クローズ外構のニーズが高まっています。 お隣との距離が近い環境でも、自分だけの空間を確保したいという願いを叶えてくれるのです。 クローズ外構の魅力って何?5つのメリット クローズ外構には、日々の暮らしをより豊かにしてくれる、たくさんの魅力的なメリットがあります。 ご家族の生活の質を向上させるうえで、欠かせない要素です プライバシーをしっかり確保。周りの視線を気にせず安心 お庭でくつろいだり、洗濯物を干したりするとき、他人の視線が気になることはありませんか? クローズ外構なら、高い塀やフェンスが外部からの視線をしっかりと遮ってくれます。自宅での時間をより快適に過ごせるようになります。 都市部や住宅密集地にお住まいで、外部からの視線が気になる方には最適です。 防犯性が向上。不審者の侵入を防ぐ 敷地全体を囲むクローズ外構は、不審者が簡単に侵入できないようになるため、ご家族の安全を守る上で重要な役割を果たします。 空き巣などの被害を未然に防ぐ抑止力としても期待できます。 特に人通りの多い角地などにお住まいの場合、その効果はより一層感じられるはずです。 子どもやペットの飛び出しを防ぐ 小さなお子さまやペットがいるご家庭にとっても、クローズ外構はおすすめです。 門扉をきちんと閉めておけば、お子さまが不意に道路へ飛び出してしまうリスクや、ペットが敷地の外へ出てしまう心配を大幅に減らすことができます。 より安心して過ごせます。遊び盛りの子どもがいる家庭や、ペットを飼っている方にとっては、大きな安心材料となるでしょう。 塀や門扉で個性を表現できる 塀やフェンスのデザインによって、住宅全体の印象を大きく変えることができます。 例えば、シックでモダンなデザイン、温もりを感じるナチュラルな外観、あるいは重厚感のある和風スタイルなど、あなたの理想とするお住まいのイメージを形にすることができます。 外部の騒音を軽減する 道路や近隣からの騒音が気になる方にもクローズ外構はおすすめです。 敷地を囲む塀やフェンスが一定の防音壁のような役割を果たし、外部からの騒音を和らげてくれます。 より静かで落ち着いた住環境を実現できるでしょう。交通量の多い道路に面している場合などに最適です。 クローズ外構の注意点は?知っておきたい4つのデメリット 一方で、注意すべき点もいくつかあります。後で後悔しないためにも、以下のポイントを確認しておきましょう。 他のスタイルと比べて費用がかかる クローズ外構は、敷地全体を塀や壁などで囲む必要があるため、敷地をあまり囲まないオープン外構などと比較すると、どうしても費用が高くなる傾向にあります。 使用する素材や範囲によっては、予想以上の費用がかかる可能性があります。 ただし、長期的な視点で見れば、快適な暮らしへの投資と捉えることもできるでしょう。 圧迫感を感じることも 特に敷地が狭い場合、高い塀やフェンスによって圧迫感を感じることがあります。 その結果、家全体が閉鎖的な印象を与えてしまうことがあります。 しかし、この点はデザインや素材選びを工夫することで、ある程度軽減することができます。 外の景色が見えにくくなる(開放感が少なくなる) 外部からの視線を遮るということは、同時に、家の中から外の景色を楽しむ機会が減ってしまうことにもつながります。 窓からの景色を楽しみたい場合や、開放感を重視する場合には不向きかもしれません。 とはいえ、こちらもデザインの工夫次第で対応できる場合があります。 例えば、景色の良い方向にだけ開口部を設けたり、高さを調整したりすることで、プライバシーと開放感のバランスを取ることも可能です。 侵入者の発見が遅れる可能性も 一度敷地内に侵入された場合、外部からの発見が困難になる可能性があります。 そのため、人感センサー付きの照明設備を設置したり、防犯カメラを取り付けたりといった、追加の防犯対策を検討することをおすすめします。   クローズ外構の採用を検討する際は、これらのメリットとデメリットを十分に考慮し、自身の生活スタイルや優先事項に合わせて判断することが重要です。 