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鉄骨カーポートの費用相場は?台数別の目安と予算別にできることを解説

「鉄骨カーポートって、結局いくらかかるの?」

頑丈なカーポートが欲しいけれど、鉄骨はアルミより高いイメージがあって、予算が立てられない。

見積もりを取る前に、ざっくりでも相場感をつかんでおきたいですよね。

この記事では、鉄骨カーポートの費用相場を台数別・予算別に整理しつつ、「なぜ高いのか」「予算内でどこまでできるのか」まで具体的にお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 鉄骨カーポートの台数別費用相場(1台用〜3台用以上)
  • 鉄骨が高くなりやすい4つの理由と、アルミとの違い
  • 予算別にできること(既製品〜特注まで)
  • コスパで選ぶおすすめ製品5選
  • プロ目線の予算配分(削っていい所・削れない所)
この記事を書いた人
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金森元章紀

絵や写真に携わる異業種経験を通し、建物やエクステリアに興味を持ち転職。外構エクステリアの業界で営業設計として21年目。LIXILエクステリアコンテスト2024では、手がけた作品が金賞・銀賞。

目次

鉄骨カーポートの費用相場は?台数別の目安を紹介

鉄骨カーポートは「台数」と「工事条件」で金額の振れ幅が大きいです。

まずは、全体像をつかみましょう。

なお鉄骨は、基礎・重機・塗装の影響で工事費が高くなりやすい点は、後ほど詳しくお話しします。

1台用は50万〜100万円|アルミの約2倍が目安

鉄骨カーポート1台用の総額は、施工費込みで50万〜100万円ほどが目安です。

アルミ製1台用が20万〜50万円程度なので、鉄骨はほぼ倍の費用感になります。

仕様によって幅がありますが、重量鉄骨のしっかりした仕様は100万円超、軽量鉄骨モデルは50万円前後からというレンジです。

1台用の標準サイズは、間口(幅)約3.0m×奥行き5〜5.5m。普通乗用車なら、1台を余裕を持って収められます。

四隅に柱を立てる4本柱が一般的で、鉄骨は部材が重い分、柱1本あたり40cm角×深さ70cmほどのコンクリート基礎を入れるなど、地中側も頑丈になりやすいです。

この**「基礎の規模」が、費用差の大きな理由の一つ**です。

2台用は80万〜150万円|柱を減らせるメリットも

2台用(2台並列)の相場は80万〜150万円ほどです。

アルミ製2台用の相場が40万〜80万円程度なので、総額だけを見ると鉄骨は倍近くになりやすいです。

ただ、鉄骨の2台用は柱を少なくできるため、その分、工事費が抑えやすいことがあります。

たとえばアルミの2台用は、強度確保のために柱6本(片側3本ずつ)必要になることがあります。

一方で鉄骨なら、4本柱(片側2本ずつ)で2台分を支えられる設計も可能。

柱が減れば、柱の下に作る基礎も減りやすくなります。

掘る量やコンクリートの量が減るので、工事の手間と材料が減るというイメージです。

なお費用の話とは別ですが、中央に柱が出にくい設計だと、駐車やドアの開け閉めがしやすくなります。

2台分を一体の空間として使いやすいのも、鉄骨の良さです。

施工期間はアルミより長め(1〜2週間ほど)を見込んでおきましょう。

3台用以上は150万円〜|大開口ほど鉄骨のメリットが活きる

3台用以上の大型鉄骨カーポートになると、費用相場は150万円を超えることが多くなります。

台数 費用目安
3台用(間口約7.3m×奥行5.5m) 150万〜200万円前後
