外構工事の費用はいくら?施工箇所別の相場と価格変動のポイント

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外構工事の費用はいくら?施工箇所別の相場と価格変動のポイント

外構工事の費用はいくら?施工箇所別の相場と価格変動のポイント | 外構タイプ

外構工事を計画する際、多くの方が真っ先に気にかけるのが費用の問題です。外構工事は費用の幅が大きくなりやすく、住宅と比較して相場が分かりにくいのが現実です。そこでこの記事では、タイプや施工箇所別の相場費用と、費用を抑えるコツについても解説していきます。

施工タイプ別の費用相場

外構工事には主に3つの施工タイプがあります。この施工方法も費用変動の一因のため、理想とする外構のタイプである程度の費用相場がつかめるでしょう。以下では、3つの主要なタイプについて、その特徴と概算費用を詳しく解説していきます。

オープン外構

敷地の境界を明確に区切るフェンスや塀を設置しないため、周囲との調和を図りやすく、開放的な雰囲気を重視したデザインの外構をオープン外構と呼びます。

フェンスや塀などの構造物を必要としないため、材料費を大幅に抑えることが可能となり、他のスタイルと比較して総工事費を低く抑えられます。

開放的な空間を好む方だけでなく、予算に制約がある方にとっても、オープン外構は選択肢となり得るでしょう。

クローズ外構

敷地の周囲を高いフェンスや塀で完全に囲み、外部からの視線を遮るデザインをクローズ外構と呼びます。

防犯効果が高く、プライバシーや安全性を重視する方に人気のタイプですが、オープン外構と対照的にフェンスや塀の材料費が嵩むため、ほかのスタイルよりも高コストになる傾向があります。

セミクローズ外構

セミクローズ外構は、敷地の一部にのみフェンスや塀を設置することで、プライバシーと開放感のバランスを絶妙に保っています。完全な閉鎖感を避けつつも、ある程度の安全性とプライバシーを確保したい方々にとって理想的な選択肢となるでしょう。

部分的な構造物の設置により、クローズ外構ほどのコストはかからず、かつオープン外構以上の機能性を備えることができます。このように、セミクローズ外構は経済性と機能性の両面での優れたバランスが特徴です。

施工箇所別の費用相場

次に、施工箇所で費用を見ていきましょう。

一口に外構工事と言っても、どこを対象とするかによっても費用は大きく変動します。以下の相場を参考にすることで費用の概算ができるでしょう。

施工箇所 費用相場
門周り 15万円〜30万円
アプローチ 30万円〜60万円
ブロックフェンス 40万円〜80万円
カーポート・ガレージ 40万円〜100万円
庭・植栽 10万円〜100万円
テラス・ウッドデッキ 40万円〜50万円
フェンス 10万円〜50万円

門周り

門周りは家の顔となる部分であり、デザインや素材にこだわる方が多いです。門扉、門柱、ポスト、表札などをまとめて施工するケースが一般的です。費用は以下の通りです。門柱は「造作門柱」と「機能門柱」、門扉は高さや素材で金額が変わってきます。

  • 費用相場: 約15万円~30万円程度

アプローチ

玄関アプローチは、門から玄関までの通路を砂利やコンクリート、タイルなどで舗装する工事です。素材によって1平米あたりの費用が変わってきます。デザイン性と安全性を考慮する必要があります。

  • 費用相場: 約10万円~15万円程度

ブロックフェンス

ブロックフェンスは敷地を区切るためのフェンスで、防犯性やプライバシーを確保するために設置されます。基本的には高さと距離で決まり、デザイン性のある化粧ブロックにすると費用が上がります。

  • 費用相場: 約40万円~60万円程度

カーポート・ガレージ

車を所有している場合は、必須の工事です。土間コンクリート打ちやカーポートの設置など、施工内容によって費用が異なります。カーポートは、所有台数によって変わり、またデザイン性のあるカーポートを選ぶと費用が上がります。

  • 費用相場: 約40万円~100万円程度
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庭・植栽

庭や植栽は、工事の規模によって大きく異なります。芝生や砂利を敷くなどの簡単な工事であれば10万円程度ですが、庭の広さや植栽の数、設備工事などによって、50万円~100万円かかるなど、大きく異なってくる箇所です。

  • 費用相場: 約10万円~100万円程度

テラス・ウッドデッキ

テラスやウッドデッキは、天然木・人口木・タイルなど、材質によって費用が変わります。また、同じ人口木の中でもグレードによって、金額が変わってきます。施工面積や屋根の有無でも異なります。

  • 費用相場: 約40万円~50万円程度

フェンス

フェンスはブロックフェンスと同様に距離と高さで変わってきますが、素材や機能によって費用が大きく異なるのが特徴です。素材としては、アルミ・樹脂・天然木などがあり、種類としてはメッシュフェンス、目隠しフェンスなどがあります。

  • 費用相場: 約10万円~50万円程度

費用が変わる大きな要因は?