クローズ外構をおしゃれに!センスが光る5つのデザインのコツ せっかくクローズ外構にするなら、見た目にもこだわりたいですよね。 ここでは、クローズ外構をよりおしゃれに、そして魅力的に見せるためのコツをいくつかご紹介します。 家との統一感を大切に おしゃれなクローズ外構を実現するための最も基本的なポイントは、建物全体との統一感を考えることです。 外構の色やデザインを家の外観に合わせることで、統一感のある美しい外観が生まれます。 例えば、家の外壁の色を塀やフェンスに取り入れたり、家のデザインのテイストに合わせた素材を選んだりするのがポイントです。 和風の家には落ち着いた雰囲気の和風テイストの外構が、モダンな家にはシンプルな外構が映えますよ。 植栽を効果的に活用 緑、つまり植栽は、無機質になりがちなクローズ外構に柔らかさと生命力を与えてくれます。 ただし、やみくもに植栽を増やすのではなく、計画的に配置することがポイントです。 例えば、門まわりや塀際にシンボルツリーを一本植えるだけでも、季節の移ろいを感じられる素敵なアクセントになります。 その際、直線的ではなく、二等辺三角形を意識して配置すると、より自然な印象になります。 照明でナイトシーンを演出 昼間だけでなく、夜のデザインも考えてみましょう。 適切な照明を計画的に配置することで、夜の外構は昼間とはまったく異なる、ドラマチックで魅力的な空間に生まれ変わります。 門柱灯や玄関アプローチを照らすダウンライト、植栽を美しくライトアップするスポットライトなど、光の演出を効果的に使うことで、幻想的で温かみのある雰囲気を創り出せます。 また、夜間の視認性を高めることは、防犯面でも大きな効果が期待できます。 塀や壁の素材を工夫する 敷地を囲む高い塀や壁は、クローズ外構の大きな特徴の一つです。しかし、使い方によっては単調で圧迫感のある印象になりかねません。 そこで、異なる素材や質感をうまく組み合わせることで、おしゃれで変化に富んだ壁面を演出してみましょう。 例えば、コンクリート打ち放しの壁の一部に温かみのある木材パネルやアクセントタイルを組み合わせたり、塗り壁と表情豊かなレンガを組み合わせたりすることで、単調さを避けられます。 開口部をデザインのアクセントに クローズ外構では、門扉や駐車スペースのゲート、あるいは壁に設けられる小窓など、外部とつながる「開口部」は限られています。 だからこそ、これらの開口部をデザイン上の重要なアクセントとして意識的に活用しましょう。 例えば、モダンなデザインの門扉を選んだり、塀に小窓やガラスブロックを取り入れたりすることで、閉鎖的になりすぎない外観を演出できます。 クローズ外構のおしゃれなデザイン実例集【達匠】 私たち達匠が手がけたクローズ外構の中から、特に人気の高いおしゃれなデザイン事例をいくつかご紹介します! モダンスタイル シンプルで洗練された直線的なデザインが特徴のモダンスタイルの事例です。 スッキリとした印象と機能性を重視する方に適したデザインで、都会的でスタイリッシュな外観を実現します。 リゾートスタイル 開放感と自然との調和を重視したリゾートスタイルの事例です。 リラックスした雰囲気と豊かな緑を楽しみたい方に適したデザインで、日常的に休暇気分を味わえる空間を創出します。 和モダンスタイル 日本の伝統的な要素と現代的なデザインを融合させた和モダンスタイルの事例です。 和の趣を残しつつ、モダンな印象を求める方に適したデザインです。 施工事例:シンプル×和テイスト   事例をもっと見たいという方は、下記からご覧ください! 🔗Webサイトで事例を見る 🔗Instagramで事例を見る クローズ外構の費用相場は? クローズ外構を考える上で、やはり気になるのが費用面ですよね。 実際のところ、費用は敷地の広さ、選ぶ素材(塀の種類、門扉のグレードなど)、デザインの凝り具合によって大きく変わってきます。 あえて目安を設けるのであれば、200万円から300万円程度でしょう。 