4台用 200万〜250万円ほど

大型になるほど、長尺のH形鋼(H字型の太い鋼材)の運搬費や、クレーン車など重機の手配費用、専門職人の人件費が上乗せされます。

一方で、屋根の間口が広いほど、鉄骨は太い梁で受けられるため、柱を増やさずに済む設計にしやすいのが特徴です。

アルミで3台用を作ろうとすると柱8本以上・梁の継ぎ足しが必要になることがあります。

鉄骨なら太い梁と4〜6本の柱で3台分を支える設計も可能です。

なお、3方以上を壁で囲う構造にすると「建築物」とみなされ、固定資産税や建蔽率の規制対象になる可能性があります。

柱と屋根だけの一般的なカーポートであれば課税されませんが、念のため確認しておくと安心です。

鉄骨カーポートはなぜ高い?4つの費用要因

鉄骨が高くなりやすい理由は、主に次の4つです。

  • 基礎工事が大きくなりやすい
  • 鋼材(材料)と加工の費用がかかる
  • 錆止め(防錆)と塗装の費用がのる
  • 施工の手間と重機費が増えやすい

重量があるから基礎工事が大掛かりになる

鉄骨カーポート最大の特徴であり、費用面の大きな要因となるのが基礎工事の規模です。

鉄骨製はアルミ製と比べて部材自体が非常に重く、同じ規模でも数倍の重量になります。

その分、支柱を支えるコンクリート基礎は大きく深く設計する必要があります。

項目 アルミカーポート 鉄骨カーポート
基礎サイズ 一辺30〜40cm・深さ40〜50cmほど 一辺50〜60cm・深さ60〜80cmほど
構造 鉄筋を入れた大きめの基礎 比較的シンプルな独立基礎

基礎が大きくなれば、掘削土の処分やコンクリート材料費も増えます。アルミに比べて数十万円単位で上乗せになることもあります。

「基礎は見えないし、少し小さくしても……」と思うかもしれませんが、基礎が弱いと、強風や地震のときに傾いたり倒壊したりして危険です。

基礎と強度は直結するので、ここは削りにくい部分です。

鋼材の材料費と加工費がかさむ

二つ目は、鋼材そのものの材料費と加工費です。

H形鋼や角パイプなどの鋼材は、アルミ部材に比べて原価が高く、重量がある分、運搬費もふくらみがち。

2024年時点でも、H形鋼は値段が高い状態がつづいています。

また、アルミカーポートは工場で作られた部材をボルトで組み立てることが多いです。

一方で鉄骨は、現場で寸法を切り、溶接しやすい形に整え、溶接で組み立てる工程が入ります。

こうした加工や溶接には手間と技術がいるため、人件費が上乗せされます。

結果として、材料+加工のコストがアルミの約1.5〜2倍になるのが一般的です。

防錆処理・塗装にコストがかかる

鉄は放置すれば錆びてしまうため、屋外で長く使うカーポートでは錆止め対策が必須です。

防錆処理には大きく2種類あります。

溶融亜鉛メッキ(亜鉛で丸ごとコーティングする方法)処理

  • 鋼材全体を亜鉛の溶液に浸してコーティングする方法
  • 錆びにくさが高く、通常の塗装仕様に比べて「3〜6倍」耐久力があるといわれる
  • 20年以上錆びずにメンテナンス不要という例もある
  • 初期費用が数十万円規模で上乗せになる

塗装(錆止め塗装+上塗り)

  • 一般的な鉄骨カーポートで多く採用される方法
  • 標準的な塗装仕様の場合、5〜10年に一度ほどの再塗装を推奨
  • 再塗装費用は都度数万円〜十数万円

 塗料にはグレードがあり、安いものは耐久年数が短く、ウレタン・フッ素塗料などの塗料は、価格が高い分、耐久性が高いです。

ここは、初期費用とメンテナンス代のバランスで決めましょう。

(余談ですが、見積書では「再塗装」は別項目扱いのこともあります。何年ごとに、どの程度の費用感で考えるかを、先に確認しておくと安心です。)

