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フェンスの高さはどう決める?豊富な施工事例と法令から分かる最適な目安

新築やリフォームでフェンスを設置するとき、「高さ」はどのくらいにすれば良いのか、迷いますよね。

道路からの視線を遮ってプライバシーを守りたい。

高すぎて圧迫感が出るのは避けたい。

防犯性も高めたいけれど、ご近所とトラブルにならないか心配。

そんな風に、いろいろ考えているうちに、「結局、何メートルがうちには合っているの?」と分からなくなってしまいます。

そこで、この記事では、外構のプロが「目的別の最適な高さ」をお示しするとともに、後悔しないための具体的な判断基準や、チェックすべき4つのポイントを解説します。

さらに、イメージしやすいよう豊富な施工事例も紹介しながら、ていねいに解説していきます。

この記事を読んで分かること
  • 目的別(目隠し・防犯・境界)のフェンスの高さの具体的な目安
  • 法律で定められた高さのルール
  • 圧迫感をなくすためのデザインや色の選び方
  • プロが実践する、失敗しない高さ決めのチェックポイント
  • 実際の施工事例と、その高さのイメージ

「我が家にとってのベストな高さ」の目安が分かり、自信を持ってフェンス選びを進められるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事を書いた人
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金森元章紀

絵や写真に携わる異業種経験を通し、建物やエクステリアに興味を持ち転職。外構エクステリアの業界で営業設計として21年目。LIXILエクステリアコンテスト2024では、手がけた作品が金賞・銀賞。

目次

フェンスの最適な高さは?目的別の推奨高さと理由を徹底検証

フェンスの最適な高さは、目的によって大きく変わります。

まずは「とにかく早く答えを知りたい」という方のために、目的別の推奨の高さを簡単に表でご紹介します。

【目的別】フェンスの高さ 早見表

目的 推奨の高さ ワンポイント解説
完全な目隠し 1.8m 〜 2.0m 一般的な成人の視線を遮り、プライバシーを確保する高さ。
庭で座って過ごす 1.2m 〜 1.4m 椅子やウッドデッキに座った状態の目線を遮るのに適した高さ。
侵入防止(防犯) 1.5m 〜 1.8m 乗り越えにくいと感じさせ、心理的な抵抗感を与える高さ。
隣地との境界明示 1.0m 〜 1.2m 圧迫感なく敷地を明確にし、開放感を保てる高さ。