ただし、高級素材を使用したり、ハイクローズ外構(クローズ外構よりも高さがあり高級感のあるクローズ外構のこと)だと、500万円以上かかるケースもあります。 また、部分的にクローズ性を持たせる「セミクローズ外構」という選択肢もあり、これならば費用をより抑えることができます。 費用に関する詳しい情報や、コストを抑えるためのテクニックについては、以下の記事で解説しています。   クローズ外構の導入を検討される際は、初期費用だけでなく、プライバシーの確保や防犯性の向上、そして何よりも日々の暮らしの快適さといった、金額だけでは測れない価値も含めて、長期的な視点で費用対効果を考えることが大切です。 まとめ:予算に合わせてまずは相談してみよう クローズ外構は、プライバシーの確保や防犯性の向上など、現代の住宅ニーズに応える魅力的な選択肢です。 ただし、ご自身に合うかどうかは、しっかりと考えたいところですよね。 この記事では、クローズ外構とは何なのか、メリット・デメリット、おしゃれに仕上げるコツは?実際のデザイン例は?など幅広くご紹介しました。 これらの情報を参考に、ご自身がクローズ外構にすべきか検討してみてくださいね。 検討の際は、以下のステップを踏むことをおすすめします。 自身のニーズと優先順位を明確にする 予算を設定する 専門家に相談し、具体的なプランを立てる 当社、有限会社達匠では、5,000軒以上の施工実績を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせたクローズ外構のデザインと施工を提供しています。 3D CADによる完成イメージの共有や、自社建材店を活用した適正価格での高品質施工など、お客様の理想の住まいづくりをトータルでサポートいたします。 クローズ外構に関する疑問や不安がある方、具体的なプランニングをご希望の方は、ぜひお気軽にご相談をください!

外構工事の費用、どこまでできる?面積・デザイン・箇所別の相場と価格変動のポイント

新築の打ち合わせで外構の話になったとき、多くの方がまず気になるのが「費用」です。 「住宅本体の約10%が目安」とよく言われますが、実際には土地の広さや選ぶ外構スタイルで大きく変わるため、あまり当てになりません。 ハウスメーカーから「だいたい150万円ですね」と概算を聞いても、実際には300万円を超えることもよくあります。 ハウスメーカーの外構見積もりは総額を抑えて見せるため、必要最小限の内容で出されることが多いのです。 では、外構費用は何で決まるのでしょうか。 土地の面積はもちろん、外構スタイルや素材の選び方、土地の条件によっても大きく変わります。 この記事では、30坪から100坪まで坪数別の費用相場、外構スタイル別・項目別の費用、そして予算内で理想に近づける方法を、達匠の5000件以上の施工実績をもとに解説します。 この記事でわかること 30坪、40坪、50坪など、坪数別の具体的な費用相場 外構費用が変わる4つの要因(面積・デザイン・素材・土地条件) オープン・セミクローズ・クローズ、外構スタイル別の費用感 項目別(門周り・フェンス・駐車場など)の費用内訳 よくある失敗例と、費用を抑える5つの方法 外構工事の費用相場はいくら?何で変わる? 「外構工事、結局いくらかかるの?」と、まず気になるのが相場感ではないでしょうか。 しかし、一口に「外構費用」といっても、条件によって全く変わってきます。 まずは全体の相場感を掴んだうえで、何が費用を左右するのかを理解しておきましょう。 一般的な外構費用の相場は100万〜300万円 外構工事の費用は、住宅本体の約10%が目安とよく言われます。 しかし実際は、建物の価格よりも外構部分の面積(坪数)に大きく左右されます。 一般的な戸建て住宅の場合、戸建て住宅の外構費用は多くの場合100万円〜300万円の範囲が一般的です。 ただし、これはあくまで平均的な目安です。 