専門の施工技術と重機が必要になる

鉄骨カーポートは、施工条件によって工事費が上下しやすいところです。

例えば、梁や柱が重いと人手では持てず、トラッククレーンやユニック車で吊り上げて据え付けます。

また、アルミカーポートなら一般的な外構業者で対応できますが、鉄骨の場合は現場溶接や重量物の吊り込みがあるため、対応できる業者が限られることもあります。

工期の目安は次の通りです。

素材 施工期間
アルミ製 最短数日〜1週間
鉄骨製 2〜4週間ほど

工期が長い分、現場管理費や人件費が増えます。

重機レンタル代・オペレーター費用は、小規模クレーンで1日あたり数万円、大型クレーンだと十数万円が追加されます。

標準的な1台用で施工費(組立費)は15万〜50万円ほどです。

地盤が極端に悪く補強が必要な場合や、敷地が入り組んで重機が使いにくい場合は、さらに増えることがあります。

鉄骨とアルミはどう違う?価格・強度・寿命を比較

鉄骨の話をここまで読んで、「結局アルミと比べて、何がどれくらい変わるの?」と思った方もいるはずです。

そこで、鉄骨とアルミの違いを、価格だけでなく性能面まで含めて比べましょう。

【一覧表】鉄骨vsアルミ|価格・強度・寿命の違い

項目 鉄骨カーポート アルミカーポート
初期費用(1台用目安) 50万〜100万円ほど。アルミの約2倍 20万〜50万円ほど。予算重視ならアルミが優位
強度・耐荷重 風や雪に強い(耐風圧46m/s、積雪200cm対応のモデルも)。3台用以上でも中央柱なしにしやすい 多くは耐風圧38〜42m/s、積雪20〜50cmほど。高強度モデルでは46m/s・150cm級も存在
耐用年数 30〜50年以上。定期塗装をきちんと続ければ50年超使える例も。亜鉛メッキ仕上げなら20年以上無メンテOK 20〜30年ほどで交換時期。経年で部材強度が落ちたり屋根材が劣化する
デザイン自由度 オーダーメイドしやすく、敷地に合わせて作りやすい(変形地対応やバルコニー一体型など) 規格デザインの豊富さが魅力。完全な自由設計は難しい
メンテナンス 5〜10年ごとに塗り替え推奨。都度数万円〜十数万円。亜鉛メッキ処理済なら20年以上メンテ不要 ほぼメンテナンスフリー。錆びないため塗装の塗りなおし不要

 

まとめると、初期費用やメンテナンス面ではアルミが有利です。

一方で、強度・耐久性・カスタマイズ性では鉄骨が有利と言えます。

予算別でわかる|鉄骨カーポートでできること

ここで悩みやすいのが、「同じ予算でも、何を優先するか」です。

例えば80万円前後なら、台数を優先するのか、強度を優先するのかで、選択肢も変わってきます。

また、敷地条件や基礎の内容で工事費が動くため、まずは目安を押さえておくと整理しやすいはずです。

ここでは、予算帯ごとの目安を3つに分けて整理します。

  • 80万円以下:軽量鉄骨の既製品が中心
  • 80万〜150万円:重量鉄骨の本格仕様が視野
  • 150万円以上:特注や特殊条件に対応しやすい

80万円以下でできること|軽量鉄骨の既製品モデル

予算帯

〜80万円ほど(1台用中心、一部2台用の廉価モデル)

80万円以下の予算なら、比較的費用を抑えやすい軽量鉄骨製の既製品カーポートが候補に入ります。

物置メーカーが出しているスチール製カーポートで、H形鋼ほどの極太柱ではなく、成型角パイプや軽量形鋼を使ったスリムな鉄骨構造です。

代表的なメーカー・製品
  • ヨドコウ「ヨドカーポ」: 1台用で本体価格50万円前後から。耐積雪75cm対応の1台用基本セットでメーカー定価約51万円、実売約43万円ほど(施工費別途)。全機種連棟可能で、後から棟を継ぎ足して2台用→3台用に拡張できます。屋根材にはガルバリウム鋼板(亜鉛メッキ鋼板の約3〜6倍の耐久性)を使用。
  • イナバ「ガレーディア(オープンスペース仕様)」: 本来はシャッター付ガレージですが、シャッター無しのカーポート用途にも流用可能。1台用ハイルーフが本体価格約60万円台〜。
向いている人

できるだけ費用を抑えたいが強度は欲しい方。価格帯的にはアルミの中〜高級モデルと近く、柱がスチール製のためたわみにくく、安心感 があります。

80万〜150万円でできること|H形鋼を使った本格仕様

予算帯

80万〜150万円ほど(1台用高級モデル〜標準的2台用規模)

このレンジでは、H形鋼など重量鉄骨を使った本格的な鉄骨カーポートが視野に入ります。

柱・梁にどっしりしたH形鋼を用い、耐風圧・耐積雪性能にも優れた重量鉄骨カーポートのスタンダード仕様です。

一般的な2台用カーポートの大半はこの価格帯ですね。

代表的なメーカー・製品
  • カクイチ「キャノポート」: 本格的な鉄骨構造で強度に優れた製品。柱太さ100mm・厚み2.3mmの標準仕様を持つ折板カーポートです。耐積雪は最大で200cmに対応、高さも4mまで可能で大型車やトラックの車庫用途にもなる頑丈さ。2台用で100万円台前半〜中盤。
  • 自社加工の重量鉄骨(スタンダード仕様): 地場の鉄骨専門業者によるオーダー鉄骨カーポート。自社工場でH鋼を切断・溶接して作るタイプで、規格品より融通が利き価格も競争力があります。
向いている人

多少予算はかかっても、長く使える頑丈さを優先したい方にぴったりです。

150万円以上でできること|特注(オーダーメイド)・特殊対応

予算帯

150万円以上(〜数百万円規模)

