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【プロが教える】外構業者選びはココを比較!5つのチェックポイントとは?

新築の外構工事、どこに頼めばいいか迷いますよね。

「どの業者に頼めばいいのか分からない」

「見積もりが適正価格なのか判断できない」

という声をよく聞きます。

外構って、家づくりと違って情報が少ないと感じませんか?

実際、同じ内容の外構工事でも、業者によって100万円以上の差が出ることもあります。

かといって、価格だけで選んで「仕上がりが雑だった」「追加費用を請求された」と後悔する方も少なくありません。

外構業者選びには「最低3社から見積もりを取る」「自社施工の業者を選ぶ」など、押さえておきたい点がいくつかあります。

これらを知っているかどうかで、費用も仕上がりも大きく変わってきます。

この記事では、外構業界で21年の経験を持つ達匠が、後悔しない業者選びの方法を具体的にお伝えします。

この記事でわかること
  • 業者を探す前に準備すべきこと
  • ハウスメーカーと外構専門業者の違い
  • 業者選びで確認すべき5つのチェックポイント
  • 避けるべき業者の特徴
  • 契約前に必ず確認すべきポイント
この記事を書いた人
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金森元章紀

絵や写真に携わる異業種経験を通し、建物やエクステリアに興味を持ち転職。外構エクステリアの業界で営業設計として21年目。LIXILエクステリアコンテスト2024では、手がけた作品が金賞・銀賞。

外構工事業者を探す前に、まずこの3つを準備しましょう

いきなり業者を探し始める前に、まずは準備が大切です。

「外構にいくら掛けられるのか」「どんな外構にしたいのか」が決まっていないと、予算オーバーやイメージの食い違いが起こりやすくなります。

外構費用の目安を決める

外構費用は「建物価格の約10%程度」と言われることもありますが、実際には土地の広さやデザインなど、工事内容によって大きく変わるため、あまり参考にならないと思ってください。

実際の目安は、おおよそ100万~300万円ですが、これは一般的な戸建て住宅の場合です。

まずは「いくら掛けられるのか」予算の目安を決めることから始めましょう

予算が決まっていないと、業者選びの狙いも定まりませんし、業者側も提案しにくくなります。

予算をはっきり伝えれば、その範囲内で最適なプランを出してもらいやすくなります。

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家族で理想の外構イメージを共有する

予算を決めたら、次は「どんな外構にしたいか」を家族で話し合いましょう。

家族の意見がバラバラだと、打ち合わせの途中で「こんなはずじゃなかった」と意見が分かれ、計画が進まなくなることもあります。

駐車場の台数、門柱・フェンスの有無、デザインのテイスト(モダン・和風・欧風など)、庭での過ごし方など、基本的な要望を整理しておきましょう。

InstagramやPinterest、外構業者の公式サイトの施工写真を活用し、参考画像を集めておくと業者に具体的に伝えやすくなります。

一括見積もりサイトの活用は慎重に

業者探しの際、一括見積もりサイトの利用を検討する方もいるでしょう。

複数社を効率的に比較できるメリットはありますが、外構工事においては慎重な判断が必要です。

外構工事は「オーダーメイド」型の仕事で、設計・施工品質が何より大事です。

しかし一括見積もりサイトでは金額比較がメインになるため、「安さ」だけで選んでしまいがち

その結果、施工トラブルが発生し、結局高くつくケースも珍しくありません。

また、登録に手数料がかかるため、地域密着の優良業者は登録していないことが多く、岐阜・愛知エリアでは実績のある外構専門業者が直接集客しているケースが多いです。

さらに、サイト経由で契約すると紹介料が見積もり価格に上乗せされ、直接依頼より割高になることもあります。

一括見積もりサイトに頼らず、地域で実績のある外構専門業者を自分で探す方が、満足度の高い外構工事につながやすいです。

外構工事はどこに頼む?業者の種類と選び方

外構工事を依頼できる業者には、大きく分けて「ハウスメーカー・工務店」「外構専門業者」の2種類があります。

多くの方が「新築なら、ハウスメーカーや工務店にそのまま頼むのが自然だろう」と考えますが、実は外構専門業者に直接依頼することで、費用もデザインも大きく変わる可能性があります。

ただし、どちらにもメリット・デメリットがあり、何を優先するかによって選択肢が変わります。

工務店・ハウスメーカーは手間が少なく工期も短縮できますが、中間マージンで費用が高くなる傾向があります。一方、外構専門業者はコストを抑えられデザイン力も高いですが、自分で業者を探す手間がかかります。

「工務店 vs 外構業者」を手間・工期・コストの3つの観点で徹底比較した結果は、以下の記事で詳しく解説しています。

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外構工事業者選びで失敗しない!確認すべき「5つ」のポイント

ここからは、業者選びの際に見るべきポイントを5つ紹介していきます。

以下の5つを押さえておけば、失敗のリスクを減らせます。

  1. 最低3社以上から見積もりを取る
  2. できるだけ「自社施工」業者を選ぶ
  3. パース(完成予想図)でデザインを確認する
  4. 担当者との相性をチェックする
  5. アフターフォローの充実性を確認する

