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クローズ外構って何?その魅力5つとおしゃれにするコツを施工事例でご紹介!

住宅街を歩いていると、美しい塀や壁で敷地がしっかりと囲まれた、ひときわ目を引くお住まいを見かけることはありませんか?

あれが、今回ご紹介する「クローズ外構」です。

プライバシーを守りつつ、住まいの顔となる外観を個性的に演出できるスタイルとして、近年関心が高まっています。

クローズ外構は、単に敷地を区切るという役割以上に、ご家族が安心してくつろげるプライベートな空間の確保、オシャレで洗練されたデザインにできるのも魅力の一つです。

この記事では、そんなクローズ外構がもたらす、新しい暮らしの可能性について掘り下げていきます。

  • クローズ外構って具体的にどんなもの?
  • メリットだけじゃなく、デメリットも知っておきたい
  • おしゃれに見せるためのコツはあるの?
  • 実際の費用はどれくらいかかるんだろう?

といった疑問にお答えできるよう、クローズ外構の基本的な知識から、デザインのアイデア、費用面まで、実際の施工例を交えながら詳しく解説します。

クローズ外構の魅力を、一緒に見ていきましょう。

この記事を書いた人
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吉村英朗

12年間住宅の設計に携わり、その際、エクステリアの持つ可能性に興味を持ち、外構の設計として13年になります。

クローズ外構とは?まず知っておきたい基本と主な役割

そもそも「クローズ外構」とは、住宅の敷地全体を塀や壁、フェンスなどで囲んで、外からの視線を遮りプライベートな空間を作り出す外構デザインのことです。

この手法を用いることで、道路や隣接する敷地からの視線を気にすることなく、落ち着いた暮らしを実現しやすくなります。

具体的には、以下のような要素で構成されるのが一般的です。

  • 高い塀や壁
  • デザイン性のあるフェンス
  • 目隠し効果のある植栽
  • セキュリティ機能を備えた門扉

クローズ外構の大きな特徴は、プライバシーを守るという機能面に加えて、住宅全体のデザイン性を高める役割も担う点にあります。

例えば、モダンで直線的なデザインの塀を選べば、建物全体がシャープで引き締まった印象になりますし、温かみのある素材を使えば、優しく迎え入れるような雰囲気を演出できます。

また、防犯面でも心強い存在です。

敷地内への侵入を物理的に難しくし、不審者が使づきにくい環境にする効果があります。

ただし、完全に閉鎖的にするのではなく、部分的に開放感を持たせるデザインも人気です。

例えば、塀の一部に格子やガラスブロックを使用したり、植栽を効果的に配置したりすることで、圧迫感を軽減しつつプライバシーを確保する工夫がなされています。

これは、セミクローズ外構と呼びますが、詳しくは別記事でお話ししますので、ここでは割愛します。

特に都市部や住宅が密集している地域では、クローズ外構のニーズが高まっています。

お隣との距離が近い環境でも、自分だけの空間を確保したいという願いを叶えてくれるのです。

あわせて読みたい
失敗しない!セミクローズ外構のメリットとおしゃれなデザイン施工例

新居の外構デザインを考えている際に、こんな悩みを抱えていませんか? 「道路からの視線が気になるけど、高い塀で囲むのは息苦しそう...」 「開放的な雰囲気は欲しいけど、近所の目が気になって落ち着かない...」 「プライバシーと開放感、どっちを取るべき?」 実はこれ、多くのお客様が抱える共通の悩

クローズ外構の魅力って何?5つのメリット

クローズ外構には、日々の暮らしをより豊かにしてくれる、たくさんの魅力的なメリットがあります。

ご家族の生活の質を向上させるうえで、欠かせない要素です

プライバシーをしっかり確保。周りの視線を気にせず安心

お庭でくつろいだり、洗濯物を干したりするとき、他人の視線が気になることはありませんか?

クローズ外構なら、高い塀やフェンスが外部からの視線をしっかりと遮ってくれます。自宅での時間をより快適に過ごせるようになります。

都市部や住宅密集地にお住まいで、外部からの視線が気になる方には最適です。

防犯性が向上。不審者の侵入を防ぐ

敷地全体を囲むクローズ外構は、不審者が簡単に侵入できないようになるため、ご家族の安全を守る上で重要な役割を果たします。

空き巣などの被害を未然に防ぐ抑止力としても期待できます。

特に人通りの多い角地などにお住まいの場合、その効果はより一層感じられるはずです。

子どもやペットの飛び出しを防ぐ

小さなお子さまやペットがいるご家庭にとっても、クローズ外構はおすすめです。

門扉をきちんと閉めておけば、お子さまが不意に道路へ飛び出してしまうリスクや、ペットが敷地の外へ出てしまう心配を大幅に減らすことができます。

より安心して過ごせます。遊び盛りの子どもがいる家庭や、ペットを飼っている方にとっては、大きな安心材料となるでしょう。

塀や門扉で個性を表現できる

塀やフェンスのデザインによって、住宅全体の印象を大きく変えることができます

例えば、シックでモダンなデザイン、温もりを感じるナチュラルな外観、あるいは重厚感のある和風スタイルなど、あなたの理想とするお住まいのイメージを形にすることができます。