坪数や工事内容によって、100万円程度で済むケースもあれば、500万円を超える大規模な外構もあります。 外構費用が変わる4つの主な要因 では、この金額差はどこから生まれるのでしょうか。 外構費用は、主に以下の4つの要因によって変動します。 これらを理解しておくと、見積もりを見る際の判断材料になります。 土地の広さ(坪数)と坪単価 デザイン・外構スタイル 素材のグレード 土地の条件 ①土地の広さ(坪数) 外構費用にもっとも大きく影響するのは、土地の広さ(坪数)です。 30坪の土地と100坪の土地では、工事する範囲がまったく異なるため、費用も数倍の差が生じます。 一般財団法人建設物価調査会が2023年に実施した調査によると、戸建て住宅の外構面積(敷地面積から建物面積を除いた外構部分面積)は30坪〜75坪(約100㎡〜250㎡)の範囲に全体の半数近くが集中しています。 参考:「一般財団法人 建設物価調査会「個人住宅工事費調査 報告書~戸建住宅の建設費について~(2023年10月)」」 このすべての敷地を外構工事するわけではありませんが、いったんの目安となります。 ②デザイン・外構スタイル 外構スタイル(オープン・セミクローズ・クローズ)によっても、費用は大きく変わります。 フェンスや塀、門扉やガレージなどの有無が費用に直結するためです。 オープン外構(フェンスなし)がもっとも安く、セミクローズ外構(部分的にフェンス)が中程度、クローズ外構(全体を囲む)がもっとも高額になります。 たとえば、同じ50坪の土地でも、オープン外構なら50万〜150万円で収まる一方、クローズ外構では200万〜300万円以上かかることも十分あります。 外構スタイル別の詳しい費用相場については、のちほど解説します。 ③素材のグレード 同じ工事内容でも、使用する素材によって費用が1.5〜2倍になることもあります。 同じデザインでも、高級な素材を使えば工事費用は高くなります。 舗装をコンクリートにするかレンガにするか、デッキを天然木にするか人工木にするかでも費用は変わります。 ただし、初期費用だけでなく耐久性もふまえて、長期的なコストパフォーマンスを考えることも大切です。 ④土地の条件 土地の条件によって、追加工事が必要になる場合があります。 追加費用が発生しやすい土地の例 傾斜や段差(高低差)がある土地 敷地が狭くて重機が入らない 地盤が弱い 古い構造物や土の処分が必要 たとえば、傾斜や段差がある土地では、擁壁を作ったり段差を処理する工事が必要で、2mの擁壁なら50万円以上かかることもあります。 他にも、敷地が狭くて重機が入らない場合の手作業費用、地盤が弱い土地での基礎工事費用、古い構造物の撤去や残土処分など、土地の状態によって追加費用が発生します。 これらは見積もり段階では見落とされがちで、後から追加になることも多いため、現地調査を伴う詳細な見積書を取得することが大切ですです。 外構工事の費用は「面積」で変わる!坪数別の費用相場|30坪〜100坪以上 さきほどの要因にもあった通り、外構の面積で費用は大きく変わります。 外構の面積(坪・㎡) 該当する住宅の割合 費用相場の目安 〜30坪 (〜100㎡) 約15% 50万円〜250万円 30〜60坪 (100〜200㎡) 約35% 100万円〜450万円 60〜90坪 (200〜300㎡) 約25% 250万円〜600万円 90坪以上 (300㎡〜) 約25% 330万円〜700万円以上 30坪の敷地と100坪の敷地では、工事する範囲が3倍以上違いますから、費用もそれに応じて変わってきます。 目安とするならば、150万円〜250万円がひとつの目安となります。 これは、もっとも多い30〜60坪の敷地で、駐車場やアプローチといった基本的な工事に、フェンスや少しの植栽などを加えていくと、この価格帯に落ち着くことが多いためです。 では、30坪から100坪以上まで、坪数ごとに具体的な費用の目安と「その予算で何ができるか」を見ていきましょう。 