1:見積もり比較を行う(最低“3社”以上)

外構工事の料金設定は一見複雑ですが、適正価格を見極めるコツがあります。

最低3社以上から見積もりを取得し、中間的な価格帯の業者に注目しましょう

1社だけだと、その金額が妥当なのか判断できません。3社並べれば、「極端に高い・安い」がはっきりして、中間価格帯の業者が見えてきます。

見積もり内訳を細かくチェックし、不明点は躊躇せずに質問することが大切です。

また、工務店やハウスメーカー経由の場合、3~4割のマージンが上乗せされる可能性があるため注意が必要です。

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2:できるだけ「自社施工」業者を選ぶ(中間マージンがないため)

自社施工にこだわる業者を選ぶことで、様々なメリットが得られます。

中間マージンがないため施工費用を抑えられるほか、職人との意思疎通が図りやすく、工事内容の変更や不明点への対応が素早くなります。

設計から施工まで一貫して対応できるため、お客様の要望に柔軟に対応できるのが大きな強みです

また、品質管理も徹底しやすいため、高品質な仕上がりが期待できます。

自社施工の業者を選ぶことで、費用と品質の両立を図ることができるでしょう。

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3:「パース」を作成してもらい、デザインを比較検討する

パース(完成予想図)を活用することで、完成イメージを具体的に把握できます。

図面だけだと平面的でイメージしにくいですが、パースがあれば立体的な仕上がりが分かります。

パースを確認する際は、機能性とデザイン性のバランス、将来的な変更や拡張の可能性などを考慮しているかがポイントです。

優れた業者は、単にお客様の要望を形にするだけでなく、プロの視点から改善点や新たな提案を行います。

「その発想はなかった!」と思える提案をしてくれる業者は、ポイントかもしれません。

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4:担当者との「相性」も大切!

外構工事で失敗したくないなら、担当者とのコミュニケーションが円滑であることが、重要です。
(コミュニケーション不足が原因で、あとから「ココが違っていた」ということはよくある話です)

コミュニケーション能力の見極めポイントとしては、以下が挙げられます。

  • 「初回打ち合わせ」での対応や説明の丁寧さ
  • 質問への回答の速さと的確さ
  • 専門用語をわかりやすく説明する能力
  • お客様の要望を積極的に聞き出そうとする姿勢

優れた外構の設計士・営業は、技術力だけでなくコミュニケーション能力も高いものです。

お客様の要望を正確に理解し、それを形にする能力を持った業者を選ぶことが、満足度の高い外構工事につながります。

5:「アフターフォローの充実性」もチェック!(点検・トラブル対応など)

外構工事後のサポート体制もポイントです。

充実したアフターフォローの特徴として、

  • 明確な保証内容(期間、対象範囲など)
  • 定期的な点検サービスの有無
  • トラブル発生時の素早い対応体制
  • 施工後の相談窓口の設置

などが挙げられます。

外構は、家づくりと違って、「何年点検」というものは一般的にはないため、「万が一の事態に対応してもらえる保証体制」があると安心ですよね。

長期的な視点で安心できる業者を選ぶことが、将来的なトラブルを防ぎます。

 

以上の5つのポイントを検討することで、信頼できる外構工事の専門業者を見つけることができます。

価格だけでなく、品質、デザイン力、コミュニケーション能力、そしてアフターフォローまで総合的に評価することが大切です。

こんな業者は要注意!避けるべき3つの特徴

業者選びでは、「選ぶべきポイント」と同じくらい「避けるべきポイント」も知っておくことが大切です。

以下のような特徴がある業者には注意しましょう。

即座に大幅値引きを提示する業者

見積もり時に、交渉するとすぐに大幅な値引きを提示する業者には注意が必要です。

たとえば、500万円の見積もりが「今日契約なら400万円にします」と言われるケースです。

このような業者は、最初から高めの見積もりを出して値引き交渉の余地を残しているか、値引き後の価格でも利益を確保できるよう品質を落としている可能性があります。

いずれにせよ、適正な価格設定とは言えず、信頼性に欠けます。

「他社の図面が欲しい」と言われるケース

他社の図面を要求する業者は、自社でデザインする能力が不足している可能性があります。

信頼できる外構業者なら、ヒアリングした内容をもとにゼロからオリジナルの提案をするのが当然です。

他社の図面に頼る業者は、独自の提案力やデザイン力が乏しく、あなたの敷地やライフスタイルに最適化された外構を実現できない可能性が高いです。

安易に他社の真似をする業者は避けるべきでしょう。

(そもそも、図面やデザインを他社に持ち込む行為は、外構業者では禁じられているケースが多いです)