外部の騒音を軽減する

道路や近隣からの騒音が気になる方にもクローズ外構はおすすめです。

敷地を囲む塀やフェンスが一定の防音壁のような役割を果たし、外部からの騒音を和らげてくれます。

より静かで落ち着いた住環境を実現できるでしょう。交通量の多い道路に面している場合などに最適です。

クローズ外構の注意点は?知っておきたい4つのデメリット

一方で、注意すべき点もいくつかあります。後で後悔しないためにも、以下のポイントを確認しておきましょう。

他のスタイルと比べて費用がかかる

クローズ外構は、敷地全体を塀や壁などで囲む必要があるため、敷地をあまり囲まないオープン外構などと比較すると、どうしても費用が高くなる傾向にあります。

使用する素材や範囲によっては、予想以上の費用がかかる可能性があります

ただし、長期的な視点で見れば、快適な暮らしへの投資と捉えることもできるでしょう。

圧迫感を感じることも

特に敷地が狭い場合、高い塀やフェンスによって圧迫感を感じることがあります

その結果、家全体が閉鎖的な印象を与えてしまうことがあります。

しかし、この点はデザインや素材選びを工夫することで、ある程度軽減することができます。

外の景色が見えにくくなる(開放感が少なくなる)

外部からの視線を遮るということは、同時に、家の中から外の景色を楽しむ機会が減ってしまうことにもつながります。

窓からの景色を楽しみたい場合や、開放感を重視する場合には不向きかもしれません。

とはいえ、こちらもデザインの工夫次第で対応できる場合があります。

例えば、景色の良い方向にだけ開口部を設けたり、高さを調整したりすることで、プライバシーと開放感のバランスを取ることも可能です。

侵入者の発見が遅れる可能性も

一度敷地内に侵入された場合、外部からの発見が困難になる可能性があります。

そのため、人感センサー付きの照明設備を設置したり、防犯カメラを取り付けたりといった、追加の防犯対策を検討することをおすすめします。

 

クローズ外構の採用を検討する際は、これらのメリットとデメリットを十分に考慮し、自身の生活スタイルや優先事項に合わせて判断することが重要です。

クローズ外構をおしゃれに!センスが光る5つのデザインのコツ

せっかくクローズ外構にするなら、見た目にもこだわりたいですよね。

ここでは、クローズ外構をよりおしゃれに、そして魅力的に見せるためのコツをいくつかご紹介します。

家との統一感を大切に

クローズ外構:ピンコロ石目地デザイン事例(達匠)

おしゃれなクローズ外構を実現するための最も基本的なポイントは、建物全体との統一感を考えることです。

外構の色やデザインを家の外観に合わせることで、統一感のある美しい外観が生まれます。

例えば、家の外壁の色を塀やフェンスに取り入れたり、家のデザインのテイストに合わせた素材を選んだりするのがポイントです。

和風の家には落ち着いた雰囲気の和風テイストの外構が、モダンな家にはシンプルな外構が映えますよ。

植栽を効果的に活用

緑、つまり植栽は、無機質になりがちなクローズ外構に柔らかさと生命力を与えてくれます。

ただし、やみくもに植栽を増やすのではなく、計画的に配置することがポイントです。

例えば、門まわりや塀際にシンボルツリーを一本植えるだけでも、季節の移ろいを感じられる素敵なアクセントになります。

その際、直線的ではなく、二等辺三角形を意識して配置すると、より自然な印象になります。

照明でナイトシーンを演出

昼間だけでなく、夜のデザインも考えてみましょう。

適切な照明を計画的に配置することで、夜の外構は昼間とはまったく異なる、ドラマチックで魅力的な空間に生まれ変わります。

門柱灯や玄関アプローチを照らすダウンライト、植栽を美しくライトアップするスポットライトなど、光の演出を効果的に使うことで、幻想的で温かみのある雰囲気を創り出せます。