30坪〜50坪の外構費用相場 30坪から50坪は、戸建て住宅でもっとも多いサイズです。 「ちょうどうちもこのくらい」という方、多いんじゃないでしょうか。 敷地面積(建物含む) 費用目安 約30坪(約99㎡) 100〜250万円 約40坪(約132㎡) 150〜300万円 約50坪(約165㎡) 200〜350万円 30坪でできること 100〜150万円の予算なら、生活に必要な最低限の外構が揃います。 駐車場1〜2台分のコンクリート舗装 簡易的なアプローチ(砂利や一部コンクリート) ポストと表札(壁付けタイプや廉価な機能門柱) 境界の一部にメッシュフェンス数メートル 「とりあえず必要な部分だけ」という最小限の構成なら、このくらいで進められます。 150〜200万円あれば、駐車場2台分、シンプルな機能門柱、目隠しフェンス5〜10メートル、植栽数本が加わります。 ひと通りの外構が揃う、新築時に「まずはここまで」と考える方の多い価格帯です。 200〜250万円になると、小さめのウッドデッキ(6〜8㎡)やタイルを使ったアプローチ、門柱照明や庭照明数カ所も狙えます。 40坪でできること 150〜200万円だと、こんな構成が標準的です。 駐車場2台分 機能門柱(ベーシックタイプ) 必要な辺に10メートル程度の境界フェンス 芝生や植栽を少し 40坪になると駐車スペースにゆとりができて、庭の面積も少し広がります。 200〜250万円あれば、駐車場2台分に加えて、片流れカーポート1台分を追加したり、目隠しフェンス10メートルを素材グレードアップして質感を上げたり。 アプローチにタイルでアクセントをつけるのもいいですね。 250〜300万円なら、駐車場2〜3台分、2台用カーポート、門柱照明と庭照明、目隠しフェンスをL字に配置。 小〜中型のウッドデッキも現実的になってきます。 50坪でできること 200〜250万円なら、こんな構成が基本ラインです。 駐車場2〜3台分(30〜40㎡) 機能門柱ミドルグレード 目隠しフェンス5〜10メートル 植栽や芝生で見せ場を作る 50坪あると、駐車スペースと庭のバランスがちょうどよくなります。 250〜300万円まで予算を伸ばせば、2台用カーポートを置きながら、アプローチのタイル化を広げることも。 目隠しフェンス10メートル級を素材グレードアップして、小〜中型のウッドデッキ(8〜12㎡)も視野に入ります。 300〜350万円になると、半クローズ寄りの外構(門塀の一部設置+フェンス20メートルのうち10メートルを目隠し)、ウッドデッキやタイルテラスを主役級に配置、照明を点在させる。 このあたりまでくると、かなり満足度の高い仕上がりになります。 60坪〜80坪の外構費用相場 60坪を超えてくると、敷地にゆとりが生まれます。 できることの選択肢がぐっと広がるぶん、どこにお金をかけるかの判断が大切になってきます。 敷地面積(建物含む) 費用目安 約60坪(約198㎡) 250〜450万円 約70坪(約231㎡) 280〜500万円 約80坪(約264㎡) 300〜550万円 60坪でできること 250〜320万円あれば、こんな構成が揃います。 駐車場3台分のコンクリート舗装 照明付きの上位機能門柱 目隠しフェンス10メートル前後 植栽計画 必要なら1台用カーポートを追加するのもありです。 320〜380万円になると、2台用カーポート、目隠しフェンス10〜20メートル(素材ミックス)、小〜中サイズのタイルテラス。 動線と植栽ライトで数カ所照明を入れれば、夜の表情も楽しめます。 380〜450万円まで伸ばせば、門塀と囲い計画を強化してファサードを意匠化、20メートル級のフェンス(うち10メートルは目隠し)、中型のウッドデッキまたはタイルテラス(10〜15㎡)。 このクラスになると、見た目の満足度もかなり高まります。 70坪でできること 280〜360万円の予算では、以下の構成が整います。 駐車場3台分 2台用カーポートまたは1台用を2基(片流れ) 目隠しフェンス10メートル タイルや洗い出しでアプローチを格上げ 70坪あると、駐車場と庭のバランスがちょうどよく取れます。 