完全な目隠しでプライバシーを守るには?推奨される高さは180cm〜200cm

道路を歩く人や、隣家からの視線をしっかり遮り、プライベートな空間を確保したい場合、フェンスの高さは1.8m〜2.0mが目安となります。

一般的な成人男性の目線の高さが地上から約1.5m〜1.6mなので、1.8mの高さがあれば、通行人の視線はほぼ完全にカットできます。

よりしっかりとプライバシーを守りたい場合や、隣家の2階の窓からの視線が気になる場合は、2.0m以上の高さを検討すると良いでしょう。

ただし、注意点もあります。

フェンスが高くなるほど、圧迫感が出たり、日当たりや風通しが悪くなったりします。

光や風を通すルーバータイプや、すき間のあるデザインを選ぶことで、圧迫感を和らげられます。

注意点

2階からの視線は、2.0mのフェンスでも完全には防げない場合があります。

その場合は、植栽やシェードなど、他の要素と組み合わせることで視線を遮れます。

防犯対策で侵入を防ぐには?推奨される高さは150cm〜180cm

不審者の侵入を防ぐなど、防犯対策を主な目的とする場合、1.5m〜1.8mの高さがおすすめです。

人が「乗り越えるのは面倒だ」と感じる心理的なハードルが、およそ1.5mの高さから生まれるといわれています。

物理的に乗り越えるのがさらに困難になるのが1.8m程度です。

ただし、防犯目的の場合、高ければ高いほど良いというわけではありません。

2m近い高さの完全に視線を遮るフェンスは、一度侵入されると敷地内が死角になり、かえって危険なケースもあります。

防犯では、「乗り越えにくさ」と「見通しの良さ」のバランスが大切です。

完全に視線を遮断する板張りタイプよりも、ある程度見通しのきくメッシュタイプや縦格子タイプのほうが、防犯上有利な場合もあります。

注意点

高すぎる塀は、隣家の日照を妨げたり、強い圧迫感を与えたりして、ご近所トラブルになる可能性もあります。

防犯性を高めつつ、周囲への配慮も忘れないようにしましょう。

隣地との境界を示すだけなら?推奨される高さは120cm前後

花壇

目隠しや防犯といった機能よりも、隣地との境界を明確にすることが主な目的であれば、1.2m前後の高さが一般的です。

この高さは、人の腰高程度で圧迫感が少なく、住宅が密集した地域でもご近所とトラブルになりにくいでしょう。

開放感を保ちながら敷地を区切れて、日当たりや風通しへの影響も最小限に抑えられます。

高さが低い分、デザインで個性を出しやすいのもこのゾーンです。

アルミの横格子タイプや、温かみのある木調パネルなど、家の外観に合った仕上げを選べます。

注意点

1.2m前後の高さでは、目隠しや防犯の効果は限定的です。

プライバシーを重視したい場所には不向きなので、設置場所をよく検討しましょう。

ペットの脱走防止なら?高さと形状の両方が大切

大切なペットが敷地の外へ出てしまうのを防ぐ目的でフェンスを設置する場合、「高さ」だけでなく「形状」も非常に大切になります。

犬の場合、ジャンプ力を考慮し、小型犬なら1.2m以上、中型〜大型犬は1.5m以上あると安心です。

猫はさらに跳躍力が高く、1.8mを超えても登ってしまうことがあるため、フェンスの上部が内側にカーブした「忍び返し」のような形状にする対策が欠かせません。

また、高さだけでなく、フェンス下の隙間や、足がかりになるような横格子のデザインでないか、といった点も確認しましょう。

注意点

フェンスと地面の間に10cm以上の隙間があると、小型犬でもすり抜けてしまいます。

基礎ブロックを設置するなどして、下部の隙間をしっかり塞ぎましょう。

法律でフェンスの高さに制限はある?「2.2m」「2m」の正しい知識

フェンスの高さには法律が関係しますが、「上限は2.2mまで」というのは、実はよくある誤解です。

法的な制限と自由に決められる範囲を正しく解説しますね。

建築基準法の「2.2m」は何の規定?ブロック塀の高さ制限

多くの情報源で「フェンスの高さは2.2mまで」と解説されていますが、これは建築基準法で定められた「補強コンクリートブロック造の塀」に関する規定です。

地震などによる倒壊を防ぐための安全基準であり、アルミ製や木製のフェンス自体に直接適用されるものではありません。

ただし、ブロック塀の上にフェンスを設置する場合は注意が必要です。

安全のため、ブロック部分の高さを1.2m以下、その上に設置するフェンスと合わせて合計2.2m以内に収めるのが、業界の一般的な安全基準となっています。

ただし、専門家による構造計算で安全性が証明できれば、2.2mを超える高さも認められる場合があります(建築基準法施行令第62条の8)。

民法の「2m」は何の基準?協議がまとまらない場合の目安

民法225条には、隣地との境界線上に設置する塀について「高さ2m」という記述があります。

ただし、これは上限を定めたものではなく、隣人同士の話し合いで塀の種類や高さが決まらなかった場合に、「板塀(木の板を並べた塀)または竹垣その他これらに類する材料で、高さ2mのもの」を設置するという基準値(既定値)です。

