投稿日:2026.04.01 最終更新日:2026.04.01
ウッドデッキを作ったのに、気づいたら使っていない。
そういう家は、正直かなり多いと思います。
夏は日差しがきつくて出られない。雨が降ればもちろん無理。
春と秋だけ使えればいい方で、年間を通じてほとんど外に出ていない、なんて話もよく聞きます。
屋根を付けるだけで、使える日がだいぶ増えます。
ただ、屋根にもいろんな種類があって、目的や予算によってピッタリなものも変わります。
そこでこの記事では、岐阜・愛知エリアで5,000件以上の施工実績をもとに、屋根の種類と費用・失敗しない選び方を解説します。
最近はどのご家庭にもある大人気のウッドデッキ。 ご自宅に取り入れようと考えている人も多いと思います。。 しかし、 「どんなデザインがおしゃれなの?」 「抑えておいた方がいいポイントはあるの?」 「費用はどれくらいかかる?」 など、様々な疑問で迷って、SNSで情報を探している方も多いのでは
絵や写真に携わる異業種経験を通し、建物やエクステリアに興味を持ち転職。外構エクステリアの業界で営業設計として21年目。LIXILエクステリアコンテスト2024では、手がけた作品が金賞・銀賞。
目次
ウッドデッキに屋根を付けることで得られるメリットは、大きく分けて5つあります。

屋根を付ける一番の目的として挙げる方が多いのが、洗濯物を干せるスペースの確保です。
気象庁のデータによると、日本の多くの地域で1年のうち3〜4割が雨の日にあたるそうです。
年間に換算するとなんと100日以上!
屋根付きウッドデッキがあれば、その日も外干しができます。
雨の日でもBBQや食事を楽しめますし、子どもたちが雨の日でも外で遊べるスペースになります。

真夏のデッキが使われなくなる理由は、シンプルに「暑すぎる」からです。
何もないデッキは、まさに炎天下そのもの。
しかし、屋根で直射日光を遮るだけで、体感温度は大きく下がり、ウッドデッキを活用できるようになります。
もちろん、紫外線も防げますよね。
真夏でも、子どもを遊ばせたり、洗濯物を干したり、ちょっと椅子を出して座ることができるようになります。
さらに見逃せないのが、デッキ材の劣化防止。
紫外線を浴び続けると、天然木も人工木も必ず色あせます。
屋根があるだけで、その進行スピードは確実に変わります。

さらに見逃せないのが、デッキ材の劣化防止。
紫外線や雨を浴び続けると、天然木も人工木も必ず色あせます。
屋根があるだけで、その進行スピードは確実に変わります。
素材選びについて詳しく知りたい方は、人工木ウッドデッキの選び方をご覧ください。
また、通気・排水設計の重要性については腐らないウッドデッキの作り方で詳しく解説しています。

二階建てが多い住宅地では、「上から見られている」感覚が気になるものです。
屋根があれば、その視線を遮れます。
特に、すりガラス調やブロンズ系の屋根材にすると、空の光を取り込みながら視線だけをうまく遮れます。
フェンスや植栽と組み合わせれば、さらにプライバシーを高められます。

屋根付きウッドデッキで意外に喜ばれるのが、雨音です。
屋根に当たる雨の音は、不思議と落ち着きます。
雨の日も外に出られるから、「せっかくだからお茶でも」「雨音を聞きながら読書でも」という、新しい過ごし方ができます。
ただ、メリットが多い一方で、付け方によってはデメリットにもなります。
よくある4つのデメリットを整理しました。
もともとウッドデッキの魅力のひとつは「空が見える開放感」ですよね。
屋根を付けると空が見えにくくなり、なんとなく狭く感じることがあります。
透明・半透明の屋根材にするか、サイズを調整するか、可動式を検討するといいでしょう。
特に透明タイプは、雨や日差しを防ぎながらも明るさは保てます。
屋根を付けると、隣接するリビングが暗くなることがあります。
特に冬は日差しが低くなるため、日当たりが落ちやすくなります。
光を通したいか、熱を遮りたいか。どうバランスを取るかが鍵になります。
固定式の屋根は、台風の強風や積雪の重みで壊れることがあります。
耐荷重がきちんと計算されているか、施工前に必ず確認しましょう。
屋根を付けると、鳥の糞・落ち葉・花粉などの汚れが積もります。
放っておくと雨水で流れた汚れが外壁や基礎を傷めます。
特に、鳥の糞は酸性が強く、屋根材の表面も傷みます。
防汚加工済みの屋根材にすると、汚れが雨水で流れやすくなります。
年1〜2回水で洗い流すといいです。
費用・雨除け効果・開放感はどれも違うので、目的に合わせて選びましょう。
| 種類 | 費用目安 | 雨除け効果 | 日除け効果 | 開放感 | メンテ | 手軽さ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| テラス屋根(固定) | 15〜50万円 | ◎ | ◎ | △ | 年1〜2回 | △ |
| オーニング(可動) | 10〜30万円 | △ | ◎ | ◎ | 収納時の確認 | ○ |
| サンシェード・タープ | 3〜10万円 | △ | ○ | ◎ | 簡単 | ◎ |
| パーゴラ | 10〜40万円 | ✕ | △〜○ | ◎ | 植物の手入れ | △ |
テラス屋根は、アルミ支柱とポリカーボネートパネルで構成された固定式の屋根で、ウッドデッキに常設するタイプです。
4種類の中でもっとも雨・雪・日差しへの対応力が高く、洗濯物干しスペースを作りたい方にいちばん選ばれています。
代表的な製品としては、LIXILの「スピーネ」「テラスSC」、YKK APの「ソラリア」、三協アルミの「ナチュレ」などがあります。