360〜430万円になると、門塀とゲート感の演出、目隠しフェンス15〜20メートル、植栽と芝生を面で計画。 中型ウッドデッキ(12㎡前後)も十分射程に入ります。 430〜500万円では、半クローズから準クローズ構成(門塀+フェンス20メートル以上の一部目隠し)、照明一式、質感の高いタイル面積の拡張。 しっかりとした囲いのある外構が実現できます。 80坪でできること 300〜380万円なら、こんな構成が基本ラインです。 駐車場3〜4台分のコンクリート舗装 2台用カーポート 上位機能門柱 目隠しフェンス10メートル級 庭側は芝生と低木中心の構成になります。 380〜470万円まで予算を確保すれば、目隠しフェンス15〜20メートル(コーナー含む)、タイルテラス10㎡級または中〜大型ウッドデッキ(12〜16㎡)。 植栽と照明で画をつくれます。 470〜550万円になると、門塀の造形と囲いを強化して、タイルや自然石の見せ場を拡張。 必要であればガレージ(1台100〜150万円+申請費)も視野に入ります。 90坪〜100坪以上の外構費用相場 90坪を超えると、かなり広大な敷地になります。 このクラスになると、「どこまで外構するか」が最大の悩みどころ。 正直、150万円や200万円で充実させるのは現実的に難しく、最低でも300万円、できれば500万円程度は見ておく必要があります。 敷地面積(建物含む) 費用目安 約90坪(約297㎡) 330〜600万円 約100坪以上(約330㎡以上) 350〜700万円 90坪でできること 330〜420万円あれば、こんな構成が揃います。 駐車場4台分のコンクリート舗装 2台用カーポート 目隠しフェンス10メートル アプローチのタイルや自然石によるワンポイント演出 「まずは必要な部分から」なら、このあたりが出発点です。 420〜520万円になると、目隠しフェンス20メートル級(素材ミックス)、タイルテラス10〜15㎡または大型ウッドデッキ(15㎡超)。 複数のシンボルツリーを含む植栽計画を組めば、緑のある暮らしが広がります。 520〜600万円まで伸ばせば、準クローズからクローズ寄りの外構(門塀+ゲート要素+囲い)、照明計画をファサードから庭まで体系化。 ガレージ1台の追加余地もあります。 100坪以上でできること 350〜450万円なら、こんな構成が揃います。 駐車場4〜5台分のコンクリート舗装 2台用カーポート 目隠しフェンス10〜15メートル 門柱・照明・植栽の基本一式 100坪以上だと、建物周辺だけでもこのくらいの予算が必要です。 450〜600万円まで予算を確保すれば、目隠しフェンス20メートル級、大きめのタイルテラス(15㎡級)または大型ウッドデッキ(15〜20㎡)。 植栽面積を広げて照明を点在配置すれば、ゆとりある外構になります。 600〜700万円になると、半クローズからクローズ外構(門塀・門扉・囲い)、ガレージ1〜2台(1台=約90〜150万円/2台=約150〜250万円の目安)。 自然石や大型タイルで見栄えを強化すれば、かなり満足度の高い仕上がりです。 デザイン(外構スタイル)で費用はどう変わる?3つのスタイル別費用相場 外構費用を左右するもう一つの大きな要因が、「外構スタイル」の選び方です。 同じ坪数でも、オープン・セミクローズ・クローズのどのスタイルを選ぶかで、費用は大きく変わります。 ここでは、3つの代表的な外構スタイルの特徴と費用相場をご紹介します。 「オープン外構」の相場は50万〜150万円 敷地の境界を明確に区切るフェンスや塀を設置しないため、周囲との調和を図りやすく、開放的な雰囲気を重視したデザインの外構をオープン外構と呼びます。 フェンスや塀などの構造物を必要としないため、材料費を大幅に抑えることが可能となり、他のスタイルと比較して総工事費を低く抑えられます。 