同じ施工タイプや施工箇所でも、費用は大きく異なります。ここでは、その要因を見ていきます。

施工範囲(面積)

これはもうお分かりかとは思いますが、広い面積ほど作業や素材の必要量が増え、費用も相応に上昇します。庭が広い場合は、部分的な工事や段階的な工事を検討することもあるでしょう。

デザイン性

当然ながら外構にデザインを追求するほど費用は上昇します。オリジナルデザインや特注のデザインを採用すると、設計費用や施工費用が高くなります。例えば、特注の門扉やフェンス、独自のパターンを持つ舗装材などは、標準的なデザインよりも高額です。

また、既製品においても、デザイン性の高いアップグレードモデルを採用することで高額になります。最近では、特にデザイン性の高いカーポートが人気です。

素材

素材の選択も費用に大きな影響を与える重要な要素です。同じデザインであっても高級素材を採用すれば、当然ながら工事費用は上昇します。高級素材でなくとも、例えば、コンクリートなのかレンガなのか、天然木なのか人口木なのかなどでも変わってきます。
ただし、初期コストと耐久性の見極めが重要となるため、全体的なコストパフォーマンスも考慮する必要があるでしょう。

賢く抑える!費用節約ポイント

段階的な施工で予算を分散

外構工事を計画する際、つい一度の工事で考えてしまいがちですが、最低限進めなければならない箇所を優先的に行い、後に追加可能な工事は家計に余裕が出てきてから行うことも一つの選択肢です。

一時期に集中する大きな支出を避け、長期的な視点で予算を配分することが可能となります。段階的な施工は各工程の完成度を高めることができるため、こだわりをあきらめたくない方には特におすすめな方法です。

専門業者に直接依頼

専門の外構業者に直接依頼することで、中間マージンをカットし、総費用を抑えることができます。不要な手戻りや材料の無駄を最小限に抑え、工期の短縮にも期待できるでしょう。