引用:LIXIL | スピーネ



屋根材は大きくクリア・ブロンズ・熱線遮断の3タイプに分かれており、「UVカットはほぼ100%が前提で、暑さ対策(熱線カット率)と明るさ(全光線透過率)でグレードを選ぶ」という選び方が基本です。
費用の目安は工事費込みで15〜50万円程度です。
サイズや素材、施工条件によって幅が出ます。

オーニングは、必要なときだけ広げて使う可動式の日よけです。
使わないときは壁面に収納できるので、「開放感を保ちながら、日差しが強いときだけ使いたい」という方に向いています。
手動タイプと電動タイプがあり、費用の目安は工事費込みで10〜30万円程度。
細かく見ると、製品代だけで手動2〜15万円・電動15〜25万円、それに施工費3〜10万円が加わるイメージです。
注意点として、雨や雪を完全には防げないことと、強風時は壊れないよう収納する必要があることを押さえておきましょう。
「洗濯物を干すための屋根」としては少し心もとないですが、「日差しの強い日だけ日除けが欲しい」という目的なら十分です。

サンシェードやタープは、布製の日除けをロープやフレームで固定するタイプです。
市販品なら5,000円〜3万円程度からDIYで設置でき、業者に依頼する場合でも3〜10万円程度とコストが抑えられます。
取り付け・取り外しが簡単なので、気軽に試せるのが一番のポイントです。
ただし、耐久性は高くなく、雨や雪への対応力も限定的です。
強風時には飛ばされるリスクもあるため、事前にしっかり固定できる方法を確認しておきましょう。

パーゴラはつる棚式の屋根構造で、植物を絡ませて自然な日陰を作るタイプです。
木製・アルミ製・スチール製など素材のバリエーションがあり、費用の目安は10〜40万円程度です。
4種類の中でもっとも「庭らしい雰囲気」を出せるのがパーゴラの魅力で、ナチュラルな外観にこだわりたい方に人気があります。
ただし、雨除けの効果はほとんどなく、植物の手入れも必要です。
また、屋根を付けた場合は建築基準法上の建築物に該当する可能性があるため、事前に自治体に確認することをおすすめします。
屋根の費用に加えて、ウッドデッキ本体の費用も気になる方は、【ウッドデッキの費用相場】で詳しく解説しています。
「ウッドデッキ、いくらかかるんだろう」 「見積もりを取ってみたら想定より高くて驚いた。」 「素材で価格がどう変わるのか、業者の見積もりが妥当なのかも分からない。」 そんな方、多いと思います。 ウッドデッキの費用を決めるのは素材・広さ・基礎工事の3つ。 人工木と天然木では初期費用に10万円以上の