目安としては、一般的に50万円~150万円程度で、シンプルな構成であれば50万円前後での実現も視野に入ります。 開放的な空間を好む方だけでなく、予算に制約がある方にとっても、オープン外構は魅力的な選択肢となり得るでしょう。ただし、プライバシー確保の点では工夫が必要です。 「クローズ外構」の相場は200万〜300万円以上 敷地の周囲を高いフェンスや塀で完全に囲み、外部からの視線を遮るデザインをクローズ外構と呼びます。 防犯効果が高く、プライバシーや安全性を重視する方に人気のタイプですが、オープン外構と対照的にフェンスや塀の材料費や工事量が増えるため、ほかのスタイルよりも高コストになる傾向があります。 目安としては、一般的に200万円~300万円以上を見込んでおくとよいでしょう。 しっかりとした門扉や高さのある塀で敷地全体を囲む場合、相応の予算が必要となります。 バランスの良い「セミクローズ外構」の費用 セミクローズ外構は、敷地の一部にのみフェンスや塀を設置することで、プライバシーと開放感のバランスを絶妙に保っています。 完全な閉鎖感を避けつつも、ある程度の安全性とプライバシーを確保したい方々にとって理想的な選択肢となるでしょう。 部分的な構造物の設置により、クローズ外構ほどのコストはかからず、かつオープン外構以上の機能性を備えることができます。 目安としては、一般的に150万円~250万円程度です。 セミクローズ外構はバランスがよく、最近人気が高まっています。 工事箇所別の費用内訳は?門扉・フェンス・駐車場など 次に、工事する箇所ごとに費用を見ていきましょう。 外構工事とひと口に言っても、どこを対象にするかで費用は大きく変わります。 以下の相場を参考にすると、おおよその費用を把握するのに役立ちます。   施工箇所 費用相場 門周り 15万円〜30万円 アプローチ 30万円〜60万円 ブロックフェンス 40万円〜80万円 カーポート・ガレージ 40万円〜100万円 庭・植栽 10万円〜100万円 テラス・ウッドデッキ 40万円〜50万円 フェンス 10万円〜50万円 門周り 門周りは「家の顔」となる部分であり、デザインや素材にこだわる方が多い箇所です。 門扉、門柱、ポスト、表札などをまとめて工事するケースが一般的です。 門柱は「造作門柱」と「機能門柱」があり、門扉は高さや素材で費用が変わります。 費用相場: 約15万円~30万円程度 アプローチ 玄関アプローチは、門から玄関までの通路を砂利やコンクリート、タイルなどで舗装する工事です。 素材によって1平米あたりの費用が変わってきます。 デザイン性と安全性を考慮する必要があります。 費用相場: 約10万円~15万円程度 ブロックフェンス ブロックフェンスは敷地を区切るためのフェンスで、防犯性やプライバシーを確保するために設置されます。 基本的には高さと距離で決まり、デザイン性のある化粧ブロックにすると費用が上がります。 費用相場: 約40万円~60万円程度 カーポート・ガレージ 車を所有している場合は、必須の工事です。土間コンクリート打ちやカーポートの設置など、施工内容によって費用が異なります。 カーポートは、所有台数によって変わり、またデザイン性のあるカーポートを選ぶと費用が上がります。 費用相場: 約40万円~100万円程度 庭・植栽 庭や植栽は、工事の規模によって大きく異なります。 芝生や砂利を敷くなどの簡単な工事であれば10万円程度ですが、庭の広さや植栽の数、設備工事などによって、50万円~100万円かかるなど、大きく違ってくる箇所です。 費用相場: 約10万円~100万円程度 テラス・ウッドデッキ テラスやウッドデッキは、天然木・人口木・タイルなど、素材によって費用が変わります。 また、同じ人口木の中でもグレードによって、金額が変わってきます。施工面積や屋根の有無でも異なります。 費用相場: 約40万円~50万円程度 フェンス フェンスはブロックフェンスと同様に距離と高さで変わってきますが、素材や機能によって費用が大きく異なるのが特徴です。 