つまり、お互いの合意があれば、2mを超えるフェンスを設置しても法的に問題はありません。

ただし、お住まいの自治体によっては、独自の条例で高さ制限を設けている場合があります。

フェンスの設置を検討する際は、お隣との話し合いに加えて、念のため市区町村の建築指導課や都市計画課に確認しておくと安心です。

トラブルを避けるには?隣家への配慮が後悔しない決め手

法律の規定以上に、実際にフェンスを設置する上でとても大切なのが、お隣への配慮です。

高いフェンスは、隣家の日当たりや風通しを悪くしたり、強い圧迫感を与えてしまったりします。

「法律違反ではないから」と一方的に工事を進めてしまうと、トラブルになりかねません。

また、実際の工事では、法律的に問題がなくても、風で倒れないか、地震に耐えられるかといった安全面を最優先に考えます。

そのため、「法律上は高くできる」からといって、必ずしも希望の高さで施工できるとは限りません。

お隣の状況も考えて、お互いが気持ちよく暮らせるような計画を心がけたいものですね。

後悔しないフェンスの高さはどう決める?チェックすべき4つのポイント

目的別の高さの目安が分かったら、次は敷地に合わせて具体的に高さを決めていきます。

ここでは、4つのチェックポイントをご紹介します。

遮りたい視線はどこから?現地での視線確認は必須

まず、「誰の」「どこからの」視線を遮りたいのかを具体的にリストアップしましょう。

  • 道路を歩く通行人
  • 向かいのアパートの廊下
  • お隣の家の2階の窓
  • リビングでくつろいでいるとき、庭で遊んでいるとき

これらを明確にした上で、実際に現地に立ち、家族に協力してもらって家の外から見てもらうなど、視線の高さを確認することがとても大切です。

立っている時だけでなく、椅子に座った時の目線も忘れずにチェックしましょう。

高低差を見逃さない!敷地・ウッドデッキの高さが必要な高さを左右する

見落としがちですが、自分の敷地と、視線が気になる場所との高低差は、フェンスの高さを決める上でとても重要です。

例えば、ご自身の敷地が道路より30cm高ければ、フェンス自体の高さは1.5mでも、道路からは1.8mの壁として機能します。

逆に、敷地が低い場合は、通常より高いフェンスが必要になります。

さらに、ウッドデッキやテラスを設置する場合は、その床の高さも必ず考慮しましょう。

例えば、地面より40cm高いウッドデッキに立つと、道路や隣家からの視線とちょうど重なりやすく、1.6mのフェンスでは目隠しが足りなくなることがあります。

一方で、デッキに腰かけたときは逆に目線が低くなるため、必要なフェンスの高さが変わってくることもあります。

バルコニーや2階リビングからの視線も考えると、想定していた高さよりもう少し高めのフェンスが必要になることもあるでしょう。

こうした条件を踏まえると、「地面からの高さ」だけでなく「生活する位置からの目線」を意識して高さを検討することが大切です。

圧迫感を出さないためには?フェンスのタイプと色選びがポイント

必要な高さを確保しつつ、圧迫感をいかに軽減するかは、フェンス選びの腕の見せ所です。

一般的に、光や風を通さない板張りタイプは圧迫感が強く、すき間の大きいスリットタイプやメッシュタイプは開放感があります。

色については、ホワイトやシルバー、明るい木目調は圧迫感を和らげ、ブラックやダークブラウンは重厚感が出やすい傾向があります。

「隠したい」という気持ちと「開放感がほしい」という気持ちのバランスを取りながら、デザインと色を選びましょう。

高さと費用のバランスは?メリハリをつけてコスト最適化

一般的に、フェンスは高く、長くなるほど費用も上がります。

特に2mを超える高さのフェンスは、風の影響を強く受けるため、柱を補強したり基礎を大きくしたりする必要があり、価格が大きく上がることがあります。

コストを抑えるためには、敷地全体を同じ高さで囲うのではなく、「見せるところ」と「隠すところ」でメリハリをつけるのがおすすめです。

例えば、道路に面したリビング前だけを高くし、隣地との境界は低いフェンスにする、といった工夫で、費用を抑えながら目的を達成できます。

具体的な費用シミュレーションについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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フェンスのタイプで高さの見え方はどう変わる?代表的な2タイプを比較

フェンスは、デザインや素材によっても高さの効果や圧迫感が大きく変わります。

代表的なタイプ別に、見え方の違いを確認しましょう。

目隠し重視なら?ルーバー・板張りタイプの特徴と高さの効果

【達匠のフェンス施工事例】道路沿いに建てられた木調横板フェンス。高さ約1.8mで通行人からの視線を防いでいる。

プライバシー保護を最優先するなら、外部からの視線をほぼ完全に遮断できるルーバータイプや板張りタイプが最適です。

1.8m以上の高さで設置すれば、高い目隠し効果を発揮します。

ただし、高さがあるとその分、圧迫感も強くなりがちです。

圧迫感を和らげるには、明るい色を選んだり、部分的にすき間のあるデザインを取り入れたり、植栽と組み合わせたりといった工夫が役立ちます。

開放感を保つなら?メッシュ・縦格子タイプの特徴と高さの効果

見通しが良く、光と風をよく通すメッシュタイプや縦格子タイプは、圧迫感が少ないのが最大のメリットです。

1.2m前後の高さで境界を明示する目的で使われることが多いですが、1.5m〜1.8mの高さにしても威圧感が少なく、防犯効果も期待できます。

目隠し効果は低いですが、ツル性の植物を這わせることで、ナチュラルな雰囲気の目隠しとして活用もできます。

より多くのデザイン事例や選び方の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

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具体的なイメージが知りたい!達匠の高さ別のフェンス事例

ここからは、イメージがつきやすいように、私たち達匠が実際に手掛けた施工事例を、高さ別にご紹介します。

高さ120cm前後の事例は?開放感を両立する境界フェンス

【達匠のフェンス施工事例】化粧ブロックを2段積んだ上に縦格子フェンスを設置した外構。全体で高さ約1.2mの境界フェンス。

この事例では、敷地の境界部分にブロック基礎の上にアルミフェンスを設置しました。

ブロックをおおよそ2段(約40cm)積み、その上に縦格子タイプのアルミフェンスを取り付けています。

フェンス本体の高さは約80cmで、ブロックと合わせた地上からの合計高さは約1.2mです。

デザインは縦桟のシンプルなタイプで、視線を完全に遮るものではなく、敷地境界を明確にすることと軽い目隠し効果を両立させた仕様です。

高さ150cm〜160cm帯の事例は?防犯とプライバシーを両立するフェンス

【達匠のフェンス施工事例】アプローチ脇に設置された木調フェンス。左側は高さ約1.4m、右側は約1.6mの組み合わせで配置。

【達匠のフェンス施工事例】内側から見た、合計高さ約1.6mのフェンス。化粧ブロック(高さ80cm)と木調フェンス(高さ80cm)

この事例では、場所によって高さを使い分けています。

アプローチと左側は化粧ブロック(高さ80cm)の上に木調フェンス(高さ60cm)を設置し、地上からの合計高さ約1.4mとしました。

アプローチと右側は、同じく化粧ブロック(高さ80cm)の上に木調フェンス(高さ80cm)を設置し、合計高さ約1.6mとしています。

 

【達匠のフェンス施工事例】庭側から見た木調フェンスとウッドデッキ。座ると視線がちょうど遮られる高さ感。

【達匠のフェンス施工事例】庭側から見た高さ約1.4mの木調フェンス。一定のプライバシーを確保しつつ防犯にもちょうどいい高さ。

こちらも地上からの合計高さ約1.4mの事例です。

タイルに降りた際の視線と、ウッドデッキからの視線の参考になるかと思います。

座るとちょうど目線がさえぎられるのが分かりますね。

 

【達匠のフェンス施工事例】化粧ブロック1段の上に横スリットフェンスを設置。合計高さ約1.4mで敷地内の様子を見えにくくしている。

さらにこの事例では、基礎に化粧ブロックを1段(約20cm)積み、その上に約120cmのフェンスを設置しています。

合計すると、地上からの高さは約1.4mとなります。

横板が密に並んだデザインで、スリットのすき間はありますが板数が多いため、外から敷地内の様子はかなり見えにくくなっています。

圧迫感を抑えつつも、しっかりとプライバシーを守っています。

高さ180cm〜200cm以上の事例は?プライバシーを確保する目隠しフェンス

【達匠のフェンス施工事例】庭から見た横スリットフェンス。内側からは高さ約1.6mで、外部からの視線を遮りプライバシーを確保している。

【達匠のフェンス施工事例】道路側から見た横スリットフェンス。外からは約1.8m相当の高さでしっかり目隠ししている。

この事例では、道路より敷地がやや高くなっています。

外から見た場合、フェンス全体が高く立ち上がって見え、約180cm相当の目隠し効果を発揮しています。

外部からの視線をしっかり遮り、プライバシー性の高い空間を実現しました。

一方、中から庭に立つと、フェンス上端はやや低く感じられ、約160cm程度の高さ感覚になります。

完全に囲われた圧迫感はなく、適度な抜け感を残しながら安心して過ごせる仕様です。

 

ここからは、180cm以上のフェンスを一気に紹介します。

【達匠のフェンス施工事例】住宅の境界に設けられた高尺フェンス。高さ約1.8m以上で外部からの視線を遮っている。

【達匠のフェンス施工事例】道路沿いに建てられた木調横板フェンス。高さ約1.8mで通行人からの視線を防いでいる。

【達匠のフェンス施工事例】庭の外周に設置された目隠しフェンス。高さ約2mの仕様でプライバシーを確保している。

フェンスの高さでよくある失敗とは?後悔しないための回避策3選

最後に、フェンスの高さ選びである失敗例を3つご紹介します。

同じ後悔をしないために、回避策もしっかり確認しておきましょう。

失敗例1:高すぎて圧迫感が出てしまった…

「とにかく外から見えないように」と、2m近い高さのフェンスで敷地をぐるりと囲ってしまうと、プライバシーは守られても、庭が閉塞的に感じられたり、日当たりが悪くなったりする失敗があります。

全部を同じ高さで囲うのではなく、必要な場所の高さは確保しつつ、部分的に低いフェンスや植栽を組み合わせるなど、デザインに「抜け感」を作ることが大切です。

失敗例2:低すぎて丸見えになってしまった…

費用を抑えようと1.2mのフェンスにすると、実際に生活してみたとき、道路を歩く人と頻繁に目が合ってしまい、全く落ち着かないという失敗があります。

後から目隠し用のパネルを追加すると、余計な費用と手間がかかってしまいます。

必ず現場でメジャーなどを使ってシミュレーションを行いましょう。

「この高さなら大丈夫」と自分で納得してから決めることが大切です。

失敗例3:高低差を考慮せず効果半減…

1.8mのフェンスを設置しても、隣の土地が自分の敷地より高い場合、お隣の窓からの視線を十分に遮れないという失敗があります。

特に50cm以上の高低差がある場合、想定していた目隠し効果が得られないことがあります。

高低差の確認は、フェンスの高さ決めでもっとも大切なポイントの一つです。

土地の測量図を見るだけでなく、必ずプロに現地調査を依頼し、正確な高さを割り出してもらいましょう。

まとめ:フェンスの高さ選びで迷ったら、まずはご相談を

フェンスの高さは、目的次第で変わります。

目隠しなら1.8m〜2.0m、防犯なら1.5m〜1.8m、境界明示なら1.0m〜1.2m。この数字に、敷地の高低差やウッドデッキの高さを加味すれば、おのずと必要な高さが見えてきます。

見落としやすいのが、外から見た高さと中から感じる高さの違いです。

実際に現地で視線を確認し、デザインや色で圧迫感を調整すれば、プライバシーも開放感も両立できます。

この記事のまとめ
  • 目隠しなら1.8m〜2.0m、防犯なら1.5m〜1.8m、境界明示なら1.0m〜1.2mが目安
  • 法律の「2.2m」はブロック塀の規定、「2m」は民法の協議基準値(上限ではない)
  • 敷地の高低差30cm〜50cmで、必要な高さは大きく変わる
  • ウッドデッキの高さ(40cm程度)も計算に含める必要がある
  • 外から見た高さと中から感じる高さは違う(例:外180cm=中160cm感覚)

私たち達匠は、岐阜・愛知エリアで5,000件以上の外構を手がけてきました。

高さの判断は、敷地の状況だけでなく、お客様の暮らし方までヒアリングしてご提案します

LIXILエクステリアコンテスト6年連続受賞の経験とノウハウで、「ちょうどいい」を一緒に見つけられればと思います。

現地調査もお見積もりも無料です。

3Dパースで完成イメージを確認しながら、納得のいくまでご相談いただけます。

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