このクラスになると、完全オーダーメイドの鉄骨カーポートや、特殊条件に合わせたプランも組みやすくなります

敷地形状に合わせた特注デザイン、3台用以上の柱の少ない大きな屋根、カーポート兼バルコニー(屋上デッキ)など、こだわりを形にしやすい価格帯です。

できることのイメージ
  • カーポートの屋根をそのまま2階バルコニーの床にするプラン
  • L字型・変形地に合わせた柱位置や梁長さの調整
  • 高さ4m以上で電動シャッター付きの車庫的カーポート
  • 二世帯住宅2棟にまたがるような巨大カーポート
向いている人

積雪2m超地域など条件が厳しい方、または「家と一体で作りたい」など要望がはっきりしている方に向いています。

達匠でも、敷地調査からプラン設計、施工まで一貫対応しています。

特注は、柱位置や屋根の高さ、基礎の内容ひとつで、使い勝手も費用も変わります。

現地を見て条件を整理し、使いやすさと見た目の両方を意識してプランを詰めます。

コスパで選ぶ|プロおすすめの鉄骨カーポート5選

ここからは、コストパフォーマンス、耐久性、デザイン性のバランスに優れた、プロおすすめの5選をご紹介します。

LIXIL「カーポートSW」|強風対策とデザインを両立

引用:LIXIL | カーポートSW

LIXILのカーポートSWは、”風に強い”をコンセプトに開発された新世代カーポートです。

性能スペック
  • 耐風圧強度:業界最高水準の46m/s
  • 耐積雪性能:オプションで50cm相当に対応

梁形状や接合部を強化し、46m/s相当まで強度を高めています。

従来のアルミカーポートは風に弱いイメージがありましたが、SWは梁形状や接合部を強化することで46m/s相当まで強度を高めています。

フラット屋根タイプでは薄型の折板を採用し、シャープでスタイリッシュな印象。

柱もアルミ形材でスリムにまとまっており、「頑丈だけどゴツくない」絶妙なバランスです。

おすすめ理由

台風・強風への備えを万全にしつつ、見た目もスマートに保ちたい場合にぴったり。LIXIL製品なので品質・アフター面でも信頼性があります。

YKK AP「ジーポートPro」|積雪300cm対応・拡張性も抜群

引用:YKK AP | ジーポートPro

YKK APのジーポートProは、レオンポートneoの後継・上位シリーズにあたるハイグレード折板カーポートです。

性能スペック
  • 耐風圧強度:46m/s
  • 耐積雪性能:業界トップクラスの最大300cmまで設定可能

全モデル連棟可能で、あとから増設しやすい設計です。1台用+2台用の連結なども選べます。

高強度仕様では2台用に柱8本(片側4本ずつ)という頑丈な設計で、300cmの積雪荷重にも対応します。

おすすめ理由

雪の条件が厳しく、将来的な増設も視野に入れるなら、検討しやすいシリーズです。

三協アルミ「G-1シリーズ(G1-R)」|耐風46m/s+木調オプションで上品な仕上がり

引用:三協アルミ | GR-1

三協アルミのG-1シリーズは、高強度折板カーポートの代表格。

G1-Rは耐風強化タイプになります。

性能スペック
  • 耐風圧強度:46m/s相当

折板屋根が風であおられないよう補強リブを追加し、フレームの揺れを軽減する部品も用意されています。

アルミならではのすっきりした印象で、破風(屋根枠)部分に木調カラーを選べるオプションもあります。

柱配置は基本4本(2台用以上は中間柱有)、緩やかなアール屋根タイプも選べます。

おすすめ理由

 「長く付き合える一生モノが欲しい」という方におすすめ。アルミ製でメンテナンスが楽なうえ、風に対する備えが万全です。

LIXIL「カーポートST」|豪雪200cm+台風対応の最強スペック

引用:LIXIL | カーポートST

LIXILのカーポートSTは、スチール製骨組みの高強度カーポートです。

性能スペック
  • 耐風圧強度:46m/s
  • 耐積雪強度:シリーズ最大200cm相当

主要部分に鉄骨を用いているため、たわみにくさが出やすい構造です。

積雪2m対応まで求めると、そもそも選べる商品がかなり限られます。その条件で検討できるモデルの一つがST。

外観はシンプルでスマート。

無駄を省いた直線的フォルムで、住宅外観にマッチするよう配慮されています。

おすすめ理由

「豪雪地帯や過酷な環境下でも愛車を確実に守りたい」という方にとって究極の選択肢。北海道・東北の豪雪地域、北陸の雪国などでカーポートを諦めていた方でも、検討できる可能性があります。