素材としては、アルミ・樹脂・天然木などがあり、種類としてはメッシュフェンス、目隠しフェンスなどがあります。 費用相場: 約10万円~50万円程度 外構工事の費用を上手に抑える5つのポイント 優先順位をつけて段階的に施工する 外構工事は一度にすべてやろうと考えがちですが、まずは最低限必要な箇所を優先し、後から追加できる工事は家計に余裕ができてから、という進め方もあります。 一度に大きな支出が集中するのを避け、長期的な視点で予算を配分できます。 段階的に工事を進めることで、それぞれの箇所の完成度を高められるため、こだわりをあきらめたくない方には特におすすめの方法です。 素材のグレードを調整する 素材の選び方も、費用を大きく左右します。 同じデザインでも、高級な素材を使えば工事費用は高くなります。 舗装をコンクリートにするかレンガにするか、デッキを天然木にするか人工木にするか、といった選択で費用は変わってきます。 すべての項目を高グレードにする必要はありません。 優先度の高い箇所(玄関周り、アプローチなど)は質の高い素材を使い、それ以外は標準的な素材にする、といったメリハリをつけることで予算を調整できます。 ただし、初期費用だけでなく耐久性もふまえて、長期的なコストパフォーマンスを考えることも大切です。 専門業者に直接依頼 専門の外構業者に直接依頼することで、中間マージンをカットし、総費用を抑えることができます。 不要な手戻りや材料の無駄を最小限に抑え、工期の短縮にも期待できるでしょう。 また、専門業者は最新の技術や材料に精通していることが特長で、より費用対効果の高い提案をしてくれるケースもあります。 DIYを取り入れる 同様にDIYを取り入れることも費用の節約に効果的です。そのまま趣味につながることも。 例えば、防草シートや芝生の設置、庭への植栽といった比較的単純な作業は、ご自身で行うケースも多いです。 とはいえ、専門的な知識や技術を要する箇所や安全性が特に重視される部分については、専門業者に依頼しましょう。 3社以上見積もりをとる 複数の業者から見積もりを取ることで、提案内容や価格を比較検討することが出来ます。 これによりざっくりとした相場感がつかめてくるため、3社以上は見積もりを取得するようにしましょう。 まとめ:予算と理想を両立させる外構づくりのために ここまで見てきたように、外構工事の費用は面積やデザイン、工事の箇所など、さまざまな要因で変わります。 費用をうまく抑えながら理想をかなえるには、工事の優先順位を考えたり、複数の業者を比較したりすることが大切です。 しかし、最終的に満足できる外構になるかどうかは、施工業者選びが何よりも決め手となります。 この記事のまとめ 外構費用は面積(坪数)で大きく変わる 30坪〜50坪で100万〜350万円、60坪以上で250万〜700万円が目安 外構スタイルによっても50万〜300万円以上と幅がある 費用を抑えるには、段階的施工や専門業者への直接依頼が有効 信頼できる業者選びが満足度を左右する 「実際に外構プランを相談してみたい」 「うちの予算内でどんなデザインができるのか知りたい」 と思われた方は、ぜひ岐阜・愛知で豊富な実績を持つ達匠までお気軽にお問い合わせください。 5,000件以上の豊富な施工実績と、LIXILエクステリアコンテスト2024金賞・銀賞のデザイン力、さらには、自社一貫施工のため、コストパフォーマンスの面でも、お客様のご要望に最大限寄り添うことができます。 まずは無料相談で、あなたの理想の外構についてお聞かせください。  

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  • 愛知県: 名古屋市(全域)、一宮市、春日井市、小牧市、稲沢市、清須市、北名古屋市などを中心とした尾張地域
  • 三重県: 桑名市など北勢エリアの一部

上記は主なエリアです。近隣の市町村についても、まずはお気軽にご相談ください。