失敗を防ぐポイントは5つ。
考える順番は「①安全性→②実用性→③明るさ→④快適性→⑤業者選び」です。
「おしゃれ優先で強度を気にしなかった」というのが、施工後に後悔される方に多いパターンです。
細い柱がスタイリッシュ、フレームを目立たせたくない、屋根を大きくして開放感を出したい……
気持ちは分かりますが、屋根が大きくなるほど風を受ける面積も増えます。
見た目を優先しすぎると、強度がギリギリになることがあるんですね。
「大きくするなら、強さも比例して必要」と覚えておいてください。
積雪についても同じです。
「うちは雪はそんなに降らない」と思っていても、年に数回のドカ雪は起きます。
「万一積もったらどうなるか」と考えておくことが大切です。
「とりあえず屋根を付けたい」という曖昧な動機のままだと、使いにくい屋根になってしまいます。
まず「何のための屋根か」を明確にしましょう。
洗濯物を干したいのか、日除けが欲しいのか、BBQのためなのか。
目的によって、屋根の奥行きも変わります。
奥行きと防雨効果の目安はこちらです。
洗濯物を絶対に濡らしたくないなら、1.5m以上の奥行きを確保することをおすすめします。
軒を長くすると、室内が暗くなります。
ただ、透明タイプの屋根材を選べば、明るさをかなり保てます。
熱線遮断タイプなら、暑さも防ぎながら光を取り込めます。
「屋根の長さ(奥行き)」と「屋根材の透け具合(全光線透過率)」はセットで考えるのがコツです。
また、「図面ではOKだったのに、実物を見たら圧迫感があった」という失敗もよく聞きます。
高さの目安としては、床から屋根の先端まで2.2〜2.3m以上を確保できると、窮屈感が出にくいです。
可能であれば、ショールームなどで実際のサイズ感を体感してみてください。
固定式の屋根は万能ではありません。
夏は日差しを遮ってくれますが、冬は室内が暗くなりがちです。
そこで選択肢のひとつとして知っておきたいのが、開閉式の屋根です。
開閉式オーニングや可動ルーバー屋根なら、「雨も防ぎたい、でも明るさも欲しい」という2つのわがままが叶います。
ただし、固定式より費用がかかります(電動オーニングで製品代15〜25万円+施工費3〜10万円程度)。
屋根付きウッドデッキで一番難しいのは、「日差しをどこまで遮るか」と「圧迫感をどこまで抑えるか」のバランスです。
カタログや図面だけでは判断しきれない部分なので、同じような施工を数多くこなしてきた業者ほど、こういった感覚的な部分をよく知っていて、提案の幅も広がります。
ここまで読んで「なんとなくわかったけど、自分の家だとどうなのか」と感じている方が多いと思います。
達匠は岐阜・愛知エリアで5,000件以上の施工実績があり、その「自分の家だとどう?」という部分を一緒に考えるのが得意です。
現地調査・見積もりは無料です。
ここでは、屋根付きウッドデッキについてよくいただく質問にお答えします。
既存のウッドデッキへの後付けは可能です。
ただし、デッキの土台や柱の状態によっては補強工事が必要になる場合があります。
また、屋根の規模によっては建築確認申請が必要なこともあるため、施工前に確認が必要です。
サンシェードやタープであれば、DIYしている方も多いです。
一方、テラス屋根やオーニングは、基礎への固定や防水処理などが必要になるので、プロに依頼するのが安全です。
一般的なテラス屋根(屋根と柱のみの構造)は、固定資産税の課税対象にはなりません。
壁が3面以上あって土地に固定されていると「家屋」扱いになり、固定資産税がかかります。
ただし、サンルームのように壁で囲われた構造(テラス囲い)になると課税対象になる可能性があります。
大きな屋根を設置する場合は、事前に自治体へ確認することをおすすめします。
洗濯物・日差し・プライバシーまで、屋根ひとつでカバーできます。
しかも目的に合わせてタイプもいろいろあります。
「暑いから」「雨だから」と使えなかったデッキが使えるようになるだけで、きっと毎日の生活も変わってくるはずです。
屋根はカタログや写真だけでは、なかなかイメージがつかみにくいもの。
達匠は岐阜・愛知エリアで5,000件以上の施工実績があり、「うちの場合はどうなる?」を一緒に具体化できます。
現地調査・見積もりは無料です。
投稿日:2026.04.01 最終更新日:2026.04.01
投稿日:2026.03.25 最終更新日:2026.03.30
投稿日:2026.03.24 最終更新日:2026.03.27
投稿日:2026.02.03 最終更新日:2026.03.26
投稿日:2025.12.18 最終更新日:2026.03.26
投稿日:2025.12.18 最終更新日:2026.03.26
岐阜市・名古屋近郊で
新築外構をお考えの方へ
オンラインの打ち合わせにも対応しております。
お気軽にご相談ください。
【主な施工エリア】
上記は主なエリアです。近隣の市町村についても、まずはお気軽にご相談ください。