LIXIL「ソルディーポート」|明るさと強度を両立したハイブリッドモデル

引用:LIXIL | ソルディーポート

LIXILのソルディーポートの特徴は、なんといっても明るさ。

強度を保ちつつも、折板カーポートでよくある「下が暗くなる」問題をクリアしています。

性能スペック
  • 耐風圧強度:台風にも耐えうる設計
  • 耐積雪性能:豪雪地域にも対応可能
  • 屋根仕様:ポリカーボネート板(採光タイプ)

採光を確保するために、屋根材にポリカーボネート板を使っています。

豪雪地や台風地域にも対応できる耐荷重で、敷地条件に応じた梁延長や柱位置変更にも対応します。

価格は1台用で約65万円〜です。

おすすめ理由

「頑丈なカーポートが欲しいけど、玄関前や庭が暗くなるのは困る」という方にぴったりですね。

知っておきたい!鉄骨カーポート選びで見落としがちなポイント

最後に、プロの視点で「見落としやすいところ」を2つお伝えします。

例えば、同じ100万円でも、どこにお金をかけたかで満足度が変わります。

ここを押さえると、失敗しません。

初期費用だけで判断すると損をする|年単位で考える

鉄骨カーポートは初期費用が高めですが、たとえばアルミ1台用が30万円・寿命20年なら年あたり1.5万円、鉄骨1台用が60万円・寿命40年なら年あたり1.5万円です。

寿命まで含めると、年単位でみれば大差が出ないこともあります。

また、鉄骨は強度が高い分、台風や大雪でも壊れにくいです。

鉄骨は塗装代などの手入れ代がかかりますが、最初にメッキ仕様を選ぶなど、対策もできます。

手入れ代が発生しても、10年あたり数万円〜十数万円ほどで、アルミを建て替えるより安く済むこともあります。

初期費用だけでなく、10年後、20年後まで見据えて判断しましょう。

お金をかけるべき所・削っていい所のメリハリをつける

限られた予算の中で満足度を上げるには、「削れない所」と「調整しやすい所」を分けるのがコツです。

絶対に削ってはいけない所

  1. 基礎工事と構造安全性に関わる部分

    基礎コンクリートの寸法を小さくしたり、補強筋を省略したりすると、施工直後は問題なくても強風・地震時に倒壊することがあります。
    後から強度を補うのは難しく、万一事故が起これば被害額は節約した分を大きく上回ってしまいます。
    (台風の後に、カーポート修理の依頼が殺到するということも、実際あります)

  2. 柱や梁など主要構造の部材選定

    「この地域なら本当は柱2本追加すべきだけど、費用を浮かすために減らす」といった判断は、安全面で絶対におすすめできません。
    ここは、構造に関わる部分ほど削らないのが基本です。

調整しやすい所(削れる所)

  1. 屋根材のグレード
    ポリカーボネート板でも熱線遮断タイプや厚板タイプは高額です。ただ、標準のものでも機能は十分で、後から張替えもできます。
  2. オプション類
    照明・カーポート用ダウンライト、人感センサー、カーテンゲートなどは必須ではありません。照明なら後からソーラーライトを付ける手もありますし、センサー類も外付けできます。
  3. 外装の凝った意匠
    木目調パネルや装飾柱などは、なくても機能には影響しません。見た目にこだわるより、まずは柱や梁などの構造側に予算を回しておくと、安心です

ただ、どこを削って、どこを残すかは迷いやすいところです。

迷ったら、外構業者に相談してみてください。

まとめ:鉄骨カーポートで何十年も安心の駐車環境を

鉄骨カーポートの費用は、台数だけでなく、基礎や重機など工事条件で変わります。

この記事のポイント
  • 1台用の総額は施工費込みで50万〜100万円が目安
  • 2台用の総額は施工費込みで80万〜150万円が目安
  • 高くなる主因は基礎・鋼材・塗装・重機の4つが目立ちます
  • 予算80万円以下は軽量鉄骨の既製品が中心になりやすい
  • 基礎と構造は削らず屋根材とオプションで調整するのがコツ

見積もりを比べるときは、本体価格だけでなく、基礎工事や重機費の項目も見てください。

「台数を優先」か「強度を優先」かで、同じ予算でも形が変わります。

達匠はLIXILエクステリアコンテスト6年連続受賞、施工は累計5,000件以上。敷地調査から設計・施工まで一貫で、予算内で条件に合うご提案をまとめます。

まずは見積もりの方向性を外構業者とすり合わせてみてください。

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