また、専門業者は最新の技術や材料に精通していることが特長で、より費用対効果の高い提案をしてくれるケースもあります。

工務店と外構業者の比較については、こちらの記事で解説しています。

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家づくりの過程で、外構工事の重要性は見過ごされがちです。多くの場合、建築がある程度進んだ段階で工務店やハウスメーカーから外構の提案を受けることが一般的です。 ただ、この時点で初めて外構を考え始めると、いくつかの問題が出てくるかもしれません。 デザインの選択肢が限られる 建築が進んだ段階では、外構のデザインが住宅本体との調和を取りづらくなることがあります。 予算の制約 建築費用が確定した後では、外構にかける予算が限られてしまう可能性があります。 時間的制約 入居日が迫っている中での検討となり、十分な比較検討の時間が取れないことがあります。 これらの問題を避けるためには、外構計画を住宅設計の初期段階から考慮に入れることが重要です。 そこで今回の記事では、工務店に依頼する場合と専門業者に依頼する場合それぞれの特徴を理解し、早い段階で、ご自身のニーズに合った選択が出来るよう解説していきます。 工務店・ハウスメーカー(HM)に依頼する場合の特徴 工務店・ハウスメーカーに依頼する場合の特徴は主に以下3つです。 業者探し・打ち合わせなどの「手間」が減らせる 建築と同時進行できるため、「工期」を短縮できる 住宅本体との「デザインの統一感」が得やすい 以下で詳しく解説していきます! ①業者探し・打ち合わせなどの「手間」が減らせる 外構工事を工務店に依頼した場合、業者探しを行う必要もありませんし、外構部分の打ち合わせと住宅本体の打ち合わせを平行して実施できるため、「家づくりにおける手間」を軽減できます。 また当然ですが、住宅本体であっても、外構であっても、連絡の窓口が1つになるため、コミュニケーションの面でもかなり楽になるでしょう。 特に、「夫婦の休みが合わせづらく、打ち合わせの時間が取りにくい」「小さい子どもがいるからお休みは遊びに費やしたい」など、極力家づくりの手間を減らしたい方にはおすすめですね。 ②建築と同時進行できるため、「工期」を短縮できる 工務店・ハウスメーカーに依頼した場合、住宅の「本体工事」と「外構工事」を同時に進められるため、全体的な工期短縮につながり、比較的早いタイミングでの入居が可能になります。 外構工事を別途自分で探した専門業者に依頼する場合、責任の所在を明確にするためにも、外構工事の開始は原則「引き渡し後」となります。 これは、例えば「外壁に傷がついた」という場合に、2社が現場に入っている状態だと、「どちらが修理を行うのか?」等で揉めてしまうケースがあるためです。 ③住宅本体との「デザインの統一感」が得やすい 住宅本体と外構のデザインを一体的に考えることで、統一感のある美しい仕上がりを実現できます。 例えば、家の外壁の色や素材と調和する舗装材やフェンスを選んだり、デザインスタイルに合わせた植栽計画を立てたりすることが可能になります。 このように家全体のバランスを考えることで、外壁の色合いが庭の雰囲気とマッチしたり、アプローチの舗装が建物の魅力を引き立てたりと、細部まで行き届いた美しさが生まれます。 専門の外構業者に依頼する場合の特徴 外構の専門業者に依頼する場合の特徴は主に以下3つです。 工務店・ハウスメーカ経由よりも、外構コストが「10~30%」下がる コストダウンした分、ワンランク上のプラン設計が可能に 要望のデザインを実現しやすい 以下で詳しく解説していきます! ①工務店・HM経由よりも、外構コストが「10~30%」下がる 専門業者に直接依頼した場合、中間業者のマージンを省くことができます。 前述のとおり、一般的には工務店やハウスメーカーは外構工事を下請け業者に委託し、10%〜30%程度の手数料を上乗せしているので、この費用を削減できます。加えて、複数の業者から見積もりを取ることで、より適正な価格で工事を行うことが可能でしょう。 また、外構の知識や技術が豊富なプロだからこそ、予算に応じた適切な提案を行い、必要最小限の工事内容から始めることができます。これにより、過剰な設計や不要な工事を避けることができるので、外構をコンパクトに抑えたい方にもおすすめです。   ▼自社施工と下請けの仕組みと違いについてはこちら ②コストダウンした分、ワンランク上のプラン設計が可能に 同じ予算でもワンランク上の外構を実現できる可能性があるのが、専門業者に依頼する1番のメリットといっても過言ではありません。 高品質な素材やオプション品を活用できたり、最新トレンドを反映した外構プランを組んだり、プロの技と知恵を借りることで、思いもよらない満足度の高い結果が得られることでしょう。 ③要望のデザインを実現しやすい 自分で外構業者を選べるため、自分好みの外構を得意とする業者に依頼できます。 また、業者と直接やり取りができるので、細かな要望も伝わりやすく、イメージ通りの外構を実現しやすくなります。 【結論】優先順位(デザイン、工期、コストなど)を明確にし業者を選ぼう! 外構工事の依頼先を決める際は、まず自分たちにとって何が大切かをよく考えてみましょう。デザイン重視なのか、工期を急ぐのか、それともコストを抑えたいのか。優先順位を明確にすることで、選択肢が絞りやすくなります。 また、一つの業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。比較検討することで、より良い選択ができるはずです。 そして、業者選びの際は知名度だけに頼らず、実績や過去事例なども参考にすると良いでしょう。 達匠では、5,000軒以上の施工実績で培った幅広い知識と経験をもとに、さまざまなお客様のニーズや理想を実現し、長く快適に利用できる空間にするためのアイデアを提供します。 「どんな種類の植栽なら育てやすいか」「どんなガレージなら家族の趣味を後押しできるか」「どんなフェンスや門扉なら防犯性に優れているか」など、生活シーンで皆様がこだわる箇所を丁寧にお聴き取りして、機能面をしっかりと強化しつつ、暮らしが楽しくなるようご提案します。 また、設計から施工まで一貫した自社施工で、自社で建材店も運営しているため、高品質な材料を適正価格で提供することができます。 新築時はもちろん、家族が増えたりライフスタイルの変化によるリフォームなども受け付けておりますので、ぜひ一度ご相談ください!

DIYを取り入れる

同様にDIYを取り入れることも費用の節約に効果的です。そのまま趣味につながることも。

例えば、防草シートや芝生の設置、庭への植栽といった比較的単純な作業は、ご自身で行うケースも多いです。とはいえ、専門的な知識や技術を要する箇所や安全性が特に重視される部分については、専門業者に依頼しましょう。

3社以上見積もりをとる

複数の業者から見積もりを取ることで、提案内容や価格を比較検討することが出来ます。これによりざっくりとした相場感がつかめてくるため、3社以上は見積もりを取得するようにしましょう。

見積もり比較については、こちらの記事で解説しています。

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まとめ:賢く理想の外構を実現しよう

いかがでしたか?外構工事は自由度が高いために費用の変動が大きい施工です。ご自身の希望するデザインと予算を明確にした後、複数の業者の見積もりを比較しましょう。信頼のできる施工業者を選択することが何よりも重要です。

外構は言わば住まいの顔。達匠では確かな技術力と綿密なコミュニケーションでお客様の「理想の住まい」を実現します。

 
この記事を書いた人
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吉村英朗

12年間住宅の設計に携わり、その際、エクステリアの持つ可能性に興味を持ち、外構の設計として13年になります。

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