契約を過度に急かしたり、不透明な条件を提示する業者

「今すぐ決めてください」「今日だけの特別価格です」などと、検討時間を与えずに契約を急かす業者は避けましょう

優良な業者は、お客様が納得するまで時間をかけて説明し、他社と比較検討することも推奨します。

急かす業者は、冷静に比較されると不利になることを知っているため、焦らせて契約させようとしている可能性があります。

また、見積もりの内訳が不明確だったり、支払い条件が曖昧だったり、質問にはっきり答えない業者も要注意です。

誠実な業者は、どんな質問にも丁寧に答え、契約内容を明確にしてくれます。

契約前に必ず確認すべき3つのポイント

契約書にサインする前に、必ず以下の3つのポイントを確認しましょう。

  1. 契約書の記載内容を細かく確認
  2. 支払いスケジュールと方法
  3. キャンセル時の取り扱い

1. 契約書の記載内容を細かく確認

契約書は、工事完了後のトラブルを防ぐためのもっとも重要な証拠書類です。

口約束や打ち合わせメモだけでは、「言った・言わない」の水掛け論になりやすく、万一トラブルが発生した際に法的な証拠として認められません。

契約書に明記されていない内容は「やってもらえなかった」「追加費用を請求された」というトラブルの原因になります。

工事請負契約書には、以下の項目が明記されているか必ず確認してください。

  1. 工事内容・仕様:何をどこまでやるかが明記されているか
  2. 工事代金と内訳:金額に誤りがないか
  3. 工期:工事開始日と完了予定日が明記されているか
  4. 保証内容:施工後の保証について記載があるか

重要なのは、署名・捺印してしまったら契約内容がすべてということです。

後から「聞いていない」と言っても通用しないため、不明点は契約前に必ず確認しましょう。

2. 支払いスケジュールと方法

一般的な支払いスケジュールは、着工前に契約金として全体の30~50%程度を支払い、完成引渡し後に残代金を支払う2回払いが多いです。

工事規模が大きい場合は、契約時・着工時・中間・完工時の4回払いになることもあります。

全額前払いは非常にリスクが高いため、絶対に避けましょう。

全額前払いの場合、業者が工事途中で倒産したり、手抜き工事をされても施主側に交渉材料がなくなります。

必ず「完成引渡し後に一定額を支払う」スケジュールにし、完成前に全額支払わないようにしてください。

また、各支払い時には必ず領収証を発行してもらい、大切に保管しましょう。

3. キャンセル時の取り扱い

キャンセル時の取り扱いについても、契約前に必ず確認しておきましょう。

工事請負契約は、着工前であれば施主の都合で解除できますが、「解除できる=ノーペナルティ」とは違います。

一般的には、着工前なら工事代金の10~20%程度のキャンセル料を請求される例が多いです。

これは、図面作成や材料発注などの準備作業にかかった実費を補填するためです。

着工後のキャンセルは、すでに施工した部分の代金に加え、発注済みの材料費や職人の手配費用なども請求されるため、さらに高額になります。

契約書には「解除条件」「キャンセル料の計算方法」が明記されているはずなので、契約前にしっかり確認し、納得した上でサインしましょう。

外構工事業者選びのよくある質問(FAQ)

外構業者選びでよくある質問にお答えします。

Q1:初回相談では何を準備すべき?

A: 敷地図面、イメージ写真、予算、優先ポイントを準備しましょう。

具体的には、InstagramやPinterestなどで保存した理想の外構写真、おおよその予算額、デザイン・機能・コストのうち何を優先するかを明確にしておくとスムーズです。

こうした準備があると、業者側もより具体的で精度の高い提案が可能になります。

特に、イメージ写真は「言葉では伝えきれないニュアンス」を共有するのに役立ちます。

Q2:相見積もりを取っていることは業者に伝えるべき?

A: はい、伝えましょう。

誠実な業者なら理解してくれますし、むしろ競争意識から良い提案を引き出せることもあります。

「3社から見積もりを取って比較検討しています」と正直に伝えましょう。

逆に、相見積もりを嫌がる業者は、比較されると不利になることを自覚している可能性があります。

Q3:断り方はどうすれば良い?

A: 他社に決めた旨を電話かメールで伝えましょう。

理由を詳しく説明する必要はありません。

断りづらいからと放置すると、業者に迷惑がかかります。早めに誠実に伝えましょう。

優良な業者であれば、断られても丁寧に対応してくれますし、将来的に別の機会で相談することもあるかもしれません。

まとめ:岐阜・愛知で外構工事業者をお探しなら、達匠にお声がけください

業者選びで失敗しないためには、事前準備から契約まで、それぞれの段階で押さえるべき点があります。

この記事のまとめ
  • 事前準備で予算とイメージを明確にする
  • 最低3社以上から見積もりを取る
  • 自社施工業者を選ぶ(中間マージンをカット)
  • パース(完成予想図)で仕上がりイメージを確認する
  • 契約前に契約書、支払い条件、キャンセル時の取り扱いを確認する

達匠では、累計5,000件以上の施工実績と、LIXILエクステリアコンテスト6年連続受賞(2024年も金賞・銀賞)のデザイン力で、岐阜・愛知エリアのお客様の外構づくりをサポートしています。

営業・設計・施工を自社で完結させているため、中間マージンがなく、同じ予算でより質の高い外構を実現できます。

相見積もりも大歓迎ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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