また、夜間の視認性を高めることは、防犯面でも大きな効果が期待できます。

塀や壁の素材を工夫する

敷地を囲む高い塀や壁は、クローズ外構の大きな特徴の一つです。しかし、使い方によっては単調で圧迫感のある印象になりかねません。

そこで、異なる素材や質感をうまく組み合わせることで、おしゃれで変化に富んだ壁面を演出してみましょう。

例えば、コンクリート打ち放しの壁の一部に温かみのある木材パネルやアクセントタイルを組み合わせたり、塗り壁と表情豊かなレンガを組み合わせたりすることで、単調さを避けられます。

開口部をデザインのアクセントに

クローズ外構では、門扉や駐車スペースのゲート、あるいは壁に設けられる小窓など、外部とつながる「開口部」は限られています。

だからこそ、これらの開口部をデザイン上の重要なアクセントとして意識的に活用しましょう。

例えば、モダンなデザインの門扉を選んだり、塀に小窓やガラスブロックを取り入れたりすることで、閉鎖的になりすぎない外観を演出できます。

クローズ外構のおしゃれなデザイン実例集【達匠】

私たち達匠が手がけたクローズ外構の中から、特に人気の高いおしゃれなデザイン事例をいくつかご紹介します!

モダンスタイル

シンプルで洗練された直線的なデザインが特徴のモダンスタイルの事例です。

スッキリとした印象と機能性を重視する方に適したデザインで、都会的でスタイリッシュな外観を実現します。

リゾートスタイル

開放感と自然との調和を重視したリゾートスタイルの事例です。

リラックスした雰囲気と豊かな緑を楽しみたい方に適したデザインで、日常的に休暇気分を味わえる空間を創出します。

和モダンスタイル

日本の伝統的な要素と現代的なデザインを融合させた和モダンスタイルの事例です。

和の趣を残しつつ、モダンな印象を求める方に適したデザインです。

施工事例:シンプル×和テイスト

 

事例をもっと見たいという方は、下記からご覧ください!

クローズ外構の費用相場は?

クローズ外構を考える上で、やはり気になるのが費用面ですよね。

実際のところ、費用は敷地の広さ、選ぶ素材(塀の種類、門扉のグレードなど)、デザインの凝り具合によって大きく変わってきます。

あえて目安を設けるのであれば、200万円から300万円程度でしょう。

ただし、高級素材を使用したり、ハイクローズ外構(クローズ外構よりも高さがあり高級感のあるクローズ外構のこと)だと、500万円以上かかるケースもあります。

また、部分的にクローズ性を持たせる「セミクローズ外構」という選択肢もあり、これならば費用をより抑えることができます。

あわせて読みたい
失敗しない!セミクローズ外構のメリットとおしゃれなデザイン施工例

新居の外構デザインを考えている際に、こんな悩みを抱えていませんか? 「道路からの視線が気になるけど、高い塀で囲むのは息苦しそう...」 「開放的な雰囲気は欲しいけど、近所の目が気になって落ち着かない...」 「プライバシーと開放感、どっちを取るべき?」 実はこれ、多くのお客様が抱える共通の悩

費用に関する詳しい情報や、コストを抑えるためのテクニックについては、以下の記事で解説しています。

 

クローズ外構の導入を検討される際は、初期費用だけでなく、プライバシーの確保や防犯性の向上、そして何よりも日々の暮らしの快適さといった、金額だけでは測れない価値も含めて、長期的な視点で費用対効果を考えることが大切です。

まとめ:予算に合わせてまずは相談してみよう

クローズ外構は、プライバシーの確保や防犯性の向上など、現代の住宅ニーズに応える魅力的な選択肢です。

ただし、ご自身に合うかどうかは、しっかりと考えたいところですよね。

この記事では、クローズ外構とは何なのか、メリット・デメリット、おしゃれに仕上げるコツは?実際のデザイン例は?など幅広くご紹介しました。

これらの情報を参考に、ご自身がクローズ外構にすべきか検討してみてくださいね。

検討の際は、以下のステップを踏むことをおすすめします。

  1. 自身のニーズと優先順位を明確にする
  2. 予算を設定する
  3. 専門家に相談し、具体的なプランを立てる

当社、有限会社達匠では、5,000軒以上の施工実績を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせたクローズ外構のデザインと施工を提供しています。

3D CADによる完成イメージの共有や、自社建材店を活用した適正価格での高品質施工など、お客様の理想の住まいづくりをトータルでサポートいたします。

クローズ外構に関する疑問や不安がある方、具体的なプランニングをご希望の方は、ぜひお気軽にご相談をください!

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