
投稿日:2025.02.20 最終更新日:2025.02.20
家を建てた後、いざ外構工事に取り掛かろうとしたときに家に予算を割きすぎてこだわる余裕がない…というケースも珍しくありません。
せっかくのこだわりの家も残念な印象になりかねません。
外構は言わば住まいの顔。
この記事では具体的な予算の決め方のポイントと、予算が割けない場合の対処法について詳しく解説していきます。
絵や写真に携わる異業種経験を通し、建物やエクステリアに興味を持ち転職。外構エクステリアの業界で営業設計として21年目。LIXILエクステリアコンテスト2024では、手がけた作品が金賞・銀賞。
目次
予算の決め方で押さえておきたいポイントは以下の4つです。
外構工事の成功には、適切な時期に計画を始めることが重要です。
理想的なのは、住宅の建築計画と並行して外構工事の準備を進めることです。
これにより予算配分や工事スケジュールの調整がよりスムーズに行えるようになります。
建物が完成してから外構工事に着手すると、時間的にも金銭的にも余裕がなくなりがちです。
そのため、早い段階から外構工事の計画に取り掛かることで、十分な時間的余裕を確保し、より綿密な準備ができます。
予期せぬ問題にも柔軟に対応できるでしょう。
以下記事では外構計画のタイミングについて詳しく解説していますのでこちらもあわせてご覧ください。
新居の計画って、わくわくする反面、やることが山積みですよね。間取りや内装、設備選びに夢中になっているうちに、外構が後回しになっているケース、とても多いんです。家にこだわったのに、予算オーバーで外構を削ってしまう...そんなもったいないことになりかねません。 外構は家の「顔」となる外観全体の印象を大
外構工事を計画する際には、工事範囲を明確に定めることが非常に重要です。
具体的にどの部分に手を加えるのか、例えば門周りや駐車場、庭園のどの箇所を改修するのかを事前に決定しておくことで、どこにいくらかけるのかといった予算の配分が可能となります。
このように工事の範囲を明確化することにより、限られた予算内で外構工事を完了させることができるでしょう。
外構工事の予算を効果的に使うには、優先順位の設定も必要です。
限られた資金を最大限に活かすためには、まず自分たちにとって何がもっとも重要かを見極める必要があります。
たとえば、家族の安全を第一に考えるなら防犯対策に重点を置くかもしれません。
一方で、おしゃれで自分の好きなスタイルの庭を夢見ているなら、デザイン性により多くの予算を割り当てることになるでしょう。
このように、個々のニーズや価値観に基づいて優先順位を決めることで、限られた予算内でも満足度の高い外構を実現できます。
そのため、工事を始める前に家族で話し合い、何を重視するかをしっかりと決めておきましょう。
複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することも、とても重要です。最適な価格とサービスのバランスを提供する業者を選定できます。
見積もりを依頼する際には、自身の予算の上限を明確に伝えましょう。
施工業者は限られた予算内で最適なプランを提案することができ、結果として、予算に見合った提案を得られる可能性が高まります。
新居の完成後、次に控えているのが外構工事。 家の顔となる外構は、住まいの印象を大きく左右するため、こだわる方も多いのではないでしょうか。 しかし、外構業者の選び方を間違えると、 「予算を大幅に超えてしまった」 「想定していたデザインと違う」 など思わぬトラブルに見舞われる可能性も。 そこ
外構工事を進める上で、予期せぬ追加費用の発生は珍しくありません。
地盤状況の想定外の悪さや、工事中に発覚する新たな問題点など、様々な要因が考えられます。
さらに、施工途中でデザインや仕様の変更を望む場合も、コストアップにつながる可能性が高いでしょう。
こうした追加費用に備えて余裕をもって予算を設定することをおすすめします。
以下では「外構工事における追加費用」について詳しく説明していますのでこちらもあわせてご覧ください。
外構工事の計画において、多くの方が最初に頭を悩ませるのが費用の問題です。見積もりを取り、予算内で工事を進めようとしても、実際には予想外の追加費用が発生することも少なくありません。本記事ではこの追加費用が発生する理由とその対策について詳しく解説していきます。 外構工事の追加費用が発生する4つの要因
外構工事を計画する際、つい一度の工事で考えてしまいがちですが、最低限進めなければならない箇所を優先的に行い、後に追加可能な工事は家計に余裕が出てきてから行うことも一つの選択肢です。
一時期に集中する大きな支出を避け、長期的な視点で予算を配分するわけですね。
段階的な施工は各工程の完成度を高めることができるため、外構へのこだわりをあきらめたくない方には特におすすめな方法です。
ただし、「結局やらなかった」となり、中途半端になってしまうことも少なくないので、本当にやるのか?はしっかり考えましょう。
素材選びによっても外構工事の予算を抑えることができます。
高級素材やアップグレード製品にこだわらず、外観が類似しながらも価格が手頃な代替材にすることで、コストカットできる可能性があります。
また、タイムリーなセールやキャンペーンを活用するのも効果的でしょう。
例えばフェンスやウッドデッキなどは、見た目の差異が小さいにもかかわらず、価格帯に大きな開きがあることがあります。
そのため、慎重に比較検討し、コストパフォーマンスの高い素材を選ぶことで、予算内で理想の外構を実現できます。
外構工事の費用を抑えたいと考えている方にとって、施主支給の需要は高まっています。自分で選んだ商品を使用できることで、予算に合わせた工夫がしやすくなり、より個性的な外構デザインも実現しやすくなります。 ただ、施主支給にはメリットだけでなく、検討すべきデメリットも存在します。単にコスト面だけで判断する
外構工事の費用を抑えるために自分でできる作業に挑戦するのも一案です。
防草シートや芝生の設置、簡単な植栽など、比較的容易な作業はDIYで工事費用を大幅に節約できる可能性があります。
ホームセンターで材料を調達できれば、予算内で理想の外構を実現できるかもしれません
ただし、安全性や専門知識が必要な部分については、無理をせず専門業者に依頼するようにしてください。
近年、DIYが注目を集めており、外構工事や家のリフォームを自分で手掛ける方が増えています。最近ではYoutubeなどで簡単に情報を得られるようになってきたのも、DIYが人気である理由です。特に、費用を節約したいと考えている方にとっては、DIYは選択肢です。 しかし、DIYにはメリットだけでなくデメ
住宅設計において、外構工事の予算設定は建物の計画と同様に重要なものです。
外構は住まいの顔であり、日々の生活の質に大きな影響を与えるため、慎重な計画が不可欠となります。
そのため、家の設計段階から外構工事を視野に入れ、総合的な予算配分を考えることが賢明です。
当社では、ヒアリングを通してお客様の要望・予算に応じて最適なプランをご提案します。
外構工事の予算について不安な点はお気軽にお問い合わせください。
投稿日:2025.02.20 最終